---黒羽 貢---
情報端末の呼び出し音が鳴り、手に取った。相手は娘の亜夜子だ。アイツを仕留めたようだ。
「で、室内に何か目欲しい物はあったか?」
「うぅっ…うぅっ…うぅっ…」
娘と思われる声…何しているのだ?
「よし、褒美だ。下の口で頬張っていいぞ♪」
知らない男性の声…
「あっ…あぁぁぁぁ…いいっ…」
パン!パン!パン!
肉の叩き合う音…娘が手籠めにされているのは確実だ。
「おい、子供達に何をしたんだ?!」
「おい、姉のケツを犯せ!」
「いやぁぁぁぁぁ~!」
俺の言葉をスルーして、子供達を陵辱している…クソ野郎が!
「クソで結構だよ。お前らのしたことは許さないからね」
「何の話だ?」
「僕の家族…お前らが殺したんだ…たった一人の子供の為にな。ふふふ、知っているんだよ。アイツの為に、僕の家族は糧にされたことをね」
コイツ…どこで、それを…
「彼の妹が、僕の家族の成れの果てなんだろ?姉ちゃんの面影があるものな♪」
事実に辿り着いたのか…早く消さないとダメだ。
「消す?消えるのは貴様だ♪」
えっ?!手足の感覚が無い…いや、皮膚の感覚も…。目の前では、娘と息子が激しく愛し合っている。声を出したくても出せない。何をしたんだ?
「脳と視覚だけを培養液で生かしている。お前らは、僕の家族にしただろ?肉体から内臓を引っぱがして、培養液で生かしていた、アレだよ。あんな凄惨なシーンは今後も出逢う事が無いと思う。みんな、僕に『逃げろ!』て、言ってくれた。そんな状況で…僕はお前の手で…」
そうだ。確実に仕留めたはずだ。なのに、なんで生きていやがる…
「富士の樹海に捨てられた後、賢者様に拾われたんだ…」
賢者?まさか…聖域の…
「そうだよ。今一度、この世でやり残したことをして来いって、送り出されたんだ♪お前達魔法師を殲滅する為になぁ」
うん?娘と息子が至近距離にいる。どうする気だ。子供達は俺の目玉を掴み…口の中に…奥歯が迫る…ぎゃぁぁぁ~!
---ネギ---
隣の部屋の小野先生が僕の部屋に来た。
「どうしましたか?」
「いえ…隣同士なのに、あまり良く知らないので…根岸先生は生徒に人気ですよね」
小野先生は、身体だけ見れば巨乳系のナイスボディなんだが、顔に幼さが残る、ロリ巨乳系で、男子生徒に隠れファンがいるらしい。
「人気では無いです。授業なんか、内職者続出だし」
何か探りに来たのか、部屋の中を見回している。
「先生…今夜空いていますか?」
誘ってきた。怪しい…背後関係を調べないとなぁ。昨日の今日だし。こいつも4の刺客か?
「明日の晩で、どうですか?今夜は診療の予約が入っていますから」
「では、明日…」
部屋を出て行った。
---小野遥---
夜、家に戻り、彼の部屋で採取した指紋を、国家公安組織のデータベースで検索してみた。しかし、まるでヒットしない。この国の人間の9割の者のデータが入っているのに…
次に彼の毛髪から採取したDNAの情報で検索するとヒットした。ヒットしたデータに釘付けになる。有り得ない人物とDNAの情報が一部合致した。血縁者であるようだけど…どういうことだ?
「なるほど…公安のSかぁ。そうなると7の差し金かな?」
彼の声…なんで?ここの住所は極秘扱いなのに。
「ロリ顔なのに舌遣いはうまいなぁ」
彼は何を言っているんだ?舌遣いって…えっ!私は彼の肉棒を舌で舐めていた。両手は後ろ手に手錠…動く度に乳房が揺れる…全裸だ!何時の間に?何の術だ?
「うっ…ううっ…」
肉棒を口に頬張っている。何をしているんだ?身体が言う事を聞かない。私の意志とは無関係に、彼を求めている。
「響子、データは抜けたか?」
もう一人いるのか?
「えぇ、抜きました。ついでにワームをサーバーへ放しておきました」
公安のサーバーをハックするのか?
