※この作品はR-18です。

Search&Destroy -true But Whole   作:アンデッド

48 / 60
もうすぐ、2部目が
終わります。


グラマラス・ダイ6

コルブッチ

 

ばくばくムシャムシャムシャ

 

 

P「その呪文って…」

 

「天使語ことエノク語だ。

これでベルトルトの四肢も

再生させてたな」

 

知れば知るほど

謎が深まる少女レイン。

 

まるで、運命に逆らうかの

如く戦い続ける彼女と

一緒にいるエレン。

 

我々はそれに興味を抱き始めていた。

 

PPPPPPPPP…

 

 

「シェシェ?はい、残飯チャーハンと

くそみそラーメン二つ〜」

 

「エレン! 注文届けてくるから

るすばんヨロシク!!」

 

「おう」

 

ガラガラ

 

彼女が店から出た瞬間

我々が今、気になっている事を

彼に質問しようとした時

 

「さて…一番」

 

「気になってんだろうけど

オレがなぜ、レインの

ボディガードやってるのか」

 

P「ええ」

 

「アイツは…命の恩人で

救世主なんだよ」

 

P「へっ?」

 

 

我々が訊きたかったことを

狙ったように自分から

話してくれると言う。

 

遂に語られる…

2人の”絆”が生まれた出来事とは。

 

「あれはー」

 

レイス家の礼拝堂地下で

生贄にされかけた時だ。

 

ーーー

 

ーー

 

ー

 

 

「ヒストリア、やるんだ!!」

 

 

両腕を鎖に繋がれ、ヒストリアに

食われるつもりだった。

 

この時は…覚悟は出来ていた。

 

父さんがヒストリアの家族を殺し、

始祖の巨人の力を奪った事実。

 

それに加え

 

『ミカサやアルミンー』

 

『みんなを救いたいなら…この力を』

 

『支配しなくてはならない』

 

『うああああああああ』

 

自分の父親を喰い殺した記憶を

思い出した瞬間。

 

生きることが無意味に感じた。

 

「いらなかった…オレも」

 

「親父も…5年前にここで」

 

「あんなことしなければ

お前の姉ちゃんがすべて」

 

「何とかしてくれたんだろ?」

 

『違う』

 

頭に響いてきた声は

ヒストリアのモノだと思っていた。

 

タッタッタッ

 

 

「一体どれだけ人が死んだ…

アルミンのじいちゃん」

 

「トーマス…ナック…ミリウス」

 

「ハンネスさん…オレは

償いきれー」

 

「エレェェェンンンンンンン!!」

RUNNNNNNN

 

走ってきた。

 

オレの畏敬する天使が。

 

パシュ

 

キュイイイイィィィ

 

 

「来やがったな。じゃじゃ馬姫が」チャッ

 

ロッドに協力していた対人制圧部隊

隊長のケニー・アッカーマンが

対人用立体起動装置で迎え討つ。

 

だが

 

バキッ

 

 

「あっ?」

 

ドゴッッ

 

 

ケニーはレインが見せる

”幻影”に翻弄され、反撃もできず

ボコられ

 

『兄さん』

 

「なんで…お前が」

 

シュ!ー

 

ゴンッッッ

 

 

両手を着いたケニーに

レインは得意技、踵落としが

後頭部に振り下ろした。

 

重いものが落下した時と

似ている音が響き渡る。

 

「急げヒスー」

 

DONG!

 

パリンッ

 

 

正確な抜き撃ちで

ヒストリアが握る『巨人化注射薬』を

撃ち落とした。

 

ロッドの絶叫と同時に

レインも必要以上に叫ぶ。

 

オレの名を…

 

「エレンンンンンンン!!」

 

「レイン?」

 

「細かいこと、あんま

わかんないけどさぁー」

 

「エレンと一緒にいるのが

当たり前になってきて

いないと気持ち悪いんだよね?!」

 

「いらないなんて…」

 

後の言葉にオレはー

救われたのかも知れない。

 

「バカなこと言わないでよ、まだ

始まってもないジャン」

 

「エレンもあたしもヒストリアも。

始まってもないでしょ?」

 

「てか…あたしがさぁ」

 

「エレンに生きて欲しいって

願うのはダメかな…」

 

「だめじゃない」

 

弱々しくそう呟くアイツに

ヒストリアは同調した。

 

場にひとり、取り残された

ロッドは錯乱しながら

地面にこぼれている

巨人化薬の液体を舐めようと

している最中に

 

2人が祭壇まで走って

来てくれたんだ。

 

シュウウウウウ

 

 

「フリーダ…ウーリ…」舌っ

 

バキャンッ!

 

 

「やべっ?! ヒストリアの

ダメおとうさんが巨人化する!!」

 

 




ちょっと、クリフハンガーします。

進撃16巻を読めば
状況が分かると思います。

『キッズ・リターン』の名セリフが
結果的にエレンを救いました。

ちなみにレインが使った幻影は
『フリージア』の主人公
叶ヒロシの特殊能力”擬態”です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。