今回でいったん終わりですが、アイデアが出たら続くかも。
軍人監禁尋問シチュよ、もっと流行れ……!
朝が来た。
無論、窓のない室内だから本当の時間はわからない。
ターニャ・デグレチャフにとって時間の目安となるのは食事の時間にやってくる男共だけだ。
今日もまた、扉を開けて一人の男がターニャを“使用しに”やってきた。
以前と変わったことは、食事が全て液体になったこと。
固形物は与えられず、製造過程が不明な妙にドロリとした栄養食のみとなった。
そして、ターニャに対する男たちの要望が悪化し続けていること。
今日のターニャは、人ではなく犬となっている。
「ん、れろ、んぐ……」
四つん這いで、ターニャはペット用の餌皿に注がれた食事を舌で舐め取っていく。
目の前の男の命令だ。
手も使わず、顔と口だけを動かして懸命に餌を摂取する。
屈辱的な光景だが、今のターニャにとってはこれでもマシなほうなのだ。
ヒリヒリと、圧し折られた小指が痛む。
ほんの少しでも反抗的な態度を取れば相手に大義名分を与えてしまう。
ターニャがこれまで従順に従い続けているのは、単純明快に死にたくないからだ。
周囲からは誇りある愛国精神と勘違いされることが多いが、彼女の行動原理は保身に満ちている。
故に、痛みや死をちらつかされては耐える以外の選択肢は取れない。
たとえ日に日にその要求が増し続けていくとしても。
「ふぅ、うぅ……!」
そして、今日の躾はいつにも増して激しいものだった。
犬の尻尾を模した挿入器具を尻に入れられ、ターニャの口から呻き声が漏れる。
より犬らしくなったと男は笑い、ターニャは殺意を必死に隠す。
「ま、待て、む、無理、これ、は、ぁ……」
男が手元のリモコンを操作すると、尻尾は生き物のようにウネウネと動き出した。
肛門の内部をかき回される感覚にターニャの両足は震え、四つん這いで体を起こすことも出来なくなる。
「フゥー、フゥー……!」
唇を噛みしめ、ターニャは必死に未知の感覚を耐え忍ぶ。
肉体は痙攣し、尻尾と共に尻が小刻みに揺れる。
それはターニャにとっては業腹だが、まるで男を誘う淫売のようだった。
「――ヒッ、あ、あッ!」
数分で、限界だった。
ターニャの体がビクリと一瞬跳ね上がると、その場に尿を垂れ流しながら大地へと倒れ伏す。
気を失ったターニャの肉体は、その後も動き続ける尻尾に反応して小刻みに痙攣を繰り返していた。
「起きろ」
「ぶ、ガハッ、ゲホッ!」
冷水を乱暴にかけられ、ターニャの意識は強制的に覚醒する。
数瞬の間の後、ターニャは己が身に何が起きたのかを理解し、そして絶望する。
「これで三度目の粗相だ。次はないといったよな?」
そう、ターニャの膣に挿入された鉄の棒は、すでに限界まで膨れ上がっている。
これ以上の拡大が不可能な以上、次の罰はより残酷なものとなる。
「た、頼む、いやお願いします、それだけは!」
涙を流して、ターニャは必死に懇願する。
だが無駄だ。彼らへそのようなことをしても、帰ってくるのは笑い声だけ。
「ひっ」
大の字になるよう両手両足を改めて拘束されるターニャ。
限界まで伸ばされた手足は、それだけで軋み悲鳴を上げる。
だが、これは所詮事前準備。
鉄の棒と尻尾を取り外されたターニャの股に、男の肉棒が添えられる。
つまりは本番行為。
幼女の体に不釣合いなほどの大きさと化した肉棒が、小さな割れ目へと触れる。
「む、無理、死ぬ、助け――」
懇願も無駄。
むしろ被虐心を煽った結果となり、肉棒がターニャの秘部へと乱雑に吸い込まれた。
「が、あああァッ!」
室内に響く絶叫。
喉が裂けるのではないかと錯覚するほどのそれは、男のストロークに合わせるようにどこまでも続く。
「あ、あぁぁ……」
あまりの痛みに再び気を失うターニャ。
しかし、男は気にも留めず小さな肉穴をいつまでも堪能していた。
「――あ、あ?」
ターニャが目を覚ますと、部屋には誰もいなくなっていた。
手足の拘束も緩められ、薄暗い空間に置かれた蝋燭の明かりが、辛うじてターニャの姿を映し出している。
酷い有様だった。
膣からは多量の精液が溢れ、地面に白い水溜りを作り出している。
更にそれだけで満足しなかったのだろう、ターニャの肉体はあらゆる箇所が白濁液に汚されていた。
悪臭と気味の悪い皮膚の感覚に、ターニャは湧き上がる吐き気を必死に堪える。
絶望する暇など存在しない。
明日からはこれが日常となるのだから。
