と言うわけでいったんここでおしまいです、最終回はほぼ構想通りです、第3部は来年書くと思います。
恐らくは短期決戦だと思いますが、どうなるかは、未来の予想同様わかりませんしね。
創作をやっていて痛感したのは、感想サイトをやっていた頃のように、もう作り手を馬鹿にできないと思った事ですね、また連載の数年間社会で様々な事件などが起こり、自主的に表現を規制したのも考えてしまいました。
エンターテイメントの役割は見た人の心を少しでも和らげることだと思います。
出来るだけ短い文章で読者の人に伝えようとしましたがなかなか難しかったです。
プリキュアの方も書きます。
『僕の世界に来てくれてありがとうございました!』
第112話
それから僕は、いや俺はずっと戦い続けた。
犯罪者と戦い、犠牲となるはずだった無辜の人々を助け出した。
熱い火事に飛び込み、焼け死ぬはずっだった人々を助け出した。
残念ながら地震などの大災害で助け出せない人もいた……
「ありがとうございます、お礼に何か……」
そう言われることも何度かあったが、丁重に断った。
「せめてお名前だけでも……」
そういうときは、ジョン・スミスとか山田一郎などとテキトーな名前を言って誤魔化した。
ボロボロになった俺を癒やしてくれたのは、二次元の憧れのヒーローやヒロイン達だった。
「まるで引きこもりの時と対して変わらないな……」
俺は独り言を言いながら、リモコンでテレビの電源を消した。
祖父と祖母はアッサリぽっくり亡くなってしまったがそれでもボケずに長生きして、1巡目の世界よりは手間はかからなかった。
「全く、子供部屋おじさんとは言うが親父やおふくろのことが心配だからな……」
俺は階段を降りた、1巡目の世界では引きこもりのニートだったが改変能力を使いバリバリのエリートサラリーマンになった。
古いボロ家はリフォームされ部屋も綺麗になって、広くなった。
「トモ、おはよう」
「嗚呼、おはようございます」
親父に挨拶をする、おふくろは目玉焼きとパンとサラダを用意してくれた。
「友……いい加減、お母さんとお父さんにお嫁さんを見せてよ」
「またその話かよ、いただきます」
俺はチラッとテレビでやっているニュースを見る、相変わらず俺はマスコミ嫌いだが、多くの人々を救うには嫌いなニュースはある程度目を通さないといけないし、地域の些細なニュースは微笑ましいので例外的に好きなのだ。
「景気は悪くないなぁ」
親父も目玉焼きを食べながら、そう言った。
「事務所の方はどうなの?」
俺は親父に聞いた、親父は定年退職したあとに小さな事務所を開いて仕事をやっている。
「貧乏暇無しだよ、ハハハ」
「あなたも友に言ってやってください!」
「別にいいじゃないか、友の結婚なんてまだ先だろ」
「またそうやってテレビや新聞なんか見ながら食べて!」
おふくろは標的を親父に変えて、攻撃し始めた、付き合いきれない俺はサッサと家を出ることにした。
仕事も何事もなく早引きして終わり、俺は欲しいおもちゃやガンプラを買って、銀行に向かうことにした。
2015年10月……街並みはスッカリ紅葉に包まれ、少し寒くなっている。
「こういう何も起こらない、季節の変化が尊く感じるな……」
銀行の窓からぼんやりと独り言を言った、幸い俺はブラックカードを持ったエリートな人間で、ペコペコと銀行の店員が謝るのは気分が良い。
「あっ!郷田くん!」
「本当、こんな所出会うなんて!」
「嗚呼、東村さん久しぶり!寺山さんも!二人ともの美しいよね!」
小学校と中学校からみんなの憧れのマドンナだった東村さんは元気そうにしていた、寺山さんも健康的に痩せており、小学校のクラスメイトを驚かせていた。
げっそり痩せなくて正解だったな、俺はそう思っていた。
「なんだい?偶然ここに来ちゃったのか?」
「ううん、これから二人で遊びの為のお金をおろしにね」
ホストか女性向けのコンテンツか?まぁ聞くだけ野暮だろう、次の瞬間銀行が騒然となった。
明らかに髪の毛がボサボサ、ひげもボーボー、服や靴などもボロボロで足の指も見えていた、明らかにまともではない浮浪者の姿をした男がかばんと拳銃とナイフを持ってやってきたのだ。
「銀行強盗だ!金を出せ!」
銀行員が悲鳴をあげた、サイレンがなり、男はかばんを投げて銀行員に渡し、興奮して両手をブンブン振り回している。
「どうせにせものだろ?」
隅の方で新聞を読んでいた男がそういった、Aである。
「そんなわけねぇ!」
男は銃を天井に向けて発射した、穴が空いたが恐らくは上の階にいる人には当たらなかったであろう。
(寺山さん……何処かでこの男見たことがない?)
