※この作品はR-18です。

異世界でEDF   作:有坂ティート

8 / 13
前回のあらすじ
説得(物理)で『ミル』(女戦士)を仲間に。
大剣をロングスカートのメイド服でブンブンしてもらいます。
イエス!露出の少ない服
ノー! 露出の多い服


第3章 王都とダンジョン
王都は晴れのち雨


 村を出発して3日経過した。

始まりの村から王都まで1週間の道程を祐二とミルはギガンテスの車体に乗って移動する。

初めてミルがギガンテスを見たとき、あまりの異次元さに驚いていたが今では楽しんでいるようだ。

ビキニアーマーからロングスカートに長袖のメイド服を来て頭には幸運(嘘)のネコ耳付きのカチューシャを着けている。

ギガンテスの車体の上には箱が置いてあり、開けるとG(貨幣)が大量に入っている。

それを見て近づいてくる敵がいるがカラスの襲撃で殲滅されている。

大漁大漁と思いながら進んでいるが一つ問題がある。

 ミルの食べる量が祐二より多いことだ。

今日の昼も一合のご飯で作ったお握り(梅干しのみ)を祐二は二個(二合)に対してミルは三個(三合)食べていたのだ。

盗賊のギルド襲撃で食糧庫のを全部貰って一部を村に分けても当面はなくならない位の量であるが、これからも仲間を作るつもりでいたため余り贅沢は出来ないのだ。

そこで途中でキャンプを作り、妖精達とカラス達と合同で食料調達を始めることになり、王都に到着するのに1日余分にかかったのだが、武器とアーマーが手に入ったのでそれは大きなことでもあった。

 

 王都は王宮を中心に二つの城壁で守られる形になっている。

壁はレンガで囲まれており、城壁には兵士達がクロスボウを持ちながら警備しているのをスコープで見ていたが全員が女であった。

まずは宿を探していたら、「朝晩二食付きで2週間200G」と書いてある宿を見つけて行ってみると中がガラガラだった。

味が悪いのかな?と思ってそこで昼食にしたが10Gと安いのに美味しかったので部屋が原因か?と思い部屋を見させてもらったが問題はなかった。

なので事情を聞くと戦争でギルドにいた冒険者達や職員も徴兵や傭兵として前線に行ったのが原因だったのでここは問題ないと考えてここに1ヶ月お願いした。

長旅で疲れていたのでそのまま晩飯を食べたあとすぐに寝て翌日に備えた。

 

 祐二は王宮に行って王に謁見したいと行ったら簡単に中に入れてくれた。

あちこちで働くメイドを見てミニスカートだったことに残念な気持ちになり、控え室でお茶を入れてくれたメイドとメイド服に関して議論しながら時間を潰していた。

ミニスカートを推奨したのは大臣であることが分かっただけでも収穫ものであった。

 王様と謁見して話を祐二は不審な点に気が付いた。

王様は喋っていないのだ。

話を聞くだけで大臣が答えているのだしかも嫌味なことしか言わないからただでさえない好感度がダダ下がりしていた。

なんか嫌だなぁと思って本題に入るのを止めてソロソロおさらばしようとした時に鐘が鳴りはじめた。

それと共に王宮の兵士やメイド達が大慌てで動き始めてなんだ?なんだ?と思っていたら、

王様 「祐二よ!魔王軍だ!直ちに迎撃せよ!」

大臣 「え!?」

祐二 「拝命しました!」

と大急ぎで城下町の宿に向かった。

すでに城門は閉じてあり、城壁から矢やカタパルトで応戦しているのが見えた。

そして妖精達を編成して各地に配置した。

 

 ビッテンフェルトはフェンサー1チームとギガンテスを率いて城門が突破された時に備えて行くように命じた。

ミュラーはレンジャー1チームを率いて左側の城壁を防衛するように命じた。

残りのメンバーは右の城壁を防衛することにした。

 元々この王都は背面と左右が山で囲まれたており、

敵は正面からしか攻めることが出来なかったのだ。

カラス達の爆撃で一掃したいのだが、城壁に当てて壊れたらシャレにならないので掃射のみという状態である。

だが、それでも6羽のカラスからレベルアップで手に入れた30mm機関砲を撃たれて敵も少なからずダメージを受けている。更に祐二のストリンガーJ2(徹甲榴弾)による狙撃で部隊長のオークが倒されていき、形勢は有利になるはずだがオークの数が多すぎるのだ。

そして次々と城壁に梯子をかけられていくが、ミルが自分の名前に相応しい攻撃をしており、敵は粉砕されていっていた。

だが城壁が無事でも城門が持たなかった。

城門に対して火炎攻撃が行われたのだ。

周りには魔法使いなどいないのに次々と撃たれ続け、

遂に城門は大きな音を起こしながら外に倒れていった。

第一の壁が突破され、軍は撤退を始めた。

 祐二は第一の城壁が突破された瞬間に空爆の許可を出した。

クラスターという生ぬるい爆撃ではなくもっと凄いのを・・・。

 

 空のカラス達は二つに別れた。

一つは高度を上げていき城門に集まる敵に対して120mmの雨を降らしながら回り始めた。

もう一方のは後方で戦列を組んだりしている敵に対して爆撃を始めた。クラスター爆弾みたいに小さいのをばら蒔くのではなく、大きいのを確実に当てていくように。

一時間後、そこはまるで雨が降ったかのように濡れていた。

濡れていたのは魔王軍の血が原因であるが真っ赤ではなく、緑色に濡れていた。

と詩人は書いていた。

 カラス達の「雨作戦」が実行に移っている間も城下町では戦いが続いていた。

だがそこも虐殺の道になっていた。

鉄の箱に対して斧や槍で攻撃するが傷が殆どつかない上にデカイ棒から出る何かで毎回必ず10人は死ぬ。横から回り込もうにも盾が邪魔でしかも堅い。

オークの攻撃も効かないため全員が止まってしまった。

そして鉄の箱の上に一人の男が立ち上がり、

手に棒を複数合わせた物を向けてそして光り始めた。

 AF20RARは弾数999発でそれをばら蒔くように使う武器で今回みたいな状態はまさに想定された通りのじょうたいである。

次々と倒されていく味方を見て敵は退いていくがギガンテスはそれを追いかける。

左右の道に入って避けようとするが、

ギガンテスの後ろにいるレンジャー達に狙撃でそれも叶わない。

城門まで逃げてきた兵士達は今起きている惨状を聞いて逃げ始める。オーク達は止めようとするがそのオーク達が次々と死んでいき遂に止めることが出来る状態ではないと判断したオーク達により撤退が始まった。

そしてそれの監視をカラス達に命令してカラス達は飛んでいった。

こうして一つの防城戦は人間側の勝利で終わった。




次回予告
ダンジョン攻略と
勇者の死
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