※この作品はR-18です。

四次元ポケットを手に入れて異世界へ行ってきます!   作:TNKエース

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今回でシンフォギア編は終了。
今回からカイトがとある武術を使いますがその理由は次々回で


変わる未来

変わる未来

 

「チートを使ってでもクリアする」

 

そう言ってゲンムは前方へと駆け出す。

 

「消え失せろ!」

 

Aクロノスはデュランダルを横薙ぎに振るう。

その速度は今までの比ではなく、一流の剣士のそれに匹敵する。

 

しかし……

 

《二虎流 操流ノ型 柳》

 

ゲンムが攻撃の逸らし、Aクロノスは態勢を崩す。

 

そこにゲンムの貫手がAクロノスの頭部に迫る。

 

狙いは眼球。

此処を狙えばネフシュタンの力があっても、暫くは視界を封じる事が出来る。

 

そしてその一撃は吸い込まれるようにクロノスの瞳に

 

「……チッ」

 

突き刺さらなかった。

 

Aクロノスの返しの一撃をバックステップで避けながら、ゲンムは貫手をしてた指を掌ごと振っていく。

 

「無駄だ。先程までならつゆ知らず、今の私はデュランダルの不滅不朽の力がある!

そのような攻撃など効きはしない!」

 

Aクロノスは両手を広げ、ゲンムに更なる攻撃を要求してくる。

 

「なら……試させてもらうぞ!」

 

《二虎流 金剛・火天ノ型 瞬鉄》

 

音を置き去りにするほどの速さでゲンムはクロノスの肝臓を殴る。

 

「ば……ばかな?」

 

クロノスの中で、壇正宗は血を吐く。

 

《二虎流 金剛ノ型 鉄砕・蹴》

 

重い蹴りがクロノスの側頭部を射抜いた。

 

ゴキリっ

 

鈍い音と共に、壇正宗の首の骨が砕ける。

 

ネフシュタンの影響で痛みもなく修復されるが、僅かな間、意識が途切れる。

 

ガシッ

 

意識を失ったAクロノスの右腕を掴み、

 

ガシッ!ガシッ!ガシッ!

 

と、何度も肘に向かって膝蹴りを叩き込む。

 

再び骨を折り、力の失った手からデュランダルを奪い、Aクロノスの心臓を貫く。

 

「チッ!」

 

ゲンムは舌打ちをする。

原作の様に、ネフシュタンとデュランダルで対消滅すれば良いと思っていたが何も起こらなかった。

 

シュルルルル!

 

ネフシュタンの鞭がゲンムの首を狩ろうと動く。

 

ゲンムはそれをバク転で避けた。

 

「貴様ぁ!よくもぉ!」

 

Aクロノスは苦しそうに胸からデュランダルを引き抜く。

 

「よくも?知るかぁ!」

 

《二虎流 操流・水天ノ型 水燕》

 

不規則な軌道を描くラッシュ。

クロノスはただ防御するしか出来ない。

 

「ちぃ!」

 

Aクロノスはラッシュよ圧力に耐えきれずに後退してしまう。

 

「ならば!」

 

Aクロノスはバグヴァイザーを取りバグスターを召喚する。

 

「叩き潰せ!」

 

「「「うおおおおおっ!!」」」

 

バグスターのソルティ、アランブラ、リボル、モータス、チャーリー、ガットン、ディジェ、カイデン、バーニアの下級・中級のバグスターがゲンムに襲いかかる。

 

なれど、

 

「奮っ!」

 

二課最強の漢が震脚でバーニア以外のバグスターの動きを止めた。

 

「待たせたな!」

 

「遅いぞ!」

 

ゲンムは先のラッシュでこっそりと奪い返したデュアルギアガシャットαを弦十郎に投げ渡した。

 

「貴様!それは我が社の物だ!「ふざけんな馬鹿!既にテメーの会社から権利を買い取ってんだよ!つまりはウチの会社の物なんだよ!」何ぃ!?」

 

「使わせてもらうぞ!ゲンムの力を!」

 

弦十郎は先ほど拾った真佐斗用のゲーマドライバーを装着する。

 

「行くぞ!変っ!身っ!!」

 

『デュアルガシャット!ガッチャーン!マザルアップ!

