ピピピピピピピッ!
「ンッ…!」
AM6:00ジャスト。心臓に悪い目覚まし時計の音で一夏が起きた。毎朝毎朝この目覚まし時計を壊しそうな勢いで叩いて止める。それが日課になってきている。
洗面所で顔を洗うと部屋に備え付けられている調理場に立ち、冷蔵庫にあるもので適当な朝食を作っていく。間違ってもどっかの筋肉捜査官の様に、生卵をコップに入れてそのまま飲んだりはしない。ちゃんと解いてからフライパンに流し込んで火を通す。
「あ、卵焼きにするつもりがオムレツになっちまった……」
器用な間違え方である。そんなミスがありながらもしっかりと2人分作り上げて皿に盛っていく。
「ふぁ~あ……あ、おはようイッチー……」
「おう。早く顔洗ってこい」
「あ~い」
色々とあって、と言うか千冬の策略で現在、一夏と本音は同室である。眠そうにする本音に声をかけて、朝食を仕上げていく。
「本音。いくつだ?」
「ん~?17だよ~」
「コーヒーに入れる砂糖の数だぞ」
「あ~、そっちか。4つお願~い」
カップに注いだコーヒーに角砂糖を言われた分入れて渡した。因みに一夏は砂糖の代わりに氷を入れて飲んでいる。猫舌は健在だ。
「いただきま~す」
本音が準備を終えると、一夏と2人で朝食をとり始める。材料が無くならない限り、食堂を使わずに済んでいる為2人の財布にはかなりの余裕ができていた。それに規則正しい生活を遅れている。
「今日の1時間目ってなんだっけ?」
「山田先生の国語」
「あぁ~。確か小テストがあるんだったね。イッチー大丈夫?」
「問題ないぞ。事前に範囲が言われてたからな」
「だよね~」
そんな話をしながら食事を終わらせていく。本音が食べ終わると一夏は食器を洗い、本音は制服に着替えに行った。食器を洗い終わると次は一夏が制服に着替える。
部屋着代わりにしているジャージを脱いで制服を着ていくのだが、何故か今日はその様子をずっと本音に見られていた。流石の一夏もやりづらいと思っている。
「なにジロジロ見てんだよ」
「ねぇイッチー、お願いがあるんだけど良い?」
「なんだ?内容にもよるが、できることなら聞くぞ?」
「実は……イッチーの乳首を開発させて欲しいの!」
「…………は?」
少し溜めて言われた予想外なお願い。良いかどうかを答える前に間抜けな声で返事をしてしまった。
「最近イッチーの体を見ることが多くなったんだけど、そのたびに思うの。乳首、開発してみたいなって」
「なんでだよ。何をどうやったらそんな考えになるんだよ」
「いや~女の子になったイッチーがあんなに可愛かったから、男の時でも可愛いんじゃないかなって。だからお願い!乳首を開発させて!」
「ふんっ!」
「ギャプッ!……うぅ~痛い~」
「寝ぼけたこと言ってないで早く行くぞ」
本音の頭に拳骨を落し、教室へと向かっていく。途中様々な生徒や教師が本音の頭の上にあるタンコブに目を向けるが、誰も何も言わなかった。
「お~ッス一夏本音。おはよ~」
「おう」
「おはようリンリン~!」
「……本音、その頭のタンコブなに?」
「ん?あぁ~。イッチーに殴られちゃって~」
鈴の目から光が消えたと思ったら、全力で一夏に向けて拳を振るった。軽々と受け止められてしまったが……
「なにすんだよ」
「アンタね……自分の恋人に暴力を振るうってどう言う神経してんのよ!!」
「おい。俺が感情に任せて殴ったみたいな言い方は止めろ。あれはツッコミの延長線上みたいなものだ」
「あれがツッコミ!?ギャグマンガでしか見ないような野球ボールみたいなタンコブができてるのに!?どんなボケをかましたのよ!」
