このタイミングで、また新作のアイデアが降りてきてしまいました…!
もしかしたら、衝動に負けて懲りずに新連載をする可能性があります。
でも、こっちの方を優先したいんだよなぁ~…。
臨海学校が終了し、また俺達に再びいつもの日常が舞い戻って来た。
普通ならば、暫くの間は不思議な脱力感に見舞われたりするもんだが、今回に限ってはそんな事は無かった。
と言うのも、俺達が皆の前で行った青姦乱交プレイが想像以上に効果を発揮して、一年生の殆どを性的な意味で覚醒させてしまった。
特に俺が所属する一組は凄く、俺が教室に入って来た途端に全員の目線が股間へと集中して、セックス部部員の皆に至っては、もう隠す必要性すら無いと判断したらしく、休み時間や昼休みにも積極的に教室で堂々と誘ってきて、その場でオナニーをしながらのフェラをし出して、それを見て周囲の子達は同じように下着に手を突っ込んでオナニーを始める始末。
まさか、ここまでの事になるとは、いい意味で予想外過ぎて、これからの部活が本当に楽しみになってしまう。
鈴や簪の話だと、2組や4組もこれまでとは明らかに変わってきているらしい。
流石に公衆の面前で性的な行為をするまでには至ってないが、会話の内容の殆どが性的な事になっているとの事。
その中で、密かに二人が部室の場所を教えているとかなんとか。
まぁ、俺としては普通に大歓迎な訳で、別に拒む理由は無い。
もうすぐ夏休みな訳だが、それまでの間は皆揃っての楽しいセックスライフが待っている……と思われたが、世の中そう上手くは出来てはいない。
もうすぐ夏休みと言う事は、即ち今は学期末と言う事に他ならない。
IS学園は特殊な学校ではあるが、一応は高校の部類に入る。
夏休み前の高校生に訪れる最大の難関が、我々の前の前に立ちはだかった。
そう……『期末テスト』と言う名の難関が。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
期末テスト前日。
俺は臨海学校に行っていたが故に少しだけ離れていた上級生組の皆と一緒に放課後に軽食を取る為に食堂へと向かっていた。
「たった三日間離れていただけなのに、こうして畔章と一緒に歩くのが妙に懐かしく感じちまうな……」
「そんな事を言ったら、夏休み明けとかどうなるッスか?」
「多分、再会と同時にその場で抱きしめてキスすると思う」
「思った以上にダリルさんは畔章さんにメロメロなんですね」
「虚ちゃんの口から『メロメロ』なんて言葉が聞ける日が来るなんてね……」
「確かに。普段の虚さんからは想像も出来ないわ……」
それって馬鹿にしてるのか?それとも呆れてるのか?
「そういや、臨海学校から帰って来てからこっち、一年の連中が変に浮かれてないか?」
「まぁ……何があったかは容易に想像がつくけどね」
「言うな……」
俺も自分で少しはっちゃけ過ぎたって自覚はあるから……。
かと言って、後悔は全くしてないんだけどな!
「そうそう!聞きましたよ~?臨海学校でサプライズとしてきたアメリカ代表とその友人の軍のIS操縦者の人と模擬戦をして、引き分けしたらしいじゃないですか!」
「それならオレも聞いたよ。引き分けつっても、うちの先輩であるイーリス代表に勝ったんだろ?幾らなんでも凄すぎだろ……」
もう学園にまで情報が行ってるのか……。
恐るべし、女子高生の交友ネットワーク……!
「あの時勝てたのは本当に偶然だよ。もう一度戦って勝てと言われても、多分無理だと思う」
「あのね~…たった一度でも勝てるだけで相当に凄い事よ?なんせ、あのアメリカ代表のイーリス・コーリングは、第3回モンド・グロッソの優勝候補の一角と噂されてるんだから」
「………マジで?」
「マジもマジ。大マジよ。私だって仮にもロシア代表なのよ?それぐらいの情報は入手してるわ」
俺……何気にとんでもない事をしてしまったのか……?
