ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
本編は残り20話くらいだゾ。
ストパンって改めてみると
ものすごい緻密に考えられた
設定とキャラクターたちなんだなぁ、と
二次創作を書いてみてわかったこの頃。
読者からのミーナかわいい、という
一致団結したコメントに草。
さんをつけろよ閲覧者野郎(金田並感)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「・・・俺への贈り物?」
『うん、そうだよ。』
ガランドの言葉に思わず返す。
ちらりと横にいる彼女たちを見ると、
芳佳とリーネが仲良く談笑しており、
美緒とミーナはこれからどこに行こうか
楽しそうに予定決めをしている。
司令室の電話で受けた
ガランドからの情報。
ミーナはこのことを既に知っているのだろうか。
しかし、見た感じそうした雰囲気はなく、
本当に俺くらいしか知らないようである。
美緒たちに背を向け、小声でガランドに
話しかける。
「・・・・それは一体何なんだ?」
『・・・ふふふー。着いてからのお楽しみさ♡』
ぞくり、と背筋に冷たいモノが這い寄る。
ちん、と思わず電話を切る。
彼女の過去の言動を思い返す。
----『ねえねえ。一緒に私の部屋で極上の
ワインを一緒に飲まないかい?』
----『子供、ほしいんだよね。』
----『少しくらい、年がいっていても、
気にしないでいてくれるかな?』
(・・・・いやいやいや。・・・・いやいやいやいやいや。)
ぶんぶん、と頭を振ってそれはない、それはないはずと
自分の考えを追い払うように必死に否定する。
彼女はカールスラントの上級将校であり、
501の実質的な最高司令官でもある。
だから、その権力を使えば
今は彼女の下についている扱いの
俺にも多少の無茶な要求は通せるはずだ。
「あら?話は終わったの?」
後からにゅっと顔を出して覗き込んでいる
ミーナ。
気取られないよう、真顔で返す。
「・・・ああ。ところで、今日のお昼は?」
「私が作ったぞ!」
美緒が胸を張ってそういう。
・・・・美緒が、料理を?
「・・・・なんだ、その眼は。・・・おい、
宮藤、リーネ、なぜおまえたちも目を・・・
ミーナまで!?」
司令室に彼女の叫び声が響いた。
◆
食堂で、美緒のデスクッキングを堪能し、
死者が続出するという事件から数時間後。
色んな意味でタフな芳佳、ミーナ、美緒の
3人で模擬戦をすることに。
他のウィッチ達は美緒の料理を食べるなり
ベッドの上で物言わぬ躯と化し、
ペリーヌは完食してしまって特に重症であった。
「・・・・やはり、醤油を入れた方がよかったか?」
「・・・美緒。次からは一緒に作ろうな・・・・。」
「?!ほ、ほんとか!?・・・き、貴様がそういうのなら
仕方ないな!!・・・ふふ。」
ミーナと芳佳にジト目で見られていることに気が付いた
美緒がおほん、と咳ばらいをし、木剣を地面に刺して言う。
「ミーナ。たまにはお前も戦った方がいいだろう。」
「・・・そうね。デスクワークが続いているし・・・。」
「え。」
意気揚々と自分の愛銃を掲げて魔力を展開し始めるミーナ。
耳と尻尾がせわしなく動いており、飼い主に構ってもらえて
喜ぶ犬のように見える。
「宮藤。お前はボバとだ。」
「・・・え。えーーー!?」
驚いた声をあげ、手をぶんぶんと振って
悲壮な表情を浮かべる芳佳。
「む、無理ですよぉ!まだ、ブランクが
抜け切ってもいないですし!」
そんな彼女の耳元で美緒が何かをぼそっと
ささやく。
あわてていた芳佳が突然、無表情で
美緒を睨み始める。
体の震えが収まらない。
最近寒いからだな、と結論づけて
ミーナの方を見ると指でばってんを作って
止めるのは無理、とジェスチャーしてくる。
「・・・さっきの約束、本当ですね?」
「・・・ああ。いいぞ。私はこいつが
勝つ方に賭けるからな。」
そういって、背中から美緒が抱き着いてくる。
豊満な胸が背中に当たって変形しているのがわかる。
甘い香りが鼻に届き、ぐらっと来ると
正面にいた芳佳が今まで見たこともない
険しい形相でこちらを見ているのに気が付く。
ひゅん、と玉ヒュンしていると
おほん、と美緒みたいに咳払いをした
ミーナが仕切りなおす。
「・・・双方準備はいいかしら。」
「いつでも。」
「・・・・。」
何も言わずに俺をじっと見つめてくる彼女。
怖いとかいうレベルではない。
不意に、彼女との思い出が部分的によみがえってきた。
---ガリア解放時に別れックスして、絞り殺されたときのこと。
---501の再結成時に、彼女に薬を盛られて絞り殺されたときのこと。
---501が再び解散するときに『赤ちゃん、ほしいです・・・。』と迫られて
延々とセックスし、絞り殺されたときのこと。
あれ?絞り殺されたときの場面しか思い浮かんでこないぞ?