赤い拳強さ!青いパズル連鎖!赤と青の交差!パーフェクトノックアーウト!』

 

弦十郎は仮面ライダーパラドクスレベル99に変身する。

 

「待てぃ!何故パーフェクトパズルの特性も理解していなかった男がパーフェクトノックアウトになれる!?」

 

「答えは簡単だ。

教えたからな!」

 

ゲンムは一枚の紙を見せる。それは

 

ゲーマドライバーとデュアルギアガシャットαの説明書であった。

 

「こいつを見せれば、馬鹿でも無ければ分かるだろ」

 

「と、言う訳だ。壇正宗!

貴様の言う仮面ライダークロニクルとやらは絶対に阻止させてもらうぞ!」

 

ドンッ!!

 

弦十郎パラドクスは跳躍しバーニアを飛びかかと落としで粉砕(・・)した。

 

「「………」」

 

そして、落ちるついでにリボルを踏み潰す。

 

踏み潰されたリボルが爆発する。

 

「可笑しいだろ……」

 

爆炎の中パラドクスはゆっくりと歩く。

 

「「「ひぃぃ!!」」」

 

そんな弦十郎に恐れ、バグスター達は後ずさる。

もし、これがグラファイトやパラドなら心が踊るとか言いそうだが

 

「まあ良い。そっちは頼んだ」

 

ゲンムは再び構え、Aクロノスと対峙する。

 

「ええい!ならば!」

 

Aクロノスはデュランダルを構えエネルギーを溜める。

 

「デュランダルの輝きで消え失せろぉ!!」

 

先程に比べると光の規模は小さいが、人を一人消すなら十分どころか、リディアン跡地を全て更地に変えるほどのエネルギーを持っていた。

 

「貴様にこの輝きは止められまい!」

 

Aクロノスの叫びに、ゲンムは

 

「確かに、俺(・)には無理だな」

 

そう言って、ゲンムの目が赤から黒に変わる。

 

「分かった。プレイを変わろう」

 

口調が変わり、構えを解く。

 

「死を悟ったか!?ならばこのまま無残に絶版されろ!」

 

Aクロノスがデュランダルを振り下ろそうとすると、

 

ドガガガガガガ!!

 

「何っ?」

 

突如と背後からの攻撃を食らうクロノス。

これによりデュランダルに溜められていたエネルギーは霧散してしまう。

 

Aクロノスは後ろを振り向くと、そこには

 

「なっ?」

 

ガシャコンマグナム。ガシャコンスパロー。ガシャコンパラサブレイガンがひとりでに浮き、発砲してくる。

 

「くぅ!」

 

Aクロノスはガードをするもその威力の高さに驚く。

 

「何だ!?これは!!」

 

「私のハイパーチートの特性だぁ!」

 

ゲンムはガシャコンブレイカーとガシャコンソードを両手に持ち、Aクロノスに斬りかかった。

 

「ちぃ!」

 

背中に熱い物感じながら剣を横薙ぎに振るうもゲンムはガシャコンソードでデュランダルを滑らせながら進み、ガシャコンブレイカーでAクロノスの腹部を貫……けていない。

 

「ふ……フハハハハ!

貴様の攻撃は多少は効くが、その全ては決定打にはならない!私はそれを耐えて攻撃に専念すれば良いだけの話だ!」

 

「そうか。なら!」

 

『マッスル化!マッスル化!マッスル化!』

 

ゲンムの身体が一瞬肥大化する。

 

「はぁっ!」

 

そしてゲンムが力を込めるとガシャコンブレイカーは根元までAクロノスの身体を貫く。

 

「ばっ、馬鹿な!?エナジーアイテムを使っていないのにエナジーアイテムの効果を使うだと!!」

 

「それがチートだぁ!

このハイパーチートにはなぁ!

カイト用のステータス大振りのモードと!

私用のバグスターウイルス制御モードがあるのだぁ!」

 

そう、エナジーアイテムもガシャコンウェポンも全てはバグスターウイルスが元となっている。

もしもそれを制御できれば?

