吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
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スヤスヤと、寝息を立てるシルヴィの頭を撫でながら、髪を梳く。お互いが初めてで、手探りながらも絶頂を迎えた初夜、普通その翌日の朝とはどんな顔をしてどんな話をすればいいのだろう。思わぬ運動をしたためか、体がだるい。しかし、そろそろシルヴィを起こさないといけない、出かける予定があるんだ。
どう起こすべきか、普通に起こしてもいいが、少しいたずらをするのもいいだろう。そう思った私は、手にキスをする。脈のあたりを舐めて、強くキスをする。頬に顔を近づけ、1回2回、何度したかは分からないが、一度やめて口にしてやる。なかなか起きないのでキスを続ける。1分以上キスをし続ける。規則的な寝息が顔にかかりくすぐったい。
一度離すと、
「んふぅ、ん…うん?」
どうやら流石に起きたようだ。
「ご主人様〜♡」
衣服を身につけていないまま抱きつかれる。既に私は最低限の下着を着ているが、それでも服越しにシルヴィの暖かさが伝わってくる。お腹のあたりに違和感のある感触がする。シルヴィは素っ裸の為、胸がダイレクトに当たる。服を着ているとわからないが、それなりにはあるのだろう。
一度離して、先端をつまんでみる。艶かしい声をあげながら身をよじる。やっと完全覚醒したシルヴィは、恥ずかしそうに毛布で身を隠す。
「…おはようございます、ご主人様。ええと…その…」
とりあえず頭を撫でてやる。昨日は、絶頂後すぐに寝てしまったため、体が汚い。まずはお風呂に入ろう。
「シルヴィ、お風呂入るかい?私はシャワーだけでも浴びたいんだが…。」
シルヴィ少し考える仕草をした後、
「私もシャワーだけで大丈夫です。」
と言う。シルヴィは私に手を伸ばすと、運んでください。と言ってきた。昨日のせいで疲れたのだろうか?そのくらいならいいだろうと思い、風呂場に連れていく。ついでに、昨日脱いだ衣服も洗濯機にぶち込む。
「ご主人様、お風呂一緒にはいりましょう♡」
甘えた声で言われ、私は断れずに了承願いしてしまう。やはり私はシルヴィに甘いのだろうか?
流石にシルヴィも、背中を流せとかは言わずに自分で洗っている。しかし、
「ご主人様、お背中流しますか?」
と、私の背中を洗おうとしてくる。私は断らずに洗ってもらった。あんなに目を輝かせて言われると、断りにくい。
なかなか気持ちのいい背中流しを終えた後、シャワーで軽く頭を洗い整える。
風呂から上がると、シルヴィはハンドクリームを塗り始める。そろそろ無くなりそうだし、今日買うとするか。
適当に服を着ると、朝食を作る。最近料理の腕が落ちた気もするが、気のせいだと思いたい。(私の料理の腕が落ちたのではなく、シルヴィの料理が美味しいだけだ。…結論、私が料理下手なだけじゃないか。)
シルヴィは、私の作ったご飯を美味しそうに食べる。そろそろ私の服も買わなくてはいけない。それと、この前クリーニングに出した夏服も本格的に必要な時期だ、それの受け取りもしなくては行けない。
改めて考えると、寄るところが多いな。朝食を以外はどこかで食べることになりそうだ。
シルヴィが皿洗いを済ませると、掃除をしようとする。
「すまないがシルヴィ、今日は出かけるところが多いから、掃除や洗濯は明日でいい。」
そう伝えると、シルヴィは無邪気な顔で、返事をする。
家を出て鍵を閉める。シルヴィには開いているところがない確認して貰っている。
「どこも閉まってました。行きましょう!」
歩き出すシルヴィの手を握ると、私を呼んで、笑いかけてくる。思わず笑みを零すと、耳元で
「殺人鬼が、幸せになっていいと思っているのか?」
と聞こえる。クソッ!最近回数が多いな。前もたまにあったが最近尋常じゃないペースで聞こえる。
声を振り払うように、シルヴィの頭を撫でと幾分気分が落ち着いてきた。
私はシルヴィの手を握ると歩き出す。
まず最初の目的地は、服屋だ。シルヴィの服も買うがそれよりも先に、自分の服を買いたい。最近はシルヴィの服こそ増えたものの、六月の最初の一週間を春用のスーツで過ごすという地獄を味わった。制服とスーツを交互に着回すのは普通に暑い。出来れば涼しげな服装を整えておきたいのだが…。
私の趣味に合うような服を売っている店は少なく、いくつか店を回る。3軒ほど店を観ると、それなりに良さ気な服を見つける。試着してみようと思い、服を手に取る。シルヴィには、
「ご主人様ってスーツ以外にも着るんですね。」
と言われた。流石に寝る時はパジャマを着てるじゃあないか。と言い返すと、パジャマはノーカンだ。と言われてしまった。
試着室に入り、ワイシャツを脱ぐ。背広こそ着ていないが、もし着てたら出社する会社員のようだ。
視点変更<シルヴィ>
ご主人様が珍しく、スーツや制服以外の服を着るらしい。いつもは寝るギリギリまで、ワイシャツを着るご主人様なので少しショックを受ける。
試着室に入っていくご主人様を見送った後、すぐ目の前の椅子に座る。前までは床に座っていたかもしれないが、今はちゃんと椅子に座る事にしている。ちゃんと椅子に座るとご主人様が褒めてくれるからだ。
少し待つと、ご主人様が現れる。似合って無かったらどう反応しようか考えていたが、無駄になった。
ご主人様の高い背丈にマッチするような白いズボン、相変わらずベルトはキラークイーンそっくりで、青い半袖のポロシャツを着ている。立ち姿は一流モデルのようだ。かっこいい。周りの女性もうっとりとした表情でご主人様を見ている。そんな視線を知ってか知らずかご主人様は私に近づきながら、頭を撫でてくれる。レジに行き会計を済ませるとまた試着室に向かう。どうやらそのまま着ていくようだ。何度見てもかっこいい…。
……To be continued
最終話までの流れが決まったのはいいけど、うまく書ききれる自信が無いな。皆さんの文才を分けてくれー!