ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
タイトル通りのお話。
察した人はたぶんこの小説のあとがきと前書きを
良く読んでいる人だと思うゾ。
読者からのダース・モール(偽)と
グリーヴァス(偽)を見たいというコメントの
多さに草。
月一だったらやるかもしれんゾ。
(けものフレンズ、女装艦娘、女装子小説が
あるから。)
やるとしたら設定を練り直してから
書くことになるゾ。
(SAOとFATEに関してリサーチしつつ執筆
になる模様)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
ぱちり、と目を覚ます。
幾重にもわたる転生を繰り返し、
そして再び死んだはずの俺は、
懐かしい場所に来ていた。
真っ白な部屋。
そして、そこには今までに転生した
転生者達の写真が壁に飾られている。
その一角にある、俺の写真と
特典名。
思わず笑った。
(・・・あいも変わらずの不細工顔だな。)
こんな顔でよくウィッチ達から惚れられたものだ。
そう思って自重しながら進んでいると、
ドアが見えた。
右手でドアノブを掴み、ゆっくりと押し中に入る。
「オラッ!!死ねっ!!モールのセイバー・スローを喰らえヤァっ!!」
「四刀流じゃあああっ!!」
・・・なんか、ダース・モールとグリーヴァスが
PS4で「スター・ウォーズバトルフロント2」をやっているのが見える。
ん、幻覚かなと思って右手でマスクの目のあたりをこすって
もう一度目を開いて見ても消えない。
そして、まばたきした次の瞬間、2人の姿一瞬、
俺の唯一の親友たちの姿に変わる。
「・・・・あ・・。」
そして、壁に写真が飾ってあることに気が付き
写真を見ると、2人の顔と、特典名が写っていた。
「ジュヨー使いのモールに勝てるわけがないだろっ!!」
「こっちは設定上モールより強いドゥークーから剣技を教わっているんだよぉっ!!
・・・ん?」
俺の視線に気が付いたのか、グリーヴァスが俺の方を見てくる。
「ん?どうし・・・。」
それに気が付いたダース・モールが一緒に振り返ってくる。
「・・・ああ、やっと来たのか。・・・遅いぞ。」
「・・・久しぶり。」
「・・・ああ。」
体感時間にして、数百年ぶりの再会は、
スター・ウォーズのテーマがBGMという
なんとも俺たちらしいものであった。
◆
「・・・・お前たちも転生したのか?」
ゲームをやめ、一緒にテーブルに置いてある
まんじゅうとお茶をいただきながら二人に
話しかける。
モールが疲れたような表情でつぶやく。
「・・・・憧れのキャラの力をもってな。
・・・もちろん、俺はダース・モールで
こいつが・・・。」
「グリーヴァス将軍さ!!ほら!!しかも
肺がつぶれる前の全盛期バージョンだよ!!」
よっぽど見せびらかしたくて仕方なかったのか、
四刀流を展開していろいろなフォームを
披露するグリーヴァス。
その隣でダブル・ツイン・ライトセーバーを
展開しジュヨーの構えをとるモール。
ふふん、と自慢する二人の前に俺も
とあるものを見せつける。
スター・ウォーズに詳しい奴なら知っている
特殊なライトセイバーを。
2人が目を見開いて声をあげる。
「おまっ・・!!それ、ダーク・ライト・セイバーじゃねえか!?」
「おおっ・・!!外伝アニメのクローン・ウォーズと反乱者達に
出てきたマンダロア出身のジェダイ、ター・ヴィズラが1000年前に
作って、使っていたセイバーだね!!・・・・俺のコレクションに
加えたいんだけど・・。」
「ダメに決まってんだろ。」
さすがに知っていたのか、ものほしそうな顔つきで
ダーク・ライトセイバーを見てくる2人。
しかし、これはそもそも俺が作ったものだ。
そう伝えて断ると、2人はさっさと諦める。
「・・・ま、仕方ない。俺も弟子のために
もう何本かセイバーを作ったりしているから
自分で作れないかやってみるわ。」
「・・・俺はそもそもライトセイバーを
作れないんだけど・・・。」
「目の前にいる真赤な鬼を倒して赤い
ライトセイバーを奪えばいいんじゃないか?」
「おい、コラ。」
グリーヴァス将軍はライトセイバーをコレクションしているという
設定があるので、赤いライトセイバーを手に入れてみるのは
どうかと提案した。
モールが若干マジ切れ気味で怒っているのでジョークだ、と
落ち着かせ、2人にその後の人生について聴いてみることに。
「モールはどんな世界に行ったんだ?」
「俺か?・・・・VRが存在する世界って言ったら驚くか?」
「マジで!?」
モールの言葉にウッキウキで尋ねるグリーヴァス。
「え?!じゃあ、ライトセイバー分回し放題で、
