Search&Destroy -true But Whole 作:アンデッド
やります。
アレは…確か
プスッ
「あぎゃッ、待て!!」
「拷問ならせめて…」
「うるさいなぁ〜黙ってられないの?」
ブスブスッ
ヒストリアとオレが中央憲兵どもに
追われていた時だった。
罠を仕掛け、憲兵のサネスという
年配の奴から情報を聞き出すため
リヴァイ兵長、ハンジさんは
隠れ家の地下室で拷問を加えていた。
自分から志願して参加した
レインは愛用のニードルピアスを
サネスの爪の間に
刺し込んでいたらしい。
地下室でのことは
兵長からオレが聴いた話だから
主観での話になる。
ぱかッ
「がッ…」
「爪の間は神経が
集まってるからイタいんだよね〜」
「ずいぶんと
慣れてるみたいだな」
「拷問ってのはさぁ…ある意味」
「究極のSMプレイなんだよ」
「なに、それ」
「気にしなさんなって」ブチッ
「ッ〜〜?!」
"ドMでドS"なレインは
ピアスを刺した爪を外していく。
まるで…たこ焼き上げるみたいに
ちぎってたらしい。
満面の笑みしながら、総ての
爪を剥し終えると
「うぅ〜」
「さぁ!レイス家について
お聞かせ願いましょう!!」
「ほー」
「ブッブー!!さて」
「答えられなかったので
鼻にニードルピアス挿入を
プレゼントしましょう!!」ブッ
ググググ…
「がッ…レイス家が」
「えっ?」ぐりぐり
「ほんと”の王家だ」どろ…
意外にアッサリと
鼻の奥をピアスで抉られ
両目から血の涙を流す
サネスは吐いた。
壁内の貴族であるレイス家が
本当の王家という事に。
アイツはその言葉に
天使のような笑顔を浮かべて
「じゃ…もう」
「このヒト、生かしとく
「ちょ、ちょっと待って!」
「ハンジさんのお友達殺したんしょ?
お礼参りしないと」
「その心配はいらねぇ。
お前が必要以上に
コイツをいたぶったからな」
レインは不思議そうな顔で
ハンジさんを見る。
ただ、無言で目を真っ直ぐ
みつめていたという。
戸惑うハンジさんが口を開く前に
「それでイイの?」
「あっ…もちろん!
私は満足したから
ありがとうレイン!!」
しどろもどろな
ハンジさんの返事に
天井を仰ぎみながら
アイツはこう呟いたんだと。
「よかった…」
兵長曰く、『天使ってヤツがいるなら
こいつがそうなのか?』っていう程の
笑顔だったらしいぜ。
サネスは奇しくも拷問していた
相手に命を救われる。
キンキン
「先に上がります〜」
「うん、協力ありがとね」
レインは走って
階段を駆け上がっていた。
地下に白目を剥きながら
鼻と目から流血している
サネスが置いていかれた。
これが兵長から聴いた話だ。
その後、交渉で
協力関係になった
リーブス商会の会長
ディモが隠れ家に
息子のフレーゲルを連れてきた時
「リヴァイだっけか?
歓迎してるなら茶菓子ぐらいー」
ド!!ガッガッガッガッ
「ッ〜」ポタポタッッ
「す…すまねぇ」
「色々、連れ回していたんだが
甘やかしちまったせいで
ガキのままだ」
「いやっ気にするな。
先に手を出したコイツが悪い」ガッ
「ごめんなり」グググググ
「謝る気ねぇだろ」
不敬なこと口走った
フレーゲルの鼻をへし折り
顔が腫れ上がるまで
殴り続けたレイン。
兵長に制止されて
一応、謝った。
気持ちは一切
込めてなかったが。
兵長に頭押さえられ
ジャンにツッコミを入れられている時に
オレはあることに気づく。
ナメた態度を取れば
レインに"実力行使"で
排除されるという事実に。
かなり、大雑把ですが
進撃14巻の様子を書いてます。
前半だけですが。
レインの拷問は『殺し屋1』ぽくっ
やってます。