エナジーアイテムの効果だけを使うのも可能では無いかと、カイトと真佐斗が作り上げたこのハイパーチート。

ハイパームテキに勝るとも劣らない。

 

そしてゲンムの瞳は赤へと戻る。

 

「さあ、壇正宗。ここで素直に降伏するなら命だけは助けてやるが……」

 

「舐めるなぁ!!」

 

Aクロノスはフィーネを殺していた時に奪っておいたソロモンの杖を左手で持ち、ノイズを大量に呼び出す。

 

更にはバグスターユニオンや復活させられたバグスターが街の至る所に現れる。

 

「愚かな……」

 

「さあ!この圧倒的な物量の前に《パチンっ!》何を『♪〜〜♪』歌?一体どこから?」

 

Aクロノスの耳に急に入ってくる歌声に驚愕する。

 

壇正宗は知らないが、この歌はリディアンの校歌だ。

 

それを地下シェルターにいる小日向未来やその友達達が歌っている。

 

そして、

 

ゲンムの後方から3本の光の柱が現れる。

 

そう、それは、

 

 

「シンフォギアあああぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

響達シンフォギア奏者であった。

 

「何ぃ?なんだアレは!?」

 

通常のシンフォギアよりも強い力を放つ白いソレを壇正宗の脳は理解出来なかった。

 

「エクスドライブ。大量のフォニックゲインをシンフォギアに注入する事で、リミッターを解除したシンフォギアの力だ!」

 

「真佐斗さん!」「兄貴!」

 

「皆!先ずはノイズとバグスターを倒すぞ!」

 

「「「はいっ!」」」

 

「「ああ!」」

 

弦十郎の指示の元、奏者達は飛翔しノイズやバグスターユニオンへと向かって行く。

 

《推奨BGM:First love song》

 

初撃を決めるのはクリスだった。

 

ジャキン!

 

各部のアーマーが変形し巨大な機動要塞のような形態になるイチイバル。

 

「オララララララ!」

 

その攻撃は全てノイズに突き刺さり、ノイズは呆気なく消滅していく。

 

「すごい!乱れ打ちだ!」

 

『馬鹿っ!狙い撃ってんだよ!』

 

響の圧巻の声にクリスは念話で反論する。

 

「だったら、私が…」

 

そう言いながら響の両腕のアームドギアが展開し、高速でノイズに向かう。

 

「乱れ打ちだぁ!!」

 

高エネルギーの高密度の散弾が大型・小型関係なく貫く。

 

「では、次は俺の番だな」

 

そう言ってパラドクスはパーフェクトパズルの力を使い、無数のエナジーアイテムを浮かばせる。

 

『マッスル化!マッスル化!高速化!ジャンプ強化!伸縮化!鋼鉄化!』

 

パラドクスは多数のエナジーアイテムを取り込み跳躍。

 

そして、

 

「うおおおおおおおおおっ!!」

 

目にも映らぬ速度で殴り、殴り、時折蹴りで薙ぎ払い、ノイズを破壊していく。

 

もしもこれをパラドが見たら、「何?あの化け物?」とか言いそうなレベルで無双していく弦十郎。

 

そしてその反対側では、

 

「翼!力を貸してくれ!」

 

ソングオブワルキューレを使った奏が翼を呼び寄せる。

 

「何をするの?」

 

「こうすんだよ!」

 

『ツヴァイシンガー!』

 

「第弐五十楽章!」

 

『デュアルアップ!歌え〜!世界を掴みとれぇ〜ツヴァイシンガー!』

 

奏がデュアルギアガシャットを反対に回すと奏の姿が変わる。

その姿はガングニールにあの日の……ツヴァイウイングの最期のライブに着ていた衣装を加えたような姿だ。

 

『ド・ドーン!』

 

奏はガシャコンスピアのBボタンを押すと、ガシャコンスピアがマイクモードに変わる。

 

「行くぜ!翼!」

 

奏が歌う。

そして、それに釣られるように翼も歌う。

 

すると、どうだろうか?

