※この作品はR-18です。

四次元ポケットを手に入れて異世界へ行ってきます!   作:TNKエース

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盃まで、やっと出来た。
が、若干薄いかな?
後、非ログインユーザーも感想を出来るようにしむした。


盃

盃

 

テイワズと契約をして売り払ったMSのパーツと装甲強襲艦(タービンズが話を聞くだけで貰ったら面子が立たないと言ってきた)でホクホク状態の俺。

暫くは歳星にいるのでパイロット・ブリッジクルー・生活班・研究班・医療班・警備班のメンバーに給料と臨時ボーナス(但しダリルだけ安月給)を渡して、夕食をタービンズオススメの店(鉄華団のメンバーがいる店とは違う店)で取るまでは自由行動を取ることにした。

 

丸井&小西は食材の勉強に市場へ、テンカワ夫婦はプチデート、ライは買い物等、様々な思惑の元出て行ったりしていた。

 

そして俺はさくらとプチデートである。

喫茶店で、軽くコーヒーとケーキを頼むが

 

「むぅ、あんまし美味しくない」

 

「ああ、それも作った人間の腕が悪いってよりかは、材料の質?かな」

 

オルフェンズ世界に行く前に行った喫茶店の方がまだ美味しかったな。

 

俺はタブレット型情報端末を取り出すと、火星や歳星の食糧事情を調べてみる。

 

「あ〜」

 

これか、

 

「何か分かったの?」

 

「ああ、ここのイチゴや小麦粉は火星産のようだ」

 

恐らくは火星の土は余り農業に適していないのだろう。

それで、あんなにも美味しいトウモロコシを作る桜婆さんは凄いな。

 

それに農業プラント以外で作られた作物は基本食用に販売してはいけない法律ねぇ、

それじゃあ。食糧事情が厳しいよな。

 

つまり、将来的に農業をするなら土壌の改良も考えなければならないか。

 

何処かの漫画にフリーな土壌改良と農業のスペシャリスト居ないかな?

 

まあ、此れはエドモントンが終わってからにするか

 

俺達は喫茶店を出て待ち合わせ場所へと向かった。

 

 

 

 

「え〜、それでは、我々マーチウインド結成記念とここまで頑張ってくれた皆さんの協力に…」

 

「「「カンパーイ!」」」

 

カイトの音頭に合わせ、全員が乾杯する。

 

皆が良い年頃なので鉄華団の宴会に比べると静かだが、宴会は宴会。それなりに騒がしい。

 

「あ、アキト。これ美味しいよ」

 

「えっ?本当だ。これいけるな」

 

 

 

「バジルールくん。君も一杯どうだ?」

 

「はっ、頂きます。艦長」

 

「ナタルさん。堅いですよ。

ブァ〜〜っと行きましょう。ブァ〜〜っと」

 

 

 

「ダリル。技師の具合はどうかしら?」

 

「うん。お酒を飲んでも大丈夫だよ。カーラ」

 

 

 

「蒼紫様。こちらの品は美味しいですよ」

 

「ほう?どれどれ?」

 

「式尉。貴様行儀が悪いぞ」

 

「フッ」

 

 

 

「皆、良い感じに飲んでいるな(未成年と下戸を除く)」

 

「ああ、しかし貴様とこうやってゆっくりと飲む日が来るとはな」

 

「……俺もだ。シャア」

 

 

 

「懐かしいな。グラーベ」

 

「ああ、俺にとってはついこの間の事だが、お前にとっては昔の事だったな」

 

「ああ、だからお前とこうして酒を飲めるのも嬉しいよ」

 

「ああ、俺もだ」

 

 

 

「ほら、ハヤナ。口元に汚れが」

 

「自分で取るから良いわよ!」

 

「姉妹愛、ステキ!」

 

 

 

「ほぉ、中々」

 

「ああ、肉の焼き方も良い感じだ」

 

 

 

「オラ〜!香樹ぃ!飲んでるかー!?」

 

「カナメ、飲みすぎだよ」

 

 

 

皆、思い思い楽しんでいた。

 

「さあ、楽しんでイコー!」

 

「「「おー!」」」

 

 

 

 

 

数時間後

 

うぃ〜〜ヒック。

飲んだな〜。

 

