第86話
「君が能力に目覚めた時、いち早く僕は気づいて、監視していた」
深夜夜遅く、操り人形になった寺山さんに襲われた時に、
幻覚で見た公園に俺達はいた。
ブランコに座り二人で酒を飲みながら話をした。
「金品の持ち出しはあったが問題は無かったし、君は犯罪行為をしなかった、だから僕は君に接触して教えた」
「……」
「A君の場合、能力を与えた直ぐにあいつが接触してきた、僕らが気づく前にだ」
「Aにあった時の記憶が無かっただろ?」
サクラさんは済まなそうな顔をして告白した。
「君は酷い罵倒を受けてパニックになったし、攻撃を受けたんだ」
そうだったのか……寧ろ彼の優しさに感動した。
ストレスにならない様に記憶を消したと告白した。
何とも言えない気分の中グイッと彼は飲んだ。
「策はあるんだろ?」
「ええとっくに」
俺もグイッと飲んだ。
三日月が人を殺しても平気だったのに、嫌な気分だよ、美味しくない。
俺は脳の回路を切り替えて趣味の神としての行為を行う。
破竹の勢いで次々と地球の土地を奪還できた、そしてその合間にバエルを手に入れた。
兵士やモビルスーツに乗れる連中を集め、俺達は基地で数十キロ先にある敵ゾクシュの基地を攻める前にマクギリスに演説をさせた。
なんせ、バエルを対ゾクシュ様に改修したからな、まず負けることはないだろう。
演説の内容は長いので省略。
まぁギャラルホルンの中にはマクギリスに反感を持っているやつがいるが、そういう連中は銃と金で何とかする。
マクギリスにはなんとしてでも「アグニカ・カイエルの再来」にしないとな、ガハハ。
「ラスタル公率いるアリアンロッド艦隊らはまだ地球に来ないのか?」
ガエリオがいないのがちと残念だな。
「仕方ありません、前回の戦いからなんとかかき集めて、しかも途中でゾクシュに遭遇したそうだからな」
「トモ、この戦いが終わったら話があるんだ」
「嗚呼、オルガわかったよ」
死亡フラグかよ。
「行くぞ!」
俺は叫ぶと大量の機体と戦艦がが空を飛び陸を駆ける。
巨大な金属できた蟻塚タワーに向かった。
次々とゾクシュが送られるが4体のガンダムが次々とゾクシュを撃破していく。
バルバトスが切り裂き、グシオンが粉砕し、フラウロスが撃つ、
中でも改修されたバエルは史実とは違う、バッサバッサとビームサーベルと実体剣で薙ぎ払い、ビームライフルと実弾で敵を狙い撃つ。
「流石バエルだ!」
「アグニカ・カイエルの再来だ!」
「全く素晴らしいよこの機体は」
それはお前の為に作られた御神輿だからな!
巨大な蟻塚に穴が空き、そこから次々とモビルスーツが入ろうとする。
敵が防戦一方になった今攻めるしかない。
「コアを攻めるぞ!フレ!マクギリスや三日月達とともに攫われた人達の救助にあたってくれ!」
アンジュ達とカルタと共に進む。
しかし、コアの目の前で新しいモビルスーツがどんどん現れた。
継の瞬間モビルスーツは捨て身の特攻をし、アンジュ達を消してしまった、
巻き添えに瞬間移動したのだ。
「トモ様!危ない!」
カルタはそう言って俺をかばうと虚空に消えた。
普通のロボットアニメなら泣かせるシーンだが、カルタも中々いいところあるじゃないかとドライな感想を持った。
コアはその後時限爆弾をセットした、そして人類の快進撃が始まる。
「今日は面白いゲームをしよう、フウカ、アルメリア、そこに2本のナイフがあるだろう、お互いに殺し合え」
淡々とゾクシュである俺はそう言うと床にあるナイフを指さした。
「そんな……」
アルメリアはそう呟いた。
(アルメリア様とフウカ様を殺し合うなんてなんて鬼畜なんだ!)
イオクはそう思い、ジャスレイも顔から怒りを顕にした。
(私に考えがあります、貴方だけでも生きてください!)
アルメリアはそうテレパシーをする、ナイフをとり切腹しようとするが、
刃が腹に刺さる前に止まってしまう。
「おいおい、自害なんてするなよ」
俺の力によって、操り人形になりフウカをナイフで襲うが避けられてしまう。
(身体が言うことを効かない……)
「ふふふ、聖女だの何だと言っても俺にかかればタダの雌犬よ」
(なんとか避け続けて時間を稼がないと……!)