 

獅子奮迅の働きをしていた奏者とライダーの動きが更に良くなる。

 

「これは?」

 

「ツヴァイシンガーの力だ。

私達が歌えば味方にバフすることの出来るゲームだって、真佐斗の奴が言ってた」

 

「分かった!久方ぶりに歌うぞ!奏!」

 

「応よっ!」

 

二人の歌姫は歌う。友の為に、

 

そしてゲンムは

 

「先ずは俺だ!」

 

『キメワザ!ハイパー!クリティカル ストライカー!』

 

ゲンムは高速で飛翔しながらショートワープを繰り返し、まるで分身しているようにライダーキックの体制に移る。

 

「うおりゃぁあああ!!!」

 

まるでオールライダーキックのように多数のゲンムが次々とノイズとバグスターユニオンを粉砕していく。

 

「次は私だぁ!」

 

『キメワザ!ハイパー! クリティカル オーケストラ!』

 

ゲンムの瞳が黒に変わると再び必殺技を発動させる。

 

すると、周囲に無数のガシャットウェポンが現れ、

 

「行け!」

 

ゲンムの号令と共に遠距離系のガシャコンウェポンは対応するガシャットのキメワザの攻撃を放ち、

近接系のガシャコンウェポンは回転したり、真っ直ぐ突っ込んだりして無数のノイズとバグスターユニオンを屠る。

 

「馬鹿な!?あり得ん!この様な不正行為は認められん!!」

 

最早壇正宗の脳内は混乱していた。

ゲムデウスを取り込んだゲムデウスクロノスをも超えるAクロノスをも上回るハイパーチート。

 

壇正宗の背筋に冷たいものが走り、脳裏にはエグゼイド達に敗れた時を思い出す。

 

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!

何のために自分はここまで頑張ってきた?

ゲンムコーポレーションを世界一のゲーム会社にする為だ!

それをこの様な屑共に邪魔をされるなんて!

 

許されない!許されるはずが無い!

 

命の管理者たる自分に逆らう者は絶版になるべきだ!

 

取り込んだ聖遺物の影響か?壇正宗の精神は只、ゲンム達を殺すことにのみに固定される。

 

そして、徐に自らの腹部をソロモンの杖で貫いた。

 

「「「「「「なっ?」」」」」」

 

これには全員が驚く。

 

ゲンム以外は自殺かと思い、ゲンムことカイトは黙示録の赤き竜かと思ったが、それは違った。

 

ノイズが無数に召喚されAクロノスはそれを取り込みながらノイズにバグスターウイルスを感染させる。

 

「……これは?」

 

「超ゲムデウス……」

 

そう、仮面ライダークロニクルのボスにして、真佐斗のバグスター態のゲムデウスが強化された形態超ゲムデウスに酷似した形態だ。

 

特に違うのがゲムデウスの頭部にAクロノスの上半身がくっついていた。

 

「消え失せろぉ!!」

 

超ゲムデウスの口に光が集まる。

 

「!?皆!避けろぉ!!」

 

ゲンムの叫びに全員が即座に回避行動に移る。

 

その直後、超ゲムデウスの口から光線が放たれる。

 

そしてそれは、

 

ドゴゴゴゴ!

 

街を薙ぎ払い、跡にはガラス化した土しか残っていなかった。

 

「何という威力!」

 

弦十郎が超ゲムデウス……いや、ノイズで身体を作っているからノイズゲムデウスと呼ぶべきか?

ノイズゲムデウスの放った光線の威力に驚く弦十郎。

 

「フハハっ!見たか!?私の力を!」

 

光線の威力に酔いしれるクロノス。

これ以上街を破壊させるかと翼はノイズゲムデウスに蒼の一閃を放つ。

 

しかし……

 

「何っ!?」

 

翼の放った一撃はノイズゲムデウスに僅かな傷をつけるだけに終わり、そして直ぐにその傷も修復される。

 

「ならばっ!」

 

『ガッチャーン!ウラワザ!パーフェクトノックアウト クリティカル ボンバー!』

 

弦十郎は高く跳躍し、ドロップ式のライダーキックを放つ。

 

「舐めるなぁ!」

 

しかし、その攻撃はノイズゲムデウスの腕に阻まれ、逆に牙を突きつけられ……

 

「させるかっ!」

 

ゲンムがガシャコンウェポンを操作して、ノイズゲムデウスの腕を穿ち切り裂く。

 

その隙に弦十郎は抜け出す。

 

「無事か?」

 

「ああ、済まない」

 

ノイズゲムデウスを見ながら考え込むカイトと真佐斗。

 

(どうする?ダインスレイヴでも撃ち込むか?)

 

(やめておけ。たとえダインスレイヴでもバグスターウイルスが無ければ効かんだろう)

 

(なら、どうする?