仮想的にヨーダやシディアス卿とも戦えるの!?」
「・・・あの2人はやばかった・・・。マジで・・。
メイスと全盛期アナキンは剣技だけならもっと上だったし・・。」
なぜか遠い目をして、過去を思い返すモール。
ジュヨーを習得したということは、7つあるフォームを全て
極めたということであり、相当な実力を持っているということでもある。
俺の場合はフォースも使えないから、適当に剣を振り回している
だけである。
ジェットパックとブラスターを併用して戦うので
不足はないが。
「ま、その面々より弱いとはいえ、マジでフォース使えないと
勝てないようなチートがいたしな。」
「・・・それって人間なのか?」
「・・・少なくとも、俺は人間だと思っている。」
まるで、ダース・モールの魅力を語る時のような
イキイキとした顔つきでそういう彼は心から人生を
楽しんだように感じられた。
続いて、グリーヴァスに尋ねる。
「グリーヴァスは?」
「・・・・たいへんだったなー。」
四本腕を展開したまま
体育座りし、体をがくがくと震わせ始める。
「・・・古代に飛ばされ、メソポタミア、インダス、
インド、ブリテン・・・ありとあらゆる時代の相手と
あってきた。・・・・ほとんどの偉人たちと
知り合いになったんだよなー。・・・・なー。」
「お、おう。」
「・・・色んな時代に飛ぶのって、ほんと
格安の旅行ツアー並みにしんどかったなぁ・・。
エコノミー症候群になりそう。」
こいつに一体何があったのだろうか。
基本、明るいところは変わっていないが、
何というか新婚生活2年目くらいのサラリーマンの
ような哀愁を背中から感じた。
場の重々しい空気を変えようと、
口下手なほうのモールが必死に
話題をそらす。
「・・・ところで。ボバはどうだったんだ?」
「俺か?俺は・・・・。」
脳裏に浮かんでくるウィッチ達との記憶。
腹を刺され、肩を撃ち抜かれ、背中に刻印を刻まれ、
筋肉弛緩剤で体の自由を奪われ、そして
絞り殺されたこともあった。
内またでがくがくと膝を震わせながら
精一杯の虚勢を張って言う。
「・・・しあわせだったぞ。」
(・・・・嘘だな。)
(・・・嘘なんだろうなぁ。)
妙なシンパシーを二人から感じた。
「・・・・お前らもなのか?」
俺の問いに2人は静かに頷く。
「・・・・お互い、愛が重い相手だと
大変だな。」
「・・・・そうだな。」
「・・・・うん。」
まんじゅうとお茶を肴に、
それぞれの伴侶たち(強制)について
愚痴りあった。
◆
「ところで、ここは一体どこなんだ?」
「さあ?」
「気が付いたら俺たちもここにいてな。
・・・あ、ちなみに先にグリーヴァスのほうが
来ていたぞ。俺は二番目。」
「そうか。」
ぽりぽりとマスクの後頭部を右手で掻く。
最初に転生した時も、
転生を繰り返すたびに来ていた場所にも
似ていた。
ということは・・・。
『あー。テステス。』
突然、声が部屋に響く
即座に抜刀し、ジュヨーの構えをとるモールと、
四刀流を展開し、腕をぶんぶんと振り回すグリーヴァス。
俺も二人の背中を守るように左手にブラスターを
右手にダーク・ライト・セイバーを構えて
あたりを伺う。
『はっはっは。そんなにおびえなくっても大丈夫だよ。』
白い光がぽう、と俺たちの前に姿を表す。
ますます警戒する俺たちの姿を見て、
あれ?と惚けた声を出す白い光。
「・・・あ、ごめんごめん、これならどうかな?」
すると、白い光がダース・ベイダーの姿に変わる。
「「「!?」」」
スター・ウォーズで一番有名な悪役。
おなじみのあの呼吸音もしっかりと
再現されていた。
ひらひらと漂う黒のマントがその
威圧感を増長させていた。
「お。ちょっと警戒が緩くなったね。
・・・・初めまして。僕の名前はダース・ベイダー。
-----元、君たちと同じ転生者さ。」
かくして、物語は続く。
ダース・モール(偽)「そういえば外伝のクローン・ウォーズだとダース・
モールがダーク・ライト・セイバーの持ち主であるプレ・ヴィズラを
倒してダーク・ライト・セイバーを奪っているんだよな。・・・・・・。」
ボバ(偽)「何を言って・・・おい。無言でライトセイバーを構えるんじゃない。」
グリーヴァス(偽)「・・・・・・・。」
ボバ(偽)「四刀流を展開しながら近づいてくるな!!」
彼らがいる場所はいわゆるひとつの到達点だゾ。
これに関してはおいおい。
ちなみに、お互いに時間にして1000年ぶりくらいの
再会だゾ。
・・・この3人には共通点があってだな・・・。
ヒント:ヒロイン⇒愛が⇒重い
あっ(察し)
感想は全部読んで、全部返信しているから
安心して書くといいゾ。
感想、くれ。
KEY(ドM)