(……わかんないわ!)
その何処かで見た男はAに近づいた時に気がついた、華奢な体格にその声……Aそっくり……いやAである。
(そうか!?2周目のAと嘗て警察に逮捕されたAがたまたまここに遭遇したのか!)
なんて偶然なんだ……映画だとご都合主義とか言われる代物だろう。
待てよ、本当にご都合主義なのか?
「ヒイイイ!!!」
2周目の世界のAは本物の拳銃とわかり流石に怯えている、このAに能力は無い、俺と出会わなかったのは彼にとっても良かったことなのであろう。
「こいつを人質にする!おい!車かヘリコプターをもってこい!水や食料もだ!」
無茶苦茶な提案をするAに対して、俺は冷静に答えた。
「人質なら私がなろう、その人を離しなさい」
「うるせー!死にてぇのか!」
はっきりいって呆れた、こいつは全く成長してない、いや俺だと気がついてない、少しずつAとAに近づいた。
(寺山さん!Aか撃ってきたらみんなを能力で逃がすんだ!)
(分かったわ!)
「警察だっ!」
警官がやってきたのだ!次の瞬間Aが撃つ!乾いた音が響く。
しかし銃弾に当たったはずの俺は倒れない、何故ならバルバトスの装甲で作ったペンダントが俺を守ったのだ!ベタな展開!
警官も発砲する!跳弾した弾も一周目のAに向かう!
次の瞬間、時間が止まった、弾丸が空中で止まっている、まぁ見慣れた光景だ。
「やれやれ、これで最後だと思ってみればやはりA、君は愚かだったね……」
警官が喋りだした、その警官は『ラスボス』ことベータだった。
(お、お前!)
A(一周目)がテレパシーで会話する。
(何がお前だ!ベータという名前があるんだぞ!ラスボスでもいい!全く年上に対して敬意を払え!)
(あ、貴方は……)
(フフ、実はAを脱走させたのは私だ、しかしいきなりこれをするとはA、君というコンテンツには飽きてしまったよ)
(じゃあ、チャンさんやボブさんは……)
(彼らは良く頑張ったね、なかなか面白かったよ、私も上層部に言われて後始末をしていたけどね)
(私も評価していたの?)
痩せた寺山さんもテレパシーで会話する、東村さんは恐らくは覚醒してないだろう、マネキンのように止まっている。
「嗚呼、勿論、太った引きこもり少女がこの世界を裏切り、また改心するさまは最高に面白かったぜ!」
「私の人生をコンテンツにしないで!」
全くそのとおりだな、だが俺は心の中で別の考えも浮かんできた。
「人生なんて一冊の本だ、俺の人生は俺が決める、だが何が起こるか分からないけどな」
「いいことを言うねぇ」
ベータいや『ラスボス』は感心したように言った。
「前々から考えていたことがある、俺に能力を与えたのは誰か?アルファか?サクラさんか?それとも貴方なのか?それとも未来の俺か?見知らぬ誰かか?」
「それはね……」
「いや答えは関係ない!俺の人生は俺が決める!名作か駄作かなんて関係ない!」
「良い答えだよ」
次の瞬間、時間は動き出した。
東村さんの悲鳴が聞こえた、寺山さんは必死に彼女の目を塞ぐ。
狂人になっていたAから大量に出血し、恐らくは救急車を待つ間に死ぬだろう。
「待ってろ!A!本当に済まなかった!」
その時、俺は気がついた、Aはもう一人の俺……フレではなく、いやアナザートモなのだと。
引きこもりだった俺が能力に目覚めなかったらAと対して変わらない人生を送っていただろう。
しかしどうすれば良い?改変能力で怪我の治療をするか?いやまた悲惨な牢屋や病院に逆戻りなのは可哀想だ。
こんな時にフレ、もう一人の俺がいたら……もう一人の俺?それだ!
