ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
今回は10話あたりの話だゾ。
タイトル通りやで(震え声)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
作戦まであとわずかという日時まで
迫ったところ、アフリカ組と501で
模擬戦を行うことになった。
使用する者はペイント弾が入った
模擬専用の銃。
形式は3対3。
マルセイユ、圭子、ライーサに対して、
501からはバルクホルン、エーリカ、美緒が
出ることに。
本来ならば、作戦に参加するエーリカと
マルセイユだけで模擬戦をおこなえばいいはずだったが、
せっかく数がいるとのことで3対3で行うことに。
審判を務めるミーナが6人の近くに立って
ルールの確認を行う。
「ペイント弾が体に当たったら撃墜判定。同じく、
ストライカーに当たっても。いいですね?」
「ああ。問題ない。勝つのは私たちだからな。」
「・・・・ふふふ。」
「さて・・・・ガリア解放の英雄様たちの
お手並み拝見と行こうかしらね。」
ミーナの説明を受けて、やる気満々の
アフリカ組。
エーリカ、バルクホルン、美緒は
3人で作戦を小声で話し合う。
「・・・いいか。余計な情報は渡さんようにしろ。
あいつの動きとかは極力使わないようにな。」
「ああ。・・・あんな奴に負けてたまるかっ・!」
「・・・・。」
美緒の言葉に闘志を燃やすバルクホルン。
対して、エーリカは沈黙している。
「ハルトマン中尉?」
「・・・・ま、相手はそうでもないようだけどね。
んじゃあ、さくっと倒していちゃつきますか。」
ふあーあ、と寝すぎであくびをするエーリカ。
しかし、次の瞬間にはすっと目を細めて
戦闘態勢に入る。
「・・・それでは、はじめっ!!」
501の面々が見守る中、模擬戦が始まった。
◆
「ふんっ!!・・・ぬんっ!!」
「よいしょっと・・・。」
「お茶入れましたよ。一緒に飲みましょう。」
芳佳とリーネにそういわれて、持っていた
木刀を壁に立てかけてお茶が入ったカップを受け取る。
飲んでみると、懐かしい香りが鼻を突き抜ける。
「・・・・緑茶か。」
「扶桑から入ったので。」
「おいしいですねー。」
ここに入れられてから何日かが経った。
俺は、ここでの生活にすっかり順応していた。
よくよく見れば、トレーニング器具もあるし、
娯楽にチェスや雑誌、他にも色々なものが
入っている。
飯は待っていれば出てくる生活。
現代で、自分が小学生だったころは
自分で食べ物を盗むなり、作るなりして
まかなっていたのが懐かしい。
502での監禁と違い、軟禁なので
多少の融通も効く。
堕落しきった俺はベッドで横になりながら
幸せを満喫する。
(・・・・子供が、親に甘えるのって
こんな感覚なのだろうか。)
経験したことのない、愛情を向けられるという
感覚に戸惑いつつもごろごろだらける。
ふああ、とあくびをすると芳佳が
膝枕をしてくれる。
「もしかして、眠いんですか?」
「・・・ああ。」
ここのところ、彼女たちがいて、
ヌくことも出来ない。
ペッティングはなるべくしないよう
誤魔化して避けているだけに、性欲は
溜まっていく一方だった。
かといって、彼女たちを突き放しきれず
結局のところこうして世話になってしまうのだった。
リーネが優しい声で俺の頭をなでながら
言ってくる。
「・・・・ゆっくり、休んでください。」
「・・・・あ・・・あ・・。」
すう、と目を閉じるとすぐに意識が
遠くなっていく。
心地いい後頭部の感触と共に
夢の世界に旅立った。
◆
「はあああっ!!」
マルセイユがバルクホルンの背後を取り、
後ろから追い続ける。
体をひねって危なげなく、皮一枚で
避けていくバルクホルンにマルセイユが
声をあげる。
「ちょろちょろと・・・!!逃げるのは
上手いな!!堅物!!」
「お前にはわからんだろうな!!」
急停止して、身をひるがえし
今度はバルクホルンがマルセイユの
背後をとる。
「もらった!!」
「やあっ!!」
エーリカに追われていたライーサが
