※この作品はR-18です。

主にロボットアニメで自由に生きる俺は。   作:良田両作

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肩が痛い、皆さんのおかげでなんとかなってます。


第129話 タコ店長と落ち葉とデートの約束と

「つまりはあんたは俺達の協力者があると同時に、強力な味方というわけですね」

 

ダジャレかよ!

 

俺達は二階に上がり、部屋を見せてもらった。

 

中はそれぞれ広く、机とタンスはあるが、テレビやパソコンなどの家電はない。

 

「食べ物は私が作ります、お金も一切いりません」

 

「いえそういうわけにはいかないでしょう」

 

「インチキ宗教も食べ物を作るという事もクリエイティブな事に変わりはありませんから……」

 

俺もケイ兄さんもそこに引っかかった顔をしたが、まぁ良いだろうという感じではある。

 

「布団敷いて寝ようぜ、今日は色々とイベントがありすぎた」

 

俺は提案した、しかしタコ店長はそれを否定した。

 

「いえ、この時代の『あのお方』に会わなくては……」

 

えーめんどくさい、と思いつつケイ兄さんはこう言った。

 

「すぐに行きましょう」

 

難しい事は兄さんに任せて俺は肉体労働担当にしようっと。

 

 

 

 

 

 

そこはまるで時代劇の様なセットを思わせたが、年季の入った城だった。

 

「苦しゅうない、表をあげよ」

 

俺達は見様見真似で時代劇でよく見るお辞儀をした。

 

「バカ殿様か……」

 

その姿を見た瞬間俺が言ってしまい、殺気が立ち込める、様々な衣装を着た部下達のそれである。

 

「よいよい、まだまだ子供じゃ」

 

「「申し訳ございませんでした!!」」

 

「若き未来の子供たちよ、そなたらの活動で、今も未来も変わると言って良い、3つ質問になんでも答えよう」

 

「3つ……」

 

「なんでも……」

 

「馬鹿なことを聞いてきたら殺すからな……」

 

このバカ殿は何を考えているのか。

 

「少し彼らに考える時間を上げたらいかがでしょうか」

 

タコ店長がそういう、

 

「ならぬ、こういうのは即答が良かろう」

 

俺は手を上げた、一刻も早くここから出たいのだが……なんとかなるだろうか?

 

「なぜ俺達は……いえ僕達は消えないのでしょうか?」

 

「ほう、中々良い質問だ」

 

バカ殿は……いや前のアルファはタイムテレビを取り出した。

 

「鉄血のオルフェンズ」のタイトルが映し出された。

 

するとザワザワと部下から声が上がる。

 

「これが未来のガンダム……」

 

「しんじられない……」

 

そりゃあそうだろう、クソ過去の住民にとっては理解が追いつかないだろう。

 

「静まれ!」

 

途端に静かになる、未来のアルファに匹敵かそれ以上とも思えそうな実力だ。

 

「貴様達は、フミタン・アドモスとカルタ・イシューの子供であろう、つまり鉄血のオルフェンズの二次創作の存在と言える」

 

あ、という顔を俺達はした。

 

「つまり、今回の件はガンダムや制作会社と無関係……」

 

ケイ兄さんはそういった、この理屈は分かる、父親が消滅の危機でも、クソババア達には関係ないということなのか。

 

「が、貴様らが過去を改変して、消滅の危機になるかもしれないがな、クックックックッ」

 

うへ~制作会社の近くやスタッフのところやその親族には近づかない方がいいな。

 

「次の質問です、未来の世界と比較的自由出入りができるというルールですが、なぜこのようなルールなのでしょうか?パパ……もとい父さんが戻った時にはもう戻る事はできないと言われていましたが」

 

「アルファの力は万能ではないし、全知でもない、言うまでもなくそれに近いだけだ」

 

「つまりルールがあったほうが楽しいということですね」

 

「左様、未来のアルファは未来のベータとの戦いで消耗して、タイムスリップに関する力が一時的に使えなくなっただけだ、タイムテレビは使えただろ?ほれこのように」

 

ガチャガチャとツマミを入れると、俺達のいた世界の元になった一次創作の作品が流される、知りたくないと思い目を背ける部下もいた。

 

「ルールと言ったな貴様、戻ったとしてこちらに帰っても、貴様らが路地裏で拾った新聞の時間には戻れないぞ」

 

その方がありがたいな、ループモノはどうも苦手なので。

 

「つまりやり直しが効かないと……」

 

「左様、自らの行動に責任を持てよ!」

 

「最後の質問ですね」

 

ケイ兄さんはテレパシーで俺に会話した。

 

(根本的な問題に触れたほうが良さそうですね……)

 

(嗚呼、こういうのはシンプルな問題の方が良いよな)

 

((せーの!!))

