※この作品はR-18です。

四次元ポケットを手に入れて異世界へ行ってきます!   作:TNKエース

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今回は、前回の話の続きから盃の三分の一ぐらいまで


テイワズ

歳星へ向かっている途中の話、

 

 

マーチウインドの捕虜クランク・ゼントは与えられた個室でトレーニングをしていた。

 

その個室は豪華とは言わないが、程よく広く清潔で、トイレとシャワーを完備しており更にはコーヒーや紅茶のパックが用意といたせりつくせりであった。

 

食事も毎日三食与えられ、1日に一回二時間程度ではあるが個室から出され、トレーニングルームで身体を動かす事が出来る。

果てにはクランクはやってはいないがゲーム機やパソコン(但しネットワークはニュース関連のみ)

 

ハッキリ言ってクランクは背筋に薄ら寒いものを感じていた。

何故、此処まで好待遇なのか分からなかった。

 

そしてクランクはトレーニングしながら考えていた。

この組織の異常さを、トレーニングルームで見かける般若面をつけた派手な衣装を着込んだ男、

あの男はクランクが今まで会ったどのような腕自慢の兵士よりも強い。

そして、その側にいた冷酷な眼をした男はおぼろげながらも更に強いと感じていた。

 

他にも、食事や掃除、生活用品等の補充をする球形の小型ロボット(ハロ)

この様な物が作られた等、多少情報に疎いもののクランクは聞いた事が無かった。

 

そしてMS。ガンダム・ルーラー

ガンダムという名は災厄戦時代のガンダム・フレームから取った験担ぎだろう。

だが、あの性能は……グレイズよりも遥かに高い。

昔戦い取り逃がした重装甲のMSと同等の性能……いや、もしかしたらそれ以上かもしれない。

 

人材や機体等。見た事も聞いた事も無い存在。

正に正体不明である。

 

クランクはどうにかギャラルホルンと連絡を取れないか考えながら訓練を続けていく。

 

 

 

 

 

訓練室にて

 

「よ〜しいい子いい子」

 

ラフタはロックオンマーカーに捉えた機体を撃つと思った瞬間。

 

衝撃と共に画面がブラックアウトする。

 

そして画面が薄く光

 

『GAME OVER

YOU LOSE』

と浮かび上がる。

 

「ムゥキィ〜〜!!またヤラレタ!」

 

ラフタは頭を抱えて絶叫する。

 

扉が開くと、そこには

同じくやられて出てきた三日月と昭弘とアジーがいた。

 

ドッゴーン!

 

派手な爆発音が訓練室に鳴り渡り、近くにあるモニターからはまた誰かがやられた証としてMSが爆発した後が残る。

 

「やられた」

 

「くっ、何て無様だ」

 

カイトとティエリアが同時に出てくる。

どうやら相打ちになったようだ。

 

彼等は訓練の為にマーチウインド製のシミュレーションシステムで訓練をしていた。

 

機体は量産用に用意した機体オニクスと言う機体だ。カイト曰く。特徴と癖が無いのが特徴と言う素直な機体だ。

ラフタとアジーも直ぐに馴染んだ。

 

そして5vs5の試合をしていたのだ。

 

5分後。

 

残っていたピクサーとライガットも倒され、最後はマーチウインド最強の二人が戦っていた。

 

その動きに三日月、昭弘、ラフタ、アジーは見惚れてしまい。カイトとライガットはその動きを学んでいた。

 

「凄っ」

 

「ああ」

 

「何であんなに動けるの?」

 

「分からない」

 

そして、決着。両者のオニクスが同時にコクピットを貫いて、爆発。

 

シャアとアムロが出てきた。

 

「負けてられねえなぁ」

 

カイトの呟きに、ライガットも三日月も昭弘も頷き、今度は一対一のバトルを始める。

 

因みに、現在の実力(サポートの類は無し)

 

昭弘←三日月←カイト←ラフタ=アジー=ライガット←グラーベ←ティエリア←ピクサー←アムロ=シャアである。

 

因みにサポート有りだとカイトの実力はティエリア程度に上がる。

 