奴は不死身かつ無限のエネルギーを持つぞ)

 

(少なくとも、デュランダルだけでも剥がせばさっきのような光線は出せないだろう)

 

「じゃあ。そうするか」

 

『高速化!高速化!高速化!』

 

高速化の力を取り込むとゲンムの瞳が再び赤に変わる。

 

《二虎流 火天ノ型 烈火》

 

ゲンムはクロノスの視認出来ない速度で一気に空を駆け、一気にクロノスの懐に潜り込む。

 

「なっ?」

 

「その腕。貰ったぁ!」

 

ゲンムはキーブラスターを大剣モードに変えて、一気にクロノスの腕を切り裂いてデュランダルを蹴り飛ばした。

 

「誰か!デュランダルを確保してくれ!」

 

ゲンムの言葉に一番に反応したのは……響だった。

 

ガシッ!

 

響がデュランダルを掴む。

 

「くぅ!?」

 

しかし、掴んだ瞬間に何かが自分の身体を蝕む。

 

……暴走……

 

原作とは違い、デュランダルを掴んだ手から黒い何かが響の身体を侵食していく。

 

「ちぃ!」

 

ゲンムは響の元に向かおうとするが、ノイズゲムデウスへの牽制で動けない。

 

「真佐斗!」

 

『ああ!』

 

ゲンムから分離する様にゲンムBが出てくる。

 

これはチートゲンムのウラワザの一つ。

2Pモードだ。

 

『飛翔!』

 

「させるか!」

 

ゲンムBは飛翔を使い空を飛ぶが、

ノイズゲムデウスが腕を伸ばし邪魔をしようとするが、

 

「させるわけ無いだろ!!」

 

ゲンムが長い髪を振り回し、ノイズゲムデウスの腕を断ち切る。

 

「コイツはオマケだ!」

 

更に髪でノイズゲムデウスの腕を拘束しノイズゲムデウスを響達から遠ざける。

 

 

 

 

ゲンム(カイト)がノイズゲムデウスを足止めしている隙に、ゲンム(真佐斗)が響に近寄る。

 

「響っ!」

 

「ま……真佐斗さん」

 

響は苦しそうにしながらも真佐斗が来たことにより、声が僅かに弾む。

 

ゲンムBは響の後ろに回ると抱きしめるかのようにそっと響の手に自らの手を添える。

 

「一緒にいこう」

 

「……はいっ!」

 

ゲンムBが響の手ごとデュランダルを掴むと黒い何かは霧散していく。

 

そして、デュランダルからははち切れんばかりの輝きが溢れ出す。

 

「ば、馬鹿な!あり得ん!あり得んぞ!私のデュランダルが何故!?」

 

「響きあう皆の歌声と!真佐斗さんがくれたこの思いの篭ったシンフォギアでぇ!」

 

響と真佐斗の二人の放った光の斬撃はノイズゲムデウスを袈裟斬りに斬り裂き、ネフシュタンとデュランダルの対消滅で斬り裂かれた部分から消滅していく。

 

「ちぃ!」

 

クロノスは消滅する恐怖から、ノイズゲムデウスと自らを切り離し、跳躍する。

 

「逃すかぁ!!」

 

ゲンムの叫びに合わせ、ゲンムBとゲンムは跳躍し必殺を放とうとボタンを押す。

 

『キメワザ!』

 

二人のゲンムは身体を抱えて一回転する。

 

『ハイパー!』

 

そして飛び蹴りの態勢へと移行しクロノスへと向かっていく。

 

『クリティカル!』

 

二人のゲンムは重なり合い、赤と黒の瞳のオッドアイのチートゲンムへと変わる。

 

『エクストリーム!!』

 

そしてその一撃はクロノスを捉え、

 

「ぐおおおおおおおおおおっ!!」

 

「行け!!」

 

「行けぇ!!」

 

「行っちまえ!!」

 

「兄貴ぃ!!」

 

「真佐斗さん!!」

 

「「はああああぁぁぁぁぁ!!!」」

 

クロノスは吹き飛ばされ、仮面ライダークロニクルガシャットは破壊された。

 

「がはぁっ!」

 

そのまま地面に叩きつけられた壇正宗。

 

「馬鹿な……こんな……」

 

完全聖遺物を取り込んだAクロノスの力で仮面ライダークロニクルを世界最高の名作として販売しようとした自分の考えをこんな奴に……

 

「壇正宗!貴様を拘束する」

 

ドスッ!

