Search&Destroy -true But Whole 作:アンデッド
スタンスなので
視点が毎回、同じキャラとは限りませんし
主人公同士で殺し合う場合も。
あとアメコミのような擬音も
そこそこ使います。
zrrrrr…
ガチャンッ
「朝ですよ〜」
「う…まだ眠い」
「ほら」バサッ
「わっ?!」
「これで目が覚める」
デトロイト郊外。
ペニーワイズ家
「ミッシェル…」
「朝食作るから
学校いく用意してなよ」
「うん!」
アンドロイドである
『サロゲート』。
それは動く便利ロボット。
ロボット三原則に縛られた
機械仕掛けの奴隷。
「行ってきます〜」
「いってらっしゃい」
ペニーワイズ家に仕える
”ミッシェル”もサロゲートだ。
ミッシェルはワイズ家で
数年以上も暮らしている。
ヂュプジュプ
パンパンパンパン
「相変わらず、締まりがイイな」
ギシギシッ
「はい…」
金ミディアムボブの
眼鏡をかけた知的美女風な
サロゲートのミッシェル。
セクシャロイドとして
主人であるダニーの性処理も
担当していた。
女性用ビジネススーツを着せられて
肛門にダニーの下半身にぶら下がる
44マグナムを挿入され、Iカップほどの
大きさがある胸の乳首を
抓られたりなどされていた。
ミッシェル的にはあまり
気にしてないが、左こめかみにある
リング状の蒼く光った
認識コードを舐めてくるのは
少し気持ち悪かった。
びゅるるるるる
「こぼれたのも
キレイにしてくれよ」
「ゴクッ…はい」
ダニーはそう言い残して
自分が幹部を勤める
会社に赴く。
自分の肛門から床に
こぼれ落ちた白液を舐めるミッシェル。
ペニーワイズ家では
いつもの光景だった。
なぜこんな事をするのか。
そんな疑問はペニーワイズ家の
一人娘である、エカの顔を
思い出せば気にならない。
母親が自宅プールで変死してから
一人ぼっちで塞ぎ込んでいた
エカが立ち直させたのは
ミッシェルだった。
亡き母と重ね合わせ、慕ってくる
少女に女性型サロゲートは
母親代わりとして一緒にいるうちに
奇妙な感情が。
もしかしたら三原則を破る
モノの一つかも知れない。
もし、破ってしまったら
エカとは暮らせなくなる。
ミッシェルはそう考え
感情を抑えていた。
エカと2人きりの時以外は。
ダニーの寝室。
「ベッドの上で待っていてくれ。
1時間後に戻ってくる」
「はい」
ガチャン…
ミッシェルは命令通り、
ワイシャツ一枚でベッドの上に。
なぜか言い知れぬ不安が
胸の奥から込み上げていた。
金曜日になるとダニーは
22時頃から何処かへ向かう。
翌日、エカの部屋に行くと
少し違和感を覚える。
時折であるがエカの顔に
金曜日朝にはなかったアザが
できてたり、下着姿で
毛布に包まっていた事もあった。
まさかダニーが…
エカに暴行加えているのか。
だが、動くなと命令されてるし
実際に目撃したワケではない。
どうするべきか。
ミッシェルの中で葛藤が生まれる。
そして
ガシッ
「エカ…待ってなよ。
必ず助けるから」
ミッシェルはクローゼットから
ダニー愛用のゴルフクラブを握った。
命令違反。
そうだとしてもエカを護りたい。
ミッシェルは抑えていた感情に
従うことを決めた。
寝室から出ようとした時
ぎゃああああああ
「エカ!」パッ
寝室まで響くダニーの野太い悲鳴。
それを聴いたミッシェルは
エカの部屋まで走り出す。
グチャッ
ブスブスブスブスブス
バンッ
「エカ!?」
「ミッシェル…」
「お嬢さんは無事ですよぉ」
ミッシェルが部屋に突入すると
目の前にダニーが仰向けに倒れていた。
その上で片もみあげだけ長い
XIIIの形したヘアピン付けた
黒髪の中性的な14歳ほどに見える
子供がネメシスBLACK
セロレートナイフを
顔に深く突き立てていた。
ベッドの上で震えるエカに
子供は
「アナタを傷つけませんから。
安心して下さい」
THUK!
笑顔でそう言い、ダニーの顔に
ナイフを振り下ろす。
眼球が視神経と共に
飛び出し倒れている主人を
跨いでエカの元へ。
全裸で泣きながら震える少女に
女サロゲートは優しく抱き寄せた。
その様子を満足げな顔で
眺める幼い襲撃者に
ミッシェルは睨みつけて
名を訊いた。
「アンタ…名前は」
「ナタリアです。
流れ者やってます〜」
たまには下ネタやってみました。
ミッシェルのモデルは
『TERRA FORMARS』の
ミッシェル・K・デイビスです。
見た目、そのままです。
エカは『攻殻機動隊S.A.C』の
戸玖良エカの娘です。
余談ですが、サロゲートの容姿とかに
関しては購入者に一任してます。
要するに買えばお好みで
改造できるという事です。
気に入らなかったら、処分できます。