負けたら一体どうなるのか。
震える手でペイント弾が入った銃を握り締め、
構える。
「・・・はじめっ!!」
ミーナの号令がかかった。
◆
「・・で、どうだった?」
「・・・明らかに不調だな。」
そう聴いてくる美緒に応える。
・・・俺の膝枕でだらしない表情を浮かべて
寝ている彼女の顔を見ていると、何だかどきりと
してくるので目をそらしつつ話す。
「芳佳は、不調だ。・・・あれじゃ、誰が相手でも勝てない。」
「・・・・そうか。」
ふう、と美緒が息を漏らす。
司令室のソファーの柔らかさが心地いい。
「・・・・・。」
ミーナがものほしそうな顔つきで指を
咥えてこちらを見ているのを無視しつつ、
彼女に聴く。
「近々、ネウロイ掃討作戦のために扶桑皇国から
大艦隊の援軍が来るんだろう?」
「ああ。・・・我が扶桑皇国が誇る、戦艦大和も来るぞ!」
嬉しそうな声ではしゃぐ美緒。
扶桑軍人として、同じ扶桑の軍隊と共にネウロイと
戦えるのが嬉しいのか。
そういえば作戦を聴いた芳佳も嬉しそうな声を
あげていた気がする。
かつて日本人だった軍事知識に詳しくない俺でさえ
知っている有名な戦艦である。
だが、どうも扶桑皇国の軍部にはいい感じを持てない。
----扶桑海事変で圭子、章香、敏子たちを結果的に
危機にさらしたあいつらは。
「・・・おい、どうした?凄い顔をしているぞ・・・?」
美緒の声ではっと我に返る。
・・・やめだ。あの一件は当の昔に
終わったことである。
それよりも、今は来たるべき
作戦に向けて準備をしておく方が先だ。
すっと立ち上がると、美緒が名残惜しそうに
あっ・・、という声を出す。
そのことに彼女自身が気が付いたのか、
はたまた、俺と他のウィッチであるミーナに
そんな姿を見られて恥ずかしかったのか
顔を赤く染めている。
「・・・・。」
「・・・・あー。・・・ああ。そういう
ところが魅力的なんだよなぁ。」
思わずつぶやいた声に彼女はますます顔を赤く
火照らせた。
「・・・ところで、他のウィッチ達は大丈夫なのか?」
「・・・だ、大丈夫だと・・・思うぞ。」
自身の料理が原因であることを自覚しているからか
先ほどとは違う意味で羞恥に悶える美緒。
そういえば美緒は勉強、武道ばっかりで
料理とかは経験がなかったなぁ、と遠い目で
女子力が高い我が妹を思い出した。
「兄さん!ありがとう!」
「どうした、ケイ?」
「なんか兄さんが思わず
キスしたくなるようなことを言ってくれた
気がして。」
「・・・・ほう。」
(えーと。・・・ハンナとケイのブロマイドと・・・。
・・・・わ、私のを渡しても喜んでもらえると
いいなぁ・・・・。)
どこかで出立の準備をしている魔女たちが
電波を受信したのは特に意味はない。
502⇒やばい
504⇒やばくな・・・・やばい(確信)
505⇒ゴロプは最近、射撃訓練に精を出しているようです。
506⇒共通の目的によって手を組む乙女たち
507⇒ウルスラ
501⇒天国(文字通り)
やっぱり、501が天国だったんや(確信)
感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。
感想くれ。
れ。
KEY(ドM)