オマケに言うならクランクとの戦いではサポート無しで軌道上の戦いでは有りだった。

 

 

 

 

 

さてと、オルガと三日月が新たな決意表明をしてから数日

 

俺達は歳星へとたどり着いた。

 

「デカいな」

 

「ああ、ジュピトリスやラビアンローズの様な船とは思ってはいたが、寧ろコロニーに近い形状だとはな」

 

シャアとアムロが話を横で軽く聴きながら、俺はスーツに着替えていく。

 

そして、車から船を乗り継いで、俺とさくら、鉄華団とクーデリアと名瀬の八名はテイワズのボス。マクワード・パリストンの屋敷へと向かった。

 

「良いかぁ?この先に居るのは、圏外圏で一番恐ろしい男だ。くれぐれも無礼の無えようにな?」

 

名瀬の言葉にユージンとビスケットは身嗜みを最低限整えてる。

 

俺も、手鏡で軽く髪型をチェックしている。

 

「よお、ひさしぶりだな」

 

「お久しぶりです。タービン様。

失礼ですが、本日のご用件は?」

 

名瀬が門番に挨拶し、門番長と思わしき男が対応する。

 

「ああ、親父に会いに来た」

 

名瀬の言葉に門番長は軽く頷き、部下に門を開けるように指示を出す。

 

「さぁて、じゃあ行くか」

 

名瀬の言葉に全員が頷き、邸内を歩き出した。

 

 

 

 

扉を開くとテイワズのボスマクワード・バリストンが盆栽弄りをしていて、そして此方に気づく。

 

「ん?

おお、来たか名瀬」

 

「久しぶりだな。親父」

 

 

 

 

 

執務室で話をし

 

「成る程、お前らが、話は聞いているぜ

良い面構えしてるじゃねぇか」

 

マクワードは俺達の顔を見渡し、最後に俺を見て

 

「おい、客人にカンノーリをだしてやれ。

クリームたっぷりのな」

 

「へい」

 

その後マクワードはカンノーリの自慢話から名瀬にどうしたいかを聞いて来た。

 

「コイツらはまだまだ未熟だが、大きなヤマを張れる奴等だ。

親父、俺はコイツに盃をやりたいと思っている」

 

アレ?

 

「ほぉ、お前が男をそこまで認めているとはな

まぁ、珍しい事もあるもんだな

 

まぁ、良いだろう。俺の元で義兄弟の盃を交わせば良い。

タービンズと鉄華団は晴れて兄弟分だ」

 

マクワードの言葉にオルガは

 

「タービンズと俺らが兄弟分」

 

そう驚いているが、

 

「で、貫目はどうする?」

 

「四分六って所だな」

 

「まぁ、妥当なところだ」

 

アレレェ?原作じゃ五分だったのに

 

「クーデリア嬢と柊カイト、て言うのも残ってくれ」

 

 

 

 

 

それから三十分後、クーデリアとマクワードの話は原作通り終わった。

その間に俺はどうしてこうなった(鉄華団とタービンズ関連)かを考えていた。

まあ、原因は直ぐに分かった。

 

俺とマーチウインドの存在である。

マーチウインドの存在が鉄華団の活躍の影を薄くしてしまったのだ。

 

だが、これはマイナスなのか?

………マイナスだな。

 

これでは鉄華団はマーチウインドにおんぶ抱っこしなければ何も出来ない組織と思われる。

 

だが、ブルーワーズとドルトコロニーを介入しなければ、昌弘とフミタン、ヒューマンデブリにされた子供達とドルトコロニーの市民が死んでしまう。

 

この案件は、俺一人ではキツイな。

あとで皆と考えよう。

 

俺は呼びに来た黒服に連れられ、マクワードの執務室に連れられる。

 

「さて、改めてご紹介を、マーチウインドの代表。柊カイトと申します。Mr.バリストン」

 

「ふむ、ご丁寧な挨拶だな。

さてと、お前さんとは一度話をして見たいと思っていたんだ。

 

………お前さん。一体何者だ?」

 

「…………」

 

「だんまりか?」

 

