まぁ鈴と弾ですけどね。やっぱね、鈴みたいな性格のキャラはヒロインよりも主人公の親友と言う立場が1番良いと常々思ってるよ。個人的にね。
あ、今後のR18シリーズは本編と全く関係無い時間軸で物語が進行します。その後では無いので悪しからず。まぁ最終回までの空白の期間とでも思ってください。
そしてこれからは新しい落ちが出てきます。100%エロ物が出た場合は妙な落ちを多用します。何かと都合が良いのでね。
ストーリーリクエストでもまた受けましょうかね。ネタ募集の為に。活動報告作っておきます。
鈴と弾。この小説ではとある理由を切っ掛けに同棲生活を送ることになった。そしてこれまたとある理由を切っ掛けに、2人とも同じ職場で働いている。確認のために一応言っておくが、2人ともIS学園の教師だ。
この2人は幼馴染み?で、お互いのことをよく知っている。その為生活での不自由は無かった。たまにお互いに悪戯を仕掛けるくらいで、毎日平和に暮らしている。
お互いに収入も良いし慣れ親しんだ仲。仕事もできるしルックスも悪くない。性格に多少の難はあるが、優良物件だ。しかも同棲生活をしているため、当然2人の間の距離は一気に縮んだ。そして色々あって、
「結婚おめでとう!」
「幸せになれよー!」
「嫁泣かせたら一生の恥だぞー!」
結婚することになった。こう言った小説やゲームの重要なイベント、結婚イベントの大事な部分を全部すっ飛ばしての結果だけ報告するのは如何な物かと思うが、特に何かがあった特徴的な結婚式では無いので、今回は省略させてもらいます。
因みに、今だ健在である弾の祖父である厳さんは、
「………………」
口ではなにも言わず、背中で語りました。家族なので当然長い付き合いだ。厳のそんな態度でも弾は言いたいことを理解できる。そう言うわけで、いろんな意味で後戻りできなくなった弾は、色々と覚悟を決めて結婚生活を送り始めた。
「ねぇ、ベッドはどうするの?」
「棚を挟んで置いとけば良いだろ」
そう言って、少し距離を置いて別々の場所にベッドを設置した。同棲していた時の名残なのだろうが、結婚したんだから新しいダブルベッドでも買って一緒に寝れば良いだろ。
「え~!?一緒に寝ないの!?」
「今はまだそう言うの良いから。早く荷物全部片付けるぞ」
(このバカ、いつからこんな真面目に!?)
そしてそのまま、この日は別々のベッドで寝て夜が明けた。寝ている間も弾から特に何かがあったわけではない。普通に寝ていた。
「本当になんにもしなかった……」
因みに、弾は鈴よりも早く起きて朝食を作っていた。
「って言うことがあったのよ~」
「あ~。新婚でそれはキツいね~」
「弾のヤツ、案外奥手なんだな」
「まぁ人それぞれですし」
「ヤりたいなら自分から襲うのも良いですよ!」
引っ越し作業から少し時間が経ち、日本にいる鈴の知り合いの結婚した女性陣で女子会を開いている。因みにメンバーは、本音と千冬、虚に真耶、そして鈴だ。もし日本にラウラがいた場合、確実にここにいるだろう。あ、場所は一夏の店だ。誰もいない時間に女子会を開いている。店主の一夏は見知った連中で本音もいるため、バジンと一緒に買い出しに出ている。つまり店は今この5人だけだ。まぁ店の入り口に準備中の札がかけてあるので、人が入ってくることはない。
「参考までに聞きたいんだけど、皆って結婚初日ってどんな感じだったんですか?」
「私は~……いっちーと寝たくらいかな?」
「どっちの意味で?」
「え?そ、それは~…///」
「あ~うん。分かった。それ以上は言わなくて良いわ」
一夏と本音は仲睦まじく一夜を過ごした様だ。
「私は特に変わったことは無かったぞ。雅人さんとずっと一緒にいたからな」
千冬は本音と同じ答えだ。いつも通りに一晩を過ごしたわけだな。
「私たちの場合は、挨拶に行くところが多かったので、結婚してから1週間はいろんな場所に挨拶に回ってました」
