※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

修羅場を喜ぶ声、ほんと草。

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


501統合戦闘航空団『ストライク・ウィッチーズ』へ りとらい! 【その17】(アフリカ組 しゅーらい! その2) 

「------なるほど。探し人を・・・ですか。」

 

食堂の空気が凍り、静寂が包まれる。

それを破ったのは圭子の隣にいた

美緒だった。

 

「・・・あいにく、わかりませんな。」

 

首を傾げながら顎を指で擦る。

思案にくれているようにも、

何かを観察しようとしているようにも見える。

 

「・・・・うふふ。もののついでよ。」

 

圭子もにこり、と笑いながら

美緒にそう返した。

 

対して、マルセイユは

 

 

「・・・・・。」

 

無表情。

 

どこまでも感情を感じさせない、

能面のようなその顔つきは何を

抑えようとしているのか。

 

 

ブロマイドや、雑誌の取材で表情

豊かに顔つきを変えていた彼女は

そこにはおらず、ただただ、一人の

女がいた。

 

「・・・・それは残念です。・・・彼は、

隊長の兄、なのですから。」

 

「・・・!?・・・・。」

 

ライーサの言葉によって、一瞬動揺し、

すぐにそれを抑える501の面々。

 

初めて知ったその事実は、彼女たちにとって

その態度を崩すには十分すぎる情報であった。

 

がたり、と3人が食堂の椅子から立ち上がる。

 

 

「・・・・ごちそうさまでした。おいしかったですよ?」

 

圭子がそうミーナにお礼を述べる。

 

「それはよかったです。」

「・・・・でも私は」

 

----もっとおいしいものを食べたいですね----。

 

薄く、ほんの少しだけ優越感が混じった

その表情に501の彼女たちは気づき、

---そして、挑発されたことも察した。

 

 

◆

 

「・・・・暇だ。」

 

ベッドで寝転がりながら読んでいた

雑誌をぽいっと投げ捨て、

枕に頭をどかっと乗せて仰向けで

横になる。

 

ここに幽閉されてから3日が経った。

 

食事も出るし、風呂とトイレも隣に

準備されているし、娯楽もある。

 

だからと言っても、ずっと部屋に

こもりっぱなしというのもさすがに

飽きてくる。

 

外に出て、新鮮な空気を吸いたい。

 

その時、頭の中に502でのひと時が

思い浮かぶ。

 

---口移し、ペッティング、首輪、薬、

ありとあらゆることをさせられ、身も心も

貪られたあの日々。

 

ムラムラとしてきたので近くにあったティッシュを手に取って

性処理をしようとすると、ドアがどんどん、とノックされる。

 

 

びくっと跳ねて、降ろそうとしていたズボンをあげて

そちらの方を見ると、ぎぎぎ、とドアが重々しい音を

立てて開けられる。

 

バルクホルン、ミーナ、エーリカが入ってきた。

 

「・・・・・あ、ごめんなさい。」

 

俺がナニをしようとしていたのか察した

ミーナが顔を赤くして目をそらし、

エーリカは「はへー。やっぱりおっきーい。」と

声を漏らしながらにやにやと笑みを浮かべ、

バルクホルンは「・・・・。」顔を真赤にして

体をもじもじとさせている。

 

 

気まずい空気を払しょくしようと何事も

なかったように、彼女たちに声を掛ける。

 

「・・・あー。どうした?」

「・・・いえ、ちょっと様子を見に来ただけよ。」

「?そうか。」

 

心配そうな声でそういうミーナに疑問が湧いたが、

気にせずにまたベッドで横になる。

 

その上にじゃれて乗っかってくるエーリカ。

バルクホルンは腕を組みつつも、

俺の方をちらちらと見ては何度も目線を

送ってきている。

 

ミーナは俺が使っている枕に

同じく自分の頭を乗せて寝っ転がってきた。

 

 

「・・・大丈夫だからね。」

「・・・・何がだ?」

「いえ、何も・・・・。」

 

シーツを自分とミーナにかぶせると

エーリカがその中にもぐりこんでくる。

 

バルクホルンはチラチラとこっちを見つつも、

恥ずかしいのか入ってこない。

 

電気はつけっぱだが、もうこのまま寝てしまうか。

 

うつらうつら、と眠くなり、その意識を手放した。

 

 

◆

 

 

「・・・ということでミーナ達はボバのところに行って見張っている。」

 

使われていない密室にて、501の面々を前に

そういう美緒。

 

両手で地面に突き立てている愛刀を握る手には

力がこもっていた。

 

「・・・あの。」

 

スッと、サーニャが手をあげる。

 

「なんだ?」

「・・・・アフリカの人たちはもうしばらくいるんですよね?

