Search&Destroy -true But Whole 作:アンデッド
登場します。
ポチャッ
「ん…」
「どうした」
「いえ、何でもありません」
5分後。
「野菜だけのクリームスープの方〜」スッ
「あたしでーす」ナデナデ
レインは助けた少女を
膝に置いたまま、頭を撫でながら
注文したスープ飲み始める。
少女にも食べさせようとするが
「ちょっとゴメン」ガサゴソ
「どうした?」
レインは懐から鉄製ロザリオを取り出し
人指しと中指で空を切り、スープに浸す。
ブワッ
「〜〜〜?!」
「どうなってやがる…」
「天井裏に巣でも作ってんのか」
「スゴイ…」
「普通はこうならないよ〜
ちょっと天井のぞいてみっか」
カランッ
「いらっしゃいませー」
「3名で」
「こちらへ案内します」
レインは来店した3人のサラリーマンを
凝視する。
向かいに座るウシジマが
眉潜めながら天井を見つめていると
ボトッ
「あっ?」
ガサガサ
ぐちゃっ!!
「コイツは不味いな」
ガシャンッ
「何ソレ?」
「モスバーグ590
コンパクトクルーザー…耳塞いでてね」
ドゴンッッッ
レインは懐からの590CCを
天井に抜き放つ。
上から突如、ノリスケが
テーブルに落下してきた。
ガシャンッッッッッッ!!
みりみり…みり…
くぱはぁ〜〜〜
ボタボタボタボタボタ
「ひっ?!」
ピチャ….ピチャ….
「おっと」
巨大なミミズのような顔した
ノリスケは三方に口を開き、
黒い液体を垂れ流す。
カツオの頭から出現したやつと
同じ小さな奴が大量に形なしていく。
小さい逆三角形の黒小人たちは
客やウェイトレスに襲いかかる。
ガサガサガサガサガサ
「キャッー!!?」
「ん”ぐ〜〜ッ!!」
「ああああああああああああ」
バスッバスバスバスッ
「伏せろ!」
エレンの指示でテーブル下へ隠れる。
黒小人によって、パニック状態と化す
ファミレス。先ほどの
サラリーマン3人組も
サプレッサ付きベレッタ92A1で
ノリスケを滅多撃ちする。
対邪神用銃弾が効いてるのか
声にならない叫びあげながら
悶えていた。
「あ”…ああ”…」
「がばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」
「お…くる…ぐし…ま」
「どうする?」
「ウシジマくんは
スズナちゃんを安全な場所へ。
あたしとエレンで護るから」
「行けるか?」チキッ
「骨が折れそうだが…
やるしかねぇよ」ジャキッ
レインの提案に乗った2人は
"得物"を取る。
くぱぁ〜〜
「Let's rock baby!」ジャカ
ドゴッ!!
レインはテーブル下をのぞいた
ノリスケが口開けた瞬間に
聖弾仕様のスラッグ弾を食らわせる。
ノリスケが灰と化した時に
固定テーブルを片手で吹き飛ばし
その間、気絶したスズネを
おんぶするウシジマが一目散に走った。
テーブルはサラリーマンの1人に
当たる。他の2人は
仕切りを飛び越え接近する
2人へ銃口を向けた。
レインが逆手持ちする箸で
B92A1のスライドに突き刺し
そのまま、両手首を捻ねり
気功砲で天井に吹き飛ばす。
全身がねじれて見るも無残な
サラリーマンに動揺した
残る1人は
エレンの回転踵落としで
顔から床へ叩きつけられる。
「…みつけた…」
「「「おひきだ。おひきだ。おひきだ。おひきだ。おひきだ。おひきだ。おひきだ。おひきだ。」」」
「裏口から逃げるぞ」
「その前に」ゴリゴリゴリゴリ
「コイツら、蹴散らすか」ヂャッ
脳天をかち割られたサラリーマンから
レインはカランビットナイフ
拝借すると…肩甲骨を鳴らしながら
交互に回し出す。
エレンもSIG1911を両肘まげ
アイソセレスで構えた。
「行くよ!」ゴリゴリ、バッ!!
レインは俊敏な動きで
憑染者の集団へ向かう。
膝関節、首筋や喉笛を斬り裂き
次々と仕留めていった。
死角からは
エレンが背後から援護射撃する。
14歳とは思えない
器用な動きで、全方位から来る
憑染者たちを斬りふせていく。
ザッザッザシュッ
「がッ?!」ブチブチブチブチブチン!
ビチャビチャビチャ
たまたま、憑染者の口に
カランビットの刃が入る。
レインは気功を加えて振り切った。
頚椎から飛び散るホースのように
血が噴き出す。
返り血で全身が真っ赤になっても
気にすることもなく、カランビット片手に
肩を交互に回していく。
ガシャ、シャキンッ
「まだ…大丈夫か」
「全然げんきだよ。エレンは?」
「ちょっとキツい」
「結構…
お客さんいたからねぇ」ゴリゴリッ
エレンは息を荒げながら
タクティカル・リロードする。
20人以上、相手してるハズなのに
息を荒げることもなく淡々と言う
レインに。
流石のエレンも苦笑いする。
気づけば包丁やフォークを握っている
憑染者たち。
御構いなしに身体を
左右に揺らしながら近くレイン。
その背後を護るエレン。
第2ラウンドが始まろうした瞬間
「動くな」
ファァッッ
ド…サッ
突如、眩い光の玉が
ファミレスの中心部に出現する。
それと同時に憑染者が倒れ
黒小人が一斉に爆発した。
「ありゃ?」
「ひとりで…いや2人か」
「アンタは一体」
「ああっ?!」
いきなり、ファミレスに現れた
黒いスーツと同じ柄の手袋つけている
金髪の男。
どうやらエレンは知らないが
レインは知ってる様子だった。
「NEOさん!!」
「久しぶりだなレイン」
-―ー
ーー
ー
アンブレラ、東京喰種支部
武器管理庫。
「一応…ハイルちゃんとコオリくん?に
警備つけるわね」
「どっちでもイイってよ」
「それより、アナタに会いたいって
"人"がいるの」
「よぉ~元気か?」
ひろみは目の前に現れた青年に
言葉を無くす。
「あなたもよく知ってるでしょ?」
「ルシファー…」
「ヒロ坊、久しぶりじゃねぇか」
また、擬音祭りです。