バルクホルンに向かってペイント弾を
掃射する。
突然の奇襲に対応するために
バランスを崩してがむしゃらに
よけるバルクホルン。
銃身がぶれ、彼女が発射したぺインド弾は
マルセイユには当たらなかった。
少し離れたところでは、圭子と
美緒が熾烈なドッグファイトを繰り広げていた。
「さすがですなっ!!・・・・しかし、
その動き・・・!!私を挑発しているのですか!?」
「そっちこそ!!その剣筋はあの人のじゃないっ!!」
感情をむき出しにして、撃つ、切る、追う、躱すといった
ギリギリの攻防を一進一退で繰り返す2人。
相手の動きが自分の想い人の物に似ていることもあって
我慢の限界を迎えていた。
「・・・!!兄さんに守られていただけの小娘がっ!!」
「年増がっ!!いい加減、家庭にでも入って落ち着けっ!!」
ついうっかりと出る本音。
しかし、お互いにそれを気にした様子もなく
ただただ目の前の相手を倒し、彼にとっての
一番を証明するためだけに痛む体を
動かし続ける。
加東圭子はありとあらゆる戦い方を
ボバ・フェットから教わり、叩き込まれた。
本来ならば、かつて撃墜時に負った怪我によって
激しい動きはできないはずだったが、彼から
学んだ技術によって傷を最小限に抑えることができたのだった。
かたや、坂本美緒は徹底して剣術を教わった。
剣道ではなく、相手を殺し、自分が生き残るための
それは美緒の才能を限界まで引き出していた。
しかし、さすがは扶桑海事変、そしてアフリカでの
激戦区で生き残っているだけあって経験値は
圭子のほうが上であった。
それが拮抗しているのは、ゆえに、美緒の
肉体的なアドバンテージによるものであった。
年齢差はほんの2,3才ほど。
それでも、その利点は大きなものであった。
「兄さんは私のものなんだからっ!!」
「~~~!!先生は渡さないっ!!」
ペイント弾がお互いに切れ、
今度は近距離で木剣を鍔迫り合う2人。
また、そこでの剣戟も似たような動きであった。
---彼がもしここにいたら『2人とも強くなったなぁ・・・。』と
他人事のように言っていたに違いなかった。
◆
「・・・・お二人とも。」
「あ、ペリーヌさん。」
地下室に入ってきたペリーヌに
芳佳が声をあげる。
「彼は・・っと。」
ベッドで寝息を立てて寝ている
彼の姿を見つけると声を潜める
芳佳が小声でペリーヌに聴く。
『ペリーヌさん。模擬戦はどうなりましたか?』
『どっちの勝ち・・・?』
『・・・ドローですわ。』
首を横に振るペリーヌ。
そっかーと芳佳が息を漏らす。
『やっぱり、激戦区のウィッチさんは強いね。』
『そうだね。』
『・・・・あなたたちもガリア解放の立役者でしょうに。・・・。』
呑気なことを言う二人にあきれた声を出すペリーヌ。
そして、愛らしさを含んだ目で彼をじっと見つめ
その頬をそっと撫でる。
ネウロイにたいして全く容赦をしない男が
無防備にベッドで寝て、あどけない素顔を
さらしている。
その事実は彼女の母性を刺激し、
胸の奥を温かくさせた。
『・・・ガリアに帰化してもらいましょう。』
『・・・は?』
『・・・へえ。』
ペリーヌがぼそっと漏らしたその言葉に
すっとハイライトが消えるリーネと
目を細める芳佳。
ペリーヌは何の気なしに言ってのける。
『あら?祖国復興のためにも優秀な人材は
確保するべきでしょう?』
『・・・ちょっと、そういうの、ずるいかなって。』
『・・・・あざとい。』
お前が言うな、と言われそうなリーネと芳佳だった。
(目を覚ましたら修羅場だった・・・・。どうなっているんだ・・・・。)
実はペリーヌが入ってきた時点で目を覚ましていた彼は
3人がけん制しあっているのに困惑していた。
これよりも激しい女同士の戦いが外で行われいるのにも
気が付かず。
スター・ウォーズほんとすこ。
読者の感想が毎回すぐについて草。
ブラスターの弾丸より早いんじゃないっすかね(適当)
感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。
感想くれ。
れ。
KEY(ドM