「そこには触れるな。あとあのコブはそろそろ治る」
「んな訳無いでしょ!?あんなデッカイのすぐに治らないわよ!」
「今はシリアス0%のギャグ100%だ。多数の人間にタンコブを見られる。正義感の強いしお前に見られる。理由を聞いたお前が殴りに来る。この流れが完璧に来ている。次にお前が本音に視線を向けるとタンコブは無くなってるぞ」
ギャグマンガではよくある流れだ。現に、鈴が本音を見るとタンコブは消えてなくなっていた。聞いてみると萎んだと言っている。人体の不思議を見た瞬間だ。
それから時間が流れて放課後。一夏は千冬から頼まれた雑用を片付けるために、一旦教室から離れていた。特になにもすることがない本音は、一足早く寮の部屋に戻っていた。部屋の中では何かの準備をしている。
「イッチーには悪いけど……やっぱりどうしてもやってみたい!イッチーのあの顔もう一度見たいし」
本音と鈴の2人に抱かれていた一夏の表情が癖になったのか、それをもう一度見るための朝の発言だった様だ。断られはしたものの、その程度で簡単に諦めがつく本音ではない。ギャグマンガのタンコブ程度なら甘んじて受け入れるくらいの覚悟はある。
そんなこんなで用意した材料がこちら。
・ジュースを模した液体状の媚薬(即効性。持続性なし)
・粉末状の媚薬(遅効性。持続性あり)
・ローション(勿論媚薬配合)
・手錠(特殊部隊が使う鎖のないタイプ)
・アイマスク
以上の5品である。正直言って一夏の目に入った瞬間ブチギレ不可避だ。
「さ~てと。これをイッチーに使って~……」
「ただいま~」
「あ、おかえり~。お疲れ様。ジュース飲む?」
「おう。サンキュー」
ジュースを受け取って蓋を開け、なんの疑いもなく飲む。なんて事はせずに飲む直前で動きを止めた。
「どうしたの?」
「薬品の匂いがするな。見たこともない銘柄だ。何を飲ませようとしたんだ?」
「え?嘘!?無味無臭の媚薬だよ!…あ」
自ら墓穴を掘ってしまい固まっている本音。一夏は他に隠していた物を全て奪い取り、手早く後ろ手で本音を手錠で拘束した。
「この二種類は媚薬確定だな。このローションにも多分入ってるな。さて本音。これを使って一体何をしようとしていたんだ?」
「ヒエッ……いや、その……」
滅多に見られない爽やかな笑顔をした一夏。しかし、何故か物凄く強い恐怖を感じた。目が一切笑っていないのが原因だろう。
「ま、言いたくないなら言わなくて良いぞ。それと今朝言っていた願いも叶えてやるよ。ただし……」
そう言うと、一夏は粉末タイプの媚薬をジュース(笑)に全て流し込み振って混ぜる。即効性あり、持続性ありの化物が完成してしまった。
「開発されるのは俺じゃなくて、お前だけどな。さ、本音。口を開けるんだ。飲ませてやる」
「えっ……その」
「遠慮するな。ほら」
顎を持ち上げられる所謂顎クイと言うヤツをされて、開いた口にペットボトルの中身が注ぎ込まれる。ゆっくりと噎せ返らない様に、丁寧に本音に注ぎ込まれていくモンスタードリンク。2分ほどだろうか。ようやく中身が全て無くなった。
「ア、ウッ…え?」
何か言いたそうにしているが、早くも薬の効果が現れたのか呂律が回っていない。それを見て満足気な表情をしている一夏だが、本来の目的の時間はこれから始まる。
邪魔が入らないように部屋の鍵をかけて、外からは誰も入れないようにする。そして既に立てなくなっている本音をベッドに移動させて、上着をはだけさせる。
「あ、あのイッチー、今日はその、大変な事になっているからまた日を改めて……」
「え?なんて?」
「フヒャッ!!」
軽く本音の首筋を舐めると、面白いくらいに体を反応させている。
