※この作品はR-18です。

この世界で今日も生きる   作:鎌鼬

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オリジナルで書いたんだけど、どこかで見た様なものが登場するかもしれない。

そんな時には優しい目で罵倒してね!!そうしたら鎌鼬はブヒブヒ鳴くから!!




幻想の世界

 

 

「ファック……ッ!!」

 

 

悪態をつきながらも薄暗い全力で走る。本当だったら怒りに身を任せて周囲に当たり散らしたかったのだが、そんなことをしてしまえば死んでしまうと簡単に予想出来るのでそうする事は出来なかった。視認しづらい暗さであるが、〝視力強化〟を使って視力を強化して僅かな光でも昼間の様に見ることができているので困らない。羽織っているコートの内ポケットからルーン文字を刻み込んだ魔石を掴めるだけ掴んで取り出し、後ろに向かってばら撒く。

 

 

 

そして数秒後に爆音と爆炎、そして閃光が周囲を埋め尽くした。

 

 

爆音にやられて痛む耳から聞こえてくる声が苦悶に満ちている事から、多少なりともダメージを負っているのでは無いかと淡い期待を抱き、一瞬でそれを捨てる。この場で必要なのは現実だけで、何でも思い通りになる様な御都合主義的な考えなんて持っても死ぬだけなのだから。

 

 

「ニンゲンダッ!!ニンゲンダッ!!」

 

「オトコ!!コロセ!!」

 

 

見つかったので隠密なんてかなぐり捨てて爆弾化させた魔石をばら撒いたのだが、それが逆効果になってしまったらしく後ろから迫ってくる足音と声は数を増していた。

 

 

欲望を口にしながら爆炎で燃え上がった炎で照らされて姿を見せたのは3メートルはあるメタボリックな大きな人影。しかしその正体は人ではなく、人の顔が乗せられているはずの頭部には豚の頭部が存在し、口からはダラダラと涎を垂らしながら俺のことを見ていた。しかもその背後には5メートル程の鬼の影も見えている。

 

 

ジェネラルオーガ Level67

 

ソルジャーオーク Level60

 

 

「ファック!!」

 

 

敵の姿を目撃した瞬間に反射的に腕に付けていたスマホを操作し、〝アナライズ〟で敵の情報を確認したのだが、予想通り過ぎる結果に悪態をつきながら再び走り出した。ソルジャーオーク程度ならば数にもよるが倒せるが、それを率いているジェネラルオーガの存在が問題だった。

 

 

ジェネラルオーガは名前の通りに統率者としての適性を持っているモンスターで、固有スキル〝統率〟によりソルジャー系のモンスターの全ステータスを10%上昇させる事が出来る。これにより、ただでさえ高いソルジャーオークのステータスが更に高くなってしまい、数と質の暴力を実現させてしまっているのだ。仮に戦っても援軍がやってくれば数で殺されるのは目に見えている。故に、戦うのではなくて逃げ出す事を決意した。

 

 

「伯爵様ァ(〝サモン:ツェッペリン=ヴァンパイア〟)!!」

 

「承知した」

 

 

スマホを操作して召喚プログラムを起動させ、召喚魔であるツェッペリン=ヴァンパイアーーー真祖の吸血鬼の伯爵を召喚する。血と戦いによってボロボロになった貴族服を着こなした黒髪の美丈夫が俺の影から迫り上がる様にして姿を現し、闘争の気配を感じ取って高ぶった興奮を欠けらも隠そうとしないで素手のままジェネラルオーガに統率されたソルジャーオークの群れに向かって嬉々として突貫していった。

 

 

ツェッペリン=ヴァンパイア Level78

 

 

レベルが78もあり、ソルジャーオークやジェネラルオーガを凌駕しているのだが、それでも数の暴力には勝つ事は出来ない。100や200ならば伯爵のことだから殲滅出来るのだろうが、それを大きく越える数で攻められればいずれ食い殺される末路しか存在しないのだ。

