四次元ポケットを手に入れて異世界へ行ってきます! 作:TNKエース
新キャラが出ます。
一人ぼっちの少女と黒衣の戦士
一人ぼっちの少女と黒衣の戦士
誰も、誰も私を助けてくれない。友達だと思っていた人は皆私を責めるばかり、
信じていた未来でさえ私を助けてくれなかった。
もう、誰も信じられなかった。
………そう、
公立翼亜流高等学校
「じゃーね皆」
「バイバーイ」
放課後になり、生徒達が続々と帰っていく。
そんな中、一人の女生徒がはぁはぁと息を切らせながらグラウンドを走っていた。
そして女生徒は校門前に止まっているパールホワイトの車の前に立つ。
「お待たせしてすいません。真佐斗さん」
「いや、特に待ってないさ。響」
女生徒…立花響は失礼しま〜すと言いながら車に乗り込み、車は走って行った。
「いいなぁ。立花さん。
カッコいい彼氏がいて」
「しかもあの若さで社長さんでしょ。
逆玉じゃない?」
「確かお名前は……」
真佐斗が運転する車に乗りながら響は彼と始めて会った時を思い出していた。
今から一年と半年程前
夕暮れの公園で一人寂しくブランコに座る少女…立花響は黄昏ていた。
家は何処ぞの高校裏チャンピオン並の被害を……いや、それ以上の被害を受けており彼女の心は絶望していた。
あの日、ツヴァイウイングのライブに行ったその日、ノイズが現れて、
そこにいた観客を虐殺し始めた。
私はその場を動けずに、ツヴァイウイングの二人が変身し戦ってノイズを倒していたが途中で私は胸に傷を受けて意識を失った。
目が覚めた時は病室だった。
………だけど、待っていたのは非難の嵐だった。
僅かに生き延びた人達を責めるマスコミ。
友達は死んだのに何でお前だけと、虐めてくる同級生。
家に死ねだのの張り紙や悪戯書きをする人々。
もはや彼女は誰も信じられなかった。
そんな事を考えていると、数匹のノイズが突如として現れた。
「ノイズ!?何で?」
実はと言うとこのノイズ達はフィーネの意思など関係のないただのはぐれノイズ。彼女はただ巻き込まれただけだった。
そして、この世界線での彼女はガングニールを起動させるだが、
ドダダダダダダッ!
突如のビームがノイズを貫いた。
「えっ?」
まさなツヴァイウイングの?と思い辺りを見渡すと、
漆黒の戦士がそこにいた。
「……き?響?」
「ふぁっ?なっ何ですか?真佐斗しゃん」
響は急に話しかけられ噛んでしまった。
「………何を考えていたんだい?」
「いやぁ〜〜真佐斗さんと初めて出会った時の事を思い出してまして」
「そうか……」
真佐斗は車を走らせていく。
そうしているとカーナビから警報が鳴る。
「………全く、黒幕はよっぽど暇なようだ」
「……ですね」
真佐斗は車のギアを入れ替えて、スピードを上げる。
「モードチェンジ」
真佐斗達の乗るパールホワイトの何処にでもありそうな車は黒と紫の特徴的な車へと変身する。
「行くぞ。響」
「はいっ!」
真佐斗はゲーマドライバーを装着してガシャットを取り出す。
『マイティーアクションX』
「グレート0」
「Balwisyall Nescell gungnir tron」
響は己を変える歌を歌う。
「変身!」
そして、二人は変わる。
『ガッチャーン!レベルアップ!
マイティジャンプ!マイティキック!マイティ〜アクショ〜ンX!』
真佐斗は漆黒の戦士。仮面ライダーゲンムレベル0に、響はオレンジ色のガングニール(無印仕様)を身に纏う。
車は走るノイズがいる方に向かって行く。
リディアン近くの工場(原作一話の所)
工場に居た人々は既にノイズに殺されてしまい、ノイズの軍勢は一堂にリディアン女学院へと歩みを進める。
ブルルルォン!
けたたましいエンジンの音を震わせながら黒と紫の車ネクストトライドロンGカスタムがライト型ビーム機銃を撃ちまくりなごら走って来た。
小型のノイズはビームに耐えきれず四散していく。
そして、車が止まると、黒の戦士とオレンジ色の少女が飛び出し、ノイズに向かっていく。
二人は手と足を振るい。次々とノイズを倒していく。
ゲンムはガシャコンブレイカーとヴァグバイザーIIIを取り出し、ハンマーと銃のコンビネーションで多くのノイズを葬る。
響は中国拳法と古武術をミックスさせた動きでノイズを屠る。
周りのノイズが少なくなると、
「フィニッシュは…」
「必殺技で決まりですね」
『ガッシューン!ガシャット!キメワザ!』
ゲンムはプロトマイティアクションXガシャットをキメワザスロットホルダーに差し替え、ボタンを押す。
響は右腕のガンドレッドを引くと、脚部のジャッキを起動させる。
『マイティ クリティカル ストライク!』
「はぁ!」
「たぁ!」
ゲンムと響はそれぞれ必殺技を発動させ、大型ノイズを倒した。
残敵を掃討し、帰ろうとすると、
「はぁ!」
上空から凶刃が迫る。
『ジャ・ッキーン』
待ち構えて居たかのごとく、ゲンムはソードモードのガシャコンブレイカーで受け止めた。
「また、君か」
ーーー風鳴翼ーーー
「今宵こそ、捕まって貰うぞ!ゲンム!!」
翼は剣を構えてゲンムに向ける。
「以前にも言ったはずだ。私は善意でノイズと戦っていると」
「確かに、貴様達は善意で行動しているのかもしれない。だが、それでもノイズを倒す力を持つ者を放ってはおけんのだ!」
「……それは、君達の都合だろう。私達には関係ない」
ゲンムと響は帰ろうとするが、
辺りを銃を構えた兵士に囲まれてしまう。
「申し訳ございませんが、付いて来てもらいます」
若いスーツの男性が拳銃を向けて喋る。
「民間人に銃を向ける……か、お前達はノーサンキューだ!」
ゲンムは新しいガシャットを取り出す。
スイッチを押す。
『タドルクエスト!』
「グレート02 変身」
『ガッチャーン レベルアップ
マイティジャンプ!マイティキック!マイティ〜アクショ〜ンX! アガッチャ!
