ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
今回は、今アニメでやっている501のスピンオフアニメ的な軽いノリの話だゾ。
ちなみに、+1はボバくんのことです。
きっと、軽いノリの話になるんだろうなぁ(すっとぼけ)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
~ここは、本編のようであって、本編でない世界~(CV 若●)
◆
色んな事があって、俺こと、ボバ・フェットはウィッチと呼ばれる、
空を飛んで戦う少女たちを陰から守ることになった。
ネウロイと呼ばれる怪物たちを倒すために、
命を賭けて戦う彼女たちを放っておくことができず、
各地を転々としながら戦うこと、20数年。
そして、死ぬたびにある程度前世の記憶を引き継いだ状態で、
またこの世界に戻ってくるというステキ仕様である。
対ネウロイ戦の経験値がどんどんたまっていき、
先日は1000体目のネウロイを撃破したばかりである。
(数年で300体倒しているエーリカとかに比べれば、
大したことのない数字だが)
で、一番ある意味なじみが深い面々、501の部隊。
ある時は一般兵として潜り込み、
ある時はコックとして潜り込み、
ある時は整備士として潜り込んだこともある。
転生するたびに、違う方法で潜入してきたので、
バレることもほとんどなく、こうして二桁目となる、
501との出会い
のはずだったのだが・・・。
はあ、とため息をつきながら、顔を覆っていた両手をはずして、
ちらりと机の上に広げられた新聞を見る。
そこには、『~ネウロイと戦い続けた民間人。それも、魔力を持たない男性~』
『ついに世界初のウィザード誕生か!?』『専門家に問う!!話題の人物の知られざるその素性・・・。』などなど、思いっきり書かれている。
そう、俺のことである(白目)
(・・・・・なんでこうなった?)
すでに冷めてしまったコーヒーカップを口元に運び、
胃の中に流し込むと口の中が苦いのでいっぱいになる。
落ち着こうとあれこれしても、
漏れるため息は少なくならないし、
頭の痛みもとれはしない。
また、はあ、とため息を吐いていると、
こんこん、とドアがノックされる。
『----ボバ?』
(・・・・・・・・・逃げたい・・・。)
ドンドン、と叩かれるドアを見ながら、
ここに来るまでのことを思い浮かべるのだった。
◆
~ 1944年x月x日 ~
「ガランド。ここでの戦いは終わった。次は手はず通り、
501への足を頼む。」
『おーけー。』
右腰につけてあったトランシーバーを、
右手で手に取って口の近くまでもっていき、
ガランドにつなげてそう告げる。
ここからなら、501の基地は近いし、
時期的にもウォーロック事変が起こるころだ。
そろそろ俺も向かわないとな、と頭の中で、
ネウロイとの闘いをイメトレしていたところ、
トランシーバーが再度つながった。
「?・・・おい、ガランド・・・?」
『ああ。なんでもないよ。ちょっと、ね?』
「?・・・まあ、いい。」
何やら首の後ろ辺りがそら寒く感じるが、
気のせいだろう。
さっさと荷物を持って、
集合地点まで行き、次の戦場に向かわなくては。
そう思って向かった港には、
黒のジャケットに、サングラス、下は青のジーンズパンツを着こなしている、
ガランドが待っていた。
「やあ、来たね。」
「ああ。時間通りだな。」
「それじゃ、さっそく向かおうか。・・・入って。」
「ああ。」
彼女が右手で示したほうにある船に乗り込む。
軍船の一種だろうか。
鉄の甲版に覆われた、カールスラントの国章が記された旗が風で、
ぱたぱたとはためいており、見ているだけで圧倒されそうなスケールである。
近くには、ガランドの部下なのか、カールスラントの軍服を着た、
若いウィッチらしき少女たちが、彼女に向かって敬礼をしながら、
迎えていた。
「ご苦労。・・・楽にしなさい。」
「はっ!!」
彼女がそういうと、それまで敬礼で並び立っていた彼女たちは、
一斉に休めの態勢を取り始める。
が、ガランドの隣にいる俺をじろじろと見てきている。
何やら敵意や、悪意も感じる視線である。
「・・・・・・・・楽にしろ、といったはずなのだがね。」
「!?も、申し訳ありません・・・!!」
彼女がそういうと、俺に向けられていた視線は完全になくなり、
彼女たちは緊張した顔つきで、ぴしっ、と直立不動になる。
「ふふふ。おかしいと思わないかい?さ、行こう。
相棒。」
「・・・・・・。」
お前、普段からそんなんなのか・・・・?と思ったが、
いつも世話になっていることもあり、聴かないでおくことにしたのだった。
◆
~ 1944年x月x日 ~
北アフリカ戦線、"ストームウィッチーズ"
ネウロイとの激戦やまぬ、アフリカの戦線。
それを支えるウィッチたちの飛行隊。
その中のエース、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユは、
牛乳を飲みながら、ふう、と一息ついて休んでいた。
女子としてはテーブルに足をかけているのははしたない、
と言わざるを得ないが、彼女にはやけに似合っていた。
近くにいた同僚のウィッチライーサは、そんな彼女をしょうがないなぁ、という、
しかしどこか楽しそうな笑顔で見つめるのだった。
「ライーサ。今日はやけに静かだな?」
「うん。今日はネウロイの襲撃もないし・・・。」
ちらりと彼女が基地の外に目を向けると、ちょうど、
朝を迎えつつあるところであった。
窓からは日差しが入ってきており、
やや薄暗かった部屋に光が満ちていく。
「に、してもハルトマンの奴め・・・。またスコアを伸ばし
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
近くにあった新聞を手に取り、中を広げて記事を読んだハンナがそうつぶやいたかと思うと、急にフリーズし、新聞を両手に持ったまま止まった。
?という疑問と共に、ライーサが首を傾げる。
何か、おかしなことでも書かれていたのだろうかと。
そして、それまで止まっていた彼女が再起動し、
手に持っていた新聞をびりっ、と真っ二つに破り、
叫んだ。
「---どういうことだ、ボバアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
----ぱさりと地面に落ちた記事には、『世界初のウィザード、501に配属か!!?』と、
記載されており、笑顔の501の面々と、いつもの装備をまとったボバが写真に写っているのだった。
ボバ「はめられた()」
ガランド「はめた」
501「野獣の眼光」
ほかのウィッチたち「(ハイライトオフ)」
あっ(察し)
この世界はふわっとしているので、
ウィザードがウィッチに交じって戦っても、
問題ない世界だゾ(がばがば)
ちなみに、本編で彼が死んでも正体を世界から隠そうとしているりゆうは、
異端として、迫害されることを避けるためだゾ。
決して、ウィッチたちから逃げるためじゃないから(震え声)
感想、くれ
れ
KEY(ドM)