 

 

その事を理解して伯爵を呼び出し、伯爵もその事を了承して召喚に応じた。伯爵は召喚魔であるので召喚者である俺が存命ならば魂を昇天させられない限り蘇生させる事が出来る。しかし、その逆は不可能なのだ。なので俺は何が何でも生き延びねばならず、死ぬ事が出来る伯爵は文字通りに命がけで殿を務める。

 

 

頑張れ肉壁、俺が逃げ切るまでの時間を稼いでくれ。

 

 

食欲に突き動かされたソルジャーオークとジェネラルオーガが伯爵の事を餌だと認識して歓喜の声をあげ、戦場に飛び込んだ事で歓喜した伯爵が高笑いしているのを背にしながら俺はこの場から走り出した。

 

 

スマホにインストールしているマップアプリを起動させて確認すれば、出口までは直線距離で1キロ程と表示されていた。素の身体能力ならばこのペースで走り続けて5分、〝身体強化(フィジカルブースト)〟使用中の今ならば1分もあれば走り抜けられる距離だが、予想していた通りにマップには敵性反応を示す赤い点滅が数えるのが億劫になる程に表示されていた。魔石による爆発と伯爵の奮闘により、その殆どが伯爵の方向に向かっているのだが、この調子ならば何体か遭遇してしまってもおかしくない。

 

 

「リーエル(〝サモン:堕天使〟)!!」

 

「ヤーハー!!」

 

 

虚空に描かれた魔法陣から飛び出して来たのは金髪金眼のスレンダーな身体付きをした女性。シミどころか埃一つ付いていない、純白の法衣を身に纏って背中からは三対六羽の漆黒の翼を広げている。その正体は聖的存在である天使が欲望を抱いた事で堕ちた存在、堕天使。

 

 

堕天使 Level70

 

 

「敵は!?」

 

「前方に3!!5秒後にエンカウント!!」

 

「了解!!唸れ、オレのレフトハンド(〝シャイニングスマッシュ〟)……!!」

 

 

5秒後に予想していた通り三体のソルジャーオークが登場するのと同時にリーエルは左手に光を纏わせながら鋭いジャブを三度放ち、ソルジャーオークの頭部を吹き飛ばした。ソルジャーオークの脳漿と頭蓋骨だったものが辺りに飛び散り、返り血でリーエルの法衣が汚れたのだが彼女は気にする事なく俺にサムズアップを向けてくる。

 

 

「出口まで頼んだぞ!!」

 

「このリーエル様に任せておけ!!オーク程度に遅れなんて取らんわ!!」

 

「うーん、このくっころフラグ」

 

 

漫画などならばこの後でソルジャーオークに負けて、陵辱に向かうのだがリーエルはケラケラと笑いながら左手に纏わせていた光を槍に変えて前方に投擲し、エンカウントするはずだったソルジャーオークを纏めて屠る。

 

 

ソルジャーオークの臓物を踏み砕きながら走り続け、マップアプリで周囲を確認する。さっきのリーエルの一撃で出口までの間に存在している小物は一掃されたのだが、出口の付近にソルジャーオークの反応よりも大きな赤い点滅が存在していた。点滅のサイズが敵の強さに繋がるので、出口の付近の点滅はそれなりの強さのモンスターだと推測出来る。

 

 

「出口の付近に反応1!!予想出来るレベルは80前後!!」

 

「間違いなく主クラスのモンスターだな。オレだけじゃ厳しいけどどうする?ドッカンする?」

 

「するに決まってるだろ……!!」

 

 

リーエルのレベルは70で、俺のサポートがあれば厳しいが勝てない相手では無い。しかし、マトモに相手をしているだけの時間は無いのでマ(・)ト(・)モ(・)に(・)相(・)手(・)を(・)し(・)な(・)い(・)事(・)に(・)す(・)る(・)。

 

 

