吉良とシルヴィの奇妙な生活ティーチングフィーリング 作:吉良吉影に憧れる者
最初のテストで、出題形式や傾向、採点基準などをある程度理解した私は、大幅に勉強時間を減らした。効率よく、私自身の身につく程度の最低限の学習時間。決めた課題を効率よく、素早く終わらせる。
この2点を重視することにより、ストレスをかけずに、勉強と向き合えるのだ。一日1時間以上の勉強をしないことを目標とし、シルヴィとの時間を第一に考える。(私の学力と狙っている順位の釣り合いは授業時間や自習などて十分なレベルだ)
家に帰るのが大体16:30、そこから着替えや休息を挟んで勉強を開始するのが17:00ぴったり、今日は前日だが、17:30には全て終わらせてしまう。シルヴィには、
「私はテスト勉強をするから1時間は、静かにしているように、それと夕食は少し待っててくれ。」
と言ってあるが、残ってしまった30分は何をしようか?
私は立ち上がると、シルヴィの元へ向かう。リビングを見ると居ない、テレビを見ている訳では無いようだ。寝室へ向かう。やはりいない。書斎の扉を開くと彼女はいた。
静かに本読む姿は芸術作品のようで、ページをめくる手は、ガラス細工のように儚かく痛々しく残る火傷跡は、憤りと共に、悲しみを呼び起こす。
「シルヴィ、少し早いが終わったよ。おいで、ご飯にしよう。何が食べたい?」
シルヴィは、私を見ると明るい顔をする。その顔さえ見れれば、私はどうなっても構わない。
「ご主人様、どうして早く終わらせたんですか?」
無邪気に聞くその顔に、その唇にキスをしてやり、強く抱きしめる。母親が赤ん坊を抱くように、優しく強く抱きしめる。シルヴィは戸惑ったようだが、私に体を預けてくる。その行動は私を信頼している証だろう。それを崩せばどうなるか。試してみたいが、許されない。私は
夕食に、ペペロンチーノを食べる。チーズやらハーブやらが美味しく、シルヴィも喜んでいるようだ。
風呂には一人で入る。シルヴィの、体の傷跡さえも見てしまえば泣き出してしまいそうだ。
「人殺しが、なぜセンチになっている?」
風呂からあがると、急に眠気が襲う。適当にテレビを見てればシルヴィがやってくる。どうやらもう風呂から上がったようだ。二人並んで歯磨きを済ませる。最近、生活環境の変化からか、頭痛が酷い。それでもテストは完璧に終わらせた。後は結果を待つだけだ。
ぶどうヶ丘東第二中学期末テスト結果
1位 阿久津明
2位 比企谷八幡
3位 吉良吉影
4位 瀬川茜
5位 結月ゆかり
前の
阿久津からは相変わらず小馬鹿にしたような口調で応援された、少しムカついたので、それとなくキラークイーンを悪用してアホ女を呼んだのは内緒だ。
比企谷とかいう奴は、やはり数学こそひどいが、国語は満点だったそうだ。阿久津が悔しそうに言っていた。(人の点数を軽々しく言う奴はやはり信用ならんな。)
瀬川と結月は面倒なので話し掛けられる前に逃げてやった。私は悪くない。
頭痛だけでなく心なしか、体も重い。疲労が蓄積しているだろうか?夜は少しはっちゃけてしまうからな。抑えよう。そんなことを考えながら、頭をおさえる。さて、今日は安眠できるだろうか…
……To be continued…と思ったが一つ後日談…
帰るとシルヴィに結果を聞かれたので答えると、
「ご主人様、前と同じなのは手抜きしてるからですよね?はぁ…、本気出してくださいよ。」
と言われた。色々言い返したが、(平穏への憧れとか)
「もう♡これだからご主人様は!大好きです♡」
と怒られた(?)そのままシルヴィを抱えてベットに行ったのは言うまでもない。
テスト回書くべきか悩んだけど、一応。いつの間にか終わってるのもなんかアレなので…。
吉良の学生時代が書きたくて、これ思いついたんだよな。(シルヴィと絡ませるのは誰にしようか迷っていた)