虚とバジンは、虚の家柄があってか挨拶に行くべき場所が特に多かった。一夏はそう言うの嫌いだから全部無視していた。むしろ挨拶したいなら自分から来いと言う態度を取っていた。だがバジンと虚は律儀な性格で、丁寧に回るべき場所を全部回った。なので結婚式後1週間は気が休まらなかったと言う。
「まぁ、挨拶に行くところ多そうですもんね。虚さんの場合はバジンの婿入りでしたから」
「そうなんですよね~。だからなおさら挨拶に行く必要があったと言いますか……はぁ」
正直言ってなんのために普段関わりのない家にまで挨拶に行ったのか、虚には必要性が全く感じられなかったと言う。
「お疲れ様です。真耶さんは……初日から襲いに行ってましたか?」
「まさか!?そんなわけありませんよ。最初の頃は勇治さんの方から来ることが多かったですよ?」
「え?」
「なんで意外そうな顔してるんですか?」
真耶の発言に、一同騒然とした。現在では真耶が積極的に木場を襲っている。それが結婚当初は木場から来ることが多かった。そんな言葉100%嘘にしか聞こえない。
「ま、真耶、それは本当なのか?」
「まぁ勇治さんから来ることが多かったと言っても、積極的に来てたと言うよりは「ヤる?」っていう感じでしたけどね。それを言われる度に私が美味しく頂いてました(* ̄。 ̄*)」
それを聞いて、なんか安心した。そして全員納得したような表情を浮かべている。つーかなんで照れてんだよ。
「……虚さん以外は全員初日からヤったと。虚さんはどうだったんですか?いつバジンに抱かれたんですか?と言うか初夜は迎えたんですか?」
「え?」
「確かに気になりますね。バジンさん、男性ですけどロボットですし」
「あぁ。気になる所ではある」
「おね~ちゃんどうだったの~?」
「そ、その~……」
3人の視線が一気に虚に注がれる。虚は自分からはそう言った話を周りにはしない。そして相手はあのバジン。寡黙でクール。口が固いハードボイルド。そもそも欲があるのかと聞きたくなってくる。まさに鉄人と言う言葉が似合う男だ。実際鉄人ではあるが。つまりバジンからもそう言った話は出てこない。この夫婦だけ明らかな情報不足なのだ。
「えっと……結婚してから半年経ちましたけど、抱いて、貰いました///」
顔をリンゴみたいに真っ赤にさせて告白した。いやまぁ普通は人に聞かせる話ではないので、この反応が当然なのだが。このメンバーでここまで常識的な人間はある意味で珍しい。
「おぉ~!おね~ちゃんおめでとう~!」
「バジンさんにも、性欲はあったんですね」
「新しい発見だな……」
「ハハハハ……」
「因みにどんな感じに?」
まぁ、欲求不満になって痺れを切らした虚が襲ったのが原因なんだがな。
「そ!それは黙秘します///!!」
このまま行ったらズルズル3人から尋問を受けて喋ってしまいそうになったのか、黙秘権を使って黙った。しかしこうしてみると、この世界は積極的な人が多いな。千冬と本音と鈴を除いて、全員自分から行っている様な物だ。まぁ過去のとある事件を言えば、鈴も本音も自分から襲いかかっているが……
「ん~……私も自分から行った方が良いのかな~?」
「まぁ人それぞれだし」
「アイツも教師だ。なにか考えでもあるんじゃないか?見た目はあんなんだが、意外と考えてることが多いからな。バカなりに気を使ってるんだろ」
「千冬さん弾のこと良く知ってますね」
「一夏の親友だからな。関わる機会も自然と多くなるから当然だ」
その割りには悪口が多かった気がする。言葉その物はやんわりしているが、本人が聞いたら確実に精神を抉られる言葉だ。身近な人から言われたのならなおさら。
「あぁ~。どうしようかな……」
「中馬先生の薬使います?まだまだ家にストックは一杯あるので!」
「なんか怖いんで嫌ですよ」
さすがに中馬印の薬は使わないようだ。確かに、中馬印の薬初心者からしたら、あの人の薬は恐怖の対象でしかない。使う人間は余程の変人か変態か肝の座ってる人間だろう。因みに、その全ての要素を併せ持つ真耶は、ある意味この小説最強の存在だ。
