※この作品はR-18です。

Search&Destroy -true But Whole   作:アンデッド

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徐々に復讐の全容が
明かされていきます。


シビル・ウォー6

 LSD本社、社長室

 

 コンコン

 

「どうぞ」

 

 ガチャン

 

 P「おはようございます」

 

「ああ! わざわざ…

 御足労ありがとうございます」

 

 

 我々は2日経過してから

 シンジ氏を訪ねた。

 

 彼はLSD本社で

 書類に目を通している。

 

 P「ココで…寝泊まりしてるんですか」

 

「たまにですけどね。

 今日のヤツはもうすぐ

 終わりますよ」

 

 我々は彼の仕事が終わり次第

 インタビューを再開した。

 

 Q:マーレに対するテロは

 どういう作戦でいきましたか。

 

「主に奇襲テロです、

 バイオ兵器を使った」

 

 P「バイオ兵器?」

 

「いわゆる…B.O.Wです」

 

 B.O.W。

 

 バイオ・オーガニック・ウェポンの

 略称で、意味は有機生命体兵器。

 

『製品』扱いされる生物兵器の

 総称でもある。

 

 痛み嫌っていたハズの

 B.O.W使用した奇襲攻撃という

 名の同時多発テロ。

 

 彼は自ら、B.O.Wを産み出したのか?

 

 P「自分で造ったんっすか」

 

「違います。譲り受けたんです」

 

「借りた?」

 

「”母”から…」

 

 実は母親が2人いるシンジ。

 

 彼が頼ったのは血の繋がった

 母だった。

 

 ため息つきながら

 B.O.Wを譲り受けた経緯を

 話し出す。

 

「諸事情でクウェートに

 行ってたとき」

 

 ーーー

 

 ーー

 

 ー

 

 グリーン・アイランド

 シンジの別荘。

 

 カタカタカタカタ

 

 

「よし」カタンッ

 

 

 僕はCIAの知り合いに

 頼まれていた情報を

 パソコンにまとめて

 送信した。

 

 終わったらマーレを潰す

 計画を考えようと思ったら

 

 ピンポーン

 

 

「…」チャキン

 

 誰もこないハズの別荘に来客。

 

 何か頼んだ覚えはないし、家族や

 友人にも別荘の場所を伝えてない。

 

 来るとしたら…ヒットマンか

 特殊部隊だと思っていた。

 

 でも

 

 コンコン

 

「すみません、ココに

 碇シンジ様がご在宅でしょうか」

 

「えっ」

 

 ノックと共に僕を呼ぶ声。

 

 背中に利き手を回した状態で

 玄関扉を開けると

 

 ガチャ…

 

 ザッザッザッザッ!!

 

 ピシッ

 

 

「アナタの母上である

 ユイさまの指示で来訪しました。

 ニコラス・ウォンです」

 

「御命令ならば、どのような事も

 お手伝い致します」

 

 ニコラス・ウォン。

 

 ”次世代型スカイネット”こと

 シビュラ・システムがテスト的に

 導入されていたSEAUn(東南アジア連合)の

 憲兵隊元大佐。

 

 通称落武者がなぜか

 目の前にいたんだ。

 

 さらには

 

「久しぶりだね…シンジ君」

 

 白い変態こと槙島聖護も

 いるから尚更、状況が理解できない。

 

 なんで…敵対している

『新世界秩序』のメンバーが

 殺さなきゃいけない相手の

 別荘に集結してるの?

 

 首をかしげていたら

 

 

「お母さまから御手紙を

 預かっております」

 

「あっ…どうも」ビリビリ

 

 あんまり受けとりたくない

 母さんからの手紙。

 

捨てたいけど、読まなきゃ

いけない感じの空気だったので

封筒を開いた。

 

 

シンジへ

 

 お元気ですか、私は相変わらずです。

 

 最近…11社ほどのスイス銀行を

 乗っ取ってウハウハしています。

 

 レイの一件で

 あなたは私を恨んでいるでしょう。

 

 そのお詫びとなんですが

 B.O.Wをプレゼントするわ。

 

 名称はZQNR。

 

『誰かと繋がりたい』『心が開いてる』

 と思っている人間は

 無差別に感染するから。

 

 お目付役は槙島くんや

 ニコラス君に任せてるわ。

 

 質問は2人が代理で答えてくれるから

 安心して。

 

 あと、助っ人に

 ダイヤエース・キラーこと

 ビリー君とグアテマラの特殊部隊

 カイビル出身者たちを

 300ほど用意したから好きに使って。

 

 マーレ滅したら連絡してね♡

 

 

 あなたの親愛なるママより。

 

 

P.S

 

 たまに障害を抱えてたり、心に

 傷を抱えた人間は『狂巣』化

 するから気をつけてね。

 

 バイバイ〜

 

 

「なるほどね…」

 

 手紙を読んだ限り

 

 僕のご機嫌取り+生物兵器の

 実戦データ収集が狙いみたい。

 

 まぁ…綾波を殺すよう

 指示したことに関しては

 

『舐めんじゃねーぞクソババア。

 この程度でチャラにできるほど

 軽くねぇからな』と想っておこう。

 

 敬礼している元グアテマラ特殊部隊

 隊員たち。

 

 キャラが濃いお目付役3名。

 

 とりあえず、今後のことを

考えるついでに

 

「B.O.Wがどんなモノか

 見てもいいかな?」

 

「勿論。少しお待ちを」

 

 5分ほど待ってると

 運送トラックがバックして

僕の前に停車した。

 

 キーキーキー

 

 GANGANGAN!! DON!!!

 

 

「メチャクチャ暴れてるね」

 

「コレで見えるよ」

 

 

 赤外線ビジョン仕様の

 サングラスを槙島さんから借りて

 掛けてトラックボディを覗いたら

 

 

「しゃらららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら」

 

 

下半身のない翼を生やした

ガイコツみたいな形容しがたい

何かが宙に浮きながら

下半身にぶらさげた

触手をボディ内で荒ぶらせていた。

 

これがどうやら

『ZQNR』らしい。

 

サングラスを外し…

最初にした行動は

 

 

 

「友人に連絡します」

 

「フフッ、構わないよ」

 

 

とりあえず、友人に電話した。




敵の敵は味方みたいな感じです。

敵対している実の母から
支援され、しまいに
B.O.Wまでもらったシンジ。

『アイアムアヒーロー』に
先駆けてZQNパニックが
起きます。

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