さぁ、真を歪める時刻だよ?
あけましておめでとう。
そして人間の皆々様久しぶりです。
どうも、人類最凶の蝙蝠ですよ。
ここに来るのも七年ぶりですね。
元ブラッド・シザーズというラフィンコフィンのような殺人ギルド、まぁ半分嘘で赤色のカラーギャング風情でしたが、今度は青色のカラーギャングを創りたいですね。
組織名はペイル・ヴァルチャー。
青褪めたハゲワシ、不気味でしょ。
ハゲワシのように落ち目の組織を吸収して巨大な組織にしたいのです、抗争とかじゃありません、ただ収斂するのです。
このNG、いや現実のカラーギャングさえめ巻き混んだ、現世の地獄を彩りたい、禍は三年置かれて用に立つのです。
恐怖の大王が降りてきた、と解釈して下さい、私が何者か、それはどうでもいいのです、ただ、私は、非日常を渇望する亡者なのですから、そこら辺からよろしくお願いします。
ーーーと、過疎化された掲示板にupされた。
実際、噂のダラーズというサイトにある物。
それは、作者が投稿した。
遊馬崎ウォーカーが言う。
「健気な心ですねぇ、ですが悪役とかヴィランに憧れて犯罪をする、だなんて…………本当に二次元に来たんならもっと別の楽しみかたを見いだせばいいのに」
狩沢は言う。
「そうだね、ハーレムとかしないの?」
「最近の魔王モノじゃないすか」
「え? 魔王は受けじゃないの?」
「はやっ! もう魔の手が…………」
門田はそれを苦々しく言った。
「おい、例えアニメだろうが小説だろうとやった犯罪は自分の責任だろうが、本に責任転嫁するなんて恥知らずもいい所だよ」
「ですけど、泉井さんを男の中の男という美観が間違ってるのがブルースクウェアNo.3じゃないすか」
「彼ね…………麻薬って絶対悪なのかな?」
渡草が断言する。
「あぁ芸能界でもタブーだからな、ルリちゃんに売ろうとしただけでも轢き殺す…………」
「でも、最近の若者って心の支えとか欲しいじゃん?」
「そういうのに漬け込むのがゲスって話だ」
門田がいつになく怖い顔つきになっている。
そのサイトに投稿された、忌々しき怪人の名。
「奴はな、人を殺人に仕向けたり、麻薬を売り捌いたり、狩沢が夢見ているような優しいような小説に出てくる実は優しかったり実は善意のある悪人じゃない、あれは筋金入りの外道だ、この俺がそう言うんだ」
「えぇ、でもラリって二次元の幻見たら」
「遊馬崎、絶対にするんじゃねぇぞ?」
「…………はい、分かりました」
「ほら、今度の誕生日にVR装置買ってやるから我慢しろ」
「門田さん、変なこと言ってすいません」
「別にいい、カッコいいからでやる馬鹿もいるからな、それがステータスになる訳じゃないのは自覚しておけよ?」