ブルースクウェア発足した後の歪み。
黒沼青葉はそこに違和感を隠せない。
ここまでカードを揃えられられるのは何故だ?
知らぬ知らぬ、法螺田などの不良の有名人が集う。
それは、不穏ではある、歯車がいつの間にか狂乱のままに暴走する、カオス力学で枷を外された混沌はどこまでも、広がりを見せてしまう。
その中で無名の男が常にいた。
彼は、一言で言えば小判鮫だ。
カリスマ性のある自分に、おべっかを使う。
靴を舐めろと冗談に言えば舐める男だった。
それはある意味狂信に見えたが。
彼は偶像を磨くのが上手だった。
偶像というより看板に箔をつける。
濡井村の友達と言うからには類が友を呼ぶ。
彼は壊れかけの凡人だ、狂いを望む普通の人。
彼はまだ、竜ヶ峰帝人とは知り合ってない。
しかし、彼からは明確な不気味さがあった。
やろうと思えば何でも出来る。
快楽のためのストッパーが欠けている。
サイコパス、と彼を罵るべきかもしれない。
しかし、彼は悲しむ、感情に左右される。
何より絆は歪んでいても大切にする男だ。
強迫観念があると思った。
自分は狂わなければならない。
そう彼は言い聞かせながらも。
いつも平然と作り笑いをしていた。
麻薬の売人のグループを自発的に創ったり。
ロシアンマフィアの男の娘を連れてきたり。
彼の人脈は、なぜかとんでもなくあった。
それが怖い、彼に組織を蝕まれてる気がした。
仲間には言ってない、こんな気持ち悪い奴と付き合ってると知ったら自分が虐められてもおかしくない。
どこまで異常な事が出来るか?
両腕にボディスティッチをさせたり。
尻に鮫の焼き印を押し付けたりした。
他にもせんずりを強要させたりした。
浣腸をしてペット用シートに出させた。
その後、嗜虐心が疼いて犯してしまう。
年上であったが、なぜか屈服させたくなった。
それは彼が同情されたいという眼をしたから。
こんなにも異常な自分を罵って欲しいと願ってた。
貶して、苛めて、虐めて、貶めるのを願望してた。
この男の恥部はレイプ願望だ。
こいつは恥辱を知ることで生きられる変態だ。
恥辱を他社に見せつけて生の実感を得る変態。
黒沼青葉は彼の髪を掴んだ。
「なぁ、今度兄をリーダーにするんだけどさ」
そのまま、彼はサディズムのままに命令をした。
「No.3として、彼には忠実な奴隷でいてくれ」
「分かりました、それが黒沼青葉様の命令ならば」
「あぁ、最初に鮫の焼き印を見せつけるように」
「わかっています」
「あと、鮫のイヤリングを右耳につけろ、俺がこの前わざわざ海外から通販してきたやつだぜ?」
「ありがとうございます!」