「ご褒美に薬を投与してやってくれ」
薬?何の?お尻の穴に冷たい刺激…シャワシャワしている。徐々に肛門を通過していく何か…身体が催淫状態になっていく。乳首がこれでもかと固く立ち上がっていく。クリトリスが疼く…膣内のヒダの運動が活発になっていく。そして、頭の中は悶悶としていき…
「ほぉ~、勢い良く潮を吹いたなぁ。ふふふ、下の口で頬張っていいぞ」
彼が私の中に沈み込んでいく。お尻の穴に何かを入れた。彼の口が乳首を頬張っている。甘噛みされ吸われている。乳首の中を何かの液体が通過していく。なんとも表現して良いかわからない刺激…蕩けそうな刺激だ。
「今後も働きによって、褒美をあげるよ。遥ちゃん♪」
彼の声は徐々に遠くへと去って行った。
---ネギ---
授業…憂鬱な時間である。果たして何名の生徒が、興味を持ってくれているのやら。来年も雇ってくれるかな?物凄く心配である。
「今日は、みんなの疑問に答えようと思う」
教卓の前に立ち、生徒達に声を掛けた。
「ネタ切れですか?」
って、声が飛んで来た。
「その通りだ。新設された教科なので、何をどう教えるか、手探りなんだよ~」
生徒に愚痴をこぼす僕。
「先生、催眠術について教えてください」
って、エリカが質問をしてきた。
「それは精神感応術とか、心理学の範疇であって、気流とは関係無いぞ」
「そうなの?操れないの?」
「う~ん…催眠術は精神を操るんだ。気流だと身体を操ることしか出来無い。そうだな。レオ、前に出て来てくれるか?」
このクラスで一番頑丈でデカイ生徒を呼び出した。
「仁王立ちしていてくれ」
頷くレオ。力一杯腕で押すが、ビクともしない。でも、気を込めた小指一本で押すと、壁へと飛ばされて激突した。
「え!すげぇ~!」
エリカの目は輝いている。興味を持ってくれたかな?
「何かの術で無いのか?」
達也は疑り深い。
「いや、術で飛ばされた感覚じゃない。寧ろ、俺自身が後ろに飛んだ感覚だよ」
身体をさすりながら起き上がったレオが、証言をしてくれた。
「相手の筋肉に流れる気を操作して、相手の筋肉を使ったんだよ。催眠術との違いは、精神が覚醒した状態で、精神と身体が分離したような感覚になるのが気流で、夢見心地になるのが催眠術かな?催眠術は専門では無いので、違うかもだ♪」
「先生、気流で人を殺せますよね?」
物騒な質問をぶち込んできた達也。
「殺せるよ。心筋の制御を奪えば、証拠なき殺人は可能だ。だから、気流を学ぶには、殺人願望や殺人因子を持った者は学べない」
「先生は人を殺したことはありますか?」
どこまでも冷たい眼差しで僕を見ている達也が質問をしてきた。
「無いよ。達也はあるのかな?」
みんなの視線が達也に集まる。
「俺は高校生ですよ」
「だから何?中学生の暗殺者もいる、ご時世だぞ」
「狙われたのですか?」
「あぁ…」
僕の答えにより、達也の顔に動揺が走ったように見えた。黒羽姉弟を知っていそうだな。
「まぁ、僕は精々、護身術にしか使わないよ。お前とは違ってなぁ」
「今の言い方は訂正してもらえませんか?」
表情を変えずに苦情を言う達也。
「どう訂正するのだ?」
ここでチャイムが鳴り、教室を後にした。達也の反論を聞く事無く。
---千葉エリカ---
アニキの推理によると、ネギ先生は正当防衛で、相手を殺した可能性が否定できないと言う。気流とは、危険な術らしいから。放課後、こっそりとネギ先生の後を尾行した。が…
「お前、尾行が下手だな…」
って、開始4分くらいでバレた。
「なんで、バレたんだ?」
「撒かれないようにって気がビシビシ出ているぞ」
苦笑いしているネギ先生。そうなのか…相手の心理も読めるのか。
「アニキに頼まれたのか?」
アニキのことを知っているようだ。接触したのかな?
