※この作品はR-18です。

ISと無気力な救世主 あ~るじゅうはち   作:憲彦

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お久し振りです。小説の更新は久し振りですので、気持ちを楽に、頭を空っぽにして読んでください。前回と整合性とれてませんけど、まぁご愛敬と言うことで。

※本作品におけるカップリング
https://syosetu.org/novel/122086/
大前提として、こちらの作品が元となっています。

・一夏×本音
・草加×千冬
・真耶×木場
・弾×鈴
・パトリック×ラウラ
・海堂×束
・バジン×虚

見慣れない名前は仮面ライダーファイズのキャラクター。パトリックは某不死身の炭酸飲料です。以上のカップリングでお届けします。

今回はエロ?って言うか、微エロかな?


弾、一夏にキレる

「い~ち~か~!!!オラァッ!」

 

「グボァッ!?」

 

 周りは連休。IS学園も休みと言う中、連休なんぞ関係無く営業していた御食事処織斑。その店に、開店早々店主の一夏に、友人である弾がラリアットを決めた。喉元に吸い込まれるように綺麗に決まった。

 

「開店早々に店に来てラリアット決めるとか……なに考えてるんだクソ虫が!殺されたいのか?」

 

「こっちの台詞だ色ボケ野郎!テメェ!本音と言う嫁がいながら鈴に何て事を教えてくれてんだ!」

 

「なんの事だかサッパリだな!」

 

「グハッ!」

 

 胸ぐらを掴んで前後に揺らしていた弾だが、その態度にキレた一夏が頭突きを喰らわせて自分から離した。

 

「あら。今日はお取り込み中の様ね」

 

「また時間を改めてから来ましょうか」

 

「あれ?今日は賑やかな日かな?後で来よ」

 

「今は止めない方が良さそうだな」

 

 来店した客だが、一夏達の喧嘩を見て時間を改めて来ることにした。これは良くあることで、こうなってしまえば客が来るのは最低でも4時間後になる。因みに常連が情報を拡散するため、この場に居合わせなかった客も同様の対応をとる

 

「チッ。客が帰ったか。よしこれで話ができるな。店の中に入れ」

 

「よぅ~し。客が来るまでゆっくり話そうじゃないか」

 

 お互いに指の間接を鳴らしながらベルトを手に持ち、青筋を立てた顔で店の中に入っていった。どう見ても静かに話をする雰囲気には見えない。

 

「で?何故ラリアットを喰らわせたんだ?唐辛子ヘッド」

 

※唐辛子ヘッドとは、一夏が弾をバカにするときに使うあだ名だ。由来は髪の毛の色。

 

「ほう。心当たりが無いのか?フラグ建築破壊士」

 

※フラグ建築破壊士とは、女子とのフラグを作り、自分でそれを破壊するを繰り返してきたこの世界の一夏のあだ名である。弾が一夏をバカにするときに使う。なお、破壊方法は高すぎる女子力である。

 

「じゃあ話してやるよ。耳の穴かっぽじってよく聞きやがれ」

 

 話は昨晩まで遡る。まぁ端的に何があったのかと言うと、弾と鈴夫婦が夜を迎えたと言うことである。

 

 弾の固すぎる考えて等々が原因で、一度離婚直前まで行ったが、それらの事が全て開設し夫婦として1つ成長した2人。あれからはいつも通りの周りが羨む様な夫婦生活を送ってきている。

 

「あぁ~……まさか今日も残業することになるとはな……」

 

 この日、弾は残業をして帰ってきた。今住んでいる一軒家は、将来を見越して4人家族での生活を前提にして買ったのだ。一応、学生時代からの掛け持ちしたバイトによる貯蓄と祖父から渡された多額の結婚祝い金、教師としての収入などがあり、鈴と折半して一括購入したが、2人の口座に重くのし掛かったのは言うまでもない。故に連日、時間外労働を進んで引き受けているのだ。今日は引き受けるつもりは無かったが、いつの間にか自分が残業していた。

 

「鈴のヤツ、流石にもう寝てるよな?」

 

 時間は午後の11時。鈴は仕事でも無い限り普通に眠っている。部屋の電気は着いていない。テーブルの上には鈴が作ったであろう夕食が置いてある。

 

「シャワーは飯食ってからで良いか」

 

 電子レンジに鈴が作ってくれた夕食を放り込み、1分ほど加熱する。性能が良いのか、これで完全に温まった。

 

「うま。また腕あげたな」

 

 作った本人はいないが、料理の感想を口にして完食した。その後はシャワー浴びて寝るだけなのだが、一応寝室にいる鈴に顔を出した。

 

「あれ?居ない?」

 

 いつもならベッドで寝ている時間だが、覗いても居ない。不審に思ったが、腹が減ってコンビニに何か買いに行ったんだろうとと言う考えが直後に出てきて、着替えを持ってシャワーを浴びに行った。

