Search&Destroy -true But Whole 作:アンデッド
ゴオオオオオオオ
「フン!」ガチャンバキッ
「なんで…」
「私は人類の敵だけど」
「あたしは〜なんとなくだけど」
「「エレンの味方(だよ)!!」」
超大型巨人よりもデカい巨人と
化したロッドが原因で
地下洞が崩壊しかけてるのに
2人はオレのそばを離れなかった。
「いい子になれないし。
神様にもなりたくない」
「エレンが死んだらさびしいし」
「自分なんかいらないって
泣いてる人がいたらー」
「「そんなことないよって…
伝えに行きたい(んだ)」」
「ひとはいつか死ぬけど…
でも、今じゃないよ」
似たようなことを言いながら
微妙に違う二人の言葉に
オレは少し、戸惑っていたが
オオオオオオオ
「きゃっ?!」
「ほぉん!」
「レイン、ヒストリア!!」
ゴロゴロッ
ロッド巨人の蒸気に吹っ飛ばされ
後ろに転がるふたり。
その2人を受け止めたのはー
ドン
ヒュン、ヒュン
「無事?二人とも」
「あっ…」
「ミカサ?!」
「鍵をよこせ」
「足の鍵を開けて!
腕は解除してるから!!」
「兵長ーみんな!!」
ビキビキビキビキ
「避けろ!!」
「昇竜〜じゃねぇや。
かめはめ波モドキ!!」ブワッ
ドォン
レインは落ちてきた瓦礫を
波動拳で粉砕して
オレたちを救った。
オレよりレインの方が
人類の希望じゃねぇかと
考えてしまう。
「何だ…このクソな状況は」
「超大型の巨人ってのより
デケェようだが…」
ドドドドドドドドー
ロッド巨人が起ち上がろうと
していた。
そんな状況下でも
オレはヘタレてたが。
でも…
「エレンー」
「みんなを巣喰って。
細かいことはよくわかんないけど
運命に抗って死んだ方が
悔いはないと思うよ」
意外だった。
レインが舌足らずな言葉で
激励してくれるとは想わなかった。
自然に身体が動き
ガッ
転がってる『ヨロイ・ブラウン』
と書かれた小瓶を噛み砕いた。
もう一度だけ自分を信じたい。
そして、レインとみんなを
護らせてくれー
パァッッッ
ーーー
ーー
ー
ガラガラ
「ただいまー」
「おかえり。早かったな」
「うん。60キロ先だったから
意外と近かったよ」
P 「遠くないですか?」
「取材おわりそう〜
仁ママがまた、お墓パクったから
取り返さないと」
「最後に訊きたいことは?」
P「その後、どうなったんすか」
「オルブト区って場所まで
ロッド巨人を誘導した後に
ヒストリアが討伐。オレと
調査兵団の皆はその補佐をやった」
「その後にヒストリアが…」
「壁の女王様に就任したんだよな」
「なつかしい〜アレからもう
”4年”なんだね」
P「4年?」
エレンは唇に立てた
人差し指を当て『静かに』と
指示する。
サボタージュ事件から十数年も
経過してるハズなのに
彼女の感覚では『4年』しか
過ぎてないらしい。
ジリリリリリ
「秘技!磔のマネ!!」
「前がみえねぇ」チャリン
「心の眼で!」
「ムリ言うなよ」
「へへへっ」
「なに笑ってんだ…フッ」
「エレンも笑ってんじゃんか〜」
護る者と守られる者。
奇妙な2人の絆に
我々は閉口するしかない。
今日も2人はどこかへ
行くのだろう。
未だ見ぬ世界へ…
エンディング曲『クックロビン音頭』
撮影協力:LSD
制作:シャブコーポレーション
提供:オナ東
次回は『伝説のホームレスに密着。
武蔵ぽいっ人の正体とは?!』
第2部、終了です。
駆け足気味に終わらせました。
推薦ED曲はGReeeeNさんの
『BE FREE』です。
作中でスルーされてましたが
ケニーは存命してます。