※この作品はR-18です。

主にロボットアニメで自由に生きる俺は。   作:良田両作

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これで本当におしまいです、おそらくは当分の間巨大ロボ作品は出さないと思います、出すとしても別名義でセックスのない作品になるも思います。
また水星の魔女などの作品の二次創作模する予定はありません。


スネークフッド3 そして物語は続く。

そして物語は続く。

 

僕と彼女の娘である、翼が産まれたことで、僕はますます仕事に励むようになった。

 

無論、家族サービスは欠かさない。

 

ほぼほぼ毎日3人で川の字になって寝ていたら、妻がまたしても妊娠してしまった!

 

「今度は男の子かなぁ?それとも女の子かなぁ?」

 

「……こればっかりは天からの授かりものだからね、わからないわよ」

 

「嗚呼、そうだな……」

 

トモくんは嘗て文枝氏が出産したときに、一切力を使わなかったそうだが、夫と親の立場になってみればそれがわかるようになった、神聖……というかしてはいけない、何か言葉では説明できない、大切ものだと思う。

 

僕は彼女のお腹を撫でた、少し動いたので僕たちはめちゃくちゃ喜んだ。

 

「パパ?ママ?なにしているの?」

 

「嗚呼、翼、赤ちゃんが出来るんだよ?」

 

翼がよちよちと歩いてやってきた、かわいい。

 

「どうして?どうしてできるの?」

 

「ちょっと難しいよな……」

 

「貴方……今教えることじゃないでしょう……」

 

妻に呆れられてしまった。

 

 

 

 

 

 

「どうわわ!遅刻だ遅刻!」

 

ギリギリのラインまで仕事を粘ってしまった、日本だけならまだしも、アメリカ、ロシア、中国、インド、アフリカ、アジア、ヨーロッパなど監視して調節し、部下に命令指示していたらつい時間を忘れてしまった。

 

「母さん!父さん!彼女の容態は?!」

 

「大丈夫だ!行って来い!」

 

僕は分娩室に向かい、彼女の手を握る。

 

マイハニーは力んでいて、今にも産まれそうだった。

 

「で、出ちゃいそう……!」

 

「出すんだ!僕たちの未来を!」

 

「そ、そうじゃなくて……汚いほう……」

 

それは後にトモくんに酒の席で話すと鉄板の爆笑ネタとなった。

 

「男の子ですよ!お義父さん!お義母さん!お父さん!お母さん!」

 

僕は四人にそう報告した、無論彼女を労うのは忘れなかった。

 

「ありがとう……本当にありがとう……」

 

僕はそう彼女に言うしかなかった。

 

妻や娘、息子のために、もっと頑張らないと頑張らないと頑張らないと……もっと頑張らないと……×∞

 

 

 

 

 

 

それから13年後……

 

あ〜もう九時か〜、ヘトヘトだけど妻の顔を見れば元気になるぞ〜

 

リビングには娘がいた、テレビを見ている、テーブルには紙パックの牛乳があった。

 

「ただいま、腹が減ったな……母さんは?」

 

そう言うが翼はムスッとしたまま。

 

「知らない、どっか行っているのよ」

 

……これはまた大喧嘩したな……翼は妻に似てドンドン美人になっている、同年代の友達は男女問わず多いらしい、高校生になって門限ギリギリに帰ることも多い。

 

「友人と旅行に行ってきます……か」

 

そういえばそんなことを言っていたな……忙しくてすっかり忘れていた。

 

無論母親でもある妻は、厳しく叱っているのだが……反抗期なのだろうか、言うことを聞かない。

 

 

ゴグゴク、娘は牛乳パックをらっぱ飲みした。

 

「あっ……」

 

叱ろうとしたが、もう既に中身はない、まるで一本取られたようだ、勿論牛乳パックをらっぱ飲みするのは本来良くないことだが、この場合は彼女は悪くない。

 

「大地はまたアニメかゲームだと思うよ」

 

僕に質問される前にそういった、僕の心を読んだろうだろうか、自分の部屋でオタクライフを満喫しているのだろう。

 

「学校の成績は良いらしいから別に構わないよ」

 

「こっちは一所懸命勉強しているのに、あいつは要領が良いんだから……」

 

僕に似たのであろうか、運動はともかく確かにそういった要領は良いのである。

 

……かける言葉がない、どんなことを言おうとヒステリーを起こしそうな気がした。

 

「父さんも良いわね……超エリートで……」

 

羨望と嫉妬の声であった。

ダメ押しの言葉である、これに関しては詳しく説明をしても無駄であろう。

 

自分が能力者ということを説明しても言うことを聞かないと思った。

 

僕は自分の部屋に戻ろうとする、廊下には大地がいた、トイレから出ていったあとだった。

 

「翼のことなんだが……」

 

「学校で何かあったみたいだね、僕も詳しいことは知らないけど」

 

「……」

 

僕は黙った、能力を使えば一発で分かるが、プライベートで極力使うべきではないと考えている、僕はトモくんとは違い能力のことは教えてない。

 

……勇気が無いのだろうか、僕は。

 

「明日の飯は冷蔵庫にあるやつか、外食だってさ」

 

「じゃあ僕が作るよ」

 

「え?作れるの?」

 

「独身時代は結構長かったからね」

 

味噌汁や簡単な惣菜を久しぶりに作ったが大地には好評だったが、翼は食べてくれたがムスッとしていたままだった。

 

大人になったら何になりたい?

 

「お父さんみたいな立派な人になって人を助けたい!」

 

そう言っていた彼女は遠くなってしまった。

 

 

 

 

「あ〜……僕はどうしたらいいんだ……」

 

僕はトモ親子と一緒に居酒屋で酒を飲んでいた。

 

「最近は大地も一緒にお風呂に入ってくれないし……ゲームも……」

 

「あのですねぇ師匠、アホですか?」

 

「今に始まったことじゃないだろ……」

 

し、辛辣!弟子二人!

