吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
『節分─雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。一般的には「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う。また、邪気除けの柊鰯などを飾る。これらは、地方や神社などによって異なってくる。』
私はスーパーで節分用の豆まきを見かけ、ふと節分の由来なんかを調べてみた。魔を滅すると書いて魔滅(豆)だなんて、くだらない洒落だと思っていだが、あんがいリアリティがあって結構面白そうなイベントだ。
去年はやらなかったが、今年はやってみてもいいな。
「ただいまー。餃子の皮とハンバーグ用のひき肉買ってきたよ。」
「あ、ありがとうございます!…落花生…ですか…?あ!もしかして
今晩の夕食だという餃子の材料と、そのうち食べたいのねだったハンバーグの材料を冷蔵庫に閉まっていると、シルヴィから声をかけられる。
覚えてて?何の話だろうか…。いやまて、ここで、なんの話?だなんて聞くのは不正解だ。確実に悪手。ここはあえて話に乗って思い出す時間を稼ごう。
「あ、ああ。スーパーで見かけた時に思い出したんだ。」
嘘だが…。今も思い出せてないが、本当の話ぽいだろう、見かけて思い出したというのは。
「えー、忘れてたんですかー今年はきちんとした豆まきをやって約束!」
おお!答えを教えてくれた。そう言えば去年のこの頃は面倒だからといって、やらなかったんだ。その時に
『来年は一緒にやろう。だから、今年は我慢しなさい』
みたいなことを言ったんだった。
ふむ、だったらきっちり準備をして、私が鬼役を務めるとしよう。
夜─
「鬼はー外ー!」
「福はうちー」
「鬼はー外!」
はぁ、どうしてこうなった…。というかこのセリフ何度目だ…。
「おい鬼ー、もっとやる気出せー。ほれ戸塚この豆使っていいから、吉良にもっとぶつけろ。」
「吉良君ごめんねー鬼役やらせちゃってー」
「あはは!ご主人様これ避けてくださいねー」
はぁ、面倒だが一人一人ツッコんでやるか…
「比企谷、節分って別に鬼に豆ぶつけなくてもいいらしいぞ?戸塚、謝る割に結構な速度で投げてくれるじゃないか。シルヴィ、鬼が避けたら祓えないだろう。」
なんだが無駄に賑やかな節分だし、本来のものとはかけはなれているが…まぁ、これはこれでいいだろう。
……To be continued?
「オーレリアさん…?なんであなたが鬼役なんですか…」
「別にいいじゃない。女性が鬼をやってはいけないというわけでもないでしょう?」
いや、豆の位置が最悪なんですよ。とは、言えなかった。だって、その神秘的な谷間に20個ぐらい豆があったからと言って、それを指摘できるほど、俺は出来た男じゃないからな。
……To be continued?
「鬼はー外ー…福はー家ー…鬼はー外………って、なんでさっきから鬼が避けちゃうんですか!」
「いえー?ぶつけられない鬼もありかな~と思いましてー」
そんなフラフラと踊るように蠱惑的なステップで避けられると、鬼が家にいたまんまなんですけど…。まぁでも、こんなに可愛い鬼ならいてくれてもいいかな…
「やっぱり鬼もーうちー」
「……?なんでルール変えるんですか~」
「いや、可愛い鬼だし、追い出すのは勿体ないなって思いまして…」
「褒めてもなんにも出ませんよ?まぁ、ボーナスは増やしといてあげます。」
マジか!じゃ、その金でデートでも誘おうかな…。
「デートは水族館に行きたいですね」
お見通しだった…。
……To be continued
そんなに様々って訳でも無いな…。まぁいいやー