フウカは与えられた力でなんとか避け続ける。
然し、彼女の身体も自由が効かなくなり、ナイフを持って襲いかかろうとする。
二人の服が切れで少しずつ肌が顕になる。
「良いねぇ!買ったらおチンチンはやして、遺体でセックスさせてあげるよ!」
「「いやぁ!」」
二人が叫ぶ、アルメリアが馬乗りにナイフを刺そうとしたした瞬間に、物凄い衝撃が起きた。
やれやれ遅かったな。
「バエルだ!」
ギャラルホルンの誰かがそう言った。
「アグニカ・カイエルの再来だ!」
人々はそう言う、お膳立てされた英雄のご登場だ。
マクギリスや三日月らに攻撃されるよりも俺は自滅を選ぶ。
「そ、そんな……グワァー!」
俺は俺に倒された、つまりゾクソュの俺はフレの俺に倒された、ああややこしい。
そしてテレポーテーション。
基地は爆破された。
基地戻ると昭弘とアジーが御通夜ムードだった、ラフタも攫われたのだ。
「畜生!俺が不甲斐ないばっかりに!」
ガン、と基地の白い壁を叩く、亀裂は走らない。
「私も悪いのよ……」
アジーもそう呟く、焦点の合わない目でサリアが飲み物を持っていたが口につけてない。
「皆落ち着け、これを見てくれ」
俺はタブレット端末を見せた、光の点が複数光っている。
「月に彼女達はいる、ゾクシュの残党は月に向かっているようだ」
「月に……」
「征服されたコロニーも移動している、大きな動きだな」
「月でも落とすつもりかよ……」
昭弘が呟く、
「それはどうか分からないが、月奪還の準備をしないとな、サリア行こう」
俺はサリアの肩に触れるとその触れたまま彼女と共に進んだ。
その柔らかい肩や二の腕の感触に俺は既に勃起していた。
「トモ、話がある」
オルガとビスケットと三日月がやってきた、
やれやれ頑張ったご褒美に一発やりたかったが、
彼女を自室に返すと俺は基地の防音機能がある取調室に四人で向かった。
「話しというのはなんだい?」
「こんな非常時に言うのもアレだし、そもそも勝てるがどうかも分からないだが……」
オルガはひと呼吸置いてこういった。
「鉄華団から降りたい、いや……もっと言えば解散したいんだ」
シーンとした空気に包まれた、少しの間なのに何分にも何十分にも感じた。
「僕も話を聞いた時には驚いたよ、だけど今はそんなことを言っている場合じゃない」
ビスケットが静かに怒っていた。
「火星の地上に弾が撃ち込まれるのはまだなんとか理解できた、だけど地球にコロニーを3つぐらい落とされた時に俺の心は折れたよ、ああもう人のやることじゃないし、俺達の手に終えるものじゃないと、ウンザリしているんだと」
「だからこの戦いが終わろうと終わるまいと降りる、と」
「トモ、おめえ嘗て俺に対して『止まるじゃねぇぞ』って言っていたよな……止まることも大切だと思うんだ」
俺はオルガの考えはある程度予測していたが、
かなり深刻な顔からして追い詰められているとわかる、
オルガは限界……いやとっくに限界を超えて壊れようとしている。
「何気弱になっているんだよ!俺達が戦わないと一体誰が弱い立場の人間を守るのさ!」
「クッキーちゃんやクラッカちゃんのことか?」
「それだけじゃない、火星に残って避難民の世話をしている兄貴や助け出されたフウカちゃんやギャラルホルンのお偉いさんの娘であるアルメリア!三日月だってアトラやクーデリアを守りたいだろ!」
ビスケットは三日月の方を向いた、
三日月は当然の頃ながら黙っといるが「当たり前だそんなこと」という顔をした。
「何が心が折れただよ!何が解散したいんだだよ!人類を守る戦いに臆病風に吹かれているんだ!」
ビスケットは糾弾した、意識が高くなったと感じたが、本来クーデリア届けた後は彼も降りたかったが、
あまりにも山積みで忙しく、俺とオルガにも要求されてしぶしぶ残っていた。
然しギャラルホルンよりも遥かに巨大なゾクシュという存在が彼の意識を高くしたのであろう。
そして家族の存在も。
鉄血のオルフェンズという作品はこの三人は死ぬ、
然し生き残った者たちはたった一人を除いて理不尽な暴力の世界から降りる事が出来たのだ、
しかも三日月はちゃっかり自分の分身をアトラに残して、その彼女はクーデリアと結ばれる。
そういう意味ではビターだが残された幸せである。
然しギャラルホルンからしてみればイオクなどの有力な者達が亡くなり、
