改めて、ご注意下さい。
「何をしているんだ、うま…こまる」
仕事から帰宅すると、居間がびしょ濡れだった。
何が起きたのかは、彼女らの手に持っているものから、想像に難く無い。
うちの妹、うまる。
その友人、きりえちゃん。
二人の手には水鉄砲が握られていた。
「おおお兄ちゃん!ノックくらいしてよね。」
「こここれは、その、すみません!」
全く悪びれていないうまるに対して、申し訳なさそうに青ざめるきりえちゃん。
居間も彼女らもびしょ濡れだが、きりえちゃんの対応のおかげか、少し気持ちが落ち着いてくる。
「…とりあえず、洗面所で二人とも服を着替えなさい。それから、部屋を片付けような。」
「「はい…」」
さすがのうまるも少しは反省しているようで、テンションが低めだった。
着替えを選ぶ途中、きりえちゃんの制服が身体に張り付いて、乳首が透けて見えてしまった。小さな胸でも張り付く制服というのを、目の前の可愛い女子高生がしているのを見ると、こんなにエロいのか。(うまるのも見えたが、普段から風呂上りを見ているし、今はこまるなので、興奮とは別次元の話だ。)
男の前なのだから、少しは警戒をして欲しいが、生憎というか、信頼されているのか、
「きりえちゃん。うま…お姉ちゃんの服を貸してあげましょう。」
「いいんですか!?」
二人は着替えの話で盛り上がり、服を決めると洗面所へと向かった。
俺は興奮していた気持ちを抑え、部屋の片付けを始めた。
◇
「よし、あらかた片付いたな。」
「お疲れ様でした。」
「はぁ、クタクタだよぉ。」
部屋の水はタオルで拭き取り、ベッドは外に干した。
さすがに、テレビや本などの濡れたらヤバイものは台所に避難させておいたようで、問題はなかった。
しかし、何故ベッドも移動させておかなかったのか…。
「身体動かして疲れちゃったよう、休憩〜」
「おい、晩飯は…ってもういびきかき始めたな。」
睡眠の達人うまるにとって、ベッドなど要らないようで、地べたで寝始めてしまった。
「し、師匠、風邪引いちゃいますよ。」
「とりあえず、敷布団敷いて、その上に寝かせてやろう。」
押入れから敷布団を出し、そっとうまるを移動させる。
それにしても、軽いなこいつ。10kgくらいしかないんじゃないか?
「しかし、本当に、ご迷惑をお掛けしました。」
「いや、どうせこいつの我儘に付き合わされたんでしょ。仕方ないよ。」
「でも実際にやってしまったので、何かお詫びをさせて下さい。」
「いいって、とりあえず制服は洗濯しちゃうから、ちょっと待っててね。」
そう言い残し、そそくさと洗面所へと向かう。
というのも、うまるのハムスターパーカーを着たきりえちゃんがあまりに可愛くて、直視出来なかったためである。
先ほどの透け制服も相待ってか、あれ以上あの場に居ると、理性が保てなくなりそうで、怖かった。
ふぅ、と一息を吐き、洗い物に手を伸ばす。
と、そこには見知らぬパンツが落ちていた。
…まぁ当然といえば当然、これらはきりえちゃんのものだ。うまるのはいつも洗濯しているから分かる。
というか先ほども思ったが、ブラがないという事は、きりえちゃんは普段からノーブラという事だろう。
「いかんいかん。」
これでは完全に変態の思考だ。
落ち着け、キャラが崩壊しているぞ。
俺は健全な20代なんだ。
いや、健全な20代ならばこそ、女子高生のパンツやブラに興味を持ってもおかしくはないんじゃないか?
むしろ、今までがおかしい。
可愛い女子高生達、あんな凶器みたいなおっぱいをぶら下げている海老名ちゃんに、合法ロリ(違法です)のきりえちゃん、頭がパーに見えてめちゃくちゃ良い子のシルフィンさん。
こんな女の子達を前に、興奮しないのは逆に失礼ではないか!
そう、この目の前のパンツを!例えば嗅いだりしても、それは変態の所業ではなく、正当な二十代の行動だと俺は今頃気が付いて,
「お兄さん。すみません、変なもの洗わせちゃって………?」
…これはマズイ。何がって自分のパンツを嗅いでる変態を目の前にした女子高生と対面している事だ。
「え?そ、それ私の?」
俺の思考は一気に加速した。
この場の打開策は何か、考えた末、一つの結論に至った。
素早く後ずさりするきりえちゃんに近づき、その手を取る。
「え?お兄さん顔が怖…ん!」
洗面所の扉を閉めながら、腰に手を回し、その唇を奪った。
逃げ場が無いなら逃げなければいい。
数あった興奮イベントの末、頭のおかしくなった俺が至った結論は、彼女を犯すというものだった。
本編(エロ)に入るまで、長くなってしまいました。
でも書きたい用に書けているので、ご容赦下さい