「何か理由でもあるんじゃないんですか?抱けないと言うか、戸惑ってしまうような」
「理由……」
虚の言葉に、少し考えてみた。今まで結構な期間を弾と過ごしてきたのだ。いくつかそれらしい理由が見つかるかもしれない。
「あ、」
「お?見付けたか?」
「よくよく考えたら、私、色々と小さい……」
「「「「………………」」」」
流石に、鈴の見つけ出した答えには、なにも言葉をかけられない。何故なら、鈴以外の4人は年相応に見られる。良くて化粧品売り場とかで「お若いですね~」と店員に言われる位だ。だが鈴は……夜に街を歩いてると巡視してる警察の方に「中学生がこんな時間に出歩いちゃダメでしょ」と注意される。その度に免許証を見せて、場の空気を悪くしている。若く見られるのを喜ぶべきなのか、幼く見られるのを悲しむべきか、非常に微妙な所だ。
「で、でもそれが理由とは限らないかも知れませんよ?ほら、弾さんに子供扱いされてる訳じゃないですし」
「私が風邪ひいたとき、お粥作ってくれるんだけど、ふうふうして冷ましてから食べさせるんだよね。やっぱり子供に見えるのかな?ハハハハ……」
なんか絶望のオーラ出してる。だが、お粥の食べさせ方の件は弾が悪い。弁護のしようがない。
「他にも、同僚と居酒屋に飲みに行ったら、私だけ免許証の提示求められたし、避妊具買おうとしたら店員に止められた……コンビニで酒買おうとしても「未成年は買えませんよ」って怒られるし」
もはやかける言葉が見付からない。あまりにも哀れすぎる。成人式終わってから大分時間が経つが、この扱いは流石にキツい。
「私と大して見た目の変わらないラウラですら、ドイツでは立派な大人として見られるのに、何で私だけ……」
まぁ、ラウラはドイツ軍に所属してるし、ドイツ軍最強部隊の隊長だから知名度も高い。グッズまで発売されるくらいに人気だから、それは仕方がない。
「まぁ引っ越し明け早々だし、アイツも疲れてるのかも知れない。恐らく時間が解決してくれるさ。それにしても腹が減ったな……本音、冷蔵庫の食材借りるぞ」
徐々に不味い雰囲気になってきたので、千冬は話を切り上げて厨房に入っていった。そして冷蔵庫を開けて、余っている食材を拝借して簡単に食べられるものを作り始めた。
「千冬さんって料理できたっけ?」
「なんかね~、いっちーが教えてたよ?子供が産まれた直後に習いに来たんだよ」
「結婚っていろんな意味で人を変えますからね~」
「1番あなたが変わったと思いますけど」
※千冬には元々最低限の家事能力はある。料理もダークマターを精製する事はない。だが、作れるレパートリーが少ないのだ。
場所は変わっていつも一夏が買い物に来る商店街へ。知り合いと話して安値で色々と大量に購入している。バジンは荷物持ちだ。
「後は……砥石でも買うか。新しいの」
中古の砥石がネットやリサイクルショップ以外で売られている可能性は低い。店で買うなら必然的に新品になるだろ。
「ん~。面倒だし全部の番号買うかな」
砥石にはいくつか種類がある。刃がかけたときに使う荒砥。切れ味を回復させる中砥(一般的な家庭に良くあるヤツ)。仕上げや更に切れ味を出すための仕上砥が存在する。大きく分ければこの3つだ。まぁ今は変わった素材の包丁もあるため、更に使い分けが必要になっている。チタンが素材の物は普通の砥石で削るのは無理なので、パッケージの裏に書かれている注意書きをしっかり読まなくてはならない。
「あ、一夏」
「ん?弾か。こんなところでどうした?」
「あぁ。砥石をな。昨日引っ越し作業終わったんだが、砥石落として割っちまってな。仕方無いから新しいの買いに来たんだ」
新しい包丁を買え。と思う人もいるが、自分の手に馴染む包丁などとはそう簡単に出会えるものでない。それに切れ味が落ちる度に新しいのを買っていたら、それこそ無駄な出費だ。なので、物を長く使いたい人は良く購入する。