幸い2周目の世界のAはショックで気絶しているだけで怪我もしていない。
分身して同じ人間を増やすことが出来るのならば、一人の人間に2つの魂をいれて統合させるのはどうだろうか?
一か八かやってみるしかない!
俺は二人の肉体に触れ、入れ替えロープ……いや魂の転送は一方通行だな……
魂を抜き取り2周目のAに入る、2つの魂をかき混ぜる感じで統合する。
「おい君しっかりしろ!」
バシバシ身体を叩き、目を覚ます。
「あ、あの……」
『大丈夫だ!心配ない!君は真っ当な人生を歩め!真面目に生きろ!』
警察官がどんどん入っていくところで急激に眠気がきた、もしかしたらラスボスことベータが眠らせたのかもしれない。
嗚呼……フミタンやみんなに会いたかったな……
ここって……メアリー・スーの中じゃん!
様々なガンプラをミキシングした機体で、まるで実家の様な安心感があった。
タイムスリップした時のワームホールに似た空間が全方位モニターに映し出されている。
「なかなか面白かったよ、少し早いけどご褒美だ」
モニターから文字が浮き上がる、アルファかベータか?
「早い!早いよ!スレッガーさん!」
「スレッガーさんではない!」
ツッコミに答えた、俺は操縦桿を握りしめ、未来に向かう事に決意した!
「行くぞ!メアリー!ありがとう!メアリー!君も大切な仲間だ!」
走馬灯の様に、色んな出来事が浮かび上がる。
「うわー落ちる!」
久しぶりに火星を見た、火星か……何もかも懐かしい……そしてこのセリフも初めてこの世界に来たときのセリフだ。
「ギャラルホルンのレーダーに引っかからないのか?嗚呼、ステルスか……」
ガンダム・メアリー・スー、大地に立つ。
俺は降りてメアリーを元のガンプラに戻し、歩くことにした。
「ふーむ、ここらへんの復興はまだなのか……」
ボロボロになった建物を見ながらそういう。
「そもそも、ここはいつなんだ?10年後ぐらいに帰る予定だったが……」
景色は街になり、俺はゴミ箱に捨てられた新聞を取って読む、クーデリアとラスタル公が握手をしており、イヤリングは鉄華団のマークだった。
「最終回じゃんか……まさか!」
あの後全滅したのか?いやゾクシュがいるから考えられない……
「フレ!ギャラルホルンの方に向かってくれ!カルタの方だ!」
「分かった!」
人気のいない路地裏で俺達は分裂し、俺は自宅に走った。
「此処は変わってないな……いや住民が変わっているかもしれない」
ホーム・スイート・ホームとはよく言ったものだ、もはやチャイムを鳴らしたがカメラに顔を見せるのは面倒だ。
俺は能力でデカイトビラを開けて、走り出す無論警報はならない、屋敷が俺を主だと認識しているのだ、そして玄関のドアをバンバン叩く。
「はい……?セールスの方はお断りしているのですが……」
そう言ってガチャリとドアが開く。そこには序盤から一目惚れしていたメガネをかけた美しい女神がそこにいた、在宅ワークをしていたのであろうか、一緒に買ったマグカップとお守り替わりの時計、そして書類を持っていた。
「貴方……!」
流石に驚いたのか、マグカップと書類を落とす、俺は床に落ちる前に2つを拾いあげる。
「只今、ただいま」
彼女はコーヒーを飲みほし、書類を靴箱に置いた。
「馬鹿!」
パシンという渇いた空気が広い玄関に響く。
「馬鹿!馬鹿!!ばかぁ……!」
延々と叩かれた後でボロボロと号泣し抱きしめてくれた、いい匂いと昔と変わらないおっぱいの柔らかさを感じる、勃起しちゃうよ!ビンタとこれじゃ!