森を抜けて開けた空間に出る。その中心に存在している空間の歪みこそが俺の目指していた出口なのだが、その歪みを背中に巨大なカエルの様なモンスターが存在していた。

 

 

ギガンテストート Level86

 

「先生、(〝サモン:ニトロロック〟×3)お願いします(〝サモン:クレイジーピエロ〟)……!!」

 

 

予想していたよりも高いレベルのモンスターの出現に慌てる事なく、スマホを操作して新たな召喚魔を呼び出す。同時召喚により、巨大な顔の付いた岩を三つお手玉の様にジャグリングしながら笑う道化師の仮面を着けた長身痩躯の男性が召喚される。

 

 

「んんんんサマナー!!貴方も大概不幸体質ですねぇ!!見ているこっちは爆笑ものです!!サマナーの不幸体質で今日も空気が美味いです!!ーーー巻き込まれるのは勘弁して貰いたいですけどねぇ!!」

 

「ボマァ!!」

 

 

煽り、ジャグリングをしながらダブルピースを決めるボマーに軽くキレるものの、現状であのカエルを即殺出来るのはこいつしかいないので怒りを堪える。リーエルが爆笑しながら後ろからやってくるソルジャーオークをアッパーカットで殴殺していたので背後からの奇襲は気にしなくても良いだろう。

 

 

『サマナー、まだぁ(〝自爆準備〟)?』

 

『高まる……!!溢れる……(〝自爆準備〟)!!』

 

『キャハハハッ(〝自爆準備〟)!!』

 

 

クレイジーピエロ Level71

 

ニトロロック Level57×3

 

 

ボマーのジャグリングしている三体のニトロロック達が本来ならば外道と呼ばれる様な手段を今か今かと待ち望んでいる。そういう運用方法が存在し、それをする為にこいつらを作り出したのだが予想していたよりも凶悪な存在になってしまった。作り出した以上全ての責任は俺にあるので捨てる様な真似はしたく無いし、それにこの場において最もレベルの低いこいつらはこの場において最も凶悪な存在でもあるのだ。

 

 

「それでは皆々様、ボマーがお届けする一世一代の大魔術をご覧あれ!!さん、にぃ、いちぃーーーそぉれ(〝固有スキル:愉快な爆弾魔〟)!!」

 

『イャッホー(〝自爆〟)!!』

 

『ダメ……!!逝くぅ……(〝自爆〟)!!』

 

『キャハハハッ(〝自爆〟)!!』

 

 

大魔術と銘打っておきながら、ボマーがやったことはジャグリングしていたニトロロックたちをギガンテストートに向かって放り投げる事だけ。そして投げつけられたニトロロックの事を餌だと勘違いしたのか、ギガンテストートは口を開いて舌を伸ばし、ニトロロックたちを絡め取って飲み込んでしまった。

 

 

そして爆発が3度発生し、ギガンテストートが爆裂四散した。

 

 

ニトロロック、ニトロという名前がある様に自らの意思で爆発する召喚魔。例えレベルの差があろうとも、20までは致命傷を与える事が出来るし、ボマーの固有スキル〝愉快な爆弾魔〟により、爆発技によるダメージを50%アップさせているのでレベルが90あるモンスターでも確殺する事が出来る格上殺しだ。自爆という手段を取っているので基本的に一度の戦闘で1回しか使えないというデメリットが存在しているのだが、それを差し引いても格上を殺す事が出来るこいつらの存在は大きい。

 

 

「ボマー、肉楯!!」

 

「サマナァアアアアーーー!!」

 

 

ただし、その分被害が大きくなる。リーエルを引き寄せてボマーを楯にし、ニトロロックたちの自爆による爆風から身を守る。ボマーが断末魔をあげながら粉微塵になったのだが、ボマーの犠牲のお陰で俺とリーエルは無傷。そしてニトロロックたちの自爆によりギガンテストートも爆殺されていた。

 

 

