このクラスは授業が基本的に午前と午後の二回しか行われない。先生はそれらしい説明をしていたがどうせ種山が裏で何かをしたに違いない。
午前の授業が終わって長めの昼休みになった。
種山たちは机を合わせ楽しそうにお弁当を食べ始めた。俺も教室の端でビニール袋に入っていたパンを取り出して食べ始める。
以前は種山たちが床に捨てた物を這いつくばって食べさせられていたが、女子たちから近くに寄られるのが気持ち悪いという意見が出て廃止になったらしい。なんにせよ、こうやってちゃんとした食事ができるのはありがたいことだった。
俺はこんな生活を送る中で気が付いたことがあった。それは女子たちの俺に対する態度だ。全員が種山に対して好意を抱いていることは分かっているが俺に対しては人それぞれだという事だ。
罵倒をしてくる人、軽蔑してくる人、嫌悪している人様々だと肌で感じさせられていた。
「唯、ナナ仕事だぞ」
種山が二人を呼んだ。
「うん」
「分かった!」
古手川とナナが返事をして種山についていく。
こんな風に種山は俺に見せつけずに女子と楽しむこともある。
3人が出て行ったあとの教室はまるで種山が来る前と同じようだった。みんなで楽しく談笑しながらお昼ご飯を食べる。
しかしそこに俺は入っていくことはできない。
種山が教室から出ている間女子たちに今までのように話しかけてみたことがあったが、
春奈ちゃんからは
「太くんがいなくなった途端なに当たり前のように話しかけてんの?キモすぎなんだけど(笑)」
と笑われ、ルンからは
「負け犬が発情してて気持ち悪い・・・」
と顔をしかめられ、ヤミからは
「・・・それ以上近づくことは許しません」
と鋭い目つきで睨まれてしまいそれ以上近づくことができず、それ以来近づけていない。
――――――
―――
みんなが楽しそうにしている様子をこっそり見ているとメアがこちらに近づいてきた。
「ちょっとついてきて」
小声で俺の横を通り過ぎながら呟いた。俺は黙って従い、メアの後から教室を出た。メアはこちらをちらっと確認して女子トイレに入っていった。
女子トイレ?
周りを確認しながら女子トイレに入る。
女子トイレではメアがニコニコしながら待っていた。足元には黒い鞄が置いてあった。
「それじゃあズボンを脱いで四つん這いになって❤」
「え?」
メアが突拍子のないことを言ったため思わず聞き返してしまった。
「はやく❤」
メアは変わらず笑っているが髪が動き出したのを見て、
「はい」
俺は従ってズボンを脱いで四つん這いになった。
メアがトランスしようとすると、以前種山に反抗しようとした時、メアにカラダが動かなくなるまで殴られたことを思い出してしまう。その後御門先生の診療所に送られ傷は治されたがそのとき受けた痛みは忘れることができない。
「それじゃあパンツ降ろすね」
スルスルとパンツを下げられ下半身が丸出しになる。種山が来てから裸にされることが多いがこういう事はやっぱり恥ずかしい。
「ちょっと待ってね」
俺の後ろでメアが何やらごそごそ準備を始めた。恐る恐る振り返ってみると、手には大きな注射器のような物を持っていた。
「前向いててよ❤」
メアに言われた通り前を向く。
何をする気だ?
「それじゃあいくよ」
「うっ」
思わず声が出てしまった。メアは俺の肛門に何かを突き刺してきた。
「入れるよー❤」
メアが楽しそうに言った後、カラダの中に液体が入ってきた。
「んんんんんんっ」
声を上げそうになるのを必死に我慢する。
「浣腸プレイってまだしたことなかったよねー❤」
――――――
―――
「うぅ・・・」
浣腸を続けられ俺の便意は限界に来ていた。
そんな様子を見てメアは楽しそうに笑っている。
「ほら、しっかり締めてないと漏れちゃうよ(笑)」
メアはパンツを上げてズボンも履かせてきた。
「これから1つ勝負しない?」
「え?」
「このまま教室に戻って漏らさずに授業を終えられたら君の勝ち!その時は・・・」
メアの言葉の続きを待っていると耳元で囁いてきた。
「童貞奪ってあげる❤」