「本日、お相手を務めさせていただきます。マシュ・キリエライトです」
「う、うん」
「どうぞ、よろしくお願いします」
床に正座し三つ指をついて恭しく頭をさげる。
いつもの服装とは違い、今日のマシュは可愛らしく、そしてエロチックなピンク色のベビードールに身を包む。
惜しみなく見せつける彼女の身体は何回抱いても目を奪われる。
たわわに実った乳房、ほっそりと引き締まった腹部にくびれ。丸みを帯びた臀部に張りのある両脚。
そんな彼女に対面するように立っているのはカルデアのマスター、藤丸立香である。
頭を上げて、彼女は少しだけ恥ずかしそうに笑う。
「ど、どうでしょうか。先輩」
「…とてもいいと思います」
彼女はゆっくりと立ち上がり、彼にしな垂れかかるように抱き着く。
その柔らかな身体に腕を回すように彼も抱きしめる。
胸板に頬ずりするように甘え、蕩けるような笑みを浮かべながら上目遣いで彼を見つめる。
その魅力的な笑顔に立香はもうたまらないという感じだ。
「今日は先輩が満足するまで私がご奉仕しますね」
「うん、楽しみだよ」
「はい。存分に楽しんでください…だって、今日の私は先輩専属のそ、ソープ嬢ですから」
ソープ嬢。泡姫。風俗嬢。
様々な言い方があるが、別にマシュがそういう職業に転職したわけではない。
彼女は立香のデミサーヴァントであり、恋人だ。今日の二人の休暇は初めてのソーププレイにチャレンジするというものだった。
二人の爛れてイチャイチャする休暇がまた始まろうとしていた。
「先輩の服を脱がすのは初めてな気がします」
「確かに、いつも自分で脱ぐしね」
「はい…ん…やっぱり先輩の身体は大きいですね」
立香の服を丁寧に脱がしながら、その胸板を優しく撫でる。
カルデアに来た頃に比べれば厚く鍛え上げられた、と立香自身はそう思う。
マシュは上着を脱がすとそれを畳んでベッドに置く。
「では、先輩。ベッドに腰かけていただけますか?」
「うん」
頷き、腰かける。
マシュはその足元に膝立ちになり彼のベルトに手をかけて慣れた手つきで外していく。
そしてズボンもスルッと脱がしていく。
脱がせば下着の上からでも分かるように彼のペニスはテントを張るように勃起しはじめていた。
その様子にマシュは嬉しそうに目を輝かせる。
下着の上にそっと手を這わせて、その固く隆起するものを撫でる。あくまで優しく、ソフトタッチに。
「先輩のおちんちん、今日も立派で素敵です」
「うん、ありがとう…それと」
「はい?」
「マシュのその服も似合ってるよ?」
いつもは清楚な白い下着や彼を誘う大人びた黒い下着を身に着ける彼女であるのだが、今日はベビードールだ。
これもプレイの一環と彼女が準備したものなのだ。
花柄があしらわれたシースルーの薄いピンク色がよく映えている。
「そ、そうでしょうか。ダヴィンチちゃんに頼んで用意してもらったのですが」
「いつものマシュと違って、エロっぽくて凄くいい」
「先輩が喜んでくださるなら、着て良かったです」
少しだけ赤面させるマシュは可愛い。グッジョブ。流石、天才。いい仕事をする。
彼がうんうんと頷いていると腰に甘い痺れが奔る。
「ちゅ…んふっ…ちゅ、ちゅ」
下着の上からでもわかるほど、反り返る竿の部分に啄む様にキスを降らせる。
手で亀頭と睾丸をやわやわと揉みほぐしていく。
不意打ちの快感は立香の背筋を駆け抜け、彼は軽く首を振って快感に耐える。
「先輩、少しだけ腰をあげていただけますか?」
そう言われて腰を浮かせば、するりと下着を脱がされる。
圧から解放されたペニスは臍に当たるのではないかというほどに反り返り、ぶるんと震えて外気にさらされ顕わになる。
亀頭はパンパンに充血し、竿には血管が浮かび上がっていた。
露わになった亀頭に軽くキスをすると、竿を手で優しく包み込み上下に擦りながらマシュは微笑む。
「まずは即尺、というものをしてみたいと思います」
「お願い」
「はい、先輩。マシュの先輩専用のお口マンコをお楽しみください」
