ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
今回はよくいる、ニコポ、ナデポ持ちのチート転生者が
やってきて、ウィッチ達を惚れさせていったら、という
話だゾ(洗脳効果がずっと続くとは言っていない。)
ボバ君!!
効果が出ているうちに南極に逃げよう!(提案)
アンチ・ヘイトやちょっとしたドロドロ注意。
あ、NTRはないから安心しろゾ(すっとぼけ)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「あ、あの・・・。よかったら今夜・・・。」
「あのあの!!えーっと・・・。」
「はっはっは。僕は嬉しいよ。」
ウィザードと呼ばれる魔力を持つ男性であり、
ウィッチ達を瞬く間に堕としていく人物がやってきた。
顔を赤らめて、その男性の元に群がるウィッチ達。
皆、嬉しそうにその人物に頭を撫でられたりしている。
かくいう、俺は前世のように、全く女っ気のない状態で
1人で飯を食っていた。
(・・・・・なんだかなぁ。)
思うところがないわけではない。
いきなり魔力を持った男が現れ、しかも
次々にウィッチが惚れていくというのだから
基地に居る他の男子達も嫉妬の目線をその男に
送っていた。
(いくらなんでも都合が良すぎやしないか・・・?)
女性しか魔力を持たない時代に突如現れた
男の救世主。
まるで、物語の主人公になるのが決まっていたかのような
スーパースターっぷりである。
男の経歴も気になる。
世界中に張り巡らした俺の情報網に引っかからず、
ウィッチ達の間で今まで全く話に出てこなかった
というだけでも相当怪しい。
----転生者。
俺の頭の中に、その単語が浮かび上がる。
「はい。ボバさん。」
「ん?ああ・・・。・・・芳佳?」
「はい。」
お茶がなくなった俺の急須にそっと継ぎ足してくれる
少女。宮藤芳佳。
てっきり、彼女もあの男の元に行っているとばかり
思っていたが、そうでもないらしい。
むしろ、その目線は何か汚らしいものを見るような
目つきであった。
「・・・・あー。芳佳?」
「はい。なんですか?」
「・・・いや、なんでもない。」
お前はあの中に加わらないのか。
そういいたくなるのを済んでのところでこらえた。
言えば、何か恐ろしい目にあいそうだったからである。
他のウィッチ達はあんなにキャーキャー騒いで
群がっているのに、芳佳は俺の隣に腰掛けて動こうとしない。
それが今の俺にとっては、ちょっぴり嬉しかった。
◆
---やった。
やったやったやったやったやった!!
俺はやり遂げた。
やり遂げたんだ!!
笑いが止まらず、思わずにやけそうになるのを唇を
噛んでこらえて、顔をゆがませる。
そんな変な表情を浮かべているというのに、
俺の周りにいるウィッチ達はあいも変わらず
俺に黄色い声援を送っている。
(ひひひひ!!ちょろいなぁww)
ふひっ、と変な笑いが漏れそうになるのを抑え、
ここに来るまでのことを思い出す。
『---転生?』
『うん。・・・・君、”ストライク・ウィッチ―ズ”って知っている?』
『!?』
知らないはずもなかった。
2008年にアニメ化され、人気を博し、映画化もされた
シリーズである。
空を飛ぶ少女と、異形の魔物、ネウロイとの戦いを描く
戦記物のコアな世界観の作品だ。
出てくる少女たちは皆、美女、美少女そろいのキレイどころ。
501のシャーリー、ゲルトルート、ルッキーニ、エイラ、
サーニャ、エーリカ、もっさん、ミーナ、ペリーヌ、
そして、宮藤に会える・・・?
あの、とてつもなく可愛らしいウィッチ達を
俺のモノにして、ハーレムを築き上げられる・・・?
『・・・・・。』
『知っているみたいだね。・・・・・それじゃあ、
君の世界で言うところの特典、をあげよう。・・何がいい?』
自称、神に向かって俺が頼んだのは、この魔法である。
ウィッチ達が俺に惚れやすくなるという固有魔法である。
当然、魔力を持っているし、空を飛ぶことだってできる。
もちろん、ヤることだって・・。
『わあお。これはまたわかりやすいのを選んだね。』
『うるせぇっ!!さっさとよこせよっ!!できるのか!?