「そ~れ~と~……」
「な…なんだよ……」
ダリルが俺の顔を覗きこむように見てくる。
「お前……イーリス代表と、その相棒のナターシャって人もハーレムに加えたらしいじゃねぇか」
「「「「えぇぇっ!?」」」」
う…うそ~ん……。
なんでダリルがその事を知ってるんだよ……。
「な…何故にそれを知って……」
「本人から直接メールで教えて貰った」
「意外と普通!って言うか、知り合いだったのか?」
「そりゃ、国家代表と代表候補生だし?それなりに交流はあるよ」
「そうだった……」
少し忘れがちだったが、ダリルはれっきとしたアメリカの代表候補生なのだった。
さっきも言っていたが、二人は謂わば先輩後輩の仲。
そりゃ、それなりの交流はあって当然だわな。
「冗談抜きで畔章さんのハーレムがとんでもない領域に……」
「こ…これは本当に大スクープじゃないですか!今度の学園新聞のトップ記事は決定したも同然ね!」
「ここまで来たら、もう何も言わないッス……」
「なんでしょうか……。不思議とそれだけで終わらないような気が……」
虚が意味深な発言を……。
「お、鋭いな。実はそのメールで知ったんだけどよ、畔章ってば、旅館の一番偉い人の……え~っと……なんて言ったけかな?」
「もしかして『女将さん』の事を言いたいんですか?」
「そうそれ!そのオカミとか言う人も一緒にハーレムに加えたって言ってたぜ」
「「「「……………」」」」
「頼むから、そんな目で見ないでくれ……」
分かってる……ちゃんと分かってるから……。
「もういっその事開き直って、畔章さんを中心にして一大ハーレムでも作ったらいいんじゃない?」
「今の時点で相当な事になってると思うけどね……」
「確実に20人オーバーしてるだろ」
「テストが終われば夏休みっスからね。その間にも絶対にハーレムが増えるって思うッス」
「フォルテ。そんな事を言うとマジでフラグになりそうだからやめてくれ」
これ以上増えたら収集つかないんじゃないか?
え?今でもそう変わらないだって?
それを言っちゃおしまいですぜ?
「テストと言えば、皆は大丈夫なのか?」
「「「「問題無し」」」」
「た…多分大丈夫……だと思う」
「薫子だけ自信が無いな」
「テスト直前まで新聞部の仕事で忙しくて……」
「畔章さん達が臨海学校に行っている間もずっとしてたものね」
「ウチの部長は人使いが荒いのよ~…。もう少し可愛い後輩を労わってくれても罰は当たらないと思うんだけど……」
新聞部ってそんなにも大変な部なのか?
逆に興味が沸いてくるぞ。
「ま、テスト期間中は部活も休みだから、ちゃんと勉強に集中出来るけど」
「それが普通なのよね。私達だって一応は学生な訳なんだし」
「一応って言わないでください」
なんか悲しくなる一言だよな……。
「そうなんだよなぁ~…。テスト期間中は部活が全部ストップになるから、必然的に恋愛研究部も活動が出来ないんだよな~」
「やっている事はアレですけど、表向きは『部活動』ですからね。そこら辺のけじめはちゃんとしておかないと、後々で困るのは私達ですから」
「そうっスね」
ダリルや虚の言う通り。
期末テストが終わるまでは、俺達セックス部も部室に入る事は出来ないのだ。
そこら辺は千冬や真耶もちゃんとしているようで、事前に俺達に言ってくれた。
箒達も、流石に成績と性欲を天秤に掛けるのは嫌だったようで、ここは大人しくテスト勉強に明け暮れている。
その代わり、テストが終わった後の夏休みでの性欲の爆発が凄い事になりそうだけど。
「夏休みで思い出したけど、畔章ってさ、あの二人に夏休みにアメリカに遊びに来いって誘われてるんだろ?」
「そこまで知ってるのか……」
「だって、その本人から嬉しそうなメールを貰ったんだぜ?『一緒に楽しもうな!』って。その一文で何を企んでいるかは理解したけど」
だろうな~…。
多分、ダリルじゃなくても一瞬で理解するって思う。
「私も簪ちゃんから聞いたわよ?夏休みに更識の家に遊びに来てくれるようにお願いしたって。あの子、すっごく嬉しそうにしていたわ」
「本音も同じ様な事を言っていましたね。私としてはいい機会だと思いますけど」
「そうね。お父様も畔章さんに会いたがっていたし」
刀奈と簪の父親……。
多分だけど、顔に傷跡とかついてる強面のおじ様なんだろうな……。
「しかも、他にもセシリアちゃんやラウラちゃん達にも同じように誘われてるとか」
「そうなんだよ……。別に行くのは構わないんだよな。海外に行って見聞を広めたいって気持ちはあるし、イギリスは俺にとってもう一つの故国だし。一度は向こうに戻ってバーテル家の人達に報告とかした方がいいって思ってはいたし」
ISを動かしてから全く連絡とかしてないしな。
こっちの都合で心配させては駄目だろう。
「パスポートはまだ期限切れになってないと思うけど、問題は金なんだよな……」
「その辺りは大丈夫なんスか?」
「金自体は有りはするんだよ。体面上は俺って白式のテストパイロットって事になってるから」
「あ、そうなんだな」
「一応、日本政府から毎月給料として金が俺の口座に振り込まれるんだけど……その額が普通じゃなかった」
「どれぐらい?」
「あまり大声では言えないけど……軽く7桁はいってる。勿論、日本円で」
「「「「「ブッ!!」」」」」
そこで噴き出す気持ちもよく分かる。
俺も一番最初に給料明細を見た時は、思わず顔が引きつったからな。
「自分達の予想以上の活躍を俺がしているみたいで、基本給にプラスしてボーナスも追加したらしい。殆どはボーナスで増加しているみたいだけど……」
「日本男児が各国の代表候補生達相手に活躍している姿が、よっぽど嬉しかったんでしょうね……」
「俗物と言えばそれまでですけど、それで畔章さんの懐が潤うのであれば、多少の事には目を瞑りたくはなりますね」
「それにも限度はあるけどな」
「もしも、連中が畔章さんに直接何かをしようとして来たら、アタシ等がなんとかするッスす!」
「その時は、私も微力ながら手伝いますから!」
全くこいつ等は……。
「いい女達を愛人にしたよ、俺は……」
「「「「「畔章(さん)……♡」」」」」
なんて言うか、俺は間違いなく『人の輪』に恵まれてるな。
これはとても幸せな事だと思う。
「でも、各国を飛んで回るって事は、航空チケット代だけでも相当なお金が飛んでいっちゃうんじゃ?」
「そうなんだよな~……。そこが問題なんだよな~……」
幾ら金に余裕があるとは言え、無駄遣いは可能な限り避けていきたい。
え?なんだか発言が主夫染みてるって?
