Y月◎日
今更だけど僕とアヤセちゃんの食事は基本的にお互いの血液である。前に月山さんが言っていたように半喰種の僕は喰種にとってご馳走のようなもので普通の人間の肉より美味しいうえに栄養価も高いらしい。だからアヤセちゃんが僕の血を飲むのは納得できる。
でもアヤセちゃんの血が人間の肉よりずっと美味しく感じるのは僕だけなんだろうか?
いや厳密にいうと血だけじゃない。汗も涙も愛液も潮も全てが甘くて美味しいのだ。行為中に舐めて啜ると恥ずかしがって脚を閉じようとするけど逆に僕の顔を固定することになったり、もっと酷いことになる、なんてことが多発したためアヤセちゃんはもう抵抗せず素直に喘いでくれるようになった。でもアヤセちゃんだってフェラのとき美味しそうに飲んでいるんだしこのくらい許してほしい。
そういえば僕の調子が良くなって強くなったのもアヤセちゃんの血を飲んでからだった気がする。だってレストランでは自力であのタロちゃん?とかいう大男を倒したし(その倒したのを上に投げたらピエロっぽいマスクの人に運悪く当たってその人は圧死してしまった。ごめんなさい)、月山さんが僕のお腹を突き刺した仕返しにバッキバキにしたし(助けに来てくれたトーカちゃんは「私の出番これだけ?」と言いながら貴未さんを送っていった。)・・・そういえばRc細胞が増え始めたのもあの頃だった気がする。僕とアヤセちゃんは一体どうなっているんだろう?
Y月*日
月山さんのツテで僕とアヤセちゃんは調べてもらうことになった。これで何か分かればいいんだけど。
あと月山さんは僕だけでなくアヤセちゃんのことも狙っているらしい。トーカちゃんからの情報なので確かだ。なるべくアヤセちゃんと月山さんを同じ空間に居させない方がいいのだろうか?アヤセちゃんは感覚が鋭いし強いから大丈夫かもしれないけど万が一ということもあるのでとにかくアヤセちゃんと月山さんを気にかけておくに越したことはない。
Y月♡日
今日はバレンタインデー。といっても僕らは肝心のチョコレートが食べられないのであんまり関係ない・・・あ、でもあんていくに限定商品としてホットショコラが出るので全く関係ないわけじゃない。トーカちゃん溢れてるよ・・・
家に帰ったらアヤセちゃんが抱きついてきた。それでこの日のためにちょっとずつ貯めていた自分の血をくれた。ありがたくちびちび頂くことにしよう。
今日のアヤセちゃんもとっても可愛かった。乱れ牡丹は初めてだったけどとってもよかった。今度は鏡を買ってこないと。
◇月×日
アヤセちゃんのヒートが来た。僕限定の。え、これってあり?
店長に聞いてみたところありらしい。かなり少ないけどそういう例もあるのであんまり気にする必要はないと言っていた。番の僕にだけフェロモンを送ってフリーへのフェロモンは一切なくなる。アヤセちゃん本人も僕だけに欲情するのでそこまで精神的に追い詰められることもないだろうとのことだった。
ただその代わりに相手が固定されている分、今までの撒き散らしていたフェロモン+αで番の僕に向けられるようなので今度は僕が大変かもしれない。とのことだった。
まあ実際僕、我慢できなくて朝からしちゃったんだけど・・・
◇月♧日
月山さんに頼んでいた検査の結果がきた。どうやらアヤセちゃんはRc細胞を精製することができる特異体質であり僕は彼女の血を飲んだことで元々の人間の部分が刺激を受けて僕もRc細胞を精製することができるようになったらしい。僕が色々チート化していくのもこれが原因だった。
あとちょっとだけ嬉しいことがあった。人間の部分が刺激されたことでどうやら人間の食べ物を食べられる可能性があることだった。それで早速ハンバーガーを買って来て食べてみた。
美味しい、美味しいんだけど・・・なんだろう。
他にもサンドイッチとかあんていくで出してるスイーツとか、この際だからハンバーグも食べてみた。うん、全部美味しい。
でもアヤセちゃんの血の方がずっと美味しい。僕の舌はアヤセちゃんの血で肥えてしまっているらしく、美味しいんだけど物足りない、という状態になってしまっていた。
その場でアヤセちゃんに噛み付くわけにもいかないので家に帰ってから血をもらったら、やっぱりアヤセちゃんの血の方がずっと美味しく感じた。惚気とかじゃなくて。
あとそれから新しい発見。ヒート中のアヤセちゃんの血は媚薬兼精力剤になる。
ピエロマスクはもちろん宗太です。やったね!これで:Reのフラグはへし折れたよ!!