火星の自治権を認めざるおえない状況に陥る、
つまりラスタル公の力が弱くなるか亡くなった時にはギャラルホルンは衰退の一途を辿るであろう。
そうなったら戦国時代のようになるだろう。
つまり最終回はギャラルホルンがかつての力を無くすところで終わるバッドエンドとも言える。
「まぁ待て、オルガやビスケットの言いたいことは分かる、だけどまだ決定的な戦いには勝っても無いし負けても無い、これから月攻略のプランを皆で考えないと」
だからこそ、俺は無茶苦茶な展開だがゾクシュという共通の敵を作り、
マクギリスをバエルという神輿に上げたのだ。
事実、生き残った人類の大半は人間同士の戦いよりも資源を奪い女を苗床にし、
虐殺をしまくるゾクシュに怒りを顕にしている、オルガにはちと薬が効きすぎた様だ。
「無論月を攻略したところで、人類が救われた事にはならない、太陽系を超えたところからアイツらはやってくる、人類の行動範囲を超えないとな」
「勝算はあるのか?」
ビスケットはそう聞いてきた。
「これを聞いてくれ、前に平行世界から助けを求めるという事は言っただろ?」
タブレット端末を出し、音声を出す。
「こちら、ゴウダ・トモ、嘗てゾクシュと戦った地球連邦軍の所属で生き残りである、漂流した世界で襲われた、世界線座標は390.745.8983」
「こ……ら………べ……リ……ナ……世界線……座標は………」
それから次々と違う音声が聞こえるが飛び飛びである。
「今スーパーコンピューター万能、それと全能に分析を急がせている」
万能と全能、これはゾクシュを分析する為に作られたものとして作られたが真の目的がある。
『オルガ心配する事は無いよ、確かにそろそろ止まる時期さ、ゆっくり休んで一日一日を頑張ろう』
それは俺自身にも当てはまる事だった。
俺達は解散した、直ぐに勃起が戻った、早く戦女神達に合わなければ!
「いなくなったのはアンジュ、ヒルダ、サラ、ロザリー達か……」
俺の部屋で喜び組、もといエルシャやクリス達残されたクロスアンジュ組が不安そうに俺を立って見ている、俺はフカフカの何人も寝れるベットで
サリア達が敵として立ちはだかったが史実とは真逆だ。
「サリアは?」
「ちょっと準備があると言っていたな」
「失礼します」
サリアが入ってきた、その姿に皆がどよめく。プリティサリアンのコスチュームでやってきたのだ。
「ほう、ある意味覚悟を決めたようだな」
「このコスチュームなら喜ぶと思いまして」
そういう彼女の目はオドオドしておらず、キリッとしていた。
「正義の魔法少女であるプリティサリアンは囚われた仲間を助けるために神ゴウダ・トモの試練に挑むのであった」
「試練というよりも生贄なのかもしれません……♡」
そう俺はナレーション風に言うと彼女の衣装の胸の辺りを破く。
「安心しろ、後で直して上げるからな」
アンジュやクリスに比べると少し小ぶりのおっぱいが顕になった。
「白いおっぱいに薄いピンク色乳輪と赤い宝石の様な乳首がそこにあった。
やっぱり巨大ロボットを操ったりするのもいいけど女体も良いぜ!
「もっと大きいおっぱいの方が好きなんでしょう……♡」
「良いや、おっぱいの大きさとお前が好きかどうかは関係ないぜ」
クリクリ♡クリクリ♡チュウチュウ♡チュウチュウ♡
左乳首と彼女の柔らかい唇にキスをする。
「キス……美味しいですか?」
サリアは恐る恐る聞いてきた、この前のことがトラウマになっているのだろう。
「ああ、とっても美味しいぞ」
俺はそう言って首筋を舌でなぞりつつ、彼女の右乳首に触れた。
「ふぁ……♡ふっ……♡うっ……♡」
おや?厚めの唇がまだキスを求めているようだな。
俺はもう一つ首を伸ばし、彼女にキスをした。
更に俺は首を増やし彼女の首筋に噛み付いた。
「いっ……♡あっ……♡」
彼女の首筋から血液が流れる。
俺は舌を噛み、彼女の傷口に俺の血液が入ってくる。
「あっ……♡ああ……♡あああ……♡」
「直接強烈な媚薬になる血液を送られるのはかなりクルだろ」
俺は首を戻し、サリアの下腹部を触る。
「ほらこんなにぐちょぐちょだぜ」
濡れ濡れになった指を見せた、愛液が糸を引いている。
折れは彼女を寝かせ、又を開かせる。
「夜はこれからだぜ」
長い夜が始まろうとしていた。