ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
ルッキーニ、芳佳に絞られつつ、
学生生活を送るボバ(偽)くん。
今回は文化祭編だゾ。
書いていて、嫌な予感しかしない(いつもの)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「それでは、文化祭実行委員長を決めたいと思います。」
黒のスーツの上に、白衣を見にまとった
中年の七三わけのおっさんが眠そうにそういう。
やる気のなさが微塵も感じられないが、
それは周りのクラスメイト達も同様であった。
皆、立候補する者はおらず、
しん、と教室が静まり返る。
「・・・誰もいないのか。」
皆そわそわとあたりを見回すも
誰も手は上げない。
ふう、と息を吐いて担任が言い出す。
「・・・うし。女子と男子でじゃんけんしあって、
それぞれ負けたやつが代表な。」
それだけ言って、椅子に座る担任。
仕方ないのでじゃんけんすることに。
結果。
俺が負けて委員長になることに。
思わず手で顔を抑える。
横では、同じくじゃんけんに負けた
エイラさんがニコニコとなぜか笑顔で
嬉しそうに立っている。
「んじゃ、ボバとエイラの二人なー。
うし、今日は解散。」
文化祭実行委員が決まり、
皆それぞれ好き勝手に行動し始める。
他のクラスメイト達からはにやにやとした
笑みと、ご愁傷様、といった哀れみの
目線が配られる。
やばい、どうしよう、と思っていると
周りになぜかエイラさんとその仲良し組が
集まってくる。
「エイラ・・・いいなぁ。」
「んじゃあ、皆で手伝うか。
ルッキーニ?」
「そうだね、シャーリー。」
「ミーナ。出し物の候補を今のうちに
あげておかないか?」
「そうね。そうしておきましょうか、美緒。」
わいわいと話し合ってどんどん
議論が進んでいく。
俺のことを卑下した顔つきで見てきていた
男子たちの顔が怒りに染まっているのが見える。
一体、どうなることやら。
震えながら、こっそりと自宅まで戻った。
◆
『----それは本当?』
「ああ。」
紺色のセーラー服に身をまとい、
灰色のソファーにもたれながら
電話をするラル。
その相手は、ロスマンだった。
「あいつの学校で、文化祭とかいう
ものが行われるらしい。」
『文化祭・・・謝肉祭みたいなものかしら?』
現代に関して、細かな知識がない
ロスマンはうーんと声を出してうなる。
とある男を監視していたら、その人物が
通っている学校でイベントがおこなわれることを
掴んだ。
なので、こうして話し合っているのだった。
「まあ、そんなものだろう。・・・我々みたいに、
外部の人間も彼がいる学校に入れるみたいだぞ。」
『・・・・あら、それはステキね・・・。』
落ち着いた声が一転して、嬉しさを含んだ
声になるロスマン。
彼と会えること、そして、あわよくば
『イロイロ』なことができることを想像すると
誰にも止められなかった。
「ニパ、ゆっくり、ゆっくりだぞ・・・・。」
「わ、わかってるよ。・・・・あっ。」
「あっ。」
『グオオオオオオっ!!!!』
「ぎゃあああああああっ!!?」
「うわあああああっ!!?」
すぐ隣では、PS4でバイオ・ハザー〇を
ニパと菅野がやっていた。
画面いっぱいに映し出される、触手が生えた
人型の化け物を見て、悲鳴をあげる2人。
驚いているうちに、あっという間に攻撃され続け、
死んでしまう。
「くっそー!!全然進まねーよ、これ!!」
「・・・だったらかっこつけずにもっと
明るいゲームやろうよぉ。」
コントローラーを置いて怒る菅野と
体育座りで半泣きになるニパ。
すっかりと俗に染まっているようだった。
『・・・なんか、ものすごい悲鳴が聴こえたような
気がしたんだけど。』
「・・・・気にするな。」
それより、とラルが仕切りなおす。
「先ほどの話の続きだが、どうやら一週間後らしい。」
『へえ。速いわね。』
ラルがぴっとリモコンのボタンを右手で押し、テレビのチャンネルを変える。
そこでは、芸能人の不倫騒動が報じられていた。
「既に入るための準備は終わっている。他の面々が
帰ってきたらまた、詳しいことに関して話そう。」
『わかりました。・・・・伯爵!!未成年なんだから
ワインは駄目よ。』
『えー。彼を酔わせて・・・。』
『それやったら、彼への接触を1年間禁止にするわ。』
『ごめんなさいごめんなさいすみませんすみません
それだけはどうかやめてください。』
伯爵とロスマンの漫才を聴いていたたまれない気持ちになった
ラルは電話の電源を切る。
唇にルージュを塗り、淡く微笑む。
「・・・・ふふふ。」
その笑みに一体どんな意味が込められているのか。
それは彼女にしかわからないのだった。
◆
「ふう、疲れたー。」
返ってきた我が家。
もといマイルーム。
といっても、ぼろっちいアパートの
5、6畳の部屋だが。
制服の上を脱ぎ、ベッドにダイブする。
何もする気力が出てこず、
うだー、とグータラしていると
ケータイが鳴り始める。
ポケットに入っていたそれを右手で
取りだして、通話ボダンを押す。
耳に押し当てて答える。
「はい、ボバです。」
『やあ、私だよ。』
「あ。・・・どうもです。」
思わずぺこりと通話越しに
頭を下げる。
自分の面倒を見てくれている
恩人の声を忘れるわけもなかった。
「どうしたんですか?」
『なに、様子を知りたくってね。』
はっはっは、と陽気に笑う。
相変わらず、豪快な人だ。
『・・・そうそう、そういえば文化祭が
あるだろう?』
「え?・・・え、ええ。」
あれ?なぜそのことを?