蕩けて淫靡なその笑みを浮かべながら、マシュは大きく口を開いてペニスを咥えこんでいく。
頬を窄めて、舌をペニスに這わせながら奥へ奥へと飲み込む。こつん、と亀頭が喉奥へとぶつかる。
鼻先を陰毛に埋めるようにして彼女はペニスを根本まで飲みほした。
窄めた頬と絡まる舌が立香に快感を与えていく。そこからマシュは頭を上下に動かし始める。
「ぐぽっ…じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ♡」
粘着音を響かせながらゆったりと、顔を上げて、勢いよく頭を下ろす。
唾液と亀頭から溢れ出る先走り汁が混ざり、それを飲み干しながら舌先で雁を重点的に嘗め回す。
傘の張った部分を突き、絡ませ、窄めた頬で擦りあげる。
立香の膝に手をおき、頭だけを動かしていく。はじめはゆっくりだったその動きもどんどんと激しさを増していく。
浮かせて、沈めて。浮かせて、沈めて。
腰から下が溶けてしまうような快感に耐えながら、膝に置かれたマシュの手に自分の手を重ねる。
そして指先を互いに絡ませる。
「あむっ…じゅる…ん…じゅる…ぬぽぉ…」
「マシュ…気持ちいいよ…」
「ん…ちゅ…はぁ…じゅるる…ぢゅぷ……ぷはっ…」
ぬぽん、と音をたててペニスが口から抜け落ちた。
マシュの唾液でコーティングされたそれは湯気をたたせるようにい切りたっている。
その竿に何度も啄む様に唇を落とし、根本から先端、裏筋を舌でなぞるように何度も何度も舐め上げる。
「そろそろ、イキそう」
「ちゅ…はい…いっぱい…んっ…れぇろぉ…出してください」
啄みながら彼女は言うと、ゆったりと先端をパクリと咥える。
そこからはまた頭を上下に動かしていく。舌や口腔をペニスで激しく擦りあげられ喉奥を何度も亀頭に突き上げらる。
そのたびにマシュの頭には快感が麻薬のように広がっていく。
すでに秘所からは愛液が漏れ出して、太ももを伝って床にぽたぽたと垂れていく。
「うぁああ…マシュ、いいよっ…!」
「んぢゅ…ちゅ…ぢゅる…んぢゅうぅうう…ちゅるる…っ!」
立香が喜ぶたびに自分のように嬉しく、彼が感じるたびに自分も気持ちよくなる。
もっと彼の声が聴きたくて。もっと、もっと、もっと。
唾液と先走りがまじったものと一緒に激しく吸引すると自分の手を握る彼の手に力が籠るのがわかった。
「ぢゅぽ!んぷぅ…んぁ…ちゅちゅちゅちゅうううぅうううう!!」
「っ!マシュ、出る!!」
ビュルルルルウウゥウ!!!!
ぶびゅっ!ぶっゅるる!びゅ!どびゅっ!
激しい射精は濁流のように彼女の喉を容赦なく襲う。相も変わらず、立香の精液はまるでゼリーのようで大量だ。
だが、何度も肌を重ねてきてマシュもそれに慣れてきたのだろう。
口内で暴れるペニスを舌でいなすようにしながら精液を喉を鳴らしながら飲みほしていく。
最初は慣れなかった精液の味も今では先輩のものと思うだけで体が芯から熱く火照ってしまう。
震えていたペニスが何度か脈動し、マシュの口元からちゅぽん、と音をたてて抜ける。
先端からは精液がまだ垂れていて、それに気が付いた彼女は慌てて先端にキスをするように唇を押し当てる。
「ちゅるるうぅ…んぅ…ちゅぅ」
尿道に残った精液も残さないよう吸いだし、舌先でそれを絡めていく。
くちゃくちゃと音をたてながら咀嚼していく。まるで美味なるものを味わうかのように。
そして彼女は大きく口を開いて彼に口内を見せる。
「んぁ…先輩、気持ちよかったですか?」
「うん、最高だった…ありがとうね、マシュ」
「いえ、先輩に喜んでいただけて私も嬉しいです」
髪を撫でられてマシュは淡く微笑んだ。
――――――
カルデアの部屋には各室にバスルームが設置されている。
彼の部屋にもそれは同じであり、なんどもマシュと入ってきた場所なのだが。
「なに、これ」
立香の最初の一言はそれだった。可笑しい、あれ。なんか広くなってない?え、この凹っとした椅子はなんだろう?
