吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
シルヴィが手を洗い終えて戻ってきた。
風呂に入るようにいうと、シルヴィは着替えを取りに部屋に行く。
正直自分でも気持ち悪いことをしていると思ったが、何より心地よく私の
私の殺人性癖を異常と思うかもしれない。が、よく考えてほしい。人間誰しも人に見せられない、隠したい自分がいるだろう。そもそも、
くだらないことを考えていると、いつの間にかシルヴィが風呂に入っていたようだ。
「ご主人様〜お風呂いいですよー。」
「ああ、今入る。」
着替えを持ってバスルームへ向かう。風呂に入りながら、続きを考える。しかし上手くまとまらず私が何を言いたいのか分からなくなったのでやめた。
風呂から上がると、鏡の前で髪を乾かしているシルヴィがいた。髪の隙間から覗く白い首筋が綺麗で、絞めてみたいなと考えると、私の後ろから何かが囁く。それはきっと私自身なのかもしれない。
(殺せ!殺人鬼だろう?その女を殺してしまえ!首を絞めた感触を味わいたくないか?死にゆく表情を見たいと思わないか?最後にお前を恨む目を見たくないか?お前はどこまで行っても殺人鬼なんだよ!
前ならば殺してしまったかもしれないが、もう殺人はしないとシルヴィと約束した。
するとシルヴィが振り向く。笑顔で
「ご主人様、一緒に寝ましょう?」
と甘えた声でいう。なんて可愛いのだろう?だが寝るにはまだ早い…。
「少しテレビを見てからにしよう。」
シルヴィに言うとソファに座る。ジブリ作品、月一ぐらいでやってないか?他にもやるものはあるだろう?
それでもシルヴィは、目を輝かせてみている。なら、毎日でもいいなと思っている自分に驚きつつ、苦笑いを浮かべる。私の望む
時刻は10時半
ホットミルクを準備する。ついでにシルヴィ用に蜂蜜入りミルクティーも用意する。ゆっくり5分かけて飲むと、体が暖まり気分も落ち着いてくる。私は頭の中で定番の音楽をかけるとストレッチを始める。これが終わる頃にはぴったり55分になるので口をすすいで寝るのが日課だ。
「ご主人様、毎日やるそれにはなんの意味があるんですか?」
シルヴィが、私の邪魔にならない場所で聞く。
「コレをすると落ち着いて熟睡出来るんだよ。」
短く答えると、シルヴィは下手くそな真似をする。
「明日教えてあげるから、今日は我慢しなさい。」
私がそう言うと、
「じゃあ、今日寝る時私を抱きしめてください。」
…随分と大胆なことを言うようになったな。あと、今日
まぁ、そういうツッコミはしてはダメなのだろうな。
ベットに入ると、シルヴィはさっき言った通り抱きしめてもらおうと手を伸ばしてくる。このぐらいのわがままは可愛いものだ。シルヴィの脇に手を通し左手を腰の辺りに右手を肩甲骨の間─大体心臓の真後ろ─に当てて優しく叩く。シルヴィは、私の胸に顔を埋めながら私を真似ようと手を伸ばす。しかし届かないようで中途半端な位置で止まり、私の背中を撫でる。撫でられるたびくすぐったくて、暖かい気持ちになる。しばらくそうしているとシルヴィは私に背を向けてしまった。本格的に寝るのかと思い抱きしめていた手を離すと、
「ダメですよご主人様。抱っこしてください♡」
後から抱きしめろということらしい。随分と我儘な姫だが、甘えた声で言ってくるあたり、タチが悪い。
胸のひとつでも揉んでやろうかと思ったが、嫌われたくはないので腹の辺りにしておく。シルヴィが、手を重ねてきたので、シルヴィの手をがっちり握りしめた。もちろん少し抵抗はしたが、諦めたのかクスクスと笑って握り返してきた。まぁ、こんな
たとえいつか壊れるまでの束の間だとしても…。
……To be continued?
フラグを回収する気は無い。そして土曜日のデート行けなかった。普通に後編の話だったな…。