吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
それとこれから出来れば1日1話投稿目指します。謎の間開けてすみませんでした。
私は真夜中に起きる。
夢を見たのだ。久しぶりの夢、殺人をしてから見たことがなかった。最後に見たのは、いつだったか…。
そうだ、【杉本鈴美】を殺した夜だ。
[いたぞ!]
私は警察に追われていた。平穏な生活とは程遠い逃亡生活だった。父は
[あんなことをするような子ではなかったと思います。根は真面目なんです。]
微塵も思ってないことを記者に話す。
[吉影、私が悪いの?お母さんのせいなの?お母さんがあなたを創り間違えたの?なら、ちゃんとゴミ箱に入れてあげるね。あなたを愛してるから言っているの、さぁ、来なさい!お母さんの言うことを聞きなさい!]
母は、私に怒鳴る
[犯人と思われる少年Aくんは、いまだ、逃亡中です。なお、警察は……]
テレビで見た手の綺麗なアナウンサーが話している。
私は色々なやつに色々と言われた。それは友達だったり、前にデートに行ってやった女だったり、担任や塾の教師だったり…さんざんだった。
その後どうなったか、そんなものは知らないし興味も無いが、捕まったのだろう。
しかし、
しかし、今日見た夢はそんなものより恐ろしかった。
よく覚えちゃいないが、本当に怖かった。それだけは分かる。だがそれも、ベッドの中で思い出そうとしているうちに、微睡んで眠りについた。
朝─
「おはようございますご主人様。」
「あ…ああ、おはよう。はい、朝食だよ。」
昨日買った新しい服を着て、席につくシルヴィ。
今のシルヴィは黒っぽいワイシャツに、黒いロングスカートという可愛らしい服装だ。
「あの…ご主人様。ご主人様にとって私は同居人だとおっしゃって下さいましたが、せめてお仕事がありませんか?」
ふむ、正直嫌だ。
いくら
「そうだ、学校に行く前に爪を切ってくれないか?」
あ、シルヴィ仕事の話だったな。ふむ、この爪切りで十分なのだが……。
「え?あ…はい!わかりました。」
爪を切る音だけが響く。さて、皿洗いぐらいならやらせてもいいかな…。あと、掃除もしておいて欲しいな。最近忙しいので、汚れが目立つんだよな。
「ふぅーやはり気分がいい。」
別に殺人衝動があった訳では無いが、(爪が伸びていたので切ってもらっただけで特別な意味は無い)いざ切ってもらうと清々しい気分になるな。
「ありがとうシルヴィ。じゃあ、学校に行ってくるよ。」
「はい!…あ!あ…いえ、なんでもないです。」
ン?あー仕事のことか。ふむ、やらせてあげるか。
「シルヴィ、私が学校に行っている間掃除と洗濯をしておいてくれ。それと夕食の皿洗いを頼む。」
「え!はい!分かりました。精一杯頑張ります」
私に仕事を任されたのを喜ぶシルヴィ。よく考えればそうだろう。今まで奴隷として、様々な苦痛や労働を強いられていた。それが前の主人の死によって全部なくなるのだ。普通喜ぶべき
奴隷において、それは
まぁ、仕事を与えたのでちゃんとやってくれるだろう。
「今度こそ学校に行ってくるよ。」
「はい!ご主人様♪」
…簡単とはいえ家事をやらされてなんで嬉しそうなんだ?
「この街も杜王町程ではないが、いい町だな。」
懐かしいな杜王町……ほとんど覚えちゃいないがね。
学校の帰り道夕日を見ながら呟く。
…カシャ
私は写真を撮る。シルヴィにも見せてあげたかった。世界はこんなに綺麗で広いんだと、君が見てきた汚いものは忘れていい。忘れないならこれを見ればいい。そう教えてあげたかった。
「ただいま。…シルヴィ?」
「あ!おかえりなさいご主人様、その…ごめんなさい」
?なぜ謝る?何があった?
リビングを見ると、洗濯物が泡まみれ、部屋はぐちゃぐちゃ書斎の本はひっちゃかめっちゃか!大惨事だった。
「……なぜこうなった…?」
「すみません!すみません!本当にすみません!もうしません。もう失敗しませんから、すみません。手加減してください。お願いします。捨てないでくださいごめんなさい。すみません。」
今にも泣きそうな表情で謝るシルヴィ。
「ふぅーとりあえず片付けだ。説教はそのあとだ。」
「ヒィッ!すみませんすみません。」
震えながらそう言うシルヴィの頭を撫でる。
少し落ち着いたが、これは片付けるのに時間がかかるな。部屋も洗濯物も、シルヴィの心も…。
「キラークイーン!」
親父は私がスタンドを身につけてすぐの時に言った。
『吉影、スタンドとは、精神の片割れじゃ、スタンドに限界はない。が、出来ないと思っていると、できないのじゃ。だから、常に精神を高める努力をしろ。』
その言葉を思い出し、私は自分の精神に強く言い聞かせる。
「キラークイーン、2分でかたをつけるぞ!」
「シバッ!シバババババッ!」
本来射程距離が、そんなに長くないキラークイーンだが、パワーをギリギリまで減らす事により射程距離改めて移動可能距離を伸ばす。
更にキラークイーンと、自分の感覚を極限まで切り離す。キラークイーンの制御はできないが、私が、細かい部分を掃除することにより、キラークイーンの大ぶりの動きをカバーする。なんと無駄のない動き。完璧だ。最後に残ったホコリを、
「キラークイーン第一の爆弾、この指先に触れる物質は、どんなものであろうと爆弾に変わる!更に!キラークイーン第一の爆弾act2『連続爆破』」
それは、爆弾に変えたものの近くにある同じ物質をまた爆弾に変える。この場合ホコリの近くのホコリすべてを、爆破する。こんな時にしか使えないがな。
「ふぅーとりあえず終わったな。シルヴィ、私は風呂に入る。椅子に座っていなさい。」
その言葉にシルヴィが震える。
シルヴィになんて言おうか?風呂場で考えよう。
……To be continued
次回どうしよう?