出来ないのかっ!?』
『・・・・・はいはい。それじゃあ、楽しい来世を
楽しんでらっしゃーい。』
『うっひょおおおおお!!ウィッチは全部俺のもんだああああ!!
はははははは!!!』
テンションが極限まで高まった俺は、叫びながら
次元の裂け目に向かってダイブした。
そこからはあっという間だった。
近くにいたウィッチ達を落とし、基地まで連れていってもらい、
魔力即定をしてもらった。
結果、俺に魔力があることが判明し、世界中が大騒ぎに。
メディアにも取り上げられ、俺は一躍時の人となった。
そして、今はあの501の面々に囲まれている。
「おい!!ルッキーニ!!あたしのだぞ!!離せよ!!」
「シャーリーこそすっこんでてよー。」
「おい、フラウ。私がこいつの面倒を見るから
お前は部屋で寝ていていいぞ。むしろ寝て居ろ。」
「・・・・喧嘩売っているなら買うけど?」
ウィッチ達に取り合いされるのが気持ちいい。
モテるというのがこんなに素晴らしいものだとは。
(まあ、ある程度仲良くなったらヤって、セフレにするか。)
今の俺は顔がイケメンになっているという
人生イージーモードでもある。
そこに、洗脳能力も組み合わせれば、無敵というわけだ。
唯一気に入らないとすれば・・・。
「はい、ボバさん。」
「・・・・ああ。」
----なぜか、スター・ウォーズのボバフェットの
格好をした男が、俺の宮藤の隣にいることである。
(は?何だあいつ?俺の宮藤によくも・・・!)
黒髪、ロリ、ちっぱい、俺の好みを凝縮した
宮藤はなぜか俺になびく気配もない。
だとすれば、原因は---。
(・・・・洗脳なんて真似しやがって・・・・!!)
人の心をもてあそぶあの男に対して怒りが
湧き上がる。
思わず拳を握り締めていたのに気が付き、
そっと力を緩め、落ち着く。
(・・・・まあいい。どうせ俺と同じ転生者だろうが、
せいぜいウィッチ達にモテない人生を送ってなww
アディオスww)
どうせ俺には叶わないだろう。
そう考えて、俺は他のウィッチ達全員を引き連れて
もっと広い別の場所に行くことにした。
◆
『やあ。』
『・・・・・・・。』
シュー、コー、という音がしたので
目を開けて見ると、そこにはダース・ベイダーがいた。
怒っているのか、右手には赤いライト・セイバーを
掲げている。
『もう気が付いているだろうけど、最近、
君の近くに、やけにウィッチ達にモテるいけ好かない
イケメンがいるでしょ?そいつ、転生者だから。』
『・・・・・・。』
予想が当たって嬉しいような、厄介事が増えて悲しいような
気分だった。
右手で頭を抑えながら目の前にいるベイダー卿に用件を伺う。
『・・・で。何の用だ?"神様"』
『気軽に、ベイちゃんって呼んでいいよ?』
そんなフレンドリーにベイダー卿とやりとりする
ボバは見たくなかったので、スルーして話の続きを
無言で促す。
すると、ベイダー卿はさぞや困ったと言わんばかりに
肩をすくめる。
『いやー。トラックで死ぬというテンプレをして
僕を愉しませた褒美にあの魂をちょっとかいぞ・・・・。
特典をあげたら、案の定、調子に乗り始めちゃってさー。』
『・・・・・。』
頭の中に思い浮かぶのは、ウィッチ達に囲まれ、
醜悪な笑みを浮かべるイケメン。
だが。
『・・・それが、あいつらの選択なら、俺は止めない。』
『・・・・まあ、そういうと思った。』
俺の返答に対して、やれやれといった調子でそういう
ベイダー卿。
聞くまでもないことだろう。
---ウィッチ達がどうするかは、ウィッチ達が決めることだ。
『例え、洗脳だろうが何だろうが、ウィッチ達の選択だ。
---当人の責任だろう。』
『正しいね。厳しいけど、正論だ。』
うんうん、と彼は頷いた。
だったら、なぜ俺を試すようなことを言ったのだろうか。
『話は終わりか?だったら---。』
『ああ。うん。君の反応を見たかったから夢に
出てきたんだけどさ。スタンスの変わらない君を見て、
僕も決めたよ。』
『?何をだ?』
そして、ベイダー卿はマスクを着けているというのに、
お面が笑ったかと錯覚するような嬉々とした声で
告げてきた。
『----あの男には地獄を見てもらおう。
---それも、生まれてきたことを後悔するぐらいじゃ
足りない、地獄を・・・・。目を覚ました時、
きっと愉快な光景を見られると思うよ?