「さてと、どれを買おうかな~」
「これで良いんじゃねーの?1000番の中砥」
「ゲッ。お前これ高いヤツだろ。なんでそれ勧めてくんだよ」
「物持ち良くしたいならこれにしとけ。荒砥や仕上砥は必要になったときに買えば良いしな」
「料理人が言うと妙に説得力があるな……」
「実際いつもやってるからな。どうせお前らは自宅通勤だろ?なら少しでも出費は押さえろ」
「主婦かお前は。まぁ確かにそうだけどよ」
と言うわけで、渋々一夏の勧めてきたかなり高い中砥を購入して店を後にした。店を出てすぐに、弾が久し振りに会ったからどっかで話していこうと言い出したので、一夏はバジンに荷物を頼んで少し弾と話していくことにした。
「お前のバイク本当に優秀な」
「頼れる相棒だ。それよりどこで話すんだ?流石に道の真ん中で話し込む訳には行かないだろ」
「この辺にいい喫茶店があるからそこに行こう。鈴と良く来てんだよ」
マジか。と言う顔をしつつ、一夏は弾に付いていく。そして10分ほど歩いてだろう。明らかに人の出入りが無さそうな場所についた。
「ここ本当に喫茶店か?」
「大丈夫だって。メニューはブラックコーヒー1つだけだけど、かなり美味いぞ。飲んだら普通のコーヒーが不味く感じるくらいに」
なんつー店。と言うかどっかで聞いたことあるな。そんな感じの喫茶店。
「ふーん。何て店なんだ?」
「カフェブラックスター。高いけど週1で来ちゃうんだよな~。一口飲んだだけで虜になっちまうぞ」
夕日の風来坊や邪心流を使う無幻魔神が居そうだな。その他愉快な仲間たちも。
「赤いてるてる坊主とかいないよな……」
「ん?いないぞ」
「だよな」
妙な不安を覚えた一夏だったが、弾が店のドアを開けて入っていくと、それに続いて中に向かう。入ってすぐに階段が現れ、地下へ続く方を歩いていく。
「地下にあるんだな」
「あぁ。上は家賃が高いんだと。このビル使われてないのにおかしいよな~。地下なんて上の半分だぜ」
事故物件じゃないことを祈ろう。階を1つ降りると、明らかに雰囲気の違うドアが現れた。そこには入り口の看板と同じ「カフェブラックスター」の文字が。入り口に付いてある鈴を鳴らしながら、2人は中へ入っていく。
「いらっしゃい」
「久し振り店長」
「あぁ。弾さんですか。お久し振りです。先週は珍しく来ませんでしたね」
「引っ越しとか色々やってて忙しくてな~。あ、今日は友人を連れてきたぜ」
「そうですか。家はコーヒーしかありませんが、ゆっくりしていってください」
入り口に近い場所にあるテーブル席に2人並んで腰を掛ける。そして一夏は店の中をぐるりと見回した。一夏自身も飲食店を営んでいる為、どの店でもやってしまう癖の様な物だ。
(椅子やテーブル、装飾の一部を除いてはほとんどが木製の物。黒と茶色系で統一されてそれに合わせる様な薄い照明。やけに落ち着いた雰囲気だな……掃除も行き届いてる。店長1人の筈なのに……スゲーな)
軽く店を分析してしまった。そして、弾にはブラックコーヒーしかメニューが無いと言われていたが、一応メニューを開いてみる。
(本当にブラックコーヒーしかねーな。しかも一杯1230円って……まぁ良いや)
「メニュー決まったか?」
「1つしか無いってお前言ってただろ」
「ハハ。だよな。店長コーヒー2つ~」
注文を受けると、棚の中からコーヒー豆をとりだし、煎るところから始めた。相当こだわって作っている様だ。コーヒーができるまでそこそこ時間がかかりそうだったので、一夏は弾に最近のことを聞いてきた。
「どうだ?結婚してみて」
「2回目3回目があるような言い方は止めてくれ。現実にはしたくないから」
「そいつは悪かった。で?どうなんだ?」
「別に何も変わんねーよ。今までも同棲してたからな。引っ越した以外あんま自覚無いんだよな~。これが。それに幼馴染みだからよ」
(あぁ~。こりゃ鈴は苦労するな)