「さぁ~てと……確か胸だったな?お前が弄りたかったのは」
そう言いながら、本音の胸を軽く揉む。だが、強く揉むわけではなく、その触感を楽しむ様にジックリと揉んでいる。
「アウッ……フッ…ンンッ!イッチー、触るならちゃんと触って……」
「ちゃんと触ってるだろ?それよりも、心臓スゲー動いてるな。どんだけ強いの用意したんだよ」
と言うか、それは一夏が混合したからであって、本来ならそこまで強いものではない。精々体に力が入らなくなって判断力が鈍り感覚が良くなる程度だ。それが合わさっているから、効果はご覧の通りで、血流が速くなりそれに伴って心拍数上昇。汗もかいていて体の感覚が上がっている。
「どうせ晩飯は食えないだろうから、今日は寝るまでずっとこうだな。時間はたっぷりある。焦る必要はないぞ」
「別に焦ってなんか……イッチー耳元で話すの止めて…反応しちゃう///」
「あぁ~。さっきからずっとビクビクしてるもんな~。急にどうしたんだ?耳元で喋られた程度で」
「アッ…本当に、ダメ……」
「じゅるっ!じゅっ!れろっ!ちゅる!」
「ホニャァァァ!!」
耳から入り鼓膜を振るわせる事に感じていると分かると、一夏は本音の耳に舌を入れて舐め始めた。声以上に鼓膜の近くで聞こえる音に、本音は脳を直接犯されている様な感覚を覚える。当然、単純な声だけでも強い快感を感じている今の本音にとって、これは暴力的な快感を生み出す。半分白目を向いて、ヨダレを流しながら絶頂を迎えてしまった。
「だ、ダメってひったのに~……」
「すまん。つい苛めたくなった」
なお、今も胸を揉みし抱く手は止めていない。揉むのが楽しいのだろう。胸だけ血行が良くなったのか周りより少し赤くなっている。
「あ、あの……そろそろ先っぽを触って欲しいんだけど……」
「ん~」
適当に流し、結局今も揉み続けている。そして手を止めたかと思うと、本音が用意していたローションに手を伸ばした。ついでにアイマスクで目隠しもさせる。
「ヒッ!つ、冷たい!なに!?」
「お前が用意したローションだろ。忘れるなよ」
本音の胸にローションを垂らすと、掌を使って全体に伸ばしていく。だがこの間も本音が触って欲しいであろう乳首には一切触れない。徐々に徐々に近付いてようやく来ると期待させておいて、乳輪で留めておく。
「ンッ!ふぅ…!うぅ~…意地悪しないで~……!」
「嫌に決まってるだろ。まだ触らないぞ」
「そんな~!」
目隠しで感度が更に上がっている。直接的な刺激が無いとは言え、今の本音には辛い。単純に気持ちいいわ軽くイき続けるわ強い刺激でイきたいわで、かなり辛そうだ。
「チュッ」
「ふにゅっ!うぅ~お願いイかせて~!もう無理~!」
そんな本音を見て、そろそろかなと思った一夏は、望み通りに両方の乳首を同時に摘まむ。
「ホワァァァア!!」
大きくビクリッ!と体を跳ねさせてイってしまった。ようやく欲しかった強い快感が体の中を巡り、絶頂が絶頂を呼んで何度もイき続けている。
「お~い。休むなよ。まだまだ行くぞ」
「ンニュゥゥゥ!!あぁあ!あぁぁぁ!!ングッ!止めて!止めてェェェ!!」
ローションで滑りを良くした指先で、本音の乳首をつねったり転がしたりしごいたりしている。媚薬と目隠しと一夏の声。その全てが全力で本音を絶頂に導き、本音の体に電気を走らせる。
「ハムッ。チュゥ、チュッ」
「クッ!ンヒッ!」
片方は手が、片方は口がそれぞれ責めている。口の中で一夏に吸われている方は、出るはずがない母乳が出る感覚に襲われる。そして時々強く摘ままれるもう片方の乳首。目の前がチカチカする快感に、本音は悶えている。