 

「…………あっぶねぇぇぇぇぇ~」

 

 弾が浴室に入り、シャワーを浴びたのを確認すると、弾のベッドの布団の中から鈴が出てきた。全身汗ばんでいて、なにか焦っていたようだ。

 

「もう少し遅くなると思ったのに……楽しみ過ぎちゃったかしら?ンッ!」

 

 枕に顔をうずめ、腰を浮かしながら短く喘いだ。

 

(あぁもう!早く取ればよかったのに~……焦って振動1番弱くしちゃったから逆に…ンンッ……早く、早く取らないと……でも、もう少し……)

 

「はぁ、はぁ、もう少し……もう少し……」

 

「なにやってんだ……?鈴」

 

「ほへ?」

 

「尻にんなもん入れて……」

 

「や、止めて……言わないで……見ないで……」

 

「いや。見るなは無理だ。まぁ続けてて良いぞ~。俺は黙ってるから」

 

「できる訳ないでしょ?!と言うかなんでもう出てきてるの?!いつももっと長いじゃん!!なんで今日に限って早いのよ!!?」

 

「結構な時間浴びてたが?気付かないくらい夢中だったみたいだけど、もしかしてお前、溜ま―――」

 

「あぁあ当たり前でしょ?!アンタどんだけ残業してると思ってんのよ?!ここんとこずっとよずっと!!疲れて帰ってきてご飯食べてシャワー浴びて寝るだけの毎日!そりゃ溜まるわよ!私だって溜まるわよ!!でも疲れてるの分かってたから誘わなかったのよ!!て言うか!普通声かける?!気付いたなら部屋に入らないでよ!!終わるまで待っててよぉお!!」

 

「無茶言うな!!こっちだってヤれてないから最近色々と溜まってんだよ!まだ20代だぞ俺ら!!見るし声かけるだろ!ほら続けろ!早く続きをヤれ!早急に再開しろ!!」

 

「できるかバカ!!速く寝ろ!!目の下にデカイ隈作ってるんだから寝ろ!!」

 

「1人で楽しむ気か?!そうはさせるか!!」

 

※2人はとても疲れています。

 

 なお、この後に弾は鈴のいる自分のベッドに飛び込んだが、ベッドに着地したタイミングで2人とも限界が来たのか寝てしまった。気付いたのは次の日の朝8時30分。平日なら遅刻が確定する時間である。

 

「ウワァァァァア!!!ちょ!弾!速く起きて!!もう遅刻よ!!」

 

「なに?!急ぐぞ!朝飯なんか知るか!!」

 

 ただし今日は土曜日。

 

「俺ら公務員じゃねぇかよ……今日休みだよバカ野郎」

 

「そうだった。今日休みだった……」

 

 休みと言う事に気付き、2人の力が一気に抜けた。寝室に戻り着たスーツとジャージを脱ぐと、ハンガーに掛けずそのまま床に置いて各々のベッド潜り込んだ。

 

「弾。お腹空いた。ご飯作って」

 

「無理。寝たい。一夏んとこでデリバリーする」

 

「オッケ~。胃に優しいのと~、肉の塊お願いね~」

 

「体を労りたいのか労りたくないのかハッキリしろよ……俺もその2つにしよ~。激辛追加するか?」

 

「いいね~。デザートもお願~い」

 

 ピコン

 

「ん?」

 

 弾が電話で一夏に注文をしてる時、鈴のスマホに学園からメールが届いた。今月の給料明細だ。明細発行日が休日の場合はメールで送信され、後日紙も渡される。

 

「んじゃあ頼んだぞ~。配達も頼む~」

 

『おい待ちやがれ!なんだそのふざけたオーダーは?!体を労りたいのか労りたくないのかハッキリしろ!!つか肉の塊ってなんだ?!どう料理しろってんだ?!おい!聞いてんのか!?』

 

「じゃあ頼んだ。もう寝るから、俺たちの家のキッチンに置いといてくれ~。予備鍵はいつもの場所に置いてっから~」

 

『何処まで運ばせる気だ?!』

 

「んじゃ」

 

 ほとんど無理矢理通話を終わらせて、枕に顔を埋めた。

 

「今月の給料明細届いたわよ~。いくら入った?私残業代含めて手取り37万円」

 

「もう月末だったのか……俺は残業代含めて手取り57万だな」

 

「それ、残業代基本給越えてない?」

 

「ギリギリ越えてない」

 

 後1万で基本給と同額になる。給料明細に記載されていた残業時間を見ると、更に疲れが出てきたのか、黙って寝ることにした。がその前に、気になっていることを鈴に聞いた。

 

「で?なんで尻?」

 

「……いいじゃない別に。疲れてなかったら殴り飛ばしてたわ~」

 

「いや気になるだろ。良いから言えよ。誰にも言わねぇから」

 

