ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
今回は10話あたりの話だゾ。
タイトル通りやで(震え声)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
なんだか最近、みんなの様子がおかしいような気がする。
食堂で皆と一緒に食事をする。
周りをちらりと横目で見ると
そこには、いつも通り皆が
談笑している景色があった。
が、そわそわして落ち着きが
無いように感じる。
気のせいか、はたまた・・・・
隊長格である美緒とミーナに目線を
そっと向けると、2人が目をそらした。
(・・・何か隠しているな?)
調べるか。
そう思った俺は、とりあえず目の前の食事をまず
食べきることにした。
◆
「・・・・と、いうわけで今回の作戦に
参加することになった・・・。」
「ハンナ・ユスティーナ・マルセイユだ。
よろしくな。」
ゴーグルをつけたブロンドヘアーの
女性が作戦室の椅子に座っている501の
面々にそう挨拶する。
芳佳がマルセイユの写真が載っている
雑誌をめくっていき、すごーい、
とその撃墜数や経歴に目を見張る。
「撃墜数、200!?スーパーエースじゃないですか!」
「すごいねー。」
そう感嘆の声を漏らす芳佳とリーネに
気分をよくしたマルセイユはふふん、と胸を張る。
たいして、バルクホルンは腕を組んで目をつむり、
エーリカは「うわ・・・。本当に昔から
変わってないなぁ・・・。」とだるそうに
机に突っ伏す。
周りの面々もそれぞれが彼女に畏敬の
視線を注ぐ中、ミーナが作戦の内容に
関して話していく。
「今回、501側から一人、彼女と二人で組んで
ネウロイのコアを破壊しに行ってもらいます。
・・・・ハルトマン中尉。」
「・・・・え?」
他のことをぼーっと考えていた
エーリカがミーナの声に反応して振り返る。
周りの面々からも視線が集まっている
ことに気が付いた彼女は、自分を指さす。
ミーナがこくり、と頷くと再びうなだれる。
「・・・・えー。・・・・・。」
「・・・・・。」
いつもなら注意するバルクホルンは
沈黙を保っていた。
そんな彼女をあざ笑うかのように
マルセイユが挑発する。
「・・・・どうした?自分が
立候補もしないのか?」
「・・・・ふ。」
勝ち誇った笑みを浮かべる彼女に
マルセイユはスッと目を細める。
「・・・撃墜数200?ハッ。そんな小さな
事にこだわっているから本当に大切な
獲物を逃がすんだよ。」
「・・・・・。」
瞳孔が開くマルセイユ。
つかつかとバルクホルンの近くまで
歩み寄る。
待っていたとばかりに
牙をむき出しにしてにいいと笑いつつ
バルクホルンが立ち上がり魔法を展開する。
取っ組み合い、押しあう二人。
作戦室に暴風が吹き荒れる。
「ちょちょちょちょっ!!」
「外でやれーーーっ!!」
慌てる声や、止めようとする声。
しかし、それでも止まらない二人を
より大きな声が静止する。
「・・・・・こらっ!!」
その声を聴いたマルセイユはバルクホルンから
手を離し、声のした方を向く。
「・・・・ケイ。」
「だめでしょ?喧嘩しちゃ。」
扶桑の服を来て、赤いマフラーを
身に着けたショーカットのウィッチが
そこに立っていた。
「・・・・・うふふふふ。」
その後ろには、金髪の肩まで伸ばした髪を持つ
ウィッチ、ライーサ・ベットゲンが
極上の笑みを浮かべながら立っていた。
「だせっ!!おいいいいっ!!」
地下で収容される男の声が牢屋に響き渡る。
時は少し前にさかのぼる。
◆
「え?ついてきてほしいところがある?」
「ええ。」
書庫室で本を読んでいると
ミーナからそう話しかけられる。
後にはミーナとバルクホルンが立っており、
同じくどこか怪しい笑みを浮かべていた。
まさか、また酔っぱらったんじゃないだろうな、
と3人を警戒しつつも、膝の上に乗っかって
一緒に本を読んでいるルッキーニの頭を
撫でると、彼女が幸せそうな声をあげる。
「・・・・ちょっと一緒に来てくれないかしら?」
「ええー?もっと一緒にいたいのにー。」
ぶーぶーと抗議するルッキーニの
頭をなでながら立ち上がる。
「・・・・あとでもっと一緒にいてやるから。」
「ほんと?わーい♡」
手を振って、笑顔で俺を見送る彼女を背に、
部屋を出る。
「・・・・ッチ。」
スタスタと歩く彼女の後ろについていく。