タドルメグル!タドルメグル!タドルクエスト!』
ゲンムは仮面ライダーブレイブに似た姿
仮面ライダーゲンムアクションクエストゲーマーレベル02に変身する。
「先に手を出したのはお前たちだからな!」
「くっ拘束しろ!」
一課の隊長が戦闘意欲満々のゲンムに攻撃を開始した。
ゲンムはガシャコンソードを構えて駆け出す。
「くっ!」
スーツの男性が拳銃をあらぬ方向に発砲する。
その弾丸はまるでバナナシュートの様に曲がりながらゲンムの足元へと向かっていく。
だが、
タッ!
「なっ?」
ゲンムは弾丸を放った瞬間に直感が働いたのか、すぐにその場から離れる。
弾丸は外れ、地面を穿ち不発に終わった。
その間にもゲンムは手加減して取り囲む兵士達の一角を切り倒していく。
スーツの男性も対応していくが、余りの速さに弾が追いつかない。
そして、翼と響は両者構えながら対峙していた。
「抵抗するなら否応にも連れさせて貰う!
そしてどこで盗んだかは知らないが、ガングニールは返して貰うぞ!」
翼は相棒で
「盗んだ?いいえ、これはあの日私が偶然手に入れた力」
「偶然?」
「ええ、そうです。
けど、もう貴女と話す事なんてありません。
私から平穏を奪った貴女には!」
響はジャッキを起動させ、翼に向かって駆ける。
「平穏だと!?」
翼は大剣モードの剣で受け止める。
「ええ!そうですよ!貴女は私から大切な幸せを奪った!!」
響は叫びながらも猛攻を止めない。
「何だ!何を言っている貴様!!」
翼には心当たりが無かった。
幸せや平穏を奪われた?
そんな事をした覚えは無かった。
まさか祖父(父)がやったのか?
そんな混乱に翼の剣筋は少しばかり鈍ってしまう。
「グワッ!」
「緒川さん!?」
翼は自らよりも強い緒川が倒された。
その衝撃で一瞬、響から目を離してしまった。
「たああぁぁぁ!!」
ドゴォ!
響の鉄拳が翼の腹部に突き刺さり、弾き飛ばされる。
「ガハッ!」
その衝撃に耐えきれず、翼は身体を起こす事が出来ずにいた。
「つっ翼さん!」
「これ以上、我々に付きまとうのは辞めろ」
ゲンムはタドルクエストガシャットを抜き取り、ガシャコンソードに装填する。
『ガシャット!キメワザ!
タドル クリティカル フィニッシュ!』
「はぁ!」
ゲンムがガシャコンソードを逆袈裟に振ると、炎の壁が翼達の前に現れ、
炎が消えると既に二人の姿は無くなっていた。
「くっ!」
翼は悔しさで地面を叩く。
それから数時間後
リディアン地下にある特務災害二課の基地にて、
「で、またしても逃げられるとはな」
司令室の中央で二課の司令風鳴弦十郎は腕を組んでいた。
「「申し訳ございません。(叔父様)司令」」
「いや、しかし……」
二人の謝罪を流し、モニターを見る弦十郎
「はい。やはりガングニール及びゲンムの足取りは愚か、ガングニールの映像も消去されています」
部下の藤尭朔也が出した映像には響の所だけ墨で塗りつぶしたかのように塗りつぶされていた。
「やはり、他にも仲間が居るのだろう」
その言葉に二課の研究者。自称出来る女の櫻井了子こと、黒幕の魔女フィーネが喋り出す。
「技術者としても気になるわね。
どうやって監視カメラの画像を一部だけ消去したのか、それに……
シンフォギアも使わずにノイズに触れても炭化せずに倒しちゃっているもの」
そう、ノイズは位相差障壁と呼ばれる一種の空間防御で普通の攻撃を無効化する。
それを無効化できる唯一の方法はFG式回天特機装束であるシンフォギアでノイズの位相差障壁を調律し無理矢理こちら側に引きずり出す事により倒せているのだ。
それを無しにしてノイズを倒すのはフィーネである自分でも少々手間がかかる。
これを出来るのは恐らく、パヴァリア光明結社のような先史文明の遺産を持つ存在か………もしくは、
「(これは、調査をしないとな)」
了子……否、フィーネは手駒を使い、ゲンムを調べようとする為に、司令室を出た。
to be continued
はい。シンフォギア編スタートしました。
次回はエロ話をしてから次の話へと行きます。