これで出口を遮る邪魔者は居なくなった。スマホを操作して未だ戦い続けている伯爵と粉微塵になったボマーとニトロロックたちを回収し、出口に向かって走り出す。ばら撒かれたギガンテストートの臓物や肉片を踏むことになるのだが、そんな事で気分を悪くしていれば死ぬしか無いので無心になって足を前に出す。

 

 

そして頭から飛び込む様に空間の歪みの中に飛び込み、地面を転がり回る。跳ね上がるように体勢を立て直しながら周囲を確認すればそこは星空の輝く草原。さっきまでいたはずの鬱蒼としていた森の姿は影も形もなく、空間の歪みが目の前に浮いているだけだった。

 

 

「出れた……出れたぞぉ……!!」

 

 

異界から無事に脱出出来た事に喜びのガッツポーズを取りながら、緊張の糸が切れたことで全力で動き続けていた反動が今更やってきてその場に崩れ落ちてしまう。草原に俯せになりながら、起きなければいけないと考えるのだが全身に疲労が纏わりついていて動く気になれない。

 

 

そう考えて行動に移していなかったのだが、隣に立っていたリーエルが呆れた様に溜め息を吐き、俺の事を仰向けにして自分の膝を枕にしてくれた。

 

 

「お疲れさん、サマナー」

 

「疲れた……本当に疲れた……なんで目的地に到着寸前で異界の発生に巻き込まれた上に活動期迎えてるんだよ……普通に死ぬかと思ったわ」

 

「だけど、生きてるだろ?だったら良いじゃねえか」

 

「……あぁ、そうだな」

 

 

笑顔で俺の事を見下ろしているリーエルの言葉を肯定しながら、そっと目を閉じる。

 

 

疲れ果てて動けずに、全身は泥塗れでボロボロ。その上まともに動けそうな召喚魔(仲間)はリーエルだけという酷い有様ーーーだけど、俺はまだ生きている。酷い有様になりながらも、生きていて生の実感を味わえている。

 

 

それならば、俺は勝ち組。それで良いじゃないか。

 

 

「で、これからどうするんだ?このままここで夜を明かすのか?」

 

「いや、しばらく歩いたところに街があるはずだからそこに向かう。異界の発生を知らさないといけないし……流石に休んでからだけどな」

 

「おう、休んどけ休んどけ。このリーエル様が見張っといてやるから」

 

「なら、御言葉に甘えさせてもらおうか」

 

 

疲れた身体を癒すためににリーエルの好意に甘えて膝枕をされたまま休む事にする。聞こえてくるのはリーエルが歌う小さく、だけど優しい子守唄の音だけ。

 

 

その子守唄を聴きながら、そういえばこの世界に来て今日で3年経っている事を思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

201X年、とあるソシャゲが流行した。

 

 

〝サモン・クロニクル〟と呼ばれる、良くあるようなモンスター育成ゲームだ。

 

 

サービスが開始した当初はデータ量の多さから端末がすぐに処理落ちしてしまい然程人気は無かったのだが、次世代機の登場と共にデータの処理能力も上昇し、その問題が解決されて一気に人気が出て来た。

 

 

プレイヤーはサモナーと呼ばれる職種の人間になり、召喚魔と呼ばれるモンスターの召喚・育成・使役さながらストーリーを進めるというもので、ソシャゲにあるような魅力的な数々のキャラクター、キャラクターの数だけあると言われる固有スキル、単純な戦闘方法、そして何より完(・)全(・)な(・)無(・)課(・)金(・)設(・)定(・)だった事から人気は留まる事を知らなかった。どうして無課金でサービスが続けられているのか様々な掲示板で噂されていたのだが、俺は面白ければそれで良いと対して興味は湧かなかった。

 

 

そんな時に〝サモン・クロニクル〟のアップデートが予告された。ストーリーの新章や、新たな召喚魔と固有スキルの追加、さらにはイベントが開始されるなどと色々と情報が飛び交っていたが、誰もがアップデートが終わる瞬間を待ちわびていた。当時の俺は受験を控えた高校三年生だったが、勉強に集中せずにアップデートが終わるのを今か今かと待ち望んでいた。

