Search&Destroy -true But Whole 作:アンデッド
出来たらガンバります。
ヘルズ・パス病院、個室。
『レビュアーの襲撃を受けー』
『子供に人気の
口笛ウィリーの店です』
『店の放火後、店主と従業員2名が
首と手脚を落とされました』
『『『『YAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYA』』』』
『みなさん〜押さえといて下さい』
『頼む…他の』
ザシュッッッ
ブッシュー
『あー』
サクッどくどく…
『地獄にー』
ズシャッッッ
『『『YAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYAYA!!!』』』
ピッ
「レイン…寝ていろ。
あとはオレらでやるから」
「そんじゃ、手錠はずして」ガチャガチャ
レインは病院ベッドのサイドレールと
自分の右手首に掛けられた
”能力封”と刻まれてる手錠で
繋がれる事に少し不満そうな顔している。
甲斐甲斐しく世話するエレンは
なだめながら持ってきた
パックに容れている
腐った白いネバネバしたモノを
病院の銀スプーンでレインの口へ運ぶ。
「ほら、アーン」
「自分で食べられるって」パクッ
「タマにはいいんじゃないか?
こういうのも」スッ
レインは顔を赤らめながら
スプーンで運ばれる
白い何かを口に入れた。
ブーンブーンブーン
「わるいな」フォン
「いいよ、気にしないで」
エレンは申し訳なそうな表情で
着信がきたスマホを取り出すが
レインは柔らかにそう言って
窓を眺める。
「ガビ、準備は?」
『できました。いつでも
ワカメを殺れます』
「オレが行くまでかちこむなよ」
「どうしたの?」
「用事ができたから行くな
1人で大丈夫か、もし白いヤツがー」
「大丈夫だよ。ひとりで食べられるから
ヘーキ」
「すぐ戻るから待っててくれ」チュッ
エレンはレインの額にキスして
小走りで退室する。
グキッポキポキポキポキポキポキポキ
「っ…」
レインは自分に掛けられた手錠を
手首の関節を外し、関節を鳴らしながら
解錠しようと腕を上下に動かす。
口笛ウィリーの仇を討つまで
レインは休むつもりはなかった。
20分後、男性専用レストラン
『レイズンズ』
「キャー、シンジ様ー」
「ハハハハッ!! まったく
モテ過ぎるのもつらいぜ!!」
特にすることが無くなり、ヒマを
持て余すワカメはボディガード達と
ガールズバー的なレストランで
札束を巻いていた。
人の金で成金気分を味わってる
ワカメ至福の時間は
「おい」
「あんっ?誰だ」
終わりを告げる。
ドンッ!!
「キャァー!!?」
レストランにかちこんできた
コルト・ゴールドカップ・ナショナル
マッチを片手に握るガビが
声をかけて、ワカメを撃つ。
背後にいたエレンは
SIG1911でワカメの左右と
ガビの目下に座っていたボディガードを
トリガーを絞る。
ガビは必要以上にワカメを
撃ち続け、弾が切れても
リロードして再度
引き金を弾いた。
ドドドドドドン!!
バリッ
「死ねやゴラァ!
レインの仇じゃああああ!!」
「ガビ、行くぞ」
シャァー
「フゥ〜あっ」
ドンドンドドンッ!!
たまたまトイレから戻ってきた
中国系スカジャン・ボディガードを
反射的にガビが銃撃する。
下顎がえぐれ、テーブルに
眼が片方転がっている状態で
座ったま動かない
豚の死骸と化した
ワカメを置いて
エレンはガビの腕を掴んで
レストランから逃走する。
同時刻、ダビデの店。
バキッッッ
「がふッ?!」
「こんなもんだろ…」
「よし、エリック」
「テメェら何が望みなんだ!!あぁ?」
「てめぇが知ってること全部だ」
ウシジマたちは放課後、帰宅途中の
カートマン拉致してダビデの両親が
経営するタコス専用店へ連れてきた。
リヴァイとウシジマは交互に
カートマンを殴っているが
効果がイマイチ。
アザだらけで
顔を腫れているのに
カートマンは折れず
2人に毒づくばかりだった。
周りにいるファルコたちは
子供を殴りつける中年2人を
どうやって、止めるか
考え始めていた。
そんな中でウシジマは
ふとレインの言葉を思い出す。
『エリック・カートマンって子が
いんだけどさぁ』
『あたしと似てるんだけど
自分に利益があることなら
飛びついちゃうカワイ…
くわない子なんだよねぇ』
「おい」
「なんだ?
ボディソープ・ゴリラ」
「お前が情報…教えてくれンなら
礼をはずんでやる」
「カイルにおいらのタマを
しゃぶらせろ」
「ああ、その条件を飲もう」
「知ってること
洗いざらい全て話すぜボス」
ウシジマの提案に態度を急変させる
カートマンにリヴァイは見ず知らずの
子供であるカイルに心の中で謝った。
交渉が成立して
ファルコたちが安堵した時
ガチャンッ!
「死ねやぁ!! 」
「ウシジマさん!?」
カートマンの口を封じるために
スカジャンとヒッピー風の
若いヒットマンたちが
店へなだれ込んできた。
とっさにウシジマを護ろうと
前へ立ったファルコは
44マグナム弾を2発、腹部に食らう。
バンドンバババドドン!!
「クソッ!」バンバンッ
ファルコも背中からSIG P226を抜き
片手で反撃した。
厨房に身を潜めるダビデと両親を
覆い被さるペトラを残し
ウシジマたちも応戦する。
チュンッ
「ウワォ?!マジかよ!!」
ドカッ
椅子に縛られているカートマンは
Fワードを連発しながら
逃げようとするが、リヴァイに
けり倒された。
リヴァイはパラオーディナンス1911
G.I.エキスパートを二等辺三角形で
構えながらファルコを援護する。
バンバンドン!!
「がふッ…」びちゃびちゃ
「ファルコ!」
「ぐはりゃ」カチカチ
主犯と思われる青いスカジャンの
日本人はS&W M13 2.5inで
被弾し過ぎて、血を吐いて両膝をついた
ファルコにとどめをさそうとするが
弾が切れだった。
ドン!!
「ガッ…」
「動いたら、頭が無くなるぞ」
すかさずリヴァイが青スカジャンの
利肩を撃つとウシジマは
小刻みに震え倒れかける
ファルコを背中から受け止めた。
「何があった?!」
「社長ォ!!」
戻ってきたワカメ狩り班は
拠点の一つであるタコス店の
惨状に驚く。
特にガビは吐血しながら
意識を失いかけのファルコへ
必死の表情で駆け寄る。
「ファルコ!」
「ごぶッ…ガビ」
「病院に連れて行くぞ。手伝え」
「何してんのよ…ホントに」
ガビは呆れた顔しながら
血まみれで意識を失くす
ファルコをウシジマと外へ担いだ。
エレン、リヴァイたちは
死体を引きずって外に運び
青スカジャンを縛り応急処置する。
倒されたまま放置された
カートマンは一言つぶやく。
「Dude…」
クソ長い擬音祭りが少し終わりました。
レインとエレンの関係性に
カートマンに対する感情も
少し分かったかなと自負してます。
あと、ガビとの友情も。
次回からハブられていた
チーム『進撃の巨人』メンバーが
レインと合流します。
スタンとカイルが出すタイミングを
逃してしまった…