※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

今回は文化祭の準備編だゾ。

きっとほのぼのしているんだろうなぁ(すっとぼけ)

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


現代生活編~彼だけが記憶がない現代で~波乱の文化祭(それを修羅場という) その2!~

「おい、そっちの材料。」

「ん、あ、ああ。」

「こっち手伝ってくれ。」

「お、おう。」

 

文化祭の出し物が決まってから

数日後。

 

なぜか俺は同じクラスの男子達から

ひっきりなしに頼られていた。

 

そして、そのたびに---。

 

「あ、じゃあここは私とルッキーニで

やっておくから。」

「シャーリー。予備のセロハン取ってくるよ。」

 

---俺について回っている女子達が加勢

してくれるという図式が出来上がっていた。

 

そんな彼女たちに近づけて嬉しいのか

鼻の下を伸ばしてデレッとする男子生徒たち。

 

 

・・・気持ちはわかるが、なぜか胸のあたりが

むかむかする。

 

肉体関係を持っているからか、それとも。

 

いや、ルッキーニや芳佳達が

美少女であることは認めるし、知っている。

 

 

彼女たち目当てではあるとしても

クラスメイトからつまはじきにされていない

現状はまだマシだった。

 

・・・これで出し物が『コスプレ喫茶』じゃなければ

もっと良かったと思うんだが。

 

 

---事の経緯は少し遡る。

 

 

◆

 

文化祭実行委員を決めた日から近く、

出し物を俺たちのクラスで決めることとなった。

 

「あー。意見をどんどん紙に書いてくれ。

・・・んが。」

 

それだけいって、机に突っ伏して眠る担任。

本当にこのおっさん、大丈夫なのか?

と思いつつも、実行委員である俺と

エイラさんで候補を黒板に書いていく。

 

「・・・それじゃあ、この中で多数決で。」

 

エイラさんがそういうと、議論が起こる。

 

 

「ここは"おばけ屋敷"がいいんじゃね?」

「時間かかるだろー。普通にアイス売りとかどうよ?」

「喫茶店は?」

「クイズ!!」

 

そして、多数決が始まり、

選ばれたのが、コスプレ喫茶だった。

 

いやああああ、と悲鳴をあげる女子と

おっしゃああああ、とガッツポーズを組む

男子。

 

 

なんだこれは---。

 

 

「・・・・カオスだナ。」

「・・・・・。」

 

隣でそうつぶやくエイラさんに

俺も思わずうなずくのだった。

 

 

◆

 

 

そして、肝心の衣装であるが

演劇部から借りる、だけでは足らない

ことが発覚。

 

なぜかというと、当日、演劇部は

演劇部で出し物のために衣装を

使うからである。

 

交渉の末、なんとか数着は

貸してもらえることになったが

それだけでは当然足らない。

 

 

そして、女子、男子の総当たりで

それっぽい服を持ってくることに。

 

 

---机の上に置かれるメイド服、チャイナ、

軍服、セーラー服とこれまたカオスの惨状。

 

女子がコスプレをし、接客を担当。

 

男子連中が厨房にこもって調理をする。

 

当日は完全な分業体制に決まる。

 

そして、今は教室の整理を皆で

おこなっていた。

 

 

俺もいそいそとテーブルの飾りつけを

していく。

 

しかし、あまりこういった経験は

ないからかなかなかうまく飾りを

つけられない。

 

苦戦していると、横から誰かの

手がスッと伸ばされる。

 

 

「・・・こうやってつけるんですよ?」

 

そういって、持っていた飾りを

テーブルに美しくつけていくリーネさん。

 

せっけんの良い香りがふわりと漂ってきて、

心臓がばくばくと鳴る。

 

顔が近かったのでそっと距離をとると、

その分、彼女が詰め寄ってくる。

 

 

「ふふふ。どうしたんですか?」

「・・・・あ。その・・・・。」

 

横目で芳佳やルッキーニ達を見る。

 

飾りつけに夢中でこちらに

気が付いていないらしい。

 

ほっとしながらも、

目の前にいるリーネさんから

目線をそらしつつ、お礼を言って

背中を向ける。

 

 