「い、イッチー……お願い、入れて……」
「え?いや、それは無理だ」
「な、なんで?!……イッチーも大きくなってるよ?」
「今ゴム無いし、もしできたら取れる責任も取れなくなっちまう。それに無いだろうが万が一どっちかが病気持ってたら、それこそ大変だしな。お前らが俺に入れた時はすぐに男に戻ったから良いが、お前はそう言う訳じゃないからな」
そう言えばあの時の一夏の中に出された2人の精液は、一体どこへ行ってしまったのだろうか。軽いホラーミステリーである。考えると頭が痛くなる為、一夏は考えるのを放棄した。
「入れるのは無理だが、まぁこれなら」
「ほえ?」
自分の体に寄りかかる様に少し本音を仰向けに倒し、本音のヘソの下部分に指先を当てて、徐々に沈めていく。
「あった。この辺だな」
「へ?な、なに!?」
一夏が今手を当てている所は、本音の子宮にあたる。当然押さえ付けられた子宮は元の場所に戻るため、必死に手を押し返そうとするのだが、それを感じとると手を離す。
「フギッ!ウゥッ!アァァァ!!」
筋肉の反発を利用して子宮を動かしたのだ。これが強い快感を生み出して、長い時間本音はイき続けた。だがそれだけでは終らず、一夏は再び指を当てて大きく揺らし始めた。
「ちょっ!イ、イッチー!それダメ!ダメ!!」
「そろそろ薬がキツいだろ?良いからイッとけ」
「フッ!ヒッ!アハァァ……アアァァァ……!おがじぐなる!ダメ!お腹変だよ~!無理!もう無理!!」
「ほら本音。指離すぞ」
「ダメ!絶対ダメ!!今離しちゃアアアアア!!!イグウウウウ!!!」
そのまま、糸が切れた様にバタリと倒れ込み意識を失った。顔は涙とヨダレと鼻水でグチャグチャになっている。
「制服と下着は全部洗濯だな。早く済ませるか」
本音を裸にして、服は全て洗濯機に放り込む。そしてお湯で温めたタオルで本音の体を拭いていく。
「……もう少し弄るか」
気を失っている本音を見て、また胸を弄り始めた。意識は無いが、また何度かイッた様だ。体が痙攣している。
「さてと。俺も寝よ」
無事なもう片方のベッドに本音を寝かせて、それに背中から抱き付く形で一夏も一緒に寝る。余程気に入ったのか、寝落ちするまで本音の乳首を弄っていた。
~次の日~
「うぅ~。乳首ジンジンするよ~。イッチーの変態!鬼畜!色情魔!」
「ほとんどお前が発端だろ。つかブラしろブラ」
「ブラジャーしてても擦れちゃう。痛い……」
「はぁ……ちょっと見せろ」
「え?朝からはちょっと……」
「しねぇよ。薬塗ってやるからじっとしてろ」
男子高生の口からブラと言う単語が出たことにも驚くが、昨日の今日で何故ここまで冷静になれる事にも驚いた。
「軟膏あったぞ。塗るからこっち向け」
「うん。優しく塗ってね」
「はいはい」
「ンッ、ンンッ!終わった?」
「あぁ。最後に絆創膏はって終わりだ」
乾燥からも布の擦れからも保護する事ができる処置で、痛みが完全に和らいだ。
「飯食って教室行くぞ~」
「は~い!!」
次回も気長にお楽しみに!感想や評価、お気に入り登録にアンケートもよろしくお願いします!!
現在、ISと無気力な救世主をリメイクして投稿中です。新ストーリーも追加予定ですので、良かったら遊びに来てください。少ししたらホラー回をやろうと思っているので、皆さんの怖い体験や知っている怖い話を活動報告に書いていって下さい。募集用の活動報告あるので、そこに記入お願いします。
さぁ~て。今度のカップリングは?その2
-
草加×千冬
-
バジン×虚
-
パトリック×ラウラ
-
その他(活動報告等に)