それから、一日に来る男の人数が飛躍的に増加した。
食事の時間以外にも来訪者が現れ、ターニャへ欲望を吐き出すのだ。
「あと十秒な」
「ま、待て、そんな」
両の手に一本ずつ肉棒を持ち、手淫による奉仕を行うターニャ。
しかし肉棒は硬くなるばかりで精を吐き出しはしない。
「はい、時間切れだ」
「た、たの、グァッ!」
“制限時間”をオーバーした代償に、両手に持っていた肉棒がターニャの口と膣を犯す。
口を塞がれ、悲鳴を上げることもできず、目尻に涙を浮かべながら薄れる意識に抗い続けるしかできない。
どうかそれだけはと懇願を繰り返すターニャに被虐心をそそられるのだろう。
男たちは様々な“ゲーム”をターニャに強要し、罰と称して挿入を繰り返す。
「うぇ、うぅ……」
餌皿に注がれた精液を、顔を顰めながらも必死に咀嚼するターニャ。
背後から聞こえるカウントダウンと共に、ターニャの秘部へは肉棒が添えられているからだ。
「二、一、残念、時間切れだ」
無情な宣言を合図に、今日もまたターニャの穴は陵辱される。
指示を達成すれば本番行為は無しだと言うものの、ターニャが指示を達成できたことは一度もない。
それも当然だろう、男たちは必死に抗い、そして失敗して絶望する姿が見たいだけなのだから。
だから今も、ターニャが最後の一雫を口に含める瞬間に男のカウントは早くなった。
判定を行うのが男たち当人である以上、どんな不正もターニャには防ぎようがない。
「――ふう、流石は白銀様だ。もう出ねえよ」
結局三度もターニャの膣内で精を放った男は、満足したのかそのまま去っていく。
その場にはいつものように、壊れた人形のように痙攣したターニャだけが残された。
「――ヒッ」
カツン、という足音だけで、ターニャの表情が曇るほどとなった頃。
磨耗し続けたターニャの精神は限界を迎えていた。
「お、お願いだ。いや、お願いします。許して、ゆるしてください……」
引きつった笑いを浮かべ、ターニャはそう懇願する。
毎日続く陵辱は精神的にはもちろん、幼女の肉体を破壊しかねない。
このままでは死ぬと、肉体が悲鳴を上げ続けているのだ。
「――なら、相応の態度をみせてほしいもんだなぁ」
「は、はい!」
ニタリと笑う男に、ターニャは自分の意思で跪く。
唯一残った、首輪の拘束具がカチャリと音を鳴らした。
「ど、どうかこの哀れな雌犬に慈悲を、慈悲を!」
尻を突き出し、四つん這いのまま頭を下げる。
首輪のみを身につけた姿は、まさに犬のようだった。
「慈悲、ねぇ」
男はそう言って、ターニャの頭を踏みにじる。
「俺たちはただ“満足”したいだけなんだ。だから別の手段があるというのなら、なぁ?」
「んっ、ちゅっ」
男の肉棒に、ターニャは優しくキスをする。
ただの口淫奉仕では“満足”させることはできない。
どこまでも無様に、淫売として振舞うのだとターニャは甘い声で囁いた。
「貧相な体ですが、どうかこの雌犬の奉仕でご満足を……」
仰向けに寝そべった男に覆いかぶさるように、ターニャは姿勢を下げていく。
上下を反転させたため、お互いの目の前には相手の股間が近づく形だ。
「ん、んぅっ!」
目の前に差し出された蜜壺を、男は激しく舐め回す。
本人は否定するだろうが、その秘部からは愛液が漏れ出ていた。
そう、既にターニャは感じているのだ。
しかし生き残ることに必死なターニャはそんなことに気づきもせず、目の前の肉棒へと奉仕を開始する。
「んっ、じゅ、むぐ」
小さな口を目一杯に広げ、ターニャは肉棒を飲み込んでいく。
舌を動かし、歯を立てぬように口を上下させると、男はものの数分で射精した。
「――ぐっ、うぶっ、んん!」
「ああ、一滴もこぼすなよ」
「ん、うぇ、んぐっ」
喉奥に注ぎ込まれた精液を、ターニャは必死に嚥下した。
目尻には涙が浮かび、呼吸はゼイゼイと乱れている。
「そういえば、白銀様。さっき雌犬とかなんとか言ってたな」
「は、はい。私は哀れで醜い雌犬です」
ならいい。
そう男は囁き、ターニャの頭に手を載せた。
「犬である限り、本番行為は止めておこう。獣姦の趣味はないからな」
ジャラリと、首輪に繋がった鎖が揺れる。
それは悪魔の囁きだ。
人であることを捨てる、最大の要求。
「――はい、わかりました。これより私は一匹の雌犬です……!」
だが、拒否権はない。
そしてこれが、ターニャが人の言葉を口にする最後の瞬間だった。