 

「「そもそも私達はこの問題を解決出来るんですか?」」

 

『できる、できなければ困る』

 

凄まじいプレッシャーが襲った、やはり上に立つ人間は違う。

 

「だいたい私も忙しいのだ、シグマの連中がチョロチョロ動いているからな……」

 

シグマ?ベータではなく?まぁ良いだろう、所詮平行世界の連中は大人たちに任せて、俺達子供達は呑気にタイムスリップ時間冒険旅行を楽しまないとな……

 

「疲れた、何かに突かれた感じだよ」

 

俺は自分の部屋に戻り布団を敷いてぐったりしてしまった。

 

「僕もだよ、一旦未来に戻らないか?」

 

「なんでだよ、ずっとグランドクソババアを監視すればいいだろ?」

 

「小説だよ、小説、それ書くって約束したじゃん」

 

「しまった、ど忘れしていたな!」

 

「幸いな事に、未来に原稿を置いている、アリサさんに見せるつもりだったんだ」

 

「どんなやつだ?」

 

「まぁ二次創作物とだけ言っておこうか……」

 

「それあいつらに見せるの不味くね?下手すると盗作されるじゃん!」

 

俺は天井の木目をぼんやりと見ながらそういった。

 

「そうだね、単語とかを変えないとね……」

 

いつの間にか俺達は腕時計の通信を切ってぐっすりと寝た。

 

 

 

 

 

「これはもう二次創作とは言えない、オリジナル主人公が活躍しすぎ」

 

「誤字脱字が酷い」

 

「話が長すぎる」

 

「下品極まりない」

 

「これ、同じ話2回やってない?」

 

「このキャラクター元ネタは何なの?」

 

などなど色んな事を言わせてしまった。

 

「ありがとうアリサさん、参考になったよ」

 

「こちらこそ忙しいのにごめんなさね」

 

腕時計に通信が入る、師匠からだ。

 

「大変だ!ケイくん!タタミイワシさんのところにも来た!」

 

「本当ですか?」

 

まじかよ、アリサさんはキョトンとした。

 

 

 

 

 

タタミイワシさんの世界で大量の落ち葉が降ってきた。

 

「カンベ・ヘイジロウの冒険 秋の遠足遭難記だな……」

 

「なにそれ?」

 

どういうわけだか、分からないがアリサさんもついてきた。

 

巨大な落ち葉から、落ち葉がどんどん落ちていく、このままでは

 

「なんか……風邪引いたときにみる悪夢みたい……」

 

率直な感想だった。

、

「二人共!アレに攻撃を仕掛けてくれ!」

 

「うおお!!焼き芋の季節だぁ〜!」

 

「アハハ!!!おかしい」

 

こんなにもしょうもないギャグで笑うんだ……

 

「変身!」

 

僕は嘗て、未完成だった黒と赤と金の1つ目のモビルスーツに変わる。

 

嗚呼、自分が自分で無くなる、この高揚感!素晴らしい!

 

「杖よ!炎を出せ!」

 

僕達は火炎放射器と魔法で焼き払った。

 

「ありがとう、助かったよ、これお礼」

 

焼き芋と温かいコーヒーのポットと紙コップをタタミイワシさんは差し出した。

 

「ええ、そうしましょう」

 

彼の世界の公園でベンチに座り、ゆっくりする。

 

「しかし、なんでカンベ・ヘイジロウの出来事が他の人にも起こったんだろう」

 

「なにそれ?」

 

「海寺博士という人の作品でね……」

 

彼女はその瞬間、焼き芋と紙コップを落としそうになるが僕がキャッチした。

 

「……ごめんなさい」

 

「ママに似ている、動揺した時にマグカップと書類を落とした事があるんだ」

 

「……他のオンナの話はしないで……あとママというのもやめて!マザコンなの?」

 

「あっ……ごめんなさい……」

 

僕は話題を変える事にした。

 

「焼き芋美味しいよね、僕はお芋が大好きなんだ、三日月お兄ちゃんの農場でも作っていたな」

 

しまった!史実の鉄血のオルフェンズの三日月のことを知っていたら……

 

「ふーんそうなんだ……私も好きよ、天ぷらにスイートポテト、お芋ご飯も好き!」

 

よかった、機嫌をなおしてくれた。

 

「ねぇ!何か映画を見たい!」

 

この人はころころと話題を変える、人の事言えないけど。

 

「じゃあ、マクロスΔと宇宙戦艦ヤマト2205今度見ようか!」

 

かなり驚いた様な顔をした、え?アニオタなのがまずかったの?

 

「マクロス……ヤマト……ごめんなさい、両方とも知らないから……」

 

戸惑っている顔をした、それならば……

 

「じゃあ今度、ソフト両方とも持って君にプレゼントするよ」

 

ブルブルとそれを拒否してこんな提案をしてきた。

 

「……いいえ……貴方と一緒に見たいわ、住所を教えるから、今度来て……」

 

もしこの場でフミタンママがいたら、

「13歳の男の子が女の子の家に入るとは何事ですか!」とブチギレるだろう。

でもお母さんに会うな!と言われているからな……

 

「分かったよじゃあ今度行くね!」

 

彼女はホッとした顔をしてこう言った。

 

「ありがとう、御馳走とか作って待っているから!」

 

嗚呼……アリサさんが思い、思うことで愛の重さを感じられる、コンバトラーVの体重550トンぐらい重い、愛が重い。

 

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