「どうしてそう思うのですかな?」

 

「名瀬にお前らの名を聞いた時、俺も聞いた事の無い組織で調べさせたが、

一切合切の情報が出てこなかった。

まるで、最初からなかったようにな」

 

まあ、調べれば分かるな。

 

「それに、MSや戦艦。

この圏外圏は俺の庭も同然だ。

戦艦やMSを複数作れるだけの物資が動けば、気づかない筈がない」

 

ふむ、

 

「分かりました。Mr.バリストン

私の正体をお教えしましょう」

 

俺は腕時計型タイムウォッチを操作して時を止める。

 

そして、タケコプターでマクワード毎飛んで行く。

 

連れて来たのはムサシのレクリエーションルーム。

此処はナデシコの技術とリリカルなのはの技術を混ぜ合わせ、ハツメイカーで作り出したVRルームである。

 

俺は時間を動かし、機械を操作し、漆黒の世界を作り出す。

 

「なっ!?」

 

マクワードは突如、場所が変わった事に驚愕する。

 

「では、改めてご紹介をさせてもらおう。

俺の名は柊カイト。

マーチウインドの代表にして異世界人だ」

 

俺は漆黒の台の上にフリーザー立ちでマクワードを見下ろす。

 

「なっ?どう言う事だ!?」

 

「そのままの意味ですが?」

 

「異世界だと?」

 

マクワードは落ち着こうと何度も深呼吸をするが、驚きが強すぎて意味を成さないようだ。

 

俺はもう一度時を止め、先の場所へと戻って行く。

 

「?…此処は、俺の部屋か?」

 

自分の部屋に戻ったからか、マクワードは息を整えられた。

 

「異世界人だと言うのは、少々眉唾だが、信じるしかないようだな」

 

マクワードは少し疲れた顔だ。

 

「俺の目的は未来を変える事、これはテイワズの未来を守る事となる」

 

「何?」

 

「詳しい事は言えんが、とある男の所為で名瀬・タービンは死ぬ」

 

「なっ?」

 

余りの情報と感情の渦に、僅かずつ混乱するマクワード。

大量の情報と感情論による混乱攻撃は結構役に立つっぽい。

 

「その未来を変える為に俺は動いている」

 

タービンズの崩壊は鉄華団の崩壊にも繋がるからな、

 

「そこで、貴方には此方と同盟を組んでほしい。契約内容は此方はテイワズの名を借り受ける。その代わりに、名瀬・タービンの生存を約束しよう」

 

「………断ったら?」

 

「此方に手を出したバカは皆死ぬな。特にNo.2は」

 

「分かった。だが、コッチにも面子が有る。

表向きは此方が上で敵対しない程度で良いか?」

 

「それに加えて商売の許可も頼む」

 

「分かった。で、何を売る予定なんだ?」

 

その言葉に、俺は

 

「先ずはコイツだな」

 

俺はポケットからコーヒー豆を取り出す。

 

「此れは土産用に持ってきた。パナマ・エスメラルダ・ゲイシャと言う酸味の効いたコーヒー豆だ」

 

「ほう、つまりは焙煎したコーヒーの販売か?」

 

マクワードは蓋を開けコーヒーの香りを楽しむ。

 

「いい香りだぁ。地球から来たコーヒー豆とは比べ物にならんな」

 

「他には娯楽関係と衣食住の衣食をメインターゲットとしている」

 

「ウチとは余り被らないな。

良いだろう。書類は後日渡す」

 

「感謝する」

 

俺は外でカンノーリを食べている面々に会いに行く為に部屋を………

 

「ちょっと待ってくれ」

 

「何か?」

 

出ようと思ったらマクワードな呼ばれるとは、

 

「もしも、俺が同盟を組まずに力任せにお前達の戦力を奪おうとしたら……」

 

ああ、そんなことか

 

「攻めて来たら皆殺しにして、ケジメをつけさせてもらっていましたよ」

 

俺はにこやかにそう言い、部屋を出て行った。

 

 

 

 




オルフェンズのDVD借りるまでに対魔忍ユキカゼの話を一本仕上げたぜ。
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