ふと見ると彼女の白磁のように白い肌には、真っ赤な血が流れていた。
「もしかして、初めてだった??」
「は、はい……。」
「こうういうのは、あまり我慢しちゃダメだよ」
弱くて弱くてなにも出来ないのに、いつも周りに心配させないように気を配っている彼女。
今回も俺が変に心配しないように我慢していたらしい。
痛いなら痛いと言ってくれれば、配慮も出来るというのに。
俺はそのためにここに、一緒に居るんだから。
今回彼女を嗜めたのにはそういう感情がこもっているからである。
「まったく……、これからは痛かったら痛いって言ってね? 少しは優しくするから」
「はい……」
いつも口下手な彼女は感情を表現するのが下手だ。いつもいつも言葉足らずで誤解を生む。
だから今日はいつもと変えて
「いい? 痛いときは「痛い」。気持ちいいときは「気持ちいい」。イク時は「イク」。これだけで良いから、言ってくれ。俺もその方がわかりやすくて気が楽だから」
「は、はい……分かりました」
返事と共に頷いた彼女に俺は、再びその白くきめ細やかな肌に手を触れた。
汗で少ししっとりと濡れていて、俺の肌に吸い付いてくる。
少し、表面をなぞり感覚をならしてから、彼女の方をむき直し問いかける。
「じゃあ、いくぞ?」
「はい……」
俺は気を取り直して、彼女と密着して行く。
「…んっ、あっ、い、痛い…」
彼女は顔を歪め、痛みに耐えようと俺の肩を強く握り締めて少しでも俺の行動を止めようとする。
しかし、俺は行動をやめない。
「しょうがない事なんだ、我慢してくれ」
彼女は涙目でこちらを懇願するように見つめてくるが構うことはない。
彼女を押さえる手に少し力を入れる。
「お願い、もう、もうっ」
恐怖で震え始めた彼女は、足をばたつかせ体をよじろうとする。
「おい!あまり動かないの!いいのか?余計痛くなるぞ?」
その言葉で彼女の動きは止まった。
彼女が変に動いたせいで、俺も限界が早まる。
先端からはぴゅっぴゅっと汁が少量だが、飛び散り始める。
「行くよ?行くぞっ?いっぱい出すからなっ!」
―――びゅるるるっ!!
飛び出したソレは、彼女に付着し感度を上げていく。
彼女は激しく仰け反り、ベッドに体勢が崩れる。
「…んはああああんん!!…ひたいっ!…いたいよぉ!」
シーツを掴み、布団に顔を埋めて、下半身は暴れ狂う。
「おい!だから暴れるなって!我慢してたのはお前だろ!?」
「…やめっ、やめてっ!…拭いてっ、お願いっ…しみりゅぅぅ……」
そう、彼女は初めて買った靴で靴擦れを起こしていたのだった。