それに壁にかけられてるマット、この前のより大きくない?なんか凄い立派なんだけど。
え、バスも大きいよね?っていうか丸くなってない?え、ジェットバス?
「マシュ、これって」
「はい、先輩。ダヴィンチちゃんに協力していただきました」
「はは。天才ってすごいなぁ」
もう、ナニをどうしているかばればれだよなぁ。そっかー最近、工房に顔を出すたびに意味深な笑みを浮かべてたのはこういうことかぁ。
彼はうんうんと頷いていると、マシュが彼をその椅子に座るように促す。
その凹っとした椅子に彼は恐る恐る座る。
「あ、意外と頑丈なんだ」
「特殊素材を使っているとか…では、先輩。まずはお背中、流させていただきます」
「あ、はい。よろしくね」
「はい、お任せくださいっ」
熱くもなく冷たくもない、適温な水滴が彼の背中に降り注ぐが、背中を濡らすとその水流が止まった。
ふにゅん、ふにょん。
背中に柔らかなものが押し付けられる。
少しだけ後ろを振り向くと、マシュが背中におっぱいを押し付けて前に手を回して抱き着いてきた。
そしてゆったりと身体を上下に動かしながら言う。
「先輩。これはボディ洗いといい、泡踊りともいいます」
「そ、そうなんだ」
胸に垂らしたボディソープを泡立てながら背中を洗っていく。
ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ。
泡立つ音をたてながら胸を押し当てる。
上下に動かしなら胸を動かすたびに背中に乳首が当たり、甘い電流がその度にマシュの胸を貫いていく。
柔らかなマシュのマシュマロが押し付けられるたびに自由にかたちを変える。
回した手を胸に這わせて、すっと耳朶に唇を落とす。
「ちゅ、ちゅ…先輩っ…んっ…ぁ…どうですか、気持ちいいですか?」
「うん、マシュのおっぱい、凄いね」
「そう言っていただけると嬉しいです、では背中の次は腕を洗いますね」
彼女はそう言うと、立ち上がり彼の腕を優しく掴みあげるとその腕を跨ぐように立つ。
腕が彼女の秘所に押し付けられる。
彼が茫然とマシュを見つめていると彼女は小さく声を漏らしながら腰を前後に動かし始める。
まるで自分の腕を使って彼女が自慰をしているようだが、しっかりと腕は泡立っている。
「んっ、あっ、こ、これはた、たわし洗い、と、いいますっ」
「た、たわし」
「は、はいっ、い、陰毛を、たわしに見立てっることから、そ、そういうそうです、あんっ」
泡立っているのに石鹸以外の粘着した液体がまじり、彼女が腰を動かすたびに淫靡な粘着音が響く。
ぬちゅり、ぬちゅ、ぬちゅ。
たわし、かぁ、と彼は思う。でも、マシュってほとんど生えてないよなぁと彼はぼんやりとした頭で思う。
自分の腕で彼女がオナニーしていると思うだけで腰に巻いたタオルにテントをはるように再び、ペニスが隆起しはじめていた。
滑らせるように腰を動かしていくと、彼女が少しだけ腰を震わせる。
マシュの顔はすでに赤く染まり、口からは小さな喘ぎ声が漏れ出していた。
「つ、次は、んっ、ふぁ、つ、壺洗いを、し、したいと思いますっ」
「つぼあらい」
「はい、では…んっ…先輩の指を…」
彼の手を掴み、自分の秘所へと導く。すでに彼女の秘裂からはとめどなく愛液が漏れ出し、泡立っている。
それは明らかに石鹸とは違い、粘着質な液体だ。彼女の秘所へと彼の指がゆっくりと沈んでいく。
ぐちゅっ。
音をたてるように指先が秘所へと沈むと、そこは温かいマシュの柔らかい肉壁が迎え入れる。
ヒダの一枚一枚が指を歓迎するように絡みつき、でも、押し返そうと相反する動きをする。
「ふぁ…ぁんっ…っ…つ、壺、というのはお、おマンコをつ、壺にっぃぃっ、だめ、先輩、指、動かしちゃ、だ、駄目ですっ」