 

変身を解いた弦十郎が当身で壇正宗を気絶させる。

 

カイト達はそれを傍目で見ながらその場から消える。

 

 

 

 

 

 

その後のシンフォギア世界。

 

その日から、ゲンム及び夢限コーポレーションは跡形も無く消えていた。まるで実際しなかったかの如く、

 

響やクリスが通っていた学園では二人の退学届が既に受理されており、足取りは不明。

 

弦十郎達も復興や後片付けの傍らで彼等の足取りを追うも、成果は得られなかった。

 

先ず、風鳴弦十郎

仮面ライダーパラドクスに変身した彼は二課の最大戦力として司令職を辞任して戦闘部隊に異動した。

新たな司令は風鳴家の分家から来たが、実質の司令は弦十郎であった。

 

次に天羽奏

死んだ筈なのに、蘇った彼女を弦十郎や翼の実の父が目を付けその身を徹底的に調査されるも、結果は普通の人間だった。

本人曰く「契約満期完了の褒美」と言っており、

それ以上は不明で解放となった。

その後は天羽奏の妹と言う扱いで翼と新生ツヴァイウイングを結成し、今までの不興も何のそので一躍トップレベルの歌姫となった。

二課としても、後に送られたゲーマドライバーでレベル99と化して弦十郎と双璧と化した。

 

風鳴翼

ある意味不憫枠。戦闘能力では最も劣り、

自分は一体何が出来るのだろうか?と自問自答して、

最終的には防人の母になろうと考えていたところを父、八紘と話しあい己の道を再確認し歌手の道と防人の道を極めようと邁進する。

 

壇正宗

原作のウェル博士と同じく竜宮城に閉じ込められる。

尚、彼自身はガシャットを生み出す事は出来ない(タドルレガシーは小星が作った)ので司法取引も出来なかった。

 

小日向未来

崩壊したリディアンから原作新リディアン学園へと移った。響とはたまに連絡を取り合い会って遊んでいる。

 

そして、カイト達は

 

「出来た。出来たぞ!

やっぱし俺って凄いでしょ!サイコーでしょ!チートでしょ!」

 

「いやいや、ウルトラミキサーと私の才能を組み合わせた結果だろう」

 

「待て!私の異端技術を組み込んでやったんだぞ」

 

研究室ではカイトと真佐斗、そして櫻井……いやフィーネが新たなアイテムの完成を喜んでいた。

 

えっ?何でフィーネがいるかって?

 

調に憑依したフィーネを魂吹き込み銃で魂を回収し、100年後なら計画を邪魔しない方向で、その間にカイトの待つ超技術を学ぼうとカイトに協力する事にした。

 

そして、そこには紅く染まる新しいドライバーが有った。

 

 

 

 

戦姫絶唱シンフォギア編完




オリジナルガシャット&オリジナルウェポン

ガシャットギアデュアルγ
真佐斗が作り出したガシャットの一つ。

・ソングオブワルキューレ
ドレミファビートとタドルクエストをベースに開発されたゲーム。
音に合わせて歌う事で攻撃力が増加する。
天羽奏専用のゲーム

・ツヴァイシンガー
ドレミファビートをベースにしたゲーム。
二人でデュエットを歌う事で強力な音符爆弾を放ったりすることができる。

・ガシャコンスピア
天羽奏用に作られた新しいガシャコンウェポン
通常攻撃用のスピアモードと音波攻撃用のマイクモードがある。



・マイティファイターズXX
マイティブラザーズXXをベースに作られたゲーム
マイティブラザーズと同じく二人に分かれる。
レベルは XX(ダブルエックス)

・ハイパーチート
ハイパームテキをベースにしたゲーム。
ハイパームテキ+大我クロノス(ゲーマドライバー版)+タドルレガシー+パーフェクトパズルのいいとこ取りをしたような。ぼくのかんがえたさいきょうのゲームを地で行くガシャット
但し、身体にかかる負担はタドルレガシーをも上回る為、鍛え上げられた肉体を持つカイトにしか使えない。

・ガシャコンキーブラスター
ガシャコンキースラッシャーを元にカイトが作成したマイティファイターズ用のガシャコンウェポン。
キースラッシャーと同じく三つの力を持つ。
マシンガン。キャノン。ブレードの三種
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