どんな時も倹約の精神は大事なんだぞ?
「どこかに格安の航空チケットでもあれば……」
テストが終わってからネットで色々と調べてみるか?
収穫があるかは微妙だが、それでもしないよりはマシだろう。
「その事ならば心配は無用です」
「「「「「きゃぁぁぁっ!?」」」」」
「うわぁっ!?」
び…ビックリした…!
いきなり俺達の背後に轡木さんが何の前触れも無く出現した!
皆の可愛い悲鳴を聞けたのは役得だけど。
「く…轡木さん……?」
「い…いきなりなんなんスか……」
「全く気配を感じなかったぞ……」
「まだドキドキしてる……」
「心臓に悪すぎです」
「ハッハッハッ!これは失礼」
笑いながら言われても謝罪の精神が伝わりませんよ?
「そ…それで、急にどうしたんですか?」
「実はですね、君にこれを渡したいと思いまして」
「それは……」
轡木さんが差し出した物。それはなんと……。
「航空チケット?しかも、複数枚ある……」
「イギリスに中国……フランスにドイツ、おまけにアメリカまであるじゃねぇか。ちゃんと帰りの分のチケットまで用意してあるし……」
ど……どういう事だ?これは……
「もしかして……聞いてました?」
「何をですか?」
「いや……なんでもないです」
あの刀奈があっけなく引き下がった。
轡木さんに腹芸では勝てないと一瞬で判断したんだろう。
俺も同じ立場ならそうする。
「折角の夏休みです。たっぷりとエンジョイしてきてくださいね。それでは」
「え?ちょっとっ!?」
こっちが何かを言う前に、轡木さんは笑いながら超絶的な早歩きであっという間に廊下の向こうに消えていった。
「一体何者なんだよ……あの爺さんは……」
「考えたら負けです……」
「そうね……」
刀奈と虚がどこか遠い目をしている。
過去にあの人と何かあったんだろうか?
「け…けど、これでチケットの問題は解決しましたよね?」
「そうだが……なんか複雑」
「そうッスね……。(こんな事なら、私もギリシャに来てほしいって言っておくべきだったッス……)」
なんか急にフォルテが暗くなってしまった。
テストで心配な事でもあるんだろうか?
「取り敢えず……今は目の前のテストに集中した方がいいか……」
「だな」
「そうね……」
こうして、図らずもタダ同然でチケットを入手した俺は、その後もテスト勉強に集中することが出来た。
余談ではあるが、俺のテストだけ少し問題を変えて難しくしていたらしいが、それでも何とか全教科平均95点はキープした。
これも偏に普段からの勉強の成果だな。
そして、テストが終わると全ての生徒達待望の一大イベント……夏休みが間もなく始まる。
この一か月ちょっとの間に、どんな事が俺を待っているのだろうか?
なんて事を言ったら無駄に作者にプレッシャーを与えるだけなので、ここは大人しく皆の誘いに乗って海外旅行&夏祭り&御宅訪問を満喫する事にしよう。
実に久し振りの上級生組との絡み。
ちょっとした幕間的な話でしたが、これはこれで必要な話だったと思います。
彼女達は妙に大人しかったですが、それは単純に我慢した分だけ後で得られる快感が最高のものになると信じているからです。
それに、今下手にしないで夏休みの時に畔章とたっぷりと楽しめばいいと思っているんです。
実際、夏休みは他作品のキャラを交えながらも、ちゃんと各ヒロインの話も盛り込んでいく予定ですから。
それに加え、新たにハーレム要因も追加していくつもりです。
例えば、どこぞの間違った日本の知識を持つ副官さんとか、お金持ちの家に仕えている最新刊で全身図が公開されたメイドさんとか。