後には、バルクホルンと美緒がなぜか
しっかりと俺をマークしていた。
「・・・・なんだ?」
「いや、なんでもないぞ?」
「そうだ。」
俺の言葉にしたり顔でそういう2人。
どうも怪しい。
地下室に入っていく俺たち。
なんだか嫌な予感がしてくる。
だが、証拠も特にないので
気にせずに進むとものすごく厳重そうな
扉があった。
「ふんっ!!」
魔法を展開し、重い鉄のドアを開ける彼女。
ぎぎぎ、という重厚な音を立てながら
ドアが開かれる。
「さ、入って。」
先に入るミーナ。
それに続く俺と、その後ろに
ついてくる美緒とバルクホルン。
再び、バルクホルンが怪力を発動し、
ドアを閉める。
中は、10畳ぐらいの石造りの部屋であり、
他の部屋に通じているのかドアが更に
二つついていた。
ベッドと机が置かれている。
「あなたにお願いがあるの。」
ぼすんとベッドに腰掛け、
足を組み替えてそういうミーナ。
「・・・・なんだ?」
「ちょっと眠ってて。」
ぞくり、と本能が飛べ、
と警告する。
その場を離れると
魔力を発動したバルクホルンが
俺の背中から飛び掛かってきたのを
かろうじて避ける。
「・・・なんのつもりだ?」
俺がそういうと答える美緒とバルクホルン。
「・・・仕方がないことなんだ。」
「・・・・ああ。」
「一体なんの・・・。」
後ろにいた2人ばかりに気を取られていた
俺は後ろにいたミーナに足を払われ、
ミーナに背中から組み付かれつつ
ベッドに押し倒される。
「今よっ!!」
「ふんっ!!」
「ぐがっ・・・・。」
バルクホルンの拳がマスクに当たる。
ダメージはないもののマスクが揺れて
三半規管がぐわんぐわんと鳴らされ
意識が朦朧とする。
マスクを美緒に外されぷすり、と注射器を
首元に刺される。
「何を・・・。」
「ごめんね・・・・。でも、本当にちょっとだけの
辛抱だから・・・。」
502の時のように監禁されるのか。
朦朧とする中、舌をかんだ方がいいだろうか
迷いつつ、意識を手放した。
◆
地下室に閉じ込められた男がドアにタックル
していた時、食堂ではアフリカから来た
3人のウィッチを加えて軽い歓迎会を
おこなっていた。
「圭子さんって扶桑海事変を解決された方ですよねっ!!
同じ扶桑のウィッチとして憧れです!!」
「私はそのころ、まだまだひよっこだったなぁ。
加東殿は私の大先輩でもありますよ。」
「ふふふ。ありがとう。2人とも。」
和気あいあいとした雰囲気で話す
芳佳と美緒、そして圭子。
同じ扶桑出身ということも相まって
話が弾むテーブルとは別に、
マルセイユ、ライーサが
いるほうのテーブルは沈黙していた。
「・・・・・。」
「・・・・・。」
真顔のマルセイユは黙々と芳佳たちが
作った料理を食べているのにたいして、
ライーサは何を考えているのかずっと
笑顔を浮かべている。
エーリカも同じく薄い笑顔を浮かべており、
バルクホルンも仏頂面でマルセイユの隣で
食事をしていた。
「・・・・・面白い話でもふれよ、堅物。」
「・・・・なんか言ったか、尻軽。」
お互いに険悪な雰囲気を隠そうともせずに
罵りあう2人。
「・・・・ふふふ。」
「・・・なに?」
エーリカに笑顔を向けるライーサを
訝しんだ彼女に、なんでもないですよ、
と返すライーサ。
他の501の面々は好き勝手に話し合っていた。
「・・・ところで、聴きたいことがあるの。」
今まで美緒、芳佳たちと話していた
圭子が写真を取り出してそれを
見せつける。
----隅っこに、501の彼女たちが
良く知る男が映る写真を。
「・・・・・この人を探しているんだけど、
知らないかしら?」
女同士の戦いが始まった。
「あ、トイレと風呂もついてる。・・・お、
雑誌もあるじゃないか。」
ミーナ達がこしらえた部屋で娯楽にふけっていた
男は脱出することも忘れてベッドで寝ながら
雑誌を読んでいた。
すぐ、真上で行われている女同士の
修羅場に気づくこともなく。
アフリカ組が来ると聞いて、作戦が
終わるまで彼を隠しておこう、と
考えた501の面々。
502と違ってセックスするだけの生活に
していないとはいえ、監禁には変わり
ないんだよなぁ(白目)
ボバの首には首輪(ガチ)がつけられているゾ。
アフリカ組の襲来を喜ぶ声に草。
感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。
感想くれ。
れ。
KEY(ドM)