「いいや。個人的な興味だよ」
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ネギ先生と世間話しをしていた…はず…なのに…
「あっ…ダメっ…見ないで…」
気づくと全裸にされ、大股開きで拘束されていた。私の股間…割れ目を開いて、隠されている部分を見ているネギ先生。
「エリカ、真面目なんだな。桜色なのか…」
「あぁっ…」
何かを舐められて、全身に電流が走る。
チューチューチュー
ストローを私に差し、何かを吸っている。気持ちいい…何かが身体から出ている…
「助けて…」
言ってみるもんである。拘束が解かれ、床の上に四つん這いになった。
「あぁ、はぅ…」
目の前に出された物を舐め始めた私。何?これって?ネギの股間から生えているんですが…これが男根…目が点になる私。でも舐める動作を止めない私。身体を奪われたようだ。
「うごっ…うぅ…うぅ~ん…」
口に頬張り、頭部を上下して、口の中全体で、ネギの男根を味わっている私。美味しい…こんなにネギの男根って美味しいのか…
ネギの胸板に背中を預けている。ネギの男根は私の中にいる。ネギの手の平は私の乳房を被い、揉んでいる。後ろを振り返るような体勢で、ネギの唇に自分の唇を重ね、私の舌をネギの口の中に入れる。
身も心も蕩けていく…バターになるんじゃないかなって感じである。
---ネギ---
僕の上でエリカがヒンズースクワットをしている。所謂騎乗位である。エリカから情報を引き出した。千葉家は機動隊を中心に警察組織に門下生を送り込んでいるようだ。
「あぅ…」
達したエリカが、倒れ込んで来た。胸板で受けとめて、胸を堪能する。時計を見ると21時くらいだ。そろそろ帰さないとマズいか。エリカとシャワーを浴び、えりかに服を着て貰い、ベッドに寝かす。5分後に意識が戻るはずだ。
エリカの情報端末を使い、千葉警部へ連絡をした。
「え?エリカが貧血?で、先生の治療院で寝てるんですか?」
「点滴を打って、安静にさせたので、危険は無いのですが、外は暗いので、迎えに来てもらいませんか?」
「わかりました。今、お伺いします」
通信を切った。
「どこに連絡…」
エリカが目覚めたが、寝ぼけているようだ。
「お前のアニキにだ。お前、世間話中に貧血って、有り得ないだろ?」
「え?」
「路上で抱きついて来たから驚いたよ。頼むよ~、変な噂が立つと査定に響くんだからさぁ~」
「あぁ、そうか…悪い悪い…」
ゆっくりと状態を起こし、下着をチェックしている。
「無防備だったのに、襲わなかったの?」
「生徒に手を出すと、査定に響くんだよ」
「響かなかったら、手を出すの?」
「どうだろうな?イフは考え無いことにしている」
呼び鈴が成り、エリカに肩を貸して、入り口まで連れて行く、エリカのアニキに引き渡した。
「妹が、お世話になりました」
「教え子ですから、保護するのは当然です。あぁ、鉄剤は飲むなよ。あれって、吸収率が悪い上、消化不良の原因になるから。食い物で補え」
「あぁ、アドバイス、さんきゅ~♪」
エリカはアニキに背負われて、去って行った。
---千葉寿和---
車の後部座席に妹を詰め込んだ。俺は運転席へ収まり、車を発進させた。
「で、何かされたのか?」
「下着に乱れが無いから、何もされないかったよ~」
「そうか…」
「中学生の暗殺者に襲われたらしいよ。今日の授業で言っていたけど」
中学生の暗殺者?連続殺人の被害者の中に、中学生はいなかったが…殺さずに逃げられたのか?
「あの先生の攻撃力って、どうなんだ?」
「未知数だよ。気流の遣い手だし…心筋を止めれば、簡単に殺せるらしいし」
連続殺人の殺害方法とは違う。あの先生はシロか。寧ろ、ガセネタをたれ込んだヤツが怪しいな。
「先生はシロだな。簡単に殺せるんじゃ…それに最近は、死体すら無いしなぁ…」
「ふ~ん、死体が無いんじゃ、事件にならないなぁ、アニキ」
事件にならない…その言葉に引っ掛かった。復讐者は事件に巻き込まれたが、事件にならなかったのではないのか?だから、警察の未解決データベースでヒットしなかったとか…
妹を自宅で降ろして、仕事場へと戻った。