「当たり前でしょ?!人の性癖他人に言うとかどんな性格してるのよ!!?…………前にも言ったと思うけど、私の自業自得と一夏のせいよ」

 

「そう言えば言ってたな~。その辺詳しく」

 

「はぁ~……中馬先生と千冬さんが、科学準備室にある期限切れが近い薬品使って、良く分かんない薬の合作してたの。んで、できたのをコーラのボトルに入れて、当時の一夏の部屋の冷蔵庫に入れてたんだけど、朝から遊びに来てた草加さんたちに一夏がそれを振る舞って、ついでに自分も飲んで女体化。朝食を本音と一緒に集りに行った私も、千冬さんに薬を流し込まれて本音と一緒に男に。その後なんやかんやあって、千冬さんと山田先生も薬飲んで性別変わって、大人たちはそのままエスケープ決めたわ」

 

「スゲェ1日だな。IS動かす事なくて本当に良かったわ~」

 

「まぁ、それなりに楽しんでたんだけど、放課後になって本音が我慢できなくなったのか、一夏を部屋で押し倒してね~。あぁこりゃあ始まるなって思ったから、出ていこうとしたんだけど、本音に誘われちゃって、そのまま欲望の赴くままに一夏を犯し倒しちゃったのよね~。男になったその日の内に童貞卒業したわ」

 

「女の口から童貞卒業したなんて言葉を聞く日が来るとはな……」

 

「アンタが言わせたんでしょうが!…まぁ、その日は3人とも体力が尽きて気を失うまでヤりまくって気絶するように眠ったんだけど、次の日になって薬の効果切れちゃったのよね~。んで、元の性別に戻ったら思いっきり逆襲を食らったって訳。一夏が直接抱いたわけじゃないけどね」

 

「何があったんだよ?」

 

「一夏に使った玩具と薬を全部没収されて、拘束した私たちに1日中付けて放置された……私、男になってたとき一夏のお尻を重点的に弄ってたみたいなの。だから仕返しにね」

 

「成る程。それで嵌まったと?」

 

「うん。嵌まった」

 

「そうか……(明日一夏殴りに行こ)」

 

 そして冒頭に繋がる。

 

「そんなわけでお前をブッ飛ばした。なんか文句あるか?」

 

「文句しかねぇわバカ。あの事件はどう考えても俺が被害者だろ。怒りと欲に任せて間違いを犯さなかった俺を誉めて欲しいくらいだよ」

 

 確かに、当時学生だったことを考えても、よく手を出さなかったなと思う。暴走しやすい欲望を理性で抑え込む辺りには、ある種の尊敬を覚える。

 

「まぁテメェも気の毒に思うがよ、それでも鈴の初めてを1つお前が持っていった思うと腹が立つ!」

 

「なに言ってんだ?お前。頭大丈夫か?」

 

「至って正常だ!好きになったヤツの初めて!全部自分のにしたいのは当たり前だろ!!」

 

「物って言わなかった所は誉めてやる。じゃあこれ全部持ってくか?」

 

 そう言って、一夏は弾の座っているカウンターテーブルの上にダンッ!と音を立てながら何かが大量に詰まっている瓶を置いた。

 

「学生時代から今までを含めて、本音から没収した中馬印の薬の数々だ。性別変わるのから乳が出るようになる物、果ては女の体のままモノが生えてくる薬に媚薬の数々。これ使えばアイツの初めてを自分のにできるんじゃねぇか?ありがたく使いやがれ」

 

「不良在庫の押し付けじゃねえがよ。まぁ貰っていくが。奇天烈な薬が多いな~」

 

「中馬の持ってるピルケース。正直とんでもねぇ価値があるからな~。金儲けに使えば、数年で小国1つを買うこともできるだろうよ」

 

 その話を聞きながら、バッグにその瓶を詰めた。

 

「一応聞くが、本当にお前は手を出してないんだな?」

 

「当たり前だ。当時学生だぞ。何かあったらどうするんだよ。責任取れねぇことするかよ。まぁ、手は出されたんだけどな。男の時にも」

 

「お前も苦労したんだな」

 

「あぁ。理性で抑え込むのが特にな」

 

「そうか。まぁ、聞きたいことは聞けた。じゃあな」

 

「あぁ。二度と迷惑かけに来んなクソが。それとふざけたオーダーもするなよ」

 

「善処する」

 

(直す気ねぇなコイツ)




この話、デルタのエピソード書く前に序盤の部分だけは書いてたんですよね。んで長いこと放置して、気付いたらデルタのエピソードも終了し、今に至ると言うわけです。なので既に書いてた部分を書き直し加筆しました。

感想よろしくお願いします。内容やカップリングリクエストは
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=217044&uid=180457
こちらの活動報告にお願いします。昔作ったヤツの再利用ですけどねw
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