※この作品はR-18です。

吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング   作:吉良吉影に憧れる者

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この話はかなり長くなると思います。もしかしたら1日1話が達成出来なくなりますね。


奴隷のデート 朝!の巻

朝というのは今までの私にとって苦痛でしかなかった。冷たい床に汚い壁、暖を取れるのは自分のズタボロの服ぐらいで、朝食がないのは当たり前。そんな苦痛の奴隷生活だった。しかし、新しいご主人様は、暖かいマットレスに整った部屋、暖を取れるものは余分と言えるほどある。朝食が無い時こそ無い。大きな喜びをいらないと言っていた私でも、手放したくない幸せだ。ご主人様とお(・)付(・)き(・)合(・)い(・)を始めて2週間が過ぎようとしている。毎日同じような日々だが、とても嬉しく楽しい。さすがに手を舐められた時は本気で引いたが…。私がどれだけのミスをしても、無茶なワガママを言ってもいつも笑って頭を撫でてくださるご主人様が大好きだ。しかし、その正体は元殺人鬼である。そのせいか、何を考えているか未だによく分からない。ご主人様は、基本隠し事をしないので困りはしないのだが、こういう時は非常に困る。

「どっちの服がいいかなー?」

片手には清楚系白ワンピース、もう片方には華やかな黒ドレス、髪型もまだ決まって無い。今の所黒ドレスが有利だが、ご主人様はどちらの方が好みだろうか?基本外に出かける時は清楚系ワンピース(白か青または薄いレモン色)なのだが、デートの時は華やかドレス(黒か赤たまに紫)にしている。しかし、季節は夏が近づく6月…。それなりに涼し気な格好でワンピースにするべきか。大胆に攻めて胸元の開いたドレスにするべきか…。ちなみにご主人様はどんな時でも変わらない服装だ。

全く隠す気のない、むしろ見せつけるかのような鮮やかな金色の髪、ちょこんと前髪がたれているのが可愛い。

キリッとした顔と調和のとれた紫のスーツ、実は内ポケットは彼(・)女(・)をしまうため少し大きいそうだ。え?今は必要ないよ?私がいるから♡

ワイシャツは、適当に買ったものらしいが一体どんな服屋に行けばボタンにドクロが描かれた服を買えるのだろうか。もちろんただの白いワイシャツではなく緑のストライプが入っている。ネクタイは特注らしくドクロとキラークイーンみたいな顔があしらってある。ズボンのベルトは表は普通なのだが、裏はシアハートアタックそのものが描かれている。しかしここまでドクロやネコにこだわっているのにズボンだけは普通のものなのだ。ご主人様のセンスも謎だ…。靴は黒のプレーントウというものを履いている。

ご主人様は、こういった革靴しか履かない上人に買わせることは絶対に無いらしい。(そもそも、ご主人様は自分のことは絶対に人にやらせない性格だ)

ご主人様の格好を見て私はまだ下着姿であることを思い出す。さすがにこの季節でも、寒いので毛布を被りながら考える。一応私の部屋として用意された場所だが、服しか置いていない。

私の服装だが…やはり決まらない。ので、

「ご主人様、どれがいいと思います?」

ご主人様が選んだ服ならどんなものでも着れる。むしろ何も切るなと言われれば喜んで脱ぐ。(さすがにまだ早いか?)

ご主人様は少し悩んだ後、クローゼットから、服を引っ張り出す。始めてご主人様に買ってもらった服の色違いか…。これは、初めて買ってもらった服(色違いたが…)で思い入れがあり、落ち着いた感じがするのでよく着ている服だ。この服ならば…大きめの青いリボンと、髪留めをする。いわゆるポニーテールというやつだ。服にアクセントが欲しいので元々ついていた白いリボンを外しかなり濃いめの緑を付ける。この落ち着いた服は薄い緑なのでおかしくはないだろう。

「随分時間がかかるな…。」

ご主人様に言われ私は慌てる。ご主人様が出かけると言ってから30分以上たっている

「すみません。ご主人様…。」

私が謝ると、いつものように頭を撫でながら、

「その分お洒落をしたから、許してあげよう。」

と言われる。フフッご主人様はいつもかっこよくて優しい。

私はそんなご主人様が大好きだ。

……To be continued

 

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