 

「まぁ、13才と15才じゃ反抗期というか徐々に身も心も大人になるんだからしょうがないよ」

 

「そ、そうかな……」

 

「自分の子供時代を考えてみろよ、親の言うことを聞かないのが当たり前だったじゃないのか?」

 

「そ、それは……ちゃんと聞いていたけど……」

 

「ならそれは例外であって、翼ちゃんや大地くんの方が普通なんだよ、それに親の言うことを聞いていたのが怪しいな……」

 

「「確かに」」

 

僕は何も言えなくなってしまった。

 

「まぁ、親に言えないことでも先輩とか友人とかに相談すれば心のもやもやも解けるんじゃないかな」

 

そうかな……と思ってしまった。

 

 

 

 

 

 

それから一年後……

 

やはり僕は忙しくて忙しくて……いや僕は逃げていたのかもしれない。

 

世界を管理することに逃げていたのだ。

 

妻は実家に帰ってしまった。

 

そして隙がうまれてしまったのか、力を緩めてしまったのか、大雨が降ってしまった。

 

ただの大雨ではなく、何十年かに一度に起こるような災害だった。

 

よりによって妻の実家である。

 

気づいたときには手遅れだった、いや手遅れというのには少し違う。

 

二人共能力に覚醒していたのだ。

 

「ちょっと話し合いましょう」

 

弟子二人がそういった。

 

 

 

 

 

 

 

畳に机という、シンプルな部屋に僕達はいた。

 

「どうしてこんな大切なことを教えなかった?」

 

流石に僕は珍しく怒った、自他ともに温厚だと思われている僕がである。

 

「そうやって怒る可能性があるし、反対すると思ったから、いわなかったんですよ」

 

「そうですよ、彼らに聞いたら絶対反対するから、やめてくれと言われましたからね」

 

愛弟子二人に言われて、ぐうの音も出ない。

 

「つかさ、私も半信半疑だったけどさ、親父凄い事やったらしいじゃん……」

 

「……」

 

「まぁ、大っぴらに言えないことだが……」

 

「僕達も人に言えないこともしてきたからね」

 

二人の弟子がそう発言する。

 

「それよりもだ、これから君達はどうするつもりなんだ!もしかしたら廃人になったり殺される可能性もあるんだぞ!」

 

さらに僕は言う。

 

「大切な人と何十年会えない可能性だって起こるかもしれないんだぞ!」

 

「それをさせない為に貴方がいるんじゃないの!」

 

ガラッと襖が開いた、妻だった。

 

「まぁ、奥さん、落ち着いて……」

 

トモくんも一緒にいた、目で合図してくれた、どうやら基本的なことは説明しているようだ。

 

然しものすごい勢いで、ビンタしようとする、まるで時が遅く感じる。

 

「暴力はいけません」

 

ガッ、とタツ君が彼女の腕を掴む、見るからに力を入れていて、妻の目は今まで見たことがない、血走った目だ。

 

「夫の方に問題があったとしても、妻が暴力をふるのはよくありません、それが男女逆の立場でもです」

 

ケイ君もそういう、彼の母親や妻の経験が来ているものだろう。

 

「そもそも、師匠、もとい彼に今回に多少非はあるかもしれませんが、百パーセント、何から何まで悪いということはありません」

 

「そうです、今回の大雨だって僕らが、気がつくのが早かったのでなんとかなりましたし」

 

珍しく、タツ君が「俺」ではなく、「僕」という一人称をしている、彼女に敬意を払っている証拠だ。

 

「管理人というのはけして万能ではありません、神様では無いのです」

 

子供二人が彼らを見ている、真剣に。

 

思えば未熟な彼らだったが、私の教育が良かったのではなく、様々な出来事が彼らを強くした、彼らの教育も完璧ではないと思うが、娘や息子を託そうとこの時思った

 

「本当に……済まない!」

 

僕は、土下座をした、愛弟子や子供たちの為なら安いものだ。

 

「謝るのは母さんの方じゃないかな?父さんが稼いだお金で好き勝手していたし」

 

「まぁ、それ言ったら私達もそうだったしね……」

 

あああ、父さん二人のためになにか買ってあげたくなったぞ。

 

「……」

 

段々と妻の怒りが引いている。

 

「君に必要なのは長期的な休暇じゃないかな」

 

トモ君がそう言ってくれた。

 

「……確かに」

 

「俺達は真面目すぎたのかもしれないな、前任者に比べて」

 

アルファの顔を思い出した。

 

「彼はチャランポランすぎだよ」

 

「確かに」

 

子供たち以外は笑ってしまっていた。

 

 

 

 

 

 

「あ〜久しぶりに二人で映画というかデートするのも何年ぶりだろう」

 

「本当にいいの?一人で行ってもいいのよ」

 

「いや、二人で行きたい」

 

僕達は車に二人で乗った、車の懐かしい匂いがする。

 

「プリキュア映画はやってないわよ」

 

「ああ、時期じゃないしね」

 

「こんなおばさんとデートするの?」

 

「勿論、めちゃくちゃ美人だと思うよ」

 

「エステやジム、能力を使い続けた結果ね」

 

無論今もプリキュア視聴は続けている、ロボットアニメもだ、忙しい合間をぬって。

 

「しかしあの子達に家事や料理を任せていいのかな」

 

「ねぇ」

 

「ん?なんだ?」

 

その刹那、キスをされてしまった。

 

『愛してる、心からね』

 

「あ……嗚呼!」

 

余談めいた話になるが、その夜は激しかった。

 

あと意外と料理は美味かった。

 

 

 

 

 

 

そして物語は続く。

 

 

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