楽しみにしててね!』
一体何をするつもりだ。
そういおうとした俺の声は届かず、意識が
遠のいていった。
◆
「・・・・・・・・。」
変な夢を見た。
がばり、とベッドから体を起こし立ち上がる。
いつもなら他の誰かと一緒に寝ていたが、
あのウィザードが来てからは、俺は1人で
寝るようになったのだった。
ちょっとクるものはあったが、元々モテていない
方だったので、今の状態が逆に安心するのだった。
時計を見ると、まだ朝の6時だった。
7時まで二度寝しようとベッドにもぐりこむと、
それは聞こえた。
『---きゃあああああああっ!?』
『ちょっと!?なんでアタシのベッドに
見知らぬ男がいるのさ?!変態っ!!』
『うわーん!!ボバ以外の男に裸を
見られたああああ!!』
『ちょっ!?えっ!?なっ、なんで!?
何で洗脳が解け・・・!?
ああああああああああああああああっ!!!!』
ドスン、バタンッ、という音が鳴り響き、
そしてしんと静まり返った。
そこで、俺はあの夢の中で神様の言ったことを
思い出した。
----あの男には地獄を見てもらおう。
---それも、生まれてきたことを後悔するぐらいじゃ
足りない、地獄を・・・・。
そうか。と納得した。
憐れにも洗脳能力を失った男は501の皆に叩きのめされている
のだろう。
原型を留めていればいいが、その望みも薄い。
トゥルーデやもっさんあたりにボコボコにされ、
地面に埋められているだろう。
後日、男は謎の失踪を遂げ、二度と表に出てくることは
なかった。
そして、正気に戻り、洗脳されていたとはいえ他の男を
追っかけて、俺に暴言を吐いたことを気にして病んだ
501の面々と修羅場が起きたが、それはまた別の話である。
イケメン、ナデポ、ニコポ持ち転生者
本名は 国田勝
前世では40歳の無職。
両親の脛をかじって生きていたが、親が定年を
迎えるとともに家族に追い出されそうになり、
逆切れして、バッドで両親の頭を殴って
金を奪い、逃走。
最終的にはホームレスにまで身をやつし、
近くの公園に居た少女を襲おうとして
警察に捕まり、刑務所に送られた。
脱走を試み、成功したもののトラックに
引かれあっさりと死亡。
神様からもらったイケメンフェイス、
ニコポ、ナデポを使って好き放題していたが
神様に『生理的に無理だからやっぱりボッシュートするわ。
じゃあね』と言われて能力を没収された。
その後、正気に戻ったウィッチ達に叩きのめされ
二度と姿を現わすことはなかったという。
ウィッチ達。
洗脳されているときにしていたことを全て覚えている。
ボバを無視したことや、見知らぬ男に惚れこみ、
身体を許す一歩手前まで行ったことに罪悪感を持つ。
それがきっかけでメンヘラが大量発生し、その対応に
追われたボバは修羅場に巻き込まれることに。
メンヘラウィッチ達は愛がめちゃくちゃ重くなり、
隙あらば既成事実を全力で狙うようになっている。
なお、芳佳だけは主人公補正によって洗脳が
効かず、2人っきりでボバと一緒に居られて
幸せだったという。
(つまり、宮藤は既にメンヘラっていて・・・(ヒエッ))
創作物でよくある話を書いてみたゾ。
これも全部読者ってやつの仕業なんだ(責任転嫁)
感想、くれ。
れ。
KEY(ドM)