その間ずっとあの人を閉じ込めておくのって無理な気が・・・・。」

 

探知能力の高さを自負しているサーニャは自分でさえ

捕まえるのに骨が折れる彼が逃げ出すことを危惧していた。

 

 

---そして、自分とエイラの番になったら絞りとりつくすためにも、

アフリカの面々を近づけないようにする必要があった。

 

「いい質問だ。・・・・だからこそ、私たちが日替わりで

あいつのもとに行くのさ。」

 

にかっ、と笑う美緒に首を傾げる芳佳、リーネ、ペリーヌ。

 

たいして、ルッキーニや、シャーリー達は納得したのか

「あー、そういうことね。」とつぶやいた。

 

「・・・あいつは、ウィッチと一緒にいるときは逃げ出さない。

そうだろ?」

 

その言葉に501の面々は思い返す。

自分とベッドで寝たり、一緒にお出かけしているときは

なんだかんだ言って最後まで付き合ってくれていた

時のことを。

 

 

逃げるとしたら、一人っきりでウィッチがいないとき

だけなのだ。

 

だからこそ、常に傍に誰かがいれば、その誰かを

ないがしろにすることはない、という見方が

美緒とミーナの結論である。

 

「・・・・それに関してはわかったけどさー。

あの3人はどうするの?エーリカはずっとマルセイユと

一緒にいて、コンビを組めるよう共同生活をする

必要があるしさ。」

 

シャーリーが彼がいなくって拗ねているルッキーニの

頭を撫でながらソファーで足を組み替えつつ

そう聴く。

 

「極力、接触は最低限にする・・・。と、言いたいところだが。」

 

とん、とん、と指で地面に突き立てた愛刀を

叩きながら目をつぶって思案する。

 

すっと眼帯をつけていないほうの目を見開き

告げる。

 

「---虎穴に入らずんば虎子を得ず。・・・・情報を、抜き取るぞ。」

 

 

にいい、と、美緒は口角をつり上げて笑った。

 

 

◆

 

 

「さてはて、どうしますかねー。」

 

501基地の港にて、話す3人。

 

ライーサはふふふ、と余裕を崩さない

笑みを浮かべてそうつぶやいた。

 

「・・・・そうね。どうやら彼女たちは

私と兄さんの関係性は知らなかったみたいね。」

 

顎に手をあて、考える圭子。

 

自分の大切な相手の事を501は知っている。

その予想は確信へと代わり、彼女は

次の策を考える。

 

「・・・基地内をくまなく探してしまいたいが、

あまりうろうろしても奴らに警戒されるだろうな。」

 

基地の外観を眺め、マルセイユが言う。

いるとしたらどこに彼はいるのか?

先ほどからずっとそのことだけを考えていた。

 

 

「マイルズ少佐からも『絶対に彼のことについて

情報を得てきなさいっ!!』って念を押されてますからね。」

「・・・アフリカの戦線は押しあがっているはいえ、3人

一気に抜けるのもな。」

 

実はマイルズ少佐も此度、501に来ようとしていたが

さすがに圭子、マイルズの二人が一度に離れることを

上層部は容認しなかった。

 

結果的にマイルズはやけ酒で酔っぱらって

若干、愚痴っていたのだが、それは関係のない話である。

 

「・・・ライーサ。例の"協力者"からの情報は?」

「・・・最後に、502を出てからの足取りは

ここらへんであったと。・・・・504には見たところ

いなかったから、いるとしたら・・・・。」

「501よね?」

 

基地を見上げる3人。

ずっとずっと、思い焦がれていた相手との

対面を期待してここまでやってきたのである。

 

ロマーニャに関係のある統合戦闘航空団は

501、および504である。

 

504の内情も調べてある3人はここにいると

確信を持っていた。

 

「・・・・アフリカも、そろそろ"巣"を壊せそうなんだ。

さっさとあいつを連れ帰ってじっくり”愉しむ”としよう・・・。」

「・・・あら。ハンナ、悪いかおしてるよ?」

「・・・そういうライーサもね。」

 

かくして、女同士の戦いは続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・zzzz」

「・・・クー」

「・・スピー」

「・・・んんっ・・。」

 

当人は、呑気にエーリカ、ミーナ、バルクホルンと

昼寝をして、つかの間の幸せをかみしめていた。

 

 




ボバ(偽)「・・・・うーん・・・。」←3人に乗っかられてメイス・ウィンドウに
追いかけられる夢を見ている。

アフリカって502と同じくらいの激戦区だから
そこにいるウィッチ達も相当重いんだよなぁ・・・(震え声)


感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。

感想くれ。

れ。

KEY(ドM)
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