話した記憶がないのに
知っていることに疑問が湧くも
すぐにどうでもいいことだと考え
捨て置くことにする。
「あ、もしかして・・・・。」
『うむ。・・・・来週、私も
君の学校まで行くことになった。』
「・・・あー。」
ふふふ、と悪戯っぽく笑う恩人に
ぽりぽりと頬を掻く。
茶目っ気があるとは思ってはいたが
まさかわざわざ俺の通っている学校に
来るとは。
しかし、今のクラスに馴染めていない俺の
姿をあまり見せたいとは思えなかった。
かといって、断るのも不義理である。
「・・・・楽しみに、してます。」
『うむ、私もだ。・・・じゃあね?』
それだけいってピッと通話を切る彼女。
結局、俺はあの人を迎え入れるしか
なかった。
◆
「ねえ、他にはどれくらい多くの人が手を出している
かなぁ?」
「・・・・うーん。」
マッ〇でフライドポテトをつまみながら
話す2人の女子高生。
片方は、白のリボンで髪をツインテールに
まとめている八重歯がチャームポイントの
小さな女の子。
ルッキーニ。
もう一人はそれとは対照的にグラマラスな
体型で背が高い長髪の女性。
シャーリー。
2人は神妙な顔をして話し合っていた。
「正直なところ、わかんないんだよなぁ。」
ポテトをつまみながらシャーリーがそうこぼす。
「アタシも、とっくに一線は越えて、
動画と音声もとっているし、2日に1回は
『濃い』のがもらえるからいいんだけど。」
スマホで、その時の情景を見るルッキーニ。
えへへー、と頬が緩み切っておおよそ、
美少女がしてよくない顔になっていた。
「結局のところ、前世で私らがあいつに
逃げられていたのって、逃げ道をつぶさなかった
からだもんな。・・・・まあ、私も
とっくにそうしているけどな。」
同じく、スマホを取り出してその時の
写メを見るシャーリー。
舌でちろり、と自身の唇を舐め、
ふぅ、と熱っぽい息を漏らす。
「あと、何人くらいと関係を持たせれば
逃げられなくなるかな?」
「"鎖"は多ければ多いほどいい。・・・ま、
もっとも、あいつにとって私以外の女は
単なる性処理道具だと思うぞ?」
「・・・・ぷふっ。」
「・・・・あ?」
「・・・・ん?」
自身の言葉を笑われて気に障った
シャーリーが凄み、ルッキーニが
それに応戦する。
そして、すぐにその矛を収める2人。
「・・・こんないがみあいばっかしていたから
あいつを取り逃すことになったんだ。・・・今回は
ちょっとはおとなしくしてろよ?ルッキーニ?」
「・・・誰彼構わず男を誘惑するような『ビッチ』、彼は
好きじゃないと思うよ?シャーリー?」
「・・・・ふふふ。」
「・・・・あはは。」
テーブルから上では和やかに笑いあい、
---テーブルの下ではお互いの脚を蹴りあうのだった。
文化祭で、謎の美少女たちが
急に入ってきた高校があるらしい(他人事)
感想欄がモール(偽)とグリーヴァス(偽)の
事ばっかで草。
ボバ(偽)くんというおもちゃがまだあるだダルルォ!?(MUR)
あ、この3人の(偽)シリーズやったら、
ダーク・ソウルシリーズから
『アルトリウス(偽)』、『オーンスタイン(偽)』、
『グウィン(偽)』の話をやろうと思うゾ。
読者からアンケートとって、
どんな転生者の(偽)+愛が重いヒロインの話
を読みたいのか聴くと思うから
その時はよろしくゾ(根回し)
あ、そうだ(唐突)
お試し版 グリーヴァス(偽)将軍のFGO~モテモテで羨ましいなぁ(震え声)~
を投稿したゾ。
見ろよ、見ろよ(MUR)
感想、くれ。
れ。
KEY(ドM)