2人の現在の生活は詳しく分からないが、なんか確信してしまった。実際問題、鈴は悩んでいる。主に自分の扱いに関してだが。
「あ、そう言えばこの前、寝室のベッド設置してたんだけどよ~。別々に置いたら鈴のヤツが「一緒に寝ないの?」って言ってきたんだよ。まだ子供っぽい所あるんだな~。アイツ」
「……お前、ベッド2つ買ったのか?」
「あぁ。1つだとどっちか床かソファーで寝ることになるだろ」
一夏の確信が現実の物になっていたようだ。なんか鈴が不憫でならない。と言うか今はシングル2つ買うよりもダブル1つの方が値段は安い筈だ。せめてそこには頭を回して欲しい。
「あぁ~、それは置いといて、子供とかこの先の生活については考えたか?」
「子供?いや。俺がアイツの母親みたいなもんだし」
「こりゃあ酷い……」
「なにが?」
この世界の弾は鈍すぎる。その鈍さに一夏が頭を抱えていると、店長がコーヒーを2つ持ってきて2人の前に置いた。弾はやっと来たと喜んでおり、頭を抱えていた一夏も、コーヒーの匂いが鼻に入ると、すぐにコーヒーに目を移した。
「じゃあ早速―ん?」
カップを取って飲もうとした弾だが、突然電話がかかってきた。少々不機嫌そうな顔をしたが、店を出て電話の対応をすることにした。その隙に、店長が一夏に弾に付いて少し聞いてきた。
「あの、弾さんは昔からあのような性格なのですか?」
「あ?まぁ、昔よりはマシになったと思うが、単細胞というか向こう見ずの一方通行と言うか純粋なバカと言うかなんと言うか……取り敢えず裏表のない真っ直ぐな人間ではあるんだが……」
「なんとかなりませんかね?あまりにも鈴さんが不憫で不憫で。最近少し可哀想に思えてきました」
「俺もだ。鈴も弾も、裏表のない真っ直ぐな人間で、幼馴染みだからお互いの事もよく知ってる。だから問題ないと思っていたんだが……」
「彼は変な所に気を使ってしまいますからね」
「大方、アイツは鈴の子供っぽい部分を意識し過ぎてるんだろう」
「彼も随分子供っぽいと思いますけどね」
「あの歳で妙に純粋だからな。こればっかりは時間が解決するしかないな。お互いの、と言うか弾の意識に変化が訪れるのを待つしかない」
そう言って出されたコーヒーを飲み干す。カップを戻すと、代金を払って店を出ていこうとする。
「ご馳走さん。美味かった。今度は家族で来るよ」
「またのご来店をお待ちしてます」
店長が丁寧に頭を下げると、そのタイミングで弾が戻ってきた。
「あれ?もう帰るのか?」
「あぁ。コーヒーも飲んだしたな。……少しは大人になれよ」
「は?」
弾の肩に手を置きながら、そう伝えて店を出ていった。弾は当然なんのことか理解できず、首を傾げながら椅子に座ってコーヒーを飲み始める。
「貴方の周りの人は、色々と苦労しますね?」
「店長までなに言ってんだ?」
「いえ。気にしないでください。……本当に苦労しますね(ボソ」
この言葉は、弾の耳には届かないだろう。その数分後、コーヒーを十分に楽しんだ弾は、料金を置いて店を後にした。足取りが軽いことから、店長や一夏に言われたことはもう頭に残ってないだろう。
R18だからって誰がエロを書くと言った笑?と言うのは嘘です。予想以上に筆が進んでしまったので、2部構成にしようかと思います。いや~。日常ギャグって書きやすい。
今だから言える、小説あれこれ
神と時間の支配者、鈴はエグゼイドではなくパラドクスに変身する予定だった。察しの良い人は気付いてると思うけど、序盤は結構パラドみたいな口調で行ってて、仮面ライダークロニクルではマジでパラドクスにしようと思ってました。
断念した理由
エグゼイドに変身するキャラ居ない。と言うシンプルな理由です。因みに簪はゲンムとスナイプ兼用の予定でした。断念しましたが名残として、ゲーム中とゲーム制作中の性格にクロト感をわずかに出してます。
次回もお楽しみに!感想や評価、お気に入り登録もよろしくお願いします!!