この作品は私小説ではありませんがいろいろとそういったネタが多いのです……
「将来の夢?」
僕は学校から出された、宿題に困惑してしまった。
クラスメイトからは「良いよな、お前はゴウダカンパニーを継げば良いんだから……」みたいな目で見られてしまった。
よくよく考えてみたら僕は将来の夢なんて物を想像したことはなかった、一体どうすれば良いんだろう?宿題を出したクッキー先生に相談してみよう。
「繋くん、そういうのはテキトーに書けば良いのよ」
「テキトーって……」
「そうそう、何も考えなくても実家を継げばいいのよ、決められたレールを走る列車の様にね」
「クラッカ先生……」
カーテンを締めた、暗がりの進路指導室で、僕は双子の女教師にそう言われてしまった。
「もう……先生じゃなくてここではお姉ちゃん、でしょう♡」
二人はお父さんがいなかった時から遊んでくれた仲でなかなか断ることは出来ない、スカートをたくし上げできた。
「おチンチン苦しそう……♡」
「お姉ちゃん達に任せなさい!」
こうして僕はピュッピュッしてもらった。
「貴方ぐらいの時の将来の夢?ですか?」
「クーデリアさんなら何か参考になると思って……」
「そうですね、貴方ぐらいの歳ですと火星の状況をもっと良くしたいと考えていたでしょうか……」
「三日月お兄ちゃんと会った頃の話ですね、学校の授業でも習いました」
クーデリアお姉ちゃんは顔を少し顔を赤らめた。
「そうですね、今は平和だからかえって夢を持ちにくいのかもしれません」
彼女はゴホンと恥ずかしさを誤魔化す為に咳をした。
「他の人の意見も聴くことは大切ですが、こういう事は自分で考えて結論を出したら如何ですか?」
クッキー先生やクラッカ先生とは違う考えを述べてくれた。
「お前ぐらいの歳の将来の夢ねぇ……」
「オルガ、もうそろそろ会議に出る時間だぞ」
僕の部屋で、オルガおじさんとビスケットおじさんの顔がモニターに映し出される。
「純粋な子供が真剣に聞いているんだ、真面目に答えないといけないだろ」
「手短にね」
「実はお前ぐらいの歳だと生きる事や仲間達を食わせる事に必死で夢なんてものはそれぐらいだったな……」
「僕も同じかな、妹や兄さんや仲間の事で頭が一杯だったよ」
僕はクッキー先生とクラッカ先生の顔を思い浮かべた、勿論ビスケットおじさんは僕と彼女達の仲がセフレとは知らなかった、知っていれば殺されるかもしれない。
「マクギリスに火星の王にならないか?と言われてしまった事もあったなぁ」
「あれは断って正解だよ」
マクギリス氏は地球のギャラルホルンのトップという偉い方だ、奥さんとの仲は微妙らしいけど……
「兎に角、悩むだけじゃなくて自分で考えて行動した方が良いな」
「そうだね、じゃあ通信を切るよ」
「それが出来れば苦労しないよ……」
僕は真っ黒になったモニターを見ながらそう独り言を言った。
「その肥料の袋をこっちにやってくれ」
「分かりました、三日月さん」
僕は三日月お兄ちゃんの農場で話を聞くことにした、肥料の袋は確かに重いけど、持てないほどではなかった、遠くには農作業用に改造されたバルバトスが立っていた。
「ありがとう、おかげで早く済んだよ」
「二人とも一旦休憩にしましょう、おやつ持ってきたわよ!」
アトラお姉ちゃんの持ってきた野菜たっぷりのサンドイッチを食べる、やはり火星で出来たお野菜は美味しい!荷物運びの疲れも吹っ飛びそうだ。
「で、話っていうのは?」
僕は一通り説明をした、三日月お兄ちゃんもアトラお姉ちゃんも真剣に話を聞いていた。
「俺はオルガの言う事を聞いていたな」
「私はね……三日月の赤ちゃんが欲しいって思ったいたわよ」
「あ、赤ちゃん!」
僕はコーヒーを吹き出しそうになった、因みにコーヒーも美味しく甘い砂糖を入れてある。
「驚いた?でも色んな人の考えを受けてそう決めたのよ」
三日月お兄ちゃんはオルガおじさんの片腕として活躍していたから分かるけど、残念ながら僕には赤ちゃんが産める身体じゃない、僕も見聞を深めたら好きな人に出会うのであろうか。