「少し痩せたね……でも昔と同じくらいだね……」
抱き締めた瞬間それは分かった、それがストレスによるものだとハッキリと分かる。
宇宙で一番忙しい男の仕事を継いだのだ、スーパーコンピューターや能力を分け与え、アトラやクーデリア達の力を借りてもその肉体と精神の疲労は、何十年と戦ってきた俺よりも酷いものかもしれない。
初めてあった頃の体型だが、あの頃ではない、だけど俺達はやり直せる。
『もう何処にも行かないで……』
ボロボロと涙を流しながら言ってくれた。
『嗚呼、もう何処にも行かない!寧ろ君を何処にいても追いかけるよ!トイレとかでも!!』
「いえそれは駄目」
俺は盛大に昭和のギャグの様にズッコケた、更に昭和の様にグー!グー!とお腹が鳴った。
「そういえば腹が減ったなぁ……」
「大変だわ!残り物しかないのに!」
「いや良いよ、愛する妻の久しぶりの手料理という事実だけでも最高のスパイスさ!」
俺達はリビングに向かった、部屋には繋描いた絵がある。
「モビルスーツがあるのが俺の息子らしいな……」
「手間のかからない子よ……誰かさんと違って」
クスクス笑いながらフミタンはエプロンをつけた。
「何が食べたい?」
「フミタンの裸エプロン!水着エプロンでも構わないよ!」
「んもうぅ……♡ばかぁ……♡」
あっ!発情し始めたな!俺は勝手に冷蔵庫を開けて残り物を次々と取り出して席に座り、カレーや味噌汁などを温めて食べだした。
「そうだこのニュースなんだけど?」
俺はフミタンに新聞を見せた。
「何も知らないの?くじら座計画の事?」
「マジかよ……」
記事を読んでみると、ゾクシュの基地が地球から424光年離れたくじら座ο星ミラ付近に発見された為にギャラルホルンが大規模な積極的防衛をして、アドモス商会などが支援をすると書かれている。
「そうだテレビ」
ナノマシンでつけると「銀河に輝く鉄華団グループ!」などと見ているこっちが恥ずかしくなりそうな、クルクル回る銀河の上にオルガが立っており、最新のコンピュータグラフィックスを使っているのに地方の広告のようなダサさを感じてしまった。
「貴方……食事しながらテレビや新聞なんか見て……」
「嗚呼、済まないって……え!」
おふくろに似ているというか、結婚相手が母親に似るという都市伝説を信じそうになる。
違うのは競泳水着エプロンだったことだ。
「あ〜んして♡あ〜ん♡」
「あ〜ん!」
フミタンはカレーをスプーンですくうとそれを自分の口に入れて咀嚼し、キスで俺の口の中に入れてきた。
「ん……♡むっ……♡プハーッ……♡」
「久しぶりのキスの味がカレーだとは思わなかったよ、辛めだね、お返しするよ、それっ!」
もみゅ♡もみゅ♡もみゅ♡クリクリ♡クリクリクリ♡
「はっあっ……♡やっぱりおっぱい……♡好きなんですね……♡」
「いやフミタンのおっぱいだけで十分だよ」
白いエプロンと競泳水着から綺麗な曲線を描いたラインを描いた天然の彫刻の様な美しい肉体だった。
彫刻の達人はその木の中に仏像がいて、自分はそれを見つけだしただけという言葉を思い出した、確かにどんな服を着てもその美しさはハッキリと分かる、勿論青い競泳という肉体のラインがハッキリと分かる衣装なら尚更だ。
「んもぅ……♡褒めても何も出ませんよ……♡」
「こっちは沢山出そうだがな……」
こっちに初めて来た時から使っていて改良もし、現実世界でも使っていて、流石にボロボロになったノーマルスーツの下半身は勃起により、ギンギンにモッコリしていた。
「これはもう洗濯するよりも新しいのに変えたらどうですか?クタクタになってます……」
「嗚呼、そうするよ、ただ思い出の品だからね、博物館でも作って飾るとするよ」
「お……おっきぃ……♡」
フミタンがスボンを下ろすと、ボロン!と30年以上溜め込んでいた性欲や煩悩が詰まったそれを見て彼女は驚いた。
「あ、貴方……もしかして……そのしてなかったですか……」
「うん?フミタンに言われた通り浮気どころかオナニーもしなかったからな、そもそも向こうの世界は強敵揃いで忙しかったし、バタンキューてよく寝ていたからね」
そういえば30年以上オナニー禁止していたわけか、そんなこと考えてもなかったな。
ビュルルル!ビュルルル!ビュルルル!ビュルルル!ビュルルル!
