SOULTAMARS(ソウルテイマーズ) 作:プロトコル・アンデルセン
絶体絶命の危機に陥ったとき...
[彼女]は今、覚醒する
ドシュゥウウンッ!!
少女は閃光と共に宙に跳ばされる!!
彼女はすかさず、少女を抱き抱える
ズザザザザッ!! 背中が床に激しく摩れる
痛みに堪えながら、少女を撃った犯人を睨む
そこに居たのは倒したはずの怪物
奇っ怪な鮫型生物から人型へと姿を変え、右腕を大砲へと変化させ[彼女]達を狙っていた。
「に..にげろ....。」
少女は意識を取り戻すも、苦痛に歪みながら逃げるよう促す。
「逃げないッ!!」
彼女が遮る
「逃げないし、てか恩人かも判らないけど..今はそんな事どうでもいい!! 怪我した人を置いていくほど、私はクズじゃないからッ!!」
怪人は無情にも二人にゆっくりと歩み寄る
だが、彼女の気迫に思わず足を止める
「それに、思い出した....名前だけど」
少女はハッと気が付き、彼女の表情に気が付く
「私はルルイヤ。定められた運命は壊してみせるッ!!」
そう言い左腕に籠手(ガントレット)を装着する
ガチャンッ! 厳重な扉が閉ざされる様な音が響く
「ぐあっ!!」
凄まじい激痛がルルイヤの左腕を襲う
だが怯まず、メロウヌソウルとメガロドンソウルを強引に装填する。
ギュインッ!! メロウヌ! メガロドン!
テイムバースト!!
「うァアああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
周囲が絶叫と閃光に包まれる
怪人が風により、木の葉のように無惨にも吹き飛ばされる
ギュオンッ!! シレーナアクア!! 荒ぶる海の女神!!
透き通るような女性の声が響くと、風と閃光が止む
そこには水色と綺麗な翠玉色の半魚の女性が静かに佇んでいた。
少女は半魚の女性の美しさに思わず紫色の澄んだ目を奪われる
「生まれてきてくれてありがとう。ルルイヤ。」
少女は微笑みながら言う
ルルイヤは怪人を片眼で怪人に対して戦闘態勢に移ると、凄まじい跳躍力で怪人に飛び掛かる
その様はまるで海を跳ねるイルカの様だ。
だがそれが災いしたか 怪人はすかさず砲弾を放つ。
ドシュゥウウンッ!!!!!!!!!!!!
轟音が鳴り響く!!
ドガァアアアアンッ!!!!!!!!!!
凄まじい爆発が起きる。天井が崩れ落ちる!
だが、ルルイヤは空中ですかさず両腕をクロスさせて砲弾を防いでいた。
ドシュゥウウンッ!!!!ドシュゥウウンッ!!!!!!
二発撃ち込む怪人!
ドガァアアアアンッ!!!!ドガァアアアアンッ!!!!
二つ連続して大爆発が起きて、ついに天井から煙と共に水が溢れ出す!!
滝のように溢れ出す水と共に現れたルルイヤが凄まじい蹴りを怪人に撃ち込む!
「グゥォオオオッ!!!!」ドォオオオオオンッ!!!!
今度は絶叫と共新幹線並の速さで竜巻のように、グルグルと回りながら吹き飛ばされた!
ドグォオオオンッ!!!!!!
三度目の大爆発!!!!怪人はボロボロでふらついていた
だが、ルルイヤは無慈悲だ
「これでェ!!!終わりだァアア!!!!!!!!!!」
絶叫と共に彼女は籠手(こて)の中心にある眼のようなボタンを三回連打し、籠手を反時計回りに回転させ再び時計回りに戻す。
テイムフィニッシュ!!!!
女性の声が叫ぶと、凄まじい蒼と翠玉の閃光と風が吹き荒れるとルルイヤは低い姿勢で猛ダッシュで迫る!
まさに獲物に襲いかかる虎の様だ。
「うぉァアアアアアアアッ!!!!!!!!」
叫びながら怪人に迫る!
怪人は逃げようにも砲弾を喰らったかのように動けない!いや、物凄い速さで迫るルルイヤの迫力でで体がすくんでいるのだ!
ブァアアアアンッ!!!!!!
駒の様に物凄く跳ねる!!
凄まじい速さで回転キックが迫る!!
ドシュゥウウオオオオオオンッ!!!!!!!!
「ボォアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」
断末魔を上げながら最大規模の大爆発
爆風が周囲を吹き飛ばす!
「うわああああッ!!!!」
少女は吹き飛ばされる。だが、格子状の床に掴まる事で難を逃れた。
ヒュウウウウッ......
風が止む........
今しがた怪人が爆発した場所で、変身を解いたルルイヤ
が居た。
彼女は満面の笑みを浮かべていた.......
「快...感!」
暴走し怪人を倒す事への快感に目覚めてしまったルルイヤ。
少女ベクターもまた新たな謎の言葉を残す
果たして彼らは一体何処へ突き進むのか??
次回[罠(トラップゾーン] お楽しみに!!