何人かは女の子のいるお店で遊んでくると行ってしまい。

タクシーやら徒歩やらで家へと帰って行った。

 

俺とさくらもまた酔い覚ましに徒歩で帰宅だ。

 

「たまには、こういった馬鹿騒ぎも良いよな」

 

「だねぇ〜〜」

 

「仕事が終わったら、鉄華団の面々も含めて焼肉パーティでもしないか?」

 

「あっ、良いね」

 

「アイツら喜ぶだろうな〜〜」

 

俺達はたわいの無い話をしながら家へと帰っていった。

 

 

 

 

 

 

その深夜。

 

食堂で寝ていたオルガは酒のせいか中途半端な時間に目を覚ましてしまう。

 

「んんっ」

 

物音がするので見てみると、ライドとライガットが厨房の棚に何かを入れていていた。

 

「ライガットの兄ちゃん。あんがとな」

 

「何、チビ達が泣いたりしたら、甘い菓子が有ると良いのは俺も同じだからな」

 

どうやら、菓子を棚に入れていたようだ。

 

未来のライドであるライガットは昔の自分の頭をポンポンと叩いて

 

「まあ、何かあったら頼れ」

 

「応!」

 

オルガはまるで、兄弟みたいだなと思いながら再び瞼を閉じる。

 

 

 

 

 

 

それから数日後

 

歳星の一格納庫にて、

 

「ああ、まさかバルバトスをこの手で弄れる何て!しかも私の考えていたのを遥かに上回る改造プランとこんなにも話の合う友人と共に出来るとはぁ!!」

 

整備長は正にハイテンション!といった風情の後方には、五人の老人がいた。

 

義眼の老人。きのこヘアーの鼻のでかい老人。スキンヘッドの老人。鼻当てをつけた老人。特徴的な顎の老人がバルバトスを見ていた。

 

「ふむ、小僧の注文はなんじゃったかの?」

 

「バルバトスの新武装追加とリミッターを外した時の負荷の軽減。それに……」

 

「阿頼耶識システムの調整とスラスターの増設か。ハワードが居ったらのう」

 

「まぁ、無い物ねだりをしてもしょうがない。

やるぞ」

 

「うむ」

 

カイトが考えたプランを協力者であるドクターJ達が細かく調整したバルバトス改修案。

はてして、バルバトスはどうなってしまうのか?

 

 

 

 

 

 

そして同時刻。

 

カイトはトイレの鏡を見て、最後のチェックをしていた。

 

髪型良し、服良し、ネクタイも曲がっていない。

羽織も良しと、会場へと歩いていく。

 

 

 

オルガと名瀬の兄弟盃の儀式も恙無く終わり、様々な書類を終わらせ、地球へと向かう前日にバルバトスの改修と阿頼耶識システムのマッチングを終え、イサリビに搬入される。

 

「これが、新しいバルバトス」

 

改修されたバルバトスは近接戦闘を重視し、局所の装甲を厚くし、指先は特殊合金製の爪を、そして全身に追加スラスターを装備していた。

 

「ああ、これか新しいバルバトス。

名付けて『バルバトス・クレッセント』だ!」

 

カイトは両手を広げて機体名を言い放つ。

 

「この機体は、ルーラーと同じ長刀。ガンダム・アスタロトのγラミネートソードを元に効果の安定を改造したΔラミネートソード。簡単に言えば大体なんでも切れる刀と指先の特殊合金製の爪を装備している。無論只殴っても問題ないように関節の強化もしているぞ」

 

カイトは一度息を吸い込むと、

 

「そして、素早く近づくためにスラスターを強化して、左右前後上下素早く動けるようにしておいた。

そしてクレッセントの名は三日月を意味する。

つまりは三日月専用機だ」

 

「……俺の専用機。

………あんがと」

 

「何、明日は出立するからちゃんと寝とけよ」

 

「分かってる」

 

カイトは右手を振りながら格納庫から出ていった。

 

バルバトス・クレッセントとオニクスと二代目流星号(ピンクのオニクス)のいる格納庫を

 

 

 

 

翌日、鉄華団は歳星を出立し地球へと向かっていく。

 

「序盤は終わった。此処からが本番だ!」

 

カイトは右拳を左掌で叩いてそう息巻いた。

 




次回は機体設定を投稿してからブルーワーズ編へと行きたいと思います。
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