 

 

そして〝サモン・クロニクル〟のアップデートの終了予定時刻になった瞬間ーーー俺たちは見知らぬ土地に立っていた。

 

 

初めの内は何があったのか分からず、次に目の前の光景を否定しようとして、最後に茂みから〝サモン・クロニクル〟の名物モンスターであるスライムが現れて俺たちを襲って死者が出た事でこれが幻覚や夢などでは無くて現実なんだと理解させられた。

 

 

それを理解した瞬間、俺はその場から逃げ出した。〝サモン・クロニクル〟というゲームの事を知っていたので、サモナーでは無い俺ではこのままでは死んでしまうと理解させられたから。

 

 

一応〝サモン・クロニクル〟の世界では騎士や魔法使いなどのファンタジーで登場するような職業は存在しているが、それはどちらかと言えば対人向けの職業で、対モンスター向けの職業ではない。モンスターと戦って勝利することが出来るのはサモナーだけとされている世界なのだ。

 

 

だから、逃げた。背中から聞こえてくる学友たちの悲鳴を聴きながら。

 

 

そうして逃げて逃げて、逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて……逃げ場が無いと分かってどうしたら良いのか分からず、それでも死にたく無い、生きたいと、偶々見つけた洞窟の中で縮こまって震えていた。

 

 

そうしたら偶々そこを通りすがったサマナーに見つかり、面白そうだからという理由で拾われてサマナーにさせられた。

 

 

サマナーにしてくれた事から一応師匠と呼んでいるのだが、敬意なんてものは欠けらも持ち合わせていない。さっさとくたばればいいと思っているが、師匠の事だから今もどこかの街の場末の酒場で酒瓶片手に女を口説き、顔を叩かれているに違いない。

 

 

師匠によってサマナーにさせられた事で、望んでいた通りに生きる為の力を手に入れたのだが当時の俺は今の俺からしても酷い状態だったと言い切れる。

 

 

生きたい、死にたく無い、死ぬのは嫌だとそれだけで生き続けていた。

 

強くなければ生きられないから、強くなろうとしていた。

 

誰もが信じられずに、仲間であったはずの召喚魔でさえも疑っていた。

 

 

そんな俺を叱りつけてくれたのが、当時は下級で背中の翼が一対二羽しか無かったリーエルだった。当時の俺の有様があまりにも酷くて見ていられず、罵詈雑言を吐かれながらマウントポジションを取られてボコボコにされたことは今でも覚えている。

 

 

そして何よりもーーーそんな俺を見ていて辛いと、まるで自分のことの様に泣いてくれたリーエルの泣き顔が印象的だった。そんなリーエルによる暴行事件を経て、俺は少しだけ変わることが出来た。

 

 

死ぬのが嫌な事には変わらないが、少しだけ生きる事を楽しむ様になった。

 

強くなりたいと思っているが、以前の様な病的と言えるレベルよりも落ち着いた。

 

そしてーーー召喚魔を信じる様にする事にした。

 

 

そうして俺は生きている。

 

死にそうになりながらも生きて、生を実感することが出来ている。

 

地球への哀愁はあるが、この世界に来た当時の様にホームシックを起こさなくなっている。

 

 

死にたくない、生きたいという誇ることが出来ない願いを抱きながらも、俺は今もこの世界で生きていた。

 

 

 






どういう話?って疑問に思うかもしれない方に解説。

要はソシャゲに良く似た異世界への転移モノ。ソシャゲで使えた知識が役に立つ事もある。だけどソシャゲの知識が足を引っ張って役に立たない事もある。あくまでソシャゲに良く似た世界であって、ソシャゲと同じ世界じゃないのが重要。

人の死と戦いが日常的で、奴隷なんかも合法的に認められている異世界で生きたがりの主人公が頑張って生きていくだけのお話。

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