会議がすぐ終わった後に、敵ゾクシュつまりもう一人の俺から電波ジャックされた映像が流れてきた。
無論、俺の基地のモニターにもそれは映った。
黒いマントに白い仮面という如何にも黒幕だという男と肉色の壁とデカイ椅子を背景にしながら座っていた。
我ながらなんてセンスのない、デザインである。
「貴様ら人類に告げる、貴様らの時間で言う、90日間の間に降伏しろ、降伏すれば大人しく命は助けよう」
「あれもコピーした外見だよ、親しみやすいようにあの姿をしているだけさ」
「とてもフレンドリーな姿とは言えないな」
「全ての人類は我々ゾクシュの奴隷である、雄は我々の働き蟻となって働くが良い」
「むちゃくちゃ言いやがる……」
「雌はxxxxである、是非xxxxとなって、健康的な我々の兵士を産んでほしい」
「おいおいテレビの調子がおかしいぞ」
「済まない、余りにも下品な単語を使った為かコンピュータが勝手に規制したようだ」
「然し、アイツらはこちらの言葉をペラペラ喋れるだな」
「鹵獲した、人間の脳から分析しているからね」
「恐ろしいな……」
「貴様らの鉱物は全て我々の物だ、貴様らの水は我々の物だ、貴様らの土地は我々の物だ」
「これは交渉の余地はないという事だな……」
カルタはそうつぶやいた、相互理解は不可能、そうはっきり分かったのは次の瞬間だった。
男が指をパチンと鳴らす、すると数秒後に揺れか起こった。
「地震か?」
オルガが聞いた、俺はパニックになりそうだった、調べて見ると震源の元は何もない
荒野だった。
小惑星帯にあるレールガンを使ったのだった。
「次の攻撃は人の多い都市を狙わせてもらう」
「出撃の時間を早めた方がいいな」
マクギリスがそう言う、俺も含めて同意見だった。
直ぐに俺は誰もいない部屋で普段使わないような強力なテレパシーを送った。
そしてもう一人の俺が出た。
「おいおい、俺の攻撃にびっくりしたのかい?」
「話が違う!これはあくまでもゲームであって、人を殺すものじゃない!」
「そうだ、だからこそ何もない荒野を選んだ」
「……」
「最近のお前は甘すぎる、何だガキができたくらいで、フミナやギャン子、バーチャルリアリティマシンでも散々子供を産ませたじゃないか」
「もうあの時の俺じゃない!フミタンの子供が産まれて俺は痛感したんだ、この世界の住人も生きているんだって、だから極力浮気しない様にと……」
「ならば、俺が主導権を奪ってフミタンや三日月と結ばれる予定のクーデリアやアトラを犯してやる、それが俺の勝利条件だな!」
「何を言っている……」
いや俺から生まれた俺のアバターだからこそ言っている事が分かる。
俺は変わってしまった……そして今テレパシーで話している俺は長い事テレパシーをカットしたからこそ自分で考えてその結論に至ったのであろう。
例えるならば、同じガンプラでも最初の頃は同じ形でも全く違う改造になってしまった。
そんなところだろう。
「すぐに攻めないのは温情だと思えよ」
「分かったじゃあ切るよ」
俺はそう言ってテレパシーを切った。
続いて、ビルドダイバーズとアイカツを融合させた世界の俺とも話し合った。
「そりゃそうだろ」
という答えだった。
嗚呼、俺は変わってしまっていたんだな、そう思った。
「もっとアイカツのキャラとエロいことをしたいという意見もあるしな」
そう言う彼もまた忙しそうだった。
カルタの戦艦の彼女の部屋に俺は呼ばれた。
「フレ、私の性欲を処理しろ」
機嫌が悪そうなのがはっきりとわかった、俺もそんな気分になれなかった。
「いや……」と断ろうとしたがボロボロと涙を彼女は流し、化粧が落ちていた。
俺に彼女は抱きつき、こんな事を言ってきた。
「フレ……私は怖い……あの艦隊が壊滅したんだぞ……」
「何を言っているです……貴方はここ迄生き残ってきたんですから……」
「男共は呑気に会議をして、大丈夫だろうとタカを括っている!」
正直たじたじだった、やれやれ、俺の身体を使って性欲処理とはな。
涙を流しながら、カルタはその巨乳ははだけさせ、俺のズボンを脱がした。
悲しいかな、こんな状況でも勃起していた、だってカウパー出ちゃう男の子だもん。
「ウフフ……♡既に態勢は整っているようね……♡」
泣いたり笑ったりストレスでおかしくなっているのが分かった。
こういう時の女の扱いはハイハイ言うに限る。
一時間後、俺のテクニックでぐったりとしているカルタがいた。
「やれやれ、気難しいお嬢さんの相手をするのは大変だよ」
「貴方の子供が欲しい……」
惡いけど、子供は一人でも大変だよ、だから今はね……
俺は小声でそういった、クンニをしたときの際に抜けた彼女の陰毛を歯から引き抜いた。
それにしても疲れた、全くしたくない時にしたくない女とやると苦痛だ、セックスなんてものは疲れが取れないとな。
(お客さんお客さん、そう言う時には、全然違う女の子を抱くに限りまっせ!)
ビルドダイバーズとアイカツ世界を融合させた俺がテレパシーで語りかけてきた。
確かにそれも良いかもしれないな、大人のオンナには少し飽きたな……
時計を見る、まだ出撃の時間まで二時間ほどある。
「すいません、時間が来るまで、部屋で待機しときます」
「もう終わりなの……?そんなぁ……♡」
「後で帰った後にやりましょう」
おやすみのキスをし(二時間後にまたあって出撃なのだが)
俺は戦艦の自室に戻った。