「あ、ごめん、いつもの癖で」
「も、もうっ、あっあっあっ、だ、駄目なのに、あっ、っ」
彼はいつものように愛撫するように指を動かしていた。
指先でヒダを擦りあげ、指を曲げて天井の部分を押し上げるように指の腹で愛撫する。
じゅぽ、じゅぽ、と動かすたびに音をたてる。
マシュが感じる場所は熟知している、指を動かしながら重点的にそこを攻めていけば彼女は彼の肩に両手を置き、腰を震わせる。
両脚も生まれたばかりの小鹿のように震えて、今にも倒れこんできそうだ。
指の動きを激しくすれば、膣口から溢れる愛液は泡立ち白濁となって指にまで絡みつく。
荒い吐息、赤く染まる顔。
蕩けるような声がバスルームに響く。そして、マシュは絶頂へと上り詰めた。
「だ、めっ、イクッ、先輩、イクッ、イク~ッ!!」
ビクンっ、と背筋を反らして声を上げる。
何度も腰を震わせ、膣口からは愛液が吹き出てぷしゅ、ぷしゅっ、と潮まで吹き出る。
快楽に打ちのめされて彼女はしな垂れかかるように彼に抱き着いた。
「はぁ…はぁ…っ…つ、壺洗いはこ、これで終了です」
「えーマシュの愛液で指が汚れちゃったけど?」
泡だった精液がついた指先を彼女の顔の前にチラつかせると、彼女はその指をくわえる。
舌先ですべてを舐めとり、ちゅ、と指にキスをする。
「これで綺麗になりました…もう、先輩は意地悪です」
「ごめん、ごめん。マシュが可愛いからさ」
「…んぅ…ずるいです。先輩」
少しだけ不満そうに頬を膨らませる。
そんな彼女が可愛くてキスをすると彼女はそれを受け入れて積極的に舌を絡めてくる。
互いの口腔を、歯肉を舐め回すようにキスをして啄む様に何度かキスをして顔を離す。
唾液が二人の合間に橋を架ける。
「そ、それではくぐり椅子、という洗いを…」
「くぐり椅子?」
「はい。私が先輩の椅子の下に潜ってお尻にご奉仕するというものです」
「なんと……うーん、マシュ。洗いはもう終わりにしない?」
「え…わ、私になにか不備がありましたか?」
心配そうに尋ねてくるマシュに立香は首を横に振りながら、腰に巻いたタオルを外す。
そこには一度射精したくらいでは萎えることを知らない彼のペニスがもう我慢できないといった感じで勃起している。
何度か、それが震えるようにマシュを求める動きをする。
マシュもそれを見ただけで顔に蕩けるような笑みを浮かべた。
「できれば、もうマシュに入れたい」
「は、はい…私も先輩が欲しいです」
「じゃあ、ベッドに戻る?」
「あ、いえ。先輩…まだ、ソーププレイには大事なものが残っています」
マシュは壁に掛けられた大きなビニール製のマットを床に敷く。
そしてそのうえで正座をして彼を受け入れるために姿勢を正す。
「どうぞ、先輩。マタハリさん直伝のマットプレイを披露させていただきます!」
「マタハリ直伝」
「はい、この日のためにしっかりと勉強してきました」
「実技もこみで?」
「い、いえ。そ、それは先輩と以外は…したくたないので」
「…」
「…先輩?」
「あーもう、可愛いなぁ!マシュは!」
マットの上に座って正面からマシュを抱きしめる。
彼女は少しだけびっくりしたようだが、自分も嬉しそうに彼を抱きしめる。
「それでは、先輩…私のマットプレイを存分の堪能してくださいね」
唇を重ねながら、体重をかけるように。彼女は彼をマットの上に押し倒す。
押し倒され、見上げるマシュの顔は光悦に染まり、まるで獲物を捕まえた獣のような笑みを浮かべていた。
その笑みに、生唾を飲みながら、立香は言う。
「お、お手柔らかにね?」
「お任せくださいっ」
力強く、彼女は応えるのだった。