「やっぱり似合うねぇ」
折原臨也は彼を女装させた。
来良学園の制服である。
「恥ずかしいですぅ」
「スカートは長さ変えてないけど?」
「スースーします」
「そうかい、なら良い経験だろ?」
「か、かもしれない」
「で、君が欲しかったのは、取り寄せたそれだけじゃない、俺に会いに来たって事は…………情報だろ?」
じゅぼじゅぽとフェラをする。
椅子に座った折原臨也の股間。
その眼は肯定だと潤していた。
「あぁ射精するまで続けて」
「ふぅ、ぐ、ふぇ、ぐ」
「君が欲しいのは『サーカス』『澱切陣内』その他にも沢山だ、でも家出少年の君はお金を持っていない、だからこうやって、体で払ってる…………」
「む、むぐぅ!」
「いつもより多く出ちゃったじゃないか、フェラ上手だね、今まで、小学校から中学校まで生徒から先生まで君を男婦扱いしてきたらしいからね、君はもしかしたら、性的虐待に合いすぎてシリアルキラーになる可能性を持ってるかもしれない、推論だよ?君は殺人鬼なんて器じゃない、きっと吸血鬼だ、殺すのではなく、殺しを仕向ける、結果的に血を大量に求めているように見える、その存在になった君をこう仮定しよう、パペットマスターとね、そうなった君は僕の弟子のような物さ、俺の技術を君だけの愛に酷使できる」
「…………そ、そうかな?」
「君のカリスマ性はね、操るのに特化している、君の声は、蕩けるような甘い声音だ、それを聞いて平気なやつはいない、だから寡黙で無口だ、口を開けばそんな声、昔なら幽鬼やら鬼やら妖怪やら招く、琵琶法師のような感じでね、だから君が饒舌になれば洗脳なんて容易いそれは別に暗示でも何でもない」
「折原さんにされてる感じですかね?」
「そうだね、そう思ってくれれば良い」
「本当に悪魔みたいですね」
「君がだろ?」
「濡井村さんが口を酸っぱく折原は悪魔だって言ってましたけど?」
「あいつは、批評家でしかない」
「僕はですね、いっそカルトになったら良いんじゃないかなって時折思います」
「いい考えじゃないか、君自身が神を気取るんだろ?」
「でも、僕は、操るじゃない、弄ばれて捨てられたい、どこまでも乱暴にされて汚されて、精神が壊れた時、僕はやっと人間以下の下等生物だと認識できる」
「それは、あれだね、自覚したいんだ」
「そうですね、僕は醜い存在らしいから」
「中性的な顔を持つ者の宿命みたいな物だよ」
「でも、僕は不気味さを持った人外の美しさだもん」
「へぇ、悪魔と悪魔に孕まされたのかい?」
「そうかもしれません、僕は人々をいるだけで狂わせる最悪の悪魔の子供なんです…………」
そこで、彼は泣いてしまう。
その涙を折原臨也は舐める。
「安心しなよ、君はまだ人間の範疇だよ、これからもそこから抜けられないんだ、精々励みたまえ凡人」