フミタンの柔らかい白魚の様な指で触れた瞬間、ペニスが爆発するかの様に、射精した。
「今まで……凄く濃い……♡まるで火山の噴火みたい……♡」
椅子に座っていた俺に対してかがみこむように、おチンチンの処理をしようとした矢先のことであった、因みに焼き肉や寿司をパクパク食べていたが、幸いなことに机の上はは汚れなかった。
「おおう、済まないな」
俺はカッパ巻きをひょいと食べて、ふきんを持って二人で拭いた。
「フフフ」
パンツを履き、二人で掃除をすると昔と変わらないと思う、だから笑ってしまう。
「ハハハ!!!」
「日常」が帰ってきた!この笑顔の為に戦ってきたと言っても過言ではない!もうベータ世界から敵が来ることはないだろう!感慨深くサッサと掃除をすませた。
「貴方お風呂にしません?」
「嗚呼いいな!二人で入ろう!」
俺はポイポイと服を脱いで洗濯機放り込んだ、そしてナノマシンで起動させる。
「そりゃ!」
ザッパーン!俺は子供の様に飛び込んだ、流石にフミタンも苦笑いした。
「三十年以上ためていた垢がどんどん溶けていくようだ……」
「三十年?」
支障のない程度で説明をした、ショックを受けない様に。言葉を選び、掻い摘んで説明した。
「よく分からないところもありましたけど、ゾクシュよりも恐ろしい敵だったのですか?」
「ゾクシュなんて目じゃない、ベタなB級作品じゃないけど本当に恐ろしいのは人間だよ」
俺はしみじみと答えた。
「だけどもう戦いが終わったし、のんびりと会社経営でもするか……」
再びナノマシンを起動させ、帳簿を見る、妻がいる前でオンナ達の小遣いの使い道を見るというのは変な気分だが……
「ふん、やはりな」
「貴方どうしました?」
カルタがフレの遺伝子を使うのは彼にとっては意外なことだろう、それよりもネーナがハッキングで不正受給しているのは予想通りだったことだ。
「いや、なんでもない良い仕事をしてくれたよ……」
それ以外には滞りがない、フミタンは少し不満げに言った、そして競泳水着のママ湯船に入る。
「家族の団欒の時に仕事を見ないでください」
「嗚呼済まない、って積極的だな……」
フミタンは空中でフリックしている俺の右腕をその豊満な巨乳を押し付けた。
「だって男やもめでしたもの……♡」
ハイテク技術で駆使されたフミタンの眼鏡は曇らない、眼鏡がなくても愛していけると思うのだが……
仕方がない、仕事は明日以降にして家族サービスに徹するか。
「浮気とかしてませんよね?」
「当たり前だ、俺はもう大人だ、浮気は絶対にしない、まぁ君がしても構わないが」
「するわけ無いでしょう……呆れました」
ぷりぷりと怒る彼女は身体を洗いましょうと言ってくれた。
運命の人は最高級の液体石鹸をつけ、俺を柔らかいビニールマットに寝せて自らをタオルとなって洗ってくれた。
柔らかいタオルの擬人化と言うのだろうか、それこそ高級ホテルの大浴場に負けないくらいの広さで、たった二人でこんな事を昼間からするのはバカバカしいけど傑作だった。
「お〜気持ちいい……」
湯船に入っている時から再びムクムクと全てを成し遂げた男のシンボルタワーが立っていた。
フミタンは左側の競泳水着をずらし、おっぱいを出す、このおっぱいは俺のものだ、乳輪はアレだけしゃぶしゃぶしたけど薄いピンク色だった、それをチューチュー吸う。
ふと思い出す、くだらない商売女で童貞を捨てたが、改めてタイムスリップをしてたら肉体も戻ってしまったので童貞なのではないか?