「分かりました、これが終わったら次の作業を始めましょう」
「それにしてもラフタさんのところは未だに赤ちゃん作らないのね」
「それは人それぞれだと思います」
僕はその後は黙ってお手伝いを続けた。
「ふー、流石にクタクタだよ……」
夕方になり、すっかり日もくれたので僕は自宅に帰った、パパもママもやはりぐったりとした顔をして帰っていた。
「おかえりなさい、手を洗ってうがいね」
「ただいま、分かりました」
僕は言われた通りにして、リビングに戻った。
「父さん、おばあちゃんとおじいちゃんはどうだった?」
「おじいちゃんはともかくおばあちゃんがな……」
「道程は厳しいわね……」
話を聞くと、おばあちゃんがボケ気味なのではないか?大切な話を忘れていたり、部屋に引きこもっていたりと前途多難だ。
「お医者さんに見てもらうか、施設に預けるか……能力を使うか……」
「貴方、お父様も少し不安です……」
「昔、本屋でエロ漫画を立ち読みするようなスケベだからな……君の着替えをこっそり覗くなんてのもあるかもしれない」
「前途多難だね……そうだ、今日学校でこういう事があったんだ!」
僕は話題をクッキー先生とクラッカ先生の性処理を端折って今日あった事を説明した。
「将来の夢かぁ……」
パパは感慨深く語り始めた。
「繋よりも小さい頃はゴミ収集車のおっちゃんになりたいとか言っていたなぁ……」
「なんなんですかそれは」
流石にママも笑った、僕もつられてしまった。
「まぁ、親をからかっていたのか、手元にあった消防車の玩具を見てそういったのか……」
「私はクーデリア様を補佐する事が使命でしたので……」
ママは複雑な顔をした、パパはそれを見てフォローする。
「今は俺のフォローや繋が立派に育って欲しいことが夢なんだよな!」
「そ、そうですね……お夕飯は簡単なモノで済ませますわね!」
「嗚呼、鯛茶漬けとかそんな簡単なモノで構わないよ」
「僕も手伝います!」
「良いのよ本当に簡単なモノだから」
そう言うと母さんは台所に向かった、僕とパパが残る。
「もっと、色んな人の話を聞いたり見れば分かるのかなぁ?」
「……繋ももう13歳か、そろそろ良いかもしれないな」
パパは真面目な顔をしてそう言った、それは仕事などで見る本気の顔だった。
「貴方!繋!出来たわよ!」
「「はーい!!」」
僕達は晩御飯を食べることにした、残り物と鯛茶漬けは美味しかった!
「お腹いっぱい……こういう時はアニメとガンプラでも作ってゆっくりしよう……」
僕はリモコンを操作して、シンカリオンを見る事にした。
「ハヤトくん達は良いよなぁ……ちゃんと自分達の夢を持っているもんね……レールの上を走るけど」
机のガンプラ制作台には作りかけのSDガンダムのシスクードがあった、
バックパックを外して、何か武器を取り付けようか。
「色は金色と赤と黒が良いかな?カッコイイと思う……」
ガンプラマーカーで丁寧に塗る。
「ロボットアニメって不思議だな、プラスチックや金属の塊に様々な思いが込められていたり、映像にもそれがある
感慨深くそれを考えていると、トントンとノックが響く。
「入るぞ、おっ!ガンプラを作りつつシンカリオン見ているのか!シンカリオンZも待ち遠しいな!」
「うん、パパそうだね」
「少し、良いかな?大事な話の続きだ」
パパはベッドに座った、僕も座る。
「大事な話しって?」
「お前に俺の能力を分け与える事だ、そしてこの世界の真実を明かそう」
パパは人差し指を僕のおでこに当てた、次の瞬間物凄い情報が頭の中に一気に流れてきた。
鉄血のオルフェンズ、引きこもりニート、ある日突然異世界に、サクラさんという先輩、童貞喪失、死ぬべきだったママ、現実世界、肉体変化、改変能力、タイムスリップ、破壊された地球、ゾクシュの生みの親、アルファという管理者、平行世界、ベータという別の世界の管理者、2周目の世界、同窓会、寺山さん、東村さん、おじいちゃんとおばあちゃん、すき焼き、パパが嫌いだった魚料理、ゲッターロボ號………
