Search&Destroy -true But Whole 作:アンデッド
ちょいちょい『新感染』のような
感じになります。
レヴェナント-バイバイ、まま
おかあさんの妹のカズエおばさんは
キレイでいつも、ぼくと
遊んでくれるから大好きです。
ある時ー
急におばさんがいなくなりました。
ぼくも、おとうさんもおかあさんも
心配しました。
そんな時に
「妹さんは保護しましたが」
「おぐし様に憑依されたので
早急に取り除なければ危険です」
”LSD”のしゃちょーさん、まやさんという
おばさんよりキレイなおねえさんたちが
家にきました。
よくわかりませんがおばさんに
何か起こったみたいでした。
おとうさんとおかあさんは
必死に頭を下げて、おばさんを
助けて欲しいと頼みました。
「すべての発端は私なんです。
だから頭をあげて下さい」
「ボク…心配しなくていいから
おばさんは必ず助けるから」
それから3日後、おばさんは
病院にいました。
しゃちょーさんと黒いお兄さんが
寝むるおばさんを挟んで
何か言い争いしてました。
「正気か?」
「むちゃくちゃ言ってるのは…
百も承知だけど」
「1%でもいいから」
「責任はオマエが取れよ…
どうなっても俺は知らねえぞ」
「ありがとね。ムリ言って」
「その彼氏?だっけ」
「彼女かもね〜カミサマだから
解んないし、両方かもね」
「どっちでもけどさー
封印やり方どうすんだよ」
「一箇所だけじゃ、墓荒らしとかに
解かれると困るから何個にー」
何の会話してるのか
わかりませんでした。
でも、おばさんは3日後に
退院しました。
とても元気になって良かったです。
カズエおばさんは今も
若い時と変わりません。
「山に行こっか山にカロテテテテ行こっか山に行こっか山に行こっか山に行こっか山に行こっか山に行こっか山に行こっか山に行こっか山に行こっルルルルか山に行こっか山に行こっか山に行こっか山に行こっか山に行こっかレレレ山に行こっか山に行こっか」
たまにおかしくなります。
ーーー
ーー
ー
磯野家
ファンファンファンッ
パシャ
ジリジリジリ
「バーコード…あんたが
こんな風になっちまうとはな」
パシャ
天界公安課の作業班
”ストライク・チーム”の隊長
レントンはちゃぶ台の中心に
置かれている磯野家、大黒柱
波平の生首に哀惜の念を抱く。
中心にある首は
飛び出した両眼と
つり上っている口角で
いびつな笑顔を見せていた。
天井に吊るされている四肢や
臓器など回収する天界検視官たちを
眺めながら頭で状況整理する。
「また…槙島の
やったのか」
「フォロワーにここ
襲撃する理由ねぇだろ」
「それもそうスね」パシャ
相棒の岸谷弘基と肉眼で菌を認識できる
"
居間に入室した。
2人は寝室で両胸を抉られ
皮膚を裏返された妻である
フネの死体を確認したばっかりだった。
レントンはいつも通り
撮影した写真を確認する。
今年、高校卒業するハズの次女
ワカメは肛門から真っ二つになり
婿養子のマスオは背開きされ
逆さまに壁に貼り付け
長女であるサザエは臓器を
総て抜かれ、代わりに
飼猫のタマが。
レントン的に一番、強烈だと
思ったのは
ウゲェッッ
「どうした?」
検視官の1人が台所で嘔吐した。
気になったレントンが確認してみると
両手鍋の中身に幼い手脚が。
「キョーレツだなぁ、こりゃ」
鍋の中心に赤く肥大化した
サザエとマスオの息子
タラオが煮込まれているの
見て、苦笑いしたのを思い出す。
殺された磯野家の住人は
父、母、長女、次女、娘婿、甥、ペット。
長男のカツオはどこへ。
レントンはあくびしながら
イヤな予感がするので帰ろうとするが。
「レントンさん!」
「逃げられなかったな」
「うん、しゃーねぇよ
チックショウ」
レントンは岸谷に優しく
背中を撫でなられる。
検視官に導かれ、磯野家の物置小屋に。
「あのハゲ…くそ生意気に
地下室造ってやがるとは」カチッ
「別にいいだろ。地下室ぐらい」
「2人とも!」
「あん?」
先に地下へ降りていた沢木が
何かを発見する。
「ああ〜ハイハイ」
「まずいな」
「マズイっすね、これは」
地下室の床にLSD先代社長の
サイン付き、錬成陣が半分
削り消されていた。
それを確認したレントンは
ため息ついて呟く。
「しゃーねぇ…専門家よぶか」フォン
レントンはスマホを短パンの
ポケットから取り出し
”専門家”に電話する。
某アパート、一室。
カン
ゴン!
「す”み”ませんでした…」ガタガタ
「ウシジマくん」
「今のはボールだな」
「ウッス〜んじゃ
ホームラン狙うね」ブンブンッ
「ガンバレよ」
8ヶ月前に退院したLSD現、社長の
碇シンジの義娘であるレインは
リハビリがてら『世界安全協会』と
名乗る子供から金をたかる
2人の大学生をシメていた。
ブリーフ一丁で正座させられ
軟式ボールを打ち込まれる
あざだらけのメガネと太っちょ
大学生2人。
レインは無邪気に
はしゃぎながら大学生が愛用する
金属バットを空振った。
子鹿のように震える大学生2人。
エレンとウシジマは気にせず
護るべき存在であるレインを
サポートする。
「エレン〜」
「ほら」ヒュッ
「キタァアアアア!!」ブン
カーン
ゴォッッッ
「ッぎゃああああああああああああ」
レインが打った軟球は
メガネの鼻に直撃した。
両穴から流水のごとく
鼻血が畳に滴り落ちる。
「今のホームラン?!」
「おう」
「やったーーー」
「よかったな」パチパチパチ
エレンとウシジマはいつもと変わらない
レインを実感しつつ、力なく握手した。
勝手に推薦OP曲はGARNiDELiAさんの
『BLAZING』です。
『新感染』というか『Condemned』ぽいですね。
題名は変わるかも知れません。