「ありがとう、リーネさん。ここは

俺の1人で大丈夫だから、

ほかの男子のところに・・・。」

「あ、リーネさん!!俺たちの

ところに来てくれ!!」

「カモーん!!」

 

 

俺の言葉に被せるようにそう言ってくる

カースト上位の男子達。

 

見た目麗しく、また、スタイルが良い

彼女が思春期真っただ中の彼らに

見過ごされるわけもなく、獲物を

狙うような目つきでその肢体を

なめまわされる。

 

ある意味助かった。

 

これで・・・・。

と思っているのも束の間。

彼女が口を開く。

 

「----ごめんなさい。私、

こっちの手伝いをするよう頼まれてて・・・。」

「・・・あ、ああー。そっかー。」

「・・・そりゃしょうがないなー・・・。」

 

目に見えて肩を落とす男子達。

が、それもすぐ様元気を取り戻し

ほかの女子達にちょっかいを出しに

行く。

 

『ねえね!!ミーナさん!!坂本さん!!

こっち手伝ってくれない?大変でさー。』

『そうそう。』

『・・・・・ふふふ。』

『・・・・。』

 

---男子生徒たちに誘われる二人が怖い表情をしていたので

必死に見ないようにする。

 

 

「・・・・ふふふ。2人っきりってやつですか?」

「・・・・おひょふはっ!?」

 

隣にいたリーネさんのそんなささやきで

恥ずかしい奇声をあげてしまうのだった。

 

 

◆

 

 

「---ふいー。」

 

文化祭の準備を一日中していただけというのに

どっと疲れを感じる。

 

家のドアを開け、靴を脱いで

部屋にあがるとすぐにベッドにダイブする。

 

「・・・・。?」

 

なぜかフローラルな香りがした。

 

(最近リセッシュとかしてたか?)

 

わからないので首をひねりながらも

当たり前のように置かれている

テーブルの上の夕食に目を通す。

 

---白の皿に盛り付けられたサラダと

ミート・ソース・パスタである。

 

まだ、湯気が立っていることから

作られたばかりであることが伺える。

 

 

「・・・・・。」

 

ぐるるる、とお腹がなり、次いで

ごくり、と唾を飲み込む。

 

フォークを手に取っていざ食べようと

したその時、ドアがノックされる。

 

「・・・はい?」

 

お腹が空いていて若干不機嫌になりながらも

返事をしながら出る。

 

 

「-----こんばんわ。」

 

---そこには、満面の笑みを浮かべた

顔に横がけた傷がある金髪の美人さんが立っていた。

 

 

◆

 

 

「・・・・・。」

 

 

ハンナはその眼を見開いて二人の

やりとりを見ていた。

 

彼女にとって、その相手は

エーリカ以外に認めた数少ない

相手であり、上官だった相手だからである。

 

「・・・ルーデル女史。」

「・・・これは厄介な相手が出てきたわね。」

 

カメラに映る二人の映像を見ながら

ハンナと圭子はつぶやく。

 

『-----隣に引っ越してきたハンナ・ルーデルという

者だ。よろしく頼む。』

『は、はあ。こちらこそ・・・。』

 

そういって握手しあう2人。

男は軽く。

反対に女はどこまでも力強く。

 

----まるで彼を離さないと言わんばかりに。

 

『------。』

『あ、あのー?』

『・・・ああ。すまない。ちょっと考え事をな。』

 

それだけ言って、手に持っていた

土産を彼に手渡すハンナ。

 

『祖国の食べ物と、つまらないもの、というやつだが

置物だ。』

『・・・・・。』

 

ナチュラル・チーズと、ジョッキの形をした

置時計。

 

一体どんなチョイスからそれを選んだのかは

全く持って不明だった。

 

 

『それじゃ、今後ともよろしく。』

『あ、はい。』

 

スタスタ、と彼女は立ち去り、

隣の部屋に帰っていった。

 

「・・・・・・。」

「・・・・・・。」

 

無言でハンナと圭子は見つめあうのだった。

 




ストライク・ウィッチーズの漫画とか
また見返そうかな、と思うこの頃。

読者は、愛が重いヒロインを
求めている・・・・?(疑問形)


感想、くれ。

れ。

KEY(ドM)
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