ありとあらゆるデータが一気にダウンロードされて脳がアップデートされてしまった。
「うわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ!」
僕はガンダムXのジャミルさんの様に耳から血を流し、歴史の授業で習った適正が無い阿頼耶識を持つパイロットがガンダムフレームに乗っても鼻血を出すという恐ろしいことを聞いたが、それと同様に出してしまった。
「おおう!済まない、多すぎたようだな」
パパはタオルをいつの間にか出すと耳血を拭いてくれた。
「どうしたの!繋!大声を出して!」
ドンドンとノックをすると心配な顔をしながらママがやってきた。
「い、いや……繋にHな動画を見せようとしたらな……」
「何バカな事をしているんですか!繋!まぁ服が血まみれ!洗濯とお風呂に入りなさい!」
良かった!能力の事はバレてないな……僕は服を脱いで、洗濯機に入れて中性洗剤を入れた。
シャワーを浴び、湯船に入る、一人で入るには大きな浴槽だよな……
「入るわよ」
身体を洗うタオルを持ってママが生まれたママの姿で入ってきた、な~んちゃってダジャレだ、そしてお風呂に一緒に入るのも何時もの事だ。
「ママ背中洗うね、疲れたでしょう」
僕は自分も疲れているのに労った。
「ありがとうね、流石に現実世界の方のお風呂は狭いから3人一緒には入れないわ……」
「そう……大変そうだね」
「いつだったか、年末の時にボイラーが壊れてママ焦っちゃったわ……あの時は権限をフルに使ってなんとかしたけどね」
「あの時は大変だったね……」
背中の汚れを落とした後は正面に向き合った、ママの為にもっとママの気持ちが分からないと……
(微かにオンナの匂いがするわ……またクッキーとクラッカーね……玉の輿でも狙っているのかしら?)
「えっ?玉の輿?」
「えっ?」
これか……これが!能力なんだ!ニュータイプみたいだな。
「い、いや違うよ次は腰を洗うねって言ったんだよ」
危ない!ママも能力の一部が使えるから心を読み取る事が出来るかもしれない……
「どうしたの?緊張したの?」
「うんなんでもない……」
守り過ぎても駄目だし、攻め過ぎても駄目だし、難しいな……
「次はおっぱいね、好きだもんね」
「うん、おっぱい大好き!」
僕は丁寧に胸の谷間や周りにある垢や汚れを石鹸につけたタオルで拭き取る。
「あら、やっぱり勃起しているじゃない……♡」
ママは優しく微笑み、僕のおチンチンを優しく触れた。
「カッコイイ?」
僕はママに聞く、勿論そうだねと言ってくれた。
「さっき見たHなやつはどうだったの?」
「……う、うん凄かった」
様々な情報量の中にはそういったものがあったが、それを含めて「凄かい」としか言いようが無かった。
「射精しなかったのね……♡良いわ出してあげる……♡」
ソフトタッチだ、柔らかく繊細な指先でしごかれる。
「ママ!早く射精して!」
「もう……♡しょうがない子供ね……♡」
ママはシャンプーをローション代わりにしてチュクチュクと滑りを良くした。
「ウワァああ!気持ち良いよ……!」
「変なオンナに処理してもらうじゃなくて、ママや自分で処理しなさい……♡」
『ハッハイ!出ちゃえ出ちゃえ!!』
ビュッ!ビュー!ビュー!ビュッ!
堪らず僕は射精してしまった、一段落して僕らは湯船に入る。
「お母さん、今日は疲れちゃったわ……何も見えない……」
「ゆっくり休んだ方が良いよ」
ママ、眼鏡かけたままだと蒸気で見えなくなるよ……
「そうね、なんだか身体が溶けそう……」
「僕も……」
いけないいけない!本当に身体が溶けたらどうするんだ!つぶやき一つ気をつけないといけない……のぼせるのも駄目なのでさっさと上がった。
「駄目だ……モチベーションが上がらないし、頭打ちだ……」
結局お風呂に上がってからやってみたものの、ガンプラの改造は上手くいかなかった、仕方がないので寝る事にした。
『こういう時はフミナパイセンに会えたら教えてくれるのかな……』
…
……
………
…………
……………
「ここ何処?」
目覚めたら全く知らない街にいた。