そう思うとますますむらむらしてしまい、カウパーがだだ漏れになった。
「はい、どんどんピュッピュッしましょうね……」
実はこれが敵の罠なら巧妙だろう、然しそんなどんでん返しは存在しない。
「でちゃう!でちゃうよう〜!」
「本当に……出しても出してもでちゃうわね……♡」
笑顔と呆れ顔が入り混じった顔で、淡々と射精されてくれる。
これではいけない!男としての威厳を見せなければ!
「貴方そろそろケイが帰ってくる時間……きゃあ!」
俺はフミタン抱きかかえたまま、そのまま挿入しナノマシンでバスタオルで体をふかせ、リビングルームに向かった。
「やめてください……♡こんなケダモノの様な格好……♡クーデリア様やアトラさんに見られたら……♡」
「フミタン?かぎをかけてないのは不用心ですよ……!!!」
「二人とも見ちゃ駄目です!!!!!!!」
アトラは三日月が作ったであろう野菜の箱を落とし、すぐさま暁の目を塞ぎ、クーデリアも驚いたがやはりすぐに繋の目を防いだ。
ドビュッ!ドビュッ!ドビュッ!ドビュッ!ドビュッ!プジャー!!!
射精をし、フミタンはおしっこを漏らした。
無論、アトラとクーデリアには喜ぶ前に無茶苦茶信じられないくらい怒られた、トホホ。
マジかよチェッ!分離したけど、何も起こってないじゃん!
だぁ〜なんだよそれ……そうだ!花札を呼んで遊ぶか!
ってえええ!!!子供いるのかよ……
づンって叩くわけにいかないしな……
くるしい判断になるけど、
すてるわけにもいかないしな……
こうなったら
しょうぶだな!
なまえでも考えるか!
「一発殴らせろ!」
俺はオルガに殴られて吹っ飛んだ。
俺が経営する空港で、鉄華団一同が集まり、「ゴウダ・トモ!!帰還おめでとう!!」と速攻で作ったであろう旗を見ながら「しょうがないな」と思った。
「水臭いじゃねぇか!俺たちも戦いたかったよ!!」
ボロボロとオルガは涙を流した。
「それに地球に行くなんで早すぎない?」
「みんなそう思うけど、悪いけど家族水入らずでゆっくりしたいんだ、3年間留守にしちゃったからね……」
「トモ……」
「此処までこれたのはみんなのお陰だよ!世界が変わったわけじゃない!僕を変えてくれたのはみんなのお陰だ!」
「パパ!カッコ!カッコ!」
パパカッコいいと言いたいのだろう、照れくさい。
「貴方!そろそろ時間よ!」
「行こう!3人で!」
一方その頃……
くじら座に向かう宇宙貨物船の中でカプセルに入った繋に似た子供と、
娼婦花札ことカルタがフレのおチンチンのフェラをしていた。
「全くガキを拵えるなんて、しかも男!」
お仕置きのようにペニスをペチペチと頬に当てる。
「申し訳ございません……」
「ふん、だが殺す訳にもいかないしな……よく見たら俺似て可愛いし!」
「あ、ありがとうございました……」
カルタはボロボロと涙を流した。
「このガキの名前は決めてないのか?」
「いえ……まだ……」
「タツ」
「え?」
「建てる、立てる、悪いものを断てる、そういう意味を込めてタツだな」
「タツ……」
カプセルを抱きしめて、ねむっているタツに微笑んだ。
まぁハーレムも復活させないとな!
「「俺達の旅はまだまだこれからだ!」」